2007年08月30日

浦和レッズ日記  対神戸戦

柏戦で引き分け、G大阪戦で勝ってからのレッズの戦績は…
対甲府(A) 4-1
対FC東京(H) 3-2
対神戸(A) 2-1
で、4連勝。とにかくアウェーで強いレッズ。
ここ最近、失点が多いのは、暑さと疲労もあると思う。
代表選手を多く抱えるチームとしては、この時期が一番辛い。
そこをこの戦績で切り抜けているのは、見事としか言いようがないだろう。



この4試合を見て、やはり個の能力は、Jリーグ1だなと感じた。
守備陣は、1対1の強さ、プレッシャーをかけられた時の繋ぎの精度の高さなど、
分かりやすくレベルが高いし、
そのほか、選手全員が、試合の状況に合わせたプレーを選択することが出来る。
それを象徴したのが昨日の神戸戦、試合終了間際の15分だったと思う。

神戸は、2連敗中とあって、かなり気合いが入っていた上に、
ホームということもあり、攻撃の質はかなり高かった。
そんな中、レッズは決めるところでしっかり決め、後半30分、やっと2点をリードした。

ここで、ようやくオジェックが動く。
もう、彼の超消極的、受け身さい配は、個人的には大嫌いで、
それが別に間違いではないところも腹立たしいのだが(笑)…
サブの選手に対する扱いが酷い! どうしても信頼してないんだなって感じがしてしまうのだ。

で、ポンテに代え小野を投入。
ここ数試合を見るかぎり、内館や細貝を入れて守りを固めると思ったが、昨日は小野だった。
オジェックが思ってたか思ってないかは知らないが、
「勝ったな」という気持ちがありありと感じられたのだ。
20分くらいの小野投入ならまだ分かるのだが、2点目直後の35分近くだったのでなおさらだ。
怪我明けの小野をちょっと使ってみるか、ポンテも休ませられるしと、そういう雰囲気だった。

そんな空気は瞬く間にチームに影響を及ぼし、小野投入直後はかなりちぐはぐした。
そこを神戸にキッチリ付いて1点を返す。なおも攻める神戸…。
普通なら追いつかれても不思議じゃなかったが、ここからが違った。
相手のペースだったのを、強引に引き寄せてしまったのだ。
神戸の前線からの激しいプレスも、冷静に前線まで繋げちゃうことで、徐々に相手の勢いを削ぎ、
小野もポンテと同じ、ボールをおさめる役割をキッチリこなし、
無理に攻めずボールをキープする。う~ん、やっぱり彼がサブなのはもったいなさすぎる! 
そもそも時間稼ぎに小野を使ってる感じがして腹立たしいし。

でも、この15分を見て、僕は、強いな~とうなるしかなかった。
冒頭にも書いたが、全員が、その状況に応じて、勝つために何をすべきか、
分かりきってプレーしている。これは海外では当たり前だが、Jではすごいことだと思う。



さて、この神戸戦。長谷部のプレーが特に素晴らしかった。
彼は最近プレースタイルが変わってるので、
ドリブルで前へ行くイメージをいつまでも持ってると評価を見誤ると思う。
今のレッズではテンポ良く球を散らす役割を担っていて、チームの潤滑油的な存在になってる。
もちろん達也の2ゴールも素晴らしかった。
シュートの意識が問題視される日本人選手にとって1点目などは、
打たないことには始まらないというのがわかる良いゴールだったと思う。
ただ、彼は今調子がいいということもあるので、
このレベルのプレーを毎試合続けられるかどうかだろう。

それと、啓太の累積で、彼を休ませることが出来たこと、
このポジションで阿部が使えることがわかったことは大きい。
啓太と阿部のダブルボランチだと、攻撃が機能しなかったりするのだが
啓太か阿部っていう起用法ならオッケーなんだね。
ってことで、あとは阿部くんにもちょっと休んでもらわないとな~。
彼も代表とチームでフル稼働だから。

posted by KASHIMA |10:19 | Jリーグ | コメント(0) |
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2007年08月29日

プエルタ死去/放映権問題

●プエルタ死去
とても悲しいニュースだった。
ご冥福をお祈りします。
 これは、ただ過密スケジュールを何とかしろだのという簡単な問題でもない気はする。世の中には、過労で亡くなってしまうサラリーマンだっているわけで、働き過ぎが体に良くないのは、どの業界でも当たり前なのだし。
 プロスポーツの世界で、選手の体の状態に気を使うのは当たり前。つまりそれができてなかったということで、セビージャのメディコに目を向けなくてはいけないでしょうね。前兆はあったそうですから。以前から問題になってる商業優先の過密スケジュールももちろん何とかすべき問題ですが、勝利よりも優先されるべきものがあるということを、世界のあらゆるチームが、もう一度考え直さなくてはいけない事故だと思いました。


