2008年04月28日
0-4(57分高原/60分,65分闘莉王/75分高原)
京都の激しいプレッシングサッカーは、チーム全員がさぼらなければ、誰が出ても機能はする。ただ、やはり点を取るという意味ではタレント力は必要で、前半、押しまくりつつゴール前までは行けてないなという印象だった。チャンスは佐藤勇人のミドルのみ。レッズの守備はかなり安定してきているので、どんなチームにもそう簡単には失点を食らわないだろう。堀之内もやっとパフォーマンスが上がって来たし、堤の1対1の強さも相当なものだ。ただ、レッズの堅守の源は選手の守備意識の高さであって、それは攻撃に移るときの思い切りや切り替えのスピードに少しずつ影響している。だからセカンドボールを拾えないし、自分たちのCKのこぼれ球を拾えない。これができるようになれば、2次3次攻撃に繋がり、個の力を発揮できるのに、ちょっともったいない。
失点する感じはしなかったが前半は圧倒的に京都ペース。レッズは相変わらず動きが少ないし、重さを感じさせる展開でイライラした。で、いつものことだが、後半は少し持ち直す。互角の戦いをしていたなかで田原の退場。これは阿部が一枚も二枚も上手だったかなぁ。こういう駆け引きもサッカーには大事。
この退場をキッカケにレッズが怒濤の攻撃を見せて20分の間に4点を取り圧勝。この4点を分析すると、京都が1枚減ったことによる物理的な理由というより、精神的な問題の方が大きかったように思う。京都というチームは例え1枚減っても、走りまくってその穴を埋めることぐらいは出来るチームだ。でも、前節の3人退場が相当影響してて、チーム全体、「またか…」という空気が流れてしまっていた。その精神的に落ち込んでいるときに高原がゴール。ここで勝負はあったのかもしれない。先ほども書いたが、レッズの攻撃が機能しないのは、その守備意識の高さによるところもあるので、精神的に攻めのスイッチが入ると、このチームはなかなかの得点力を発揮するのだ(先制されても追いつくことが多いのはこのため)。そういう両チームの精神的な波長が、うまい具合に“ハマって”しまった試合だった。さすがに京都との試合は3戦めなので京都というチームのサッカーがわかっているだけに、今回は運がなかったというしかない。本当にいいチームだと感じてるので、ここは乗り越えてほしい。まぁレッズもまだまだ課題だらけだけど…。
ということで、浦和レッズファンからみたトピックを書きます。
●エジミウソンと高原の連動性が生まれはじめた
この試合はエジミウソンと高原がお互いのスペースを理解し始めたかなと言う感じがした。ただ、それも相手が1枚減ったあとなので、次節も出来るかどうかは、大いに謎だが、やはり時間をかけると少しずつでも噛み合ってくるんだなという印象。
●闘莉王DHは本気?
僕は、啓太が戻って来たら最終ラインに戻すかなくらいに思っていたんだけど、堀之内のパフォーマンスの良さもあって、どうなんだろうと思い始めて来た。というのも今日の2点めのヘッド! あれは世界的に見てもすごい技術だと思った。落下予測の早さから、ヘッドの方向の正確さから、ものすごくハイレベル。観戦しながら、うめえ!って叫んでしまったし、この武器を攻撃にも活かさない手はないなと。そう考えると前へ飛び出しやすいDHもいいんじゃないかと感じた。攻め込まれればディフェンスにもいけるし。
いろいろエンゲルスも悩みがつきないね。
●山田直輝デビュー。
生え抜きがいないとかレッズは言われていたけど、ちょっと始動が遅かっただけで、ちゃんと育ってるんです。U17で中盤を形成してた山田君がついにデビュー。まぁ、遠慮か緊張か、まともにプレーできてなかったけど、出番が増えれば面白いんじゃないかな。パスは相変わらず弱いと言うか、代表で見たときから、まだまだだなぁ〜と思ってたんだけど、あまり印象は変わらなかった。ただ、ボールタッチとか、ドリブルの仕方とかは、なんか大物感が漂っていた。わりとボールをキープしたりも出来る選手なのかな? よくわからないけどこういう若い選手が出てくると、ファンとしては楽しみが増えます。堤と山田、楽しみな選手だ。もちろん、内舘や岡野と言ったベテランもまだまだ負けないでほしいけど!
番外編
●長谷部がドイツで初ゴール。
未だにボルフスブルグって言いづらくて噛むんですけど、やっとゴール。でも、まだまだ本来の力は発揮してないなって感じでした。ポジショニングとかは優れてて、やっぱりいいなって感じるんだけど、ボールが集まらない。もう少しボールが集まると面白いんだけど…。でも、得点もしたし、監督も信頼してくれてるみたいなので、頑張ってほしい。
posted by KASHIMA |10:25 |
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