2008年05月16日

レアル・マドリー総括!

 気がつけばぶっちぎりで優勝したレアル・マドリー。実際のところはバルサの大ゴケに助けられた感じもするが、そんなマドリーの今シーズンを振り返ってみたい。それにしても、リーガ・エスパニョーラ全体、もう少しハードな戦いを見たかったというのが正直なところ。バルサは低迷し、バレンシアは内部崩壊、アトレチコはかなりの期待外れ、セビージャはいろいろあって波に乗り切れないなどなど、他チームが軒並み失敗したのがいけなかった。ビジャレアルやラシンがなんとかリーグを盛り上げてる感じだったけど、それでもちょっと馬力不足だし。


 そんな中で、安定した強さを見せつけたレアル・マドリー。まず一番感謝すべきはカペッロだろう。戦術的なことではない。レアル・マドリーがなぜ強いのかというところに立ち返ればわかるのだが、このチームは、もともと勝者のメンタリティが備わってるチームだった。そこまでビッグネームがいなくてもなぜか強い、それがレアルだったと思う。だが、銀河系レアルになった時点でそれはもろくも崩れ去った。
 それを再び呼び覚ましてくれたのがカペッロだ。昨シーズン終盤からのチームの団結力は本当に素晴らしいし、何より、勝者のメンタリティの塊でもあるカリスマ、ラウル・ゴンサレスを再び中心に据えたことは大きかった。彼はレアル・マドリー限定ではあるが、タイトルをもたらすことが出来る選手。ただ、メンタリティだけでチームが勝ったら苦労しない。ラウルという選手は自分がゴールすることでチームを勝利に導くことが出来るのだ。決して守備を頑張って、走り続けてチームを引っ張ってるとか、そういうことではないし、そんなレベルの選手でもない。彼の得点を思い出してもらえばわかるが、そのほとんどが先制点、同点ゴール、逆転ゴール、大舞台でのゴール。まぁ簡単に言えば、ずば抜けて勝負強い選手ということ。そんな選手がいるんだから、シュスターとしてもやりやすかったことだろう。まぁ、ラウルなしで自分の理想とするチームを作ろうとしたら、一気に厄介な存在になるわけだが…。


 優勝するために一番重要だった試合を1試合上げるとしたら、迷いなくレアル・マドリー対セビージャにする。
 ロビーニョとニステルといった前半戦を支えてきたレギュラーが怪我で抜け、シュスターの手腕が問われた後半戦。彼は見事にその期待を裏切ってくれていた。あきらかに迷走していたと思う。結局、何も出来ず、CLもあっさり落とし、正直、もうシュスターもヤバいかなって思った。
 でも、この試合で彼が偶然行き着いたキーマン、イグアイン。干され気味だった彼が、この試合で活躍したことでシュスターは救われた。というか、僕は実はシュスターは選手を見る目がないんじゃないかと思っている。サビオラやイグアイン、ディアラ、バチスタ、トーレスなどの使い方がわからなかったみたいだし。選手起用もかなり頑固で、最初にこれと決めた選手を固定したポジションで使いたがる傾向があると思う。ただ、僕の知ってる名将と言われる監督は、もう少し頭が柔らかくて、言ってることをコロッと変えたり、選手の適性など、実際試合で使ってみて、評価をドンドン変えて行く。シュスターは、その辺、ホント融通が利かない男だった。でも、このセビージャ戦から、かな〜り頭が柔らかくなった気がする。サビオラの起用やディアラのポジション変更、グティのポジションもいじったり、違った一面を見せて来た。これによって、終盤戦は勝利し続け、連覇を果たしたわけだ。ちなみに、2月と3月だけで、なんと5敗(全7敗中)もしているんだよね(さらにCLも負け)。ホント、この時期さえなければ、相当な成績だったと思う。
 あっ、それとこのセビージャ戦は3-1でレアルの勝利、ラウルは同点に追いつかれた直後にゴールを決めてて、やっぱりこのゴールは大きかった。