●スペイン放映権の問題
 ものすごく楽しみにしていたリーガ・エスパニョーラの試合が見られない自体になってしまった。ブンデスリーガが見れない時点で悲しいのだが、その上、スペインまでとは…。かなりガッカリだ。
 これは、MediaproとSogecableという放映権を持つ両会社のゴタゴタに巻き込まれたということなんですが、スペイン国外にまったく放映がなかったということは、WOWOWなどは、もう契約時に、この両者のゴタゴタに巻き込まれてて、ほとんど詐欺ばりの被害にあったということでしょうね。本当に、スペインに、リーガ・エスパニョーラに失望しました。放映権の高騰で、個人的には、もう海外リーグを見るのは、1,2年で終わりなのかなと心配してたんですが…、いきなりこんなことが起こるとは…。

 目先の利益にこだわるのもいいです。ただ、そんなことをしてていいんですかね。スペイン以外でのリーガ・エスパニョーラの人気が下がり、グッズも買われなくなり、放映権も買われなくなり、ツアーも拒否されたら、最終的に被害を受けるのはチームだと思うんだけど…。
 まぁ、足下を見られてるってことだろうけど、それも大概にしないと、ホント、別にリーガなんて見れないでいいよって思われるでしょ。実際、物好きなWOWOWが、最近頑張って契約してくれてたのに、WOWOW的にも、もうスペインは懲り懲りってことになるんじゃないかな。Jスポーツも放映権は払えないだろうし、日本では今後見れなそうだな。
 日本だけでなく、スペイン以外の国は、この仕打ちに断固抗議し、本当に、今後契約しないとか、そういう対策も必要だと思ってしまいました。

posted by KASHIMA |19:39 | リーガエスパニョーラ | コメント(2) |
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2007年08月26日

U-17 日本対フランス

なかなか良い素質を見せてもらいました。U-17日本代表。

試合は、柿谷のスーパーゴールで先制し、しばらく粘るも、
たった2分間で逆転され敗北。
1-2
その2分以外は、キッチリ相手を抑えてただけに辛い負けになりました。


さて、U-17日本代表。とても良いチームだったと思うけど
ちょっと苦言を呈するなら
「人とボールが動くサッカー」をするためには
もう少し、段階を踏まないとダメなんじゃないかなと言うことでしょうか。
以前も書いたけど、
結局最後まで、本当にそのコンセプトでいいの?って気持ちは変わらなかった。

パスサッカー。ダイレクトでボールが繋がるサッカー。
確かに面白いかもしれない。




繋がればね。

相手が強いとき、それはそう簡単に出来ない。
やっぱり一番大事なのは、止めて、正確にパスを出すことだと思う。
それを、相手がいた状態でしっかりできた時
次にダイレクトパスの連続というサッカーが出来るのだろう。

そして今日もよく見られた前線でのトリッキーなワンタッチプレー。
何でこんなことを教えるのだろうと思った。
もしあんなプレーを海外のクラブでやったら、
サーカスをやってるんじゃない!と叱られるでしょう。
ゴール前こそ、基本が大事なんじゃないかな。
僕の知るかぎり、名ストライカーは難しいことはしてない。
基本通りのプレーをしてる。
しっかりとトラップして、しっかりとミートして
そしてGKがいないところに蹴る。これだけだ。
柿谷の良いプレーだって、前を向いてボールを持ったときに出ていた。
そういうプレーをさせるチーム作りが大事だったんじゃないかな。
前線で、ダイレクトで完璧なプレーが出来るのって
世界で、トッティぐらいしかいないわけで、この年代に0トップは無理ですよ。


でも、今回のフランス戦の敗北の最大の要因は、というか、この3試合、最後まで修正できなかった問題は、後方からのビルドアップの酷さ。これに尽きるだろう。
前への気持ちが強すぎるのか、早くつなげなきゃと焦るのか
本当にミスパスのオンパレードだった。
正直、攻撃の練習なんてしないで、後ろでのボール回しの練習をしたほうが、全然良かったのではないかと思った。
もちろんフィジカル的な問題もあるので、そう簡単にはいかないんだろうが、中盤でボールが落ち着く場所があれば、全然違っただろうな。そういった意味で、良い選手だけど、山田と岡本は、あと何倍もレベルアップしないといけないでしょうね。

