2008年05月19日

浦和レッズ対ガンバ大阪 強敵ここにあり

試合内容以外のところが話題になってしまったこの試合。
このことでレッズファンの僕が何を言おうと反発されるだけなので、ひと言。
どっちも悪いと思います。もうクラブ間でも話はついてそうですしね。

2-3
(53分梅崎/79分エジミウソン)
(17分中澤/44分山崎/68分遠藤)

両チームの意地の張り合いが見れて面白いゲームだった。
まず、ガンバ大阪は、遠藤と安田を後半まで温存。コンディション的な問題もあると思うが、こういった思い切った選手起用が出来る西野監督は、すごいなぁと思う。
一方レッズは、エンゲルスのやって来たことが間違いではなかったと確認することが出来た試合だった。ガンバとのここ数年の試合は、基本的に、ポゼッションされながら、一瞬の隙をつく戦いをしていた。だが、この日は、試合内容では、ほぼ優勢に進めていた思う。特にサイドで梅崎、山田、相馬が主導権を握っていたので、あとはエジミウソンがゴールをねじ込んでくれればって感じだった。高原は、まだまだ。

試合は開始直後からレッズが押し込む展開。ガンバは遠藤がいないこともあってボール回しがうまくいかない。でもバレーをうまく使って攻めようという意図が見えた。サイドバックもそこまで上がろうとしなかったので、中盤で人数が足りない状態だったと思う。レッズは阿部をセンターに据えてからなのか、かなり思い切った高いラインを取っている。阿部が裏のケアに自信があるからだと思うが、これが中盤でのボール奪取力アップに繋がっている。この辺、細貝と闘莉王のDHコンビが効いている。日本ではボランチは展開力やボール扱いがうまいことが条件みたいになってるが、別にそんな決まりはないわけで、今のレッズはボール奪取→攻撃へのパスの速さがキモのDHコンビになってるかな。これはこれで全然アリ。そうすることによって、サイドでの梅崎の速い仕掛けが活きてくる。これまでのレッズは最終ラインでボールを奪うチームだったので、前で取る戦い方ができれば攻撃がもっと機能する。ガンバ戦は、今後のレッズの目指す方向性が見えた試合だったと僕は思っている。
 さて、ただガンバもやはりこのままでは終わらないチーム。セットプレーからの二次攻撃で先制。レッズがきれいにマークを外してしまった…。悔やまれる失点である。だが、その後もレッズは気持ち面で折れることなく攻め続ける。やっぱり底力は感じた。レッズは追い上げムードでいっぱいだったが、前半終了間際、疑惑のシーンからガンバに追加点。

 原因は岡田主審の誤審からなんだが、前節のこともあるし、誤審で負けたなんてことは言いません。ただ、レッズ戦に関わらず、岡田主審のジャッジって不安じゃないですか? 今回も、見てりゃわかるでしょってくらいのテレビで遠目から見ててもバレーが出したってわかるのに、「ええっ」と、誰だって思うよ。ホント彼に試合をジャッジする力があるのか疑問。とりあえず、能力的な面をもう少し考えてほしいかな。

 ただ、ああいう誤審は、あることなので、阿部にはバレーがボールを投げようとしたら止めるくらいまでしてほしかった。審判にミスはつきものだし、審判を信用してはダメ。自分のボールだって自信があるなら、バレーからボールをぶんどるくらいまでしないと…。レッズは、こうやって自分たちでジャッジしてしまう悪いクセがあるので注意してほしい。今のレッズの守備の穴は、こういう油断にあるんだから。

 前半は試合内容的にはレッズ優勢、ただ結果は全然違うものになっていた。これはエンゲルスもハーフタイム後に言っていた。この対決は優勢に進めたほうが勝てないジンクスでもあるのかな(笑)。僕もさすがに2点差で、相手は絶対勝ちたいガンバ。正直引き分けに追いつければすげえなって感じだった。なので、後半は、どれだけレッズの意地を見せられるかというところにポイントを絞っていた。試合内容というより、選手の意地を見たかったというか。

 後半開始、明神がいないのに試合を始める岡田主審。大丈夫か?この人。やっぱりレッズがペースを握る。ガンバも引いて来たので前半ほどチャンスが作れない。ただ、そんな中でも梅崎の果敢な仕掛けからチャンスを創出。攻めれないと見るやファウルをもらいに行くなど、なかなかの芸当だと思う。実際その流れで、梅崎がFKを獲得。これを決めて1点差。これは追いつける!と僕も思った。

 何度も言うけど、やっぱり相手はライバルのガンバなのである。ここぞとばかりに安田と遠藤を投入。これは勇気が出る。ちなみに、あまり攻め手がなかったガンバだが、前半からしつこくバレーがDFの裏に抜ける動きを繰り返していた。阿部や堀之内がしっかり反応するんだけど、バレーの当たりの強さに勝てず、どうしても抑え切れない。堀之内なんてかなりファウルギリギリで止めていた(ってかファウルだぞ!)。バレーは、今のガンバの生命線とも言える。ホント良い選手に成長してるな。それで、後半途中からは、DFラインがやや下がった。下がってしまうと、それはそれでバレーの思うつぼでもあり、彼にボールが入れば阿部や堀之内が苦しむことになっていた。更にルーカスまで前線に上げたので、このフィジカルコンビに対抗するのは大変だ。そんな中、またもリスタートから点が入ってしまう。あれはルーカスが得たファウルかな。素早いリスタートでバレーへ。バレーが引きつけて遠藤にパス。見事なミドルシュートを流し込んだ。あそこまでフリーだとさすがの遠藤もシュートを打つのか…。って感じで、相当ガックリ来る追加点。

 ちょっと話を戻すと、レッズは失点前に鈴木啓太を入れてるんだけど、やはり試合勘が鈍っていたと言わざるを得ない。いつもの鈴木啓太とは全然違う動きだった。これも失点に間接的に絡んでるかなって思った。
 その後レッズはエスクデロ投入。ここも永井や達也じゃないのが厳しいところなんだけど、エスクデロがこんなレベルの選手でないことを祈ります。どうしても僕は試合でのプレーだけで判断しないといけないので、あれなんですが、ほとんど何も出来てなかった。まぁしょうがないんだけど、精神的にかなり縮こまっていた印象。仕掛けたいんだかなんなんだか。
 でも、普通、あんなへこたれる展開で1-3になったら、諦めてしまいそうだけど、全然諦める気配はなかったのは嬉しかった。攻め続けて、エジミウソンがCKから得点。前半、あんなヘッドやこんなヘッドを決めてくれよというのが正直なところだが、一応点は取ってるね、最近。1点差で残り10分。ここでまたも西野監督がカードを切る。バレーに代えて水本。残り10分で守備固め。もし追いつかれたら批判は免れない選択である。でも西野監督のこの試合にかける思いが伝わって来る采配だった。レッズは最後放り込みに入るが、精度が低く、酷い放り込みだった…。この辺、焦るのはわかるが、細貝になんとか上げさせるという落ちつきがあっても良かったと思う。試合はこのままガンバが守り切り勝利。レッズの無敗記録は10で止まった。相手がガンバだったことに妙に納得してしまった。やはり今年もガンバは来るのか。

軽く振り返ると、この試合、得点はすべてリスタートからだった。特にガンバのクイックリスタートにあきらかに混乱したレッズの守備は反省材料だろう(2失点)。よもやこんな欠点があるとは…。その辺エンゲルスも言っていたので、この経験を活かして、またまた隙の少ないディフェンスを築き上げれればいいと思う。



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posted by KASHIMA |13:55 | Jリーグ | コメント(15) |
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