2008年01月21日

ビジャレアル 対 バレンシア  

3-0(ピレス 前半6分/カプデビラ 後半18分/カフヴェジ 後半25分)

 バレンシアからしたら、こういう流れのとき、何よりも大事なのは勝利だ。アトレティコ戦で手応えをつかんだ次の試合、ここでやりやすい相手と当たれば良かったのだが、開幕戦、ホームで完敗したビジャレアルとぶつかる当たり、きっと今年はダメなシーズンなんだろうなと…。2年かけてCLに行くしかないかな…。

 アトレティコ戦で問題だったのは、中盤でパスミスが多いことだった。速いペースでボール回しをしたらミスは当然増える。だけど今のバレンシアは、そのスピードを制御できないって感じなのだ。幸い、アトレティコの中盤もそれにつき合ってくれて、自分たちの流れにできたんだけど、今日は相手が悪かった。中盤の構成では一枚上手なビジャレアル。バレンシアのミスからボールを奪えば、あっさりシュートまで持っていく見事なボール回しでバレンシアを翻弄。次第にバレンシアは混乱していった。

 それにしても今日のバレンシアのサッカーは酷い。相変わらず中盤でボールを失うことが多すぎる。シルバ、バラハがつまらないミスを繰り返す。それはダイレクトが出来ないからと言えるだろう。トラップするとすぐに2人に囲まれてしまう。中盤でバラハやシルバが完全にねらわれていた。そのときにしっかり、SBとDHがダイレクトで受けれる位置にいないといけないんだけど、そのポジショニングが出来てないし、ビジャがワントップで中央に固定すると、本気で何も出来ない。両ウイングとの距離が空きすぎて、ビジャがあっさり取られておしまいという。途中、ダイレクトでビジャが何度もパスミスをしていたが、あれは、ホアキンとビセンテにもっと中央に来てくれと言うサインだったと思う。
 そんなこんなで何一つ機能してなかった攻撃陣。当然ミスが増えれば守備も後手後手に回り、ピンチの連続。正直、いつ2点目が入ってもおかしくない状況だった。。

 バレンシアは結局、名前だけで本当に実力のある選手がいないというのが実際のところなんだろう。そういう力のなさを認めてカウンターサッカーをすればいいのか。。それで本当に良いのか? スペインのCL常連チームとして恥ずかしくないのかと僕は思う。堅守速攻? それはいつのバレンシアのサッカーか。ビジャがいたから成立したカウンターサッカーは、あれはイタリアのサッカーだ。メンディエタやキリゴンがいた頃は、ポゼッションではないが、しっかりボールを回してサイドから攻めていた。それはやっぱりバラハの力があったからだろう。的確なミドルパスは本当に素晴らしかった。でも、今、レベルが信じられないほど落ちてる。たとえばビジャレアルの中盤の選手は日本ではそんな知られたないけど、あきらかにバレンシアの選手より巧い。カニとかセナとか、ブルーノとかピレスとか。全盛期のアルベルダとバラハのコンビなら、それに対抗できただろう。でも、残念ながら、世代交代に目をつぶって来たツケと言うべきか、全然ボールを持てる選手がいなくなってる。今、バラハを見てて思うのだが、ボールを受ける前、パスコースを一つも持ってないことが多い。一度トラップしてから周りを見る。これじゃはっきり言って遅すぎる。後半バネガが入って、あっさりボールがサイドに渡るようになったが、その1秒の差がすべてを変えると僕は思ってる。ということで、本当に残念だが、もうバラハの時代は終わったのかもしれない。どこまで出来るか未知数だが、バネガ、マドゥーロに期待するしかなさそうだ。

 さて、こういう結果になってしまった以上、切り替えるしかない。またゼロからやり直しだ。4位以内と言う淡い期待も抱けなくなって来た。
 3トップにまったく対応できてないビジャを意地でも使い続けるのか。それとも徐々にビジャを慣れさせるのか。個人的には、ホアキンとビジャのツートップ。ビジャの左ウイング/モリエンテスorジギッチのワントップなんていうのが一番いいかなと思っている。あと、全体的に攻め急ぎ過ぎ。ボールが回せないときは後ろでボールをつなぎましょう。急いで前へ行っても、ミスして奪われるのがオチ。自分たちのスピードを理解しましょう。

posted by KASHIMA |02:59 | リーガエスパニョーラ | コメント(4) |
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