まだトーナメントの可能性はあるそうだけど
まとめとしては水沼、柿谷以外は、あまり目にとまりませんでした。
でもここから、次の世代に何人残っているか、すごい楽しみ。
成長を見守るのは楽しいですから。

でもホントセレッソ大阪のファンの方には申し訳ないですが、
柿谷くんのゴールが世界のスカウトの目に留まりますようにと思わずにはいられませんでした。

posted by KASHIMA |02:28 | 日本代表 | コメント(7) |
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2007年08月24日

日本代表戦 雑感

サッカー日記をいっぱい書きたいんだけど
仕事が忙しくなると書く時間がなくなるのがつらいところですね…。
でも、気楽にやっていきたいと思います。

さて、日本代表戦が水曜日行われました。さすがに3試合は見るの疲れますね。


日本代表対カメルーン
2-0
親善試合っていうのは難しい。
どこまで参考になるかわからないから…。
とりあえず、ある程度相手が本気で来てるなっていうのがわかるのは
前半、こちらがリードした状態での後半だと思う。
要するに、相手のモチベーションを無理矢理上げるってことだけど
それでも、時差ぼけなどによるスタミナ不足、
親善試合用の交代枠による選手の大幅な変更などがあるから、
本当の相手の力は、やはりわからないのだが…。

でも今回は、かなり理想的な展開になった。
これまで、代表の試合を見てきた人はわかると思うが
相手が本気で来た時、同点に追いつかれるのが常だ。
もちろんそのまま勝てる試合もあったが、追いつかれる試合は多かったと思う。
そういうシーンを見ると、相手が本気になれば、
日本から点を取るなんて造作もないことなんだなといつも思ってしまっていたのだが
今回はしっかり勝てた上、追加点まで奪えたことは評価したい。

まぁ、それでも両チームとも選手交代をしまくっていたから、
本当にいろいろな判断が難しいのだが…。(マイナスですいませんw)

前半からずっと感じていたのは、
相手からプレッシャーが強いとボールを繋げなくなってしまうという点だ。
あれでは相手のペースの時に、そのままずっと攻めてくれと言ってるようなもの。
何度もここで書いているが、
加地の周りも見ないであっさりサイドに逃げてしまうプレーはいただけない。
フリーのときはしっかり繋げたいところ。
それに、センターバックにプレッシャーがいくと、どうしてもサイドに逃げる。
そこから、前へパスすると、そこを狙われる…。これも悪循環だった。
ただ、それがサイドバックの選手のせいかと言われれば、そうでもない。
もっと、ボールを受けにくる選手がいないと厳しいだろう。
できるだけうまく、キープ力のある選手などが積極的にそういう動きをするといいのだが、
どうも一度サイドに出すと、みんなで前へ行ってしまうようなシーンが多かったので気になった。
キープする展開のときは、全員がキープする動きをもっとした方が良い。
試合のペースを変えるということだろうか。攻めはとりあえず置いておいてという奴だ。
その辺、前線とバックの連携という面では、まだしっくりいってないなという感じ。
サイドバックの選手が、もっと大声で言えばいいと思うのだが、今の2人はおとなしすぎですね。

後半は、阿部が下がったことで中盤の人数が減ったのだけど、
4バックでいくなら、ツートップでも2枚が基本で止めていけなくてはいけないんじゃないかな。
その辺、レッズでの癖でしょうか。

攻撃面では、新たな風が入った感じ。
アジアカップ時の中盤4人のうちの3人。
遠藤、憲剛、俊輔では、やはり前への意識が弱い。
この3人のポジション枠はやっぱり2つだと思う。
そこで、山瀬や大久保を試せたことは大きい。
山瀬は難しい状況ながら、1点は取った。今度は先発で見たいところだ。
前田や田中も、良い活躍をしてたと思う。

でも、それでも不満なのは、やはりシュートを意識したトラップができてなかったことでしょうか。
急にボールが来たにしても、頭の中では常にシュートって意識が欲しい。


五輪代表戦  ベトナム戦 1-0(ホーム)
柏木は、かなり良い選手だと思ったが、本番ぶっつけで使う意図が分からなかった。
それまでそこで結果も出していた家長は?
さらに本田圭の使い方も疑問で、左サイドはほとんど機能してなかったように思う。
正直、いろいろとよくわからない采配でした。
1-0で、勝ったから良かったものの、それだけだったかな。
先行きは………かなり不安です。

U-17  ナイジェリア戦 0-3
ハイチは、まだ身体能力だけで、付け入る隙があったが、
それに個人技まで併せ持ってると、ここまでやられるかっていう印象。
日本の場合、この年代は、まるで体ができてないので
少し上の世代に行けば、フィジカルが近づくことで、もう少しなんとかできるんじゃないかな。
う~~ん。山田。レッズユースなんで頑張って欲しいんだけど…、世界は厳しい~。



