2007年09月05日

監督について

ここ数年、どっぷりとサッカーを見てきて、
どういう監督が良い監督なのか、少し分かってきたかなぁと思っている。
ただ、まだ勉強中なので、いろいろ見方は変わって行くんですが…。

自分なりに考えた良い監督の条件
(1)ロッカールームの雰囲気を良くする
(2)選手の個性がしっかり試合に出ている。選手に信頼されている。
(3)選手に起用法、ゲーム中の試合交代など、理にかなっている。
(4)経験と運がある。

選手獲得に関することは、とりあえず置いておきます。


(1)(2)の2点は最重要項目で、これがないチームは、まずタイトルは獲れないと思ってます。
良い選手が揃っているかとか、素晴らしい戦術があるとかは、1番の条件ではありません。
というのも、どんな素晴らしい選手や戦術があっても
この2点がないチームでは、機能しないからです。
ちなみに(2)は、
やってるサッカーが、それなりにしっかりしてないと能力は発揮できないし、
選手の信頼も得られないという側面も含まれてます。

この2点がすでに揃ってるチームを率いる場合は、わりと簡単です。
それを土台に自分の色を徐々にチームに浸透させればいいのですから。
(3)と(4)が多少ダメでも、しばらくは持つでしょう。
だけど、結果は大事です。
自分のやりたいサッカーを焦りすぎ、結果が出なかったりすると、
選手の信頼を失い、(2)から崩れていってしまいます。

(1)も(2)もうまくいってないチームを率いるとき、
監督としての能力が、一番問われることになります。

 昨季のレアル・マドリーを率いたカペッロの1年を振り返れば
この作業がどれだけ難しいかがわかるとともに、
彼がどれだけ偉大な監督だかがわかると思います。
チームを再建するには、マスコミやファンの批判を受けながらも
長期的視野で選手を起用しながら、チームを作っていき、
最終的にしっかりとした結果も出さなくてはならないのですから。
ホント、生半可な気持ちでは出来ない作業です。
彼は、(3)と(4)の能力もずば抜けているので、それを活かしながら、
(1)と(2)を満たしていきました。

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 ちなみにこれは、今の日本代表にも言えるのではないかと思っています。
代表って、クラブチームとは全然性質が違うものなのですが、
日本の場合、良い選手を集めて、ほれ、試合をやれと言うより
W杯予選、W杯に向けてチームを作り上げるような感じがするので
欧州の代表チームよりは、クラブに近い。

僕は、わりとジーコが好きなんですが、日本代表の監督としては
(1)をケアする能力が欠けていたのは確かです。

だから、W杯直後の日本代表は、(1)も(2)も失っている状態でした。
そこで、就任したオシム。
僕は、彼の擁護派でもなんでもありませんが、
バトンは、かなり最悪の状態で渡されたと思ってます。

ということで、オシム監督が今すべきことは、カペッロと同じです。
目先のことしか考えていないマスコミやファンの批判は気にせず
(本来、マスコミやファンはそういうものなんで、それはそれでいいんです)
最後に良い結果を出すことが出来るチームを作ることです。
そのために、今は長期的な視野に立った選手起用をしているところはあるでしょう。
鈴木啓太なんて、それが強いんじゃないかな。

結果を出すことに自信がない人は、外野の声に揺れます。
ただ、オシムは、今のところまったく動じていない。ってか、これからも動じるとは思えない!
自分のサッカーに絶対の自信を持っているのでしょう。
それは頼もしいことです。

個人的には、オシムが最終的な目標に向けて、
しっかり段階を踏んでチームを作っているのかどうか、分析していきたいなと思ってます。
何となく迷いが見えたり、不安が大きくなったりしたら、オシムを批判するとは思いますが、
僕はわりと我慢強いので、可能性は低いかなぁ…。

とりあえず、今回の代表選手を見るかぎり、それほど不満はないので、欧州遠征を楽しみにしています。

一番注目している選手は、山瀬。(使ってくれるかどうかは謎w)
不満な点は、GKの川口、楢崎です。
そろそろ都築なんかにもチャンスを与えてほしいんですがね…。

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とりあえず、長々書きましたが、監督ネタから
強引に日本代表の話に持っていってしまいました。

でも、欧州監督観察は、今年も楽しみにしてます。

プレミアリーグの4強は、わりと長い期間でチームを作れるので
監督としての仕事がやりやすそうだし、能力も相当だと思います。
最近では、就任早々、タイトルをもたらしているモウリーニョとベニテスは
ホント、すごい監督だな~と。
強いチームは、毎年選手が入れ替わるけど、雰囲気も良さそうだし
新しい選手が、うまく馴染んで行ける環境があるって感じがする。

スペインは、
キケ、シュスター、ファンデラモス、ペジェグリーニとか、
結構個性があって、チーム作りを見てると楽しいので研究中です。

ライカールトとテンカーテコンビのバルサは、飴と鞭で選手の気を引き締め
戦術的にもよく機能している本当に素晴らしいチームだったなぁ。

posted by KASHIMA |10:57 | 日本代表 | コメント(4) |
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