ということで、僕の気持ちとしては、今はやはり代表戦よりも
浦和レッズ、そしてリーガ・エスパニョーラ開幕のほうにいってます。
リーガの、いきなりダービー2連発! 気持ちが昂らないわけがない!!
頑張ってくれ、バレンシア!


posted by KASHIMA |13:41 | 日本代表 | コメント(3) |
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2007年08月21日

日本のサッカーが強くなるために

先日、フランス人の友人が面白いことを言っていた。
「わがまま」はフランスでは、良いことを意味するのだそうだ。

これを聞いたとき、日本サッカーが世界に追いつくために
大きな壁があることを再確認してしまった。
以前から感じていた、文化の差。精神構造の違いだ。

日本では、サイドでドリブルを仕掛けて取られると非難される。
無謀なチャレンジをするな、なぜフリーの選手に渡さないのかと言う。
某テレビ局の実況、解説者は、少しでも危ないシーンがあると、“危ない”と叫びまくる。
DFがコースを狭めてGKが弾き出すなんていうのは、ごく普通に見られるシーンなのに
シュートを打たれようものなら、「打たせてはいけない」などと慌てふためく。
ミスをしてはいけない、相手に攻めさせてはならない。
じゃあいったいどういうサッカーをすれば良いの?と思う。

サッカーはチャレンジしなくては始まらない。
だから僕は、何度も何度も、もっと仕掛けろ! 
シュートを打て! シュートを打てる動きをしろと言う
組織力より個を磨けとか。(個の定義は前回の日記参照)
最終的に勝負を決めるのはそこだということがわかっているから
選手には、もっとわがままになってもらいたい。
フリーの選手がいても、俺が決めるんだ!って、シュートを打っちゃって欲しい。
それで、オシムが激怒したって知ったことではない(笑/憲剛は代表に残ってるしね)


と、言いつつ、日本の良さを消せと言ってるわけではない。
大事なのはバランスだ。結局欧州、南米のメンタリティを取り入れたところで、
日本人のメンタリティがそう簡単に変わるわけではないのだから。
一つのヒントを、この前のU-20のチームが教えてくれた。
日本というのは、仲間意識が強い方が力を発揮できるということだ。
日本のように、スポーツの地位が、そこまで高くない国…サッカーが生活に根付いてない国で、
国のために命をかけろと言ったって、それは無理な話。
馴れ合いだと言われるかもしれないが、良い意味で仲良し集団の方が
結果が出るような気がする。
欧州の“わがまま”さと日本特有の“犠牲心”
この2つのバランスがうまく取れたとき、代表は強くなるはずだ。


ということは、代表を選出するとき、“性格”も考慮に入れる必要があるわけだが…。
僕はあまり評価してなかったが、トルシエは、W杯の試合に出れる選手は限られているということで
チームのために尽くせるベテランを、あえて入れたのだそうだ。
逆にジーコは、日本人のメンタルを理解していなかったため、チーム崩壊を招いた。
僕は、ドイツW杯後、日本の進むべき道は、個より組織だ!
という安易な考えに、どうしても賛同できなかった。
それは、代表に組織を鍛える練習時間がないのと、
組織力でも欧州のチームにかなうと思わないからだ。彼らはよくサッカーを知っている。
結局、どちらも大事。どちらも鍛えていかなくてはならない。
ならば、せめて、Jリーグで個を磨き、代表で、その個をうまく監督にまとめてもらう。
それが良いのではないかと思う。
歴史が浅く、身体能力という武器もない日本が、
世界に追いつくなんて、そんな簡単なことではない。
やっぱり地道に強くなっていくしかないのだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー
と、思っていたそばから、テレビ、雑誌での
Jリーグの頂上対決(ガンバvsレッズ)の取り扱いのショボさ。
本当にガッカリしました。Jリーグの注目度がもう少し高まればいいのですが…。
代表の基盤は、Jリーグですよ!

posted by KASHIMA |13:24 | 日本代表 | コメント(15) |
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2007年08月20日

U17 日本代表対ハイチ代表

「人とボールが動くサッカー」
これを目指しているらしいが、個人的には、本当にそれでいいの? と思う。
個では世界にかなわないから、組織力で勝たなくてはいけないと、
そうやって、最近の日本のサッカーを解釈してる人が多い気がする。
もちろん選手たちはそう思っててほしくないが…。

個の定義は難しい。個人技と個はちょっと違う気もする。
個人技=テクニックということなら、
それはパスの正確さ、ボール扱いのうまさ、視野の広さというイメージがあるが
そのレベルは日本はわりと高い。(ただ、ストライカーの個人技レベルは低いと思う)
個と言うと、それプラス、判断の早さ、試合の状況に応じたプレーができること、
フィジカルの強さ、積極性とか、様々な要素が絡む。
要するに、相手がいる状況で、どういうプレーができるかってことなのだが
日本は特にそういうプレーができてない気がする。

なので、この世代から、繋いで動いて、パスで相手を崩すんだってことばかりにとらわれてしまうと、
かわすことばかり覚えて、個の成長がなされないのではないかと、不安に思えてしまうのだ。
この日も、結局、柿谷や河野投入まで、選手はパスを繋ぐことばかり意識してしまい、
余裕があるのでダイレクトで処理してミスパスをしたり、
本当によく1失点で切り抜けたなと言う内容だった。
相手が来ないときは、キープしていいし、後ろからロングパス1本でフォワードの裏を狙ってもいい。
ワイドに相手を振るだけじゃなくて、もっと縦の揺さぶりをかけたり、
中盤を省略したり、スピードに乗った攻撃をしたり、
いろんな駆け引きができたりすればいいんだけど、
そこまではU-17では難しい気がするので、ただダイレクトで繋ぐだけではなく、
行くときは行く、行けないときはミスパスをしないことを心がければ、
それだけで違うサッカーができると思った。

それと、この試合で、ハイチの個人技に日本がかなわないとは全く思わなかった。
身体能力とシュート力はさすがに相手が上だったが、それ以外は劣ってる気はしなかった。
河野は途中からドリブルで相手を翻弄できていたし、
水沼は最初から相手をやすやす突破してクロスを送っていた。
さらに驚くべきは柿谷だ。怪我をしてるとは思えないほどの一瞬の加速。
ハイチの選手を、あそこまで置き去りにするとは、
本当にそのポテンシャルは計り知れない。
さらにトップスピードで相手を交わして、そのまま左足で流し込んだプレー。
あれは、スピードに乗ってGKをかわしたはいいけどシュートを焦って、
がら空きのゴールを外すというのが日本人のパターン(笑)なのに、
左足でしっかり流し込んだ。
あの冷静さは魅力だ。彼を中盤で成長させるのはもったいない!
セカンドトップとして、育てるべきだ! 今から海外に行ってもいい。
この才能は潰さないで欲しいと思う。
そのほか、センターバックの1人、左サイドでドリブルを仕掛けていた高校生と
何人か気になる選手がいた(名前がよくわからずスイマセン!)ので、今後注目したい。

しかし、やっぱり、個に関しては、ドリブル専門、パス専門みたいに分かれているだけで
そのドリブルなのかパスなのかキープなのかを
バランスよく試合中に出せる選手はいなかった。
(それは相手にも、あまりいなかったが)
水沼は結構良かったが、本来それを司らなくてはいけないのは山田だったと思う…。

この世代は1試合ごとに急激に成長するし、
身体能力のある選手相手だと、どのパスが引っかかるかとかはわかったと思う。
それはナイジェリア戦に生きるだろう。
ということで、次の試合の鍵は山田。
彼がもう少し落ち着いてゲームメイクできれば勝機はあると思う。

posted by KASHIMA |12:44 | 日本代表 | コメント(13) |
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2007年08月18日

リーガ優勝予想

さて、開幕まで1週間。
かなりテンションが上がってます!

粕谷の予想よりはきっと当たる(と信じている)僕の予想は。。

チェルシー
リバプール
マンチェスターU
アーセナル



って、プレミアかいっ


そんなプレミア予想をぶちかましましたが、
特に深い意味はありません。
カンです。リバプールが好きです。


さて、本題のリーガ順位予想ですが…

1位 バレンシア
ほとんど希望です。ファンだから仕方ないですね。僕は賭け事に向いてないでしょう。
ただ、戦力は揃っているし、不可能な夢ではないなと思っています。
ファンデルファールトが獲得できれば、シルバをCHにするという妄想が膨らむわけで
楽しみだけど、あまり現実味はないですね。。シルバの守備力や展開力も知らないし。

2位 バルセロナ
アンリが怪我明けで本調子でないのがむしろ怖い。ゆっくりチームに馴染ませて
後半戦、いろんな選手が疲れてきたところにアンリが復活。
そんなシナリオが用意されてる気がするね。
デコがどうなるかわからないけど、イニエスタ、シャビ、トゥーレの中盤も見てみたい。
アタッカーの破壊力はもうイヤというほど知ってるんで省略。

3位 セビージャ
アウベスがどうなるのか、気になるところだけど
ファンデラモスの手腕で、セビージャがCLで旋風を巻き起こしてくれることを期待してる。
正直、移籍情報をあまり注目していなかったので、よくわからないんだが
大きな戦力ダウンもアップもしていないんですかね。それでも十分強いけど。

4位 レアル・マドリー
新しい監督になり、新加入の選手も多い。
これで開幕から突っ走れるほどサッカーは簡単じゃないと言うことを
フロントやカペッロのサッカーはつまらないとのほざいてた評論家
すぐ誰が欲しい誰が欲しいと、人をモノのように扱うファンに教えてやりたい。
と言った意味で、4位です。ただ、ラウルには復活してほしいです。心の底から。

5位 アトレティコ・マドリー
このチームは何度も書くけど、マキシ・ロドリゲスとフォルラン次第だと思う。
彼らが怪我をしてしまったら、怖いかな。
戦力は上位4チームとまったく引けを取らず、むしろCLに出てるんじゃないの?くらいだけど
何か未知数なのが、このクラブのミステリアスなところ。
でも下手したら、上位チーム食うかも。食うならレアル・マドリーにしてね。

6位 ビジャレアル
何だかんだ言って、ペジェグリーニ監督はすごいなって思う。
結果残してるもん。とりあえず、マティアス・フェルナンデスに期待してる。
バレンシア戦はお手柔らかにしてほしい。まぁ、フォルランがいないから
昨季よりは怖くないかもと思ってます

ということで、上位6チームしか予想してないんですが
移籍市場がしまって、選手名鑑が出たとき、もうちょっと考えてみます。


posted by KASHIMA |00:44 | リーガエスパニョーラ | コメント(0) |
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2007年08月17日

力が試されるレアル・マドリード

賛否両論があったが、カペッロについて、僕は高く評価している。
彼ほど優れた監督は、そうはいないだろう。
なので、彼の解任は相当不満だった。
カペッロについて、守備的、面白くないという方がいるかもしれないが、
その評価は、間違いだと言える。
彼は守備的でもなかったし、カウンターサッカーでもなかった。
チームがテレビゲームのように簡単に作れれば、どこも苦労はしないわけで
彼はそれを熟知していたのだ。
つまり、スペクタクルよりもロッカールームの状態を良くすることが
再建への一歩だということを分かっていて、そこから手を付けていた。
結局それで一年を費やし、やりたいサッカーをやる前に終わってしまったわけだけど…。

レアル・マドリードは、数年間、タイトルも手にしていなかった。
その一番の理由は、ユニホームの売り上げのため、スター選手を買いあさり
ロッカールームが最悪の状態になっていたことにあると思う。
要するに、チームに、ロナウドやジダンといった巨星がいたため、
ラウルの求心力がなくなってしまったのだ。
ジダンが引退し、カペッロはどうするかと思ったが、
結局ラウルを選んだ。それがロナウド放出の理由だろう。

そうして最終的にタイトルを獲得したわけだが
今シーズン、シュスターが新たな監督として就任した。
彼が一番考えなければいけないのは、ひとつにまとまったチームを
再び混乱させないことだ。

ということで、今回のレアル・マドリーの補強をしばらく見ていたが
点数をつけたら、50点と言ったところだろうか。
まず、獲っている選手は、そんな間違いはない。
あまり、和を乱す選手はいなそうなので、ラウルだけでも何とかまとめられるだろう。
ただ、移籍金の高さ、いまだにチームが確定しない点は
かなりマイナスだと思っている。それにレジェスを放出したことは残念でならない。



レアル・マドリードのファンというのは、待つことを知らない。
選手や監督はすぐに結果を出さないといけないのだ。
カペッロほどのタフな精神力があれば良いが、シュスターにそれがあるか。
今の時期に、戦力が不安定なのが、そう言うことに影響しないか、それが一番心配である。
ということで、シュスターは昨季の遺産をしっかり利用して
自分のサッカーをチームに浸透させて行くことが、最大のミッションになるだろう。

今、僕の頭にあるシステムはこんな感じ。

       ニステル(サビオラ)
ロビーニョ   ラウル     イグアイン
       
       スナイデル(グティ)
     ガゴ(ディアラ)
トーレス            Sラモス
      ペペ   カンナバーロ
        カシジャス

昨年から、スナイデルとペペしか変更がないので、恐らく大崩れはしないだろう。
最初からシュスターが望むサッカーは出来ないかもしれないが
困った時は昨季の粘りを思い出して、勝ち点を地道に稼ぐ。
そんな感じで、結果を残しながらチームを作っていけば、まず失敗しないと思っている。

リーガファンとしては、レアル・マドリードが強くないと面白くないので
失敗はしないでほしい。

最後に、上のフォメについて、僕なりの考えです。
・DHでガゴの起用/彼はディアラと比較しても遜色ないDHという認識です。
・左SBトーレス/彼の堅実さとポジショニングはDFを助けると思う。
・スナイデル起用/今回の移籍の一番の収穫。チームの中心に添えたい。
・右SHイグアイン/彼の将来性を考えるとスタメンで起用したい。
・左SHロビーニョ/右での起用は期待できない。ツートップの一角か左サイドがベスト。





posted by KASHIMA |01:10 | リーガエスパニョーラ | コメント(6) |
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2007年08月16日

ガンバ大阪対浦和レッズ

ガンバ大阪はホームで25戦無敗でレッズとタイ記録。
勝ち点差4。
以上の条件なら、レッズは勝つしかないでしょう。

今年の戦績はガンバ大阪の2勝2分ということがだが
闘莉王が不在だったり、レッズは監督変更でチームができていなかったりしたので、
レッズファンとしては、本当の勝負はここだった。

試合は、序盤からペースの握りあい。レッズのペースの時間もあればガンバのペースの時もある。
それが10分ごとに切り替わっている感じだった。
ニュースではガンバの猛攻を抑えた感じになっているが、実際は、そこまでではない。
決定的なチャンスは、ガンバがやや多かった気もするが、ほぼ互角。
田中達也のシュート技術があれば…と言った感じだった。

ガンバの素晴らしいところは、チームとしての熟成度。
申し訳ないが、個人技というレベルでは、そこまでの脅威を感じない。
ただ、3人目の動きなど、相互理解がしっかりしてるので、
それが連なると怖い。これにマグノ・アウベスの個人技が加わったら…
確かに、このチームに勝てるチームは少ないだろう。。
ただ、彼がいなかったのはラッキーだったと思う。
(レッズも、ワシントン、小野を怪我で欠いていたが…)

両チームのエースがいないことで、守り合いが続いた。
そんな中、均衡が破れたのが、後半17分。ポンテから田中をスルーして永井にボールが渡ると
パスを意識したガンバディフェンスが下がった一瞬の隙に右足を振り抜いてゴール。
おそらくGKはまったく見えなかっただろう。見事なゴールだった。
ただ、これは最初から狙っていたというより、トラップが足元に入ってしまって
ガンバディフェンスの重心が一瞬後ろにいったのでシュートしたと言う感じだったので
永井には、もっとシュートの意識を強く持ってほしいと思う。(この日もシュート数は少なかったので)

1点を取ってからは、レッズはカウンター、ガンバはパワープレーの図式になったが
これはレッズが集中してボールを弾き出し、最後まで破らせなかった。
というか、最後、ロスタイムに小池が試合を決めるチャンスを逃したことが、期待してただけに残念。
試合は0-1でレッズの勝利!

試合を通して感じたのは、やはりレッズディフェンダーのレベルの高さ。
特に坪井、闘莉王、阿部の3枚と鈴木啓太、そしてGK都築は、そのまま代表のレギュラーにしてもいいくらい。
この守備セットから得点を奪うのは、いくらガンバ大阪といえども難しいだろう。
ナビスコカップ時、レギュラーディフェンダーがいたら、家長にここまでやられなかったと書いたことがあるんだが
本当に何もやらせなかった。特にバレーについた坪井はすごかった。この日のMOMだろう。
あとは、遠藤を消した、長谷部、鈴木啓太の力も無視できない。


ガンバ大阪のサッカーは、日本代表の目指すところであるかもしれない。
レッズのほうが中盤はわりと個人技に頼るところがあるので。
どちらが好きかと言えば、僕は断然レッズである。

ガンバのサッカーは日本でしか通用しない。
遠藤を見てると、そう思ってしまうのだ。めちゃくちゃうまいんだけど、うまいだけじゃっていう。
むしろ、この日、一番目を奪われたガンバの選手は安田だった。山田暢久と対峙し、互角の勝負をしていた。
山田相手にここまで出来れば、素晴らしい。
あと家長が成長して、彼が中心にいるチームになれば、面白いと思う。
今でも十分スペクタクルだと思ってる人もいるとは思うが、中盤の4人が世界の優秀なディフェンダーを相手にしたとき
通用する気がどうしてもしないのだ。
だから、それプラス、個の仕掛けができれば、本当に手がつけられないチームになると思った。

ちなみにレッズに関しては、田中達也、永井、平川、長谷部はもっと成長しよう! まだまだだね…。


Jリーグのニュースで、失点シーンの映像などを見ると、リーグ全体のDFレベルはかなり低い。
なんせ、前線から激しいプレッシャーをかけられたら、
ほとんどビルドアップできないのだから。
レッズが、前線からの激しいプレスからの攻めを展開したら
もう少し得点できるだろう。だけどレッズの場合、わりと後ろで守備をするので
なかなかカウンターが出来ない。でも、個人的にはそれでいいと思っている。
Jリーグだけで通用するサッカーをしても仕方ないので。
昨日の試合でも、加地などは、安全第一で外に出すシーンが目立ち残念だった。
レッズの3枚はほとんど慌てることなくボールがキープできるのはすごい。
特に闘莉王の状況判断力はぜひ見てもらいたい。


それと、僕は、攻撃の選手が代表レベルかどうか判断するのに、
対レッズでどこまで出来るかを結構見てる。
いくら若手で活きがいいのが出て来ても、レッズディフェンス相手に何も出来ないようではダメ。
そう言った意味で、昨日の安田や播戸のプレーはとても印象的だった。
家長ももう少し見てみたい。可能性はすごく感じるので。

posted by KASHIMA |11:53 | Jリーグ | コメント(25) |
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2007年08月15日

バレンシアのCL。スタート!

今朝、チャンピオンズリーグ予備戦3回戦のエルフスボリ(スウェーデン)戦が行なわれた。
実力の違いはかなりあったので、
3-0という結果は妥当ではあるが、決して簡単なものではなかった。
なぜかというと、相手は勝つことを考えていたわけではなく、
失点を最小限で食い止めることを考えていたからだ。
要するに、ドン引き。

で、こういう状況、見たことあるなと感じたのだが、アジアカップの時の日本代表だ。
ボールは回せても、攻めきれない。そんなシーンを何度も見させられた。
あの歯痒さを考えると、この日のバレンシアのサッカーは、ものすごく参考になった。

まず、全員の意識が常にゴールに向かっている。
パスを回すだけではなく、隙があればいつでもシュートする、スルーパスを狙う。
フォワードは角度がないところからでも、枠内に強いシュートを打つ。

サイドの選手はドリブルがとにかくうまい。でも、だからといってパスが下手なわけではない。
ホアキン、ビセンテのクロスは、常に可能性を感じる、鋭く曲がってゴール前で落ちるいいクロスだった。

ミドルシュートもよく打っていた。
ほとんど枠外だったが、無謀なシュートはなかった。
前にDFがいるのに打ってしまっては、どこにボールが弾かれるかわからない。
相手のカウンターに繋がるかもしれない。
だから、しっかりマークをずらして打っていた。

そして、攻撃はだいたいシュートで終わるから、相手にほとんど反撃する隙を与えない。
完璧な試合内容だったと思う。

選手の個人技。状況判断。すべてにおいて、日本は劣っているなと痛感してしまった。
痛感したからこそ、ここを目指さないとなと思った。


この日の得点は、まず、スルーパスを受けたビジャが、角度のないところから強烈なシュート。
こぼれ球をビセンテが詰めて先制。
2点目は後半。ホアキンのゴール前へのクロスを、なんと170センチのシルバが飛び込みゴール。
左右に大きく展開することで、相手DFがボールを見てしまった結果だが、
そういう揺さぶりの効果を得点という結果で示した良い例だった。
3点目は、前線のモリエンテスが、相手DFより早く動いて最高のポジションをキープ、
それに合わせて最高のアーリークロスをホアキンが上げたことで決まったゴールだった。
(これには、精度とスピードがあるクロスが必要だった)


結局、得点するには、クロス精度、シュート精度、ドリブル精度が必要になる。
バレンシアは、人もボールも動いてパスがよく繋がっていた。
それがベースにありつつ、最終的には1本のパス、シュートの質がゲームを決めるのだ。
日本代表は、まだそのベースの段階。
最後に試合を決める能力がある選手が出て来ていない。
俊輔も、普段フィジカルで勝てるFWがいるから
スローなクロスでも何とかなってる。でも、日本人にはそれだけではダメだ。
もう一段上のプレーが必要になるだろう。


最後に、これはお遊びですが、
バレンシアのフォーメーションに日本選手を当てはめてみました。
意味がないのに、やりたくなってしまうんですよね。こういうの。

     高原
梅崎   小野   中村(太田/水野)
       稲本
   鈴木啓太
阿部          加地  
   中澤  闘莉王
     楢崎





posted by KASHIMA |17:58 | リーガエスパニョーラ | コメント(9) |
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