 軽くシュスター批判をしたけど、選手起用についてもう少し書くと、そうは言ってもセンターラインはなるべく固定しておいたほうがチームは作りやすいよねっていうのはあって、その辺でアンカー、ガゴの固定はシュスターのファインプレーだと思った。もともとガゴは攻撃面は期待できない選手だし、日本でいうとガツガツした鈴木啓太みたいなイメージがあるので、あのポジションでの起用は大当たりだった。で、不思議なことに、ちょっと前めで使ったディアラが、かなり使えたり…。やってみないとわからないものだなぁって発見が多々あった。シュスターには、ぜひ終盤戦の采配、選手起用を続けてほしい。自分の理想とか、そんな小さいことはどうでもいいので、まずチームが勝利するためにどうすればいいか、それを考えれば、自ずと結果はついてくるんじゃないかなぁって思う。もともと面白いサッカーが出来る選手が揃ってるし。

来季に向けて…。
今年、唯一見るからに穴だなと思う選手はマルセロだった。トーレスを左サイドで使わないのであれば、左サイドの補強は必要だろう。それとカンナバーロが抜けるとして、センターバック獲得も急務になる。CLも狙わなくてはいけないチームなので、失点自体、あと5〜10点は減らしたい。ちなみにエインセはサブが理想かな。



選手にひと言。
ラウル・ゴンサレス:やっぱりすごい選手だよ。怪我が少ないのも素晴らしい。
ニステル:来季はどうなるんでしょ。わりと大事なところでのゴールが少ないイメージ。
サビオラ:出ればそこそこやる選手。ただラウルと相性悪いんだ…。
ソルダード:ほとんど出番が与えられず残念なシーズンに。マドリーを出るべき!
グティ:攻撃に専念させれば、ここまで怖い選手はいない。わかりづらい闘争心が好き。
スナイデル:最初サイドとかで使われたけど、中央が一番良いって結論に。来季が楽しみ
ディアラ:選手権から帰ってきたら攻撃力がすごくなってた。守れて攻めれる貴重な戦力。
ガゴ:相変わらずパスミスが多いが、アンカーとして申し分ない活躍。
ロビーニョ:前半戦MVP。怪我明け後は思ったような活躍ができず。
ロッベン:徐々に本来の力を発揮し始めて来た。来季、怪我さえなければ相当やりそう。
バチスタ:印象的なのはクラシコでのゴール。ただ、放出される気はするなぁ。
ドレンテ:まだレアルには早いかなって印象なんだけどどうでしょう。
バルボア:好きな選手だけどインパクトがなかった。
ペペ:カンナバーロの指導を受けてメキメキ上達。来季が楽しみな選手。
カンナバーロ:いないときに、その存在感がわかる。チームの調子が悪いとイエローが増えるw
メッツェ:なんだったんでしょ
マルセロ:ポジショニングが下手すぎて参った。来季もあまり期待しないでおく。
トーレス:彼は左だと思うのに右で起用されて、力発揮できず。
セルヒオ・ラモス:後半は落ちた。センターはダメなことが確定した。
エインセ:好きな選手だけど、唯一のミスが失点に繋がったり、運は悪い選手。
ミチェル・サルガド:健在だった。やっぱり良い選手だった。
カシージャス:聖がつくくらい、驚異的反応。今年はハイボールにも強かった。
デュデク:ほとんど見なかった…。 


次回は、あるかないか、バレンシア総括(笑)
ガンバ対レッズ、レッズ前半戦総括はあると思います。

posted by KASHIMA | 19:25 | リーガエスパニョーラ | コメント(4) |
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2008年05月14日

川崎フロンターレ対浦和レッズ Jリーグに思うこと

0-1 (62分 エジミウソン)

この試合を見終わったあとの感想は、「レッズ強いなぁ」だった。
もちろんレッズファン的ひいき目もあるけど
実は川崎には、もう少し苦戦すると思っていたので、負けは覚悟していた。
(昨年も完敗してるし)

今のレッズの状態は、ブッフバルト時代と大差がない。
日本では、強さが結果よりもゲームを支配してるかどうかで判断される傾向にあると思う。
だから、なかなかレッズの“強さ”というのは理解されない。
ここ2年くらいは、勝ったとしても、ポンテ/ワシントンのおかげで片付けられてしまっていた。
僕からしたら、他のチームの方がよっぽど外国人に依存してると思うのだが…。
現にレッズは、昨年のリーグ終盤以外は、ポンテやワシントンがいなくても勝っている…。
そんな事実があっても、何で試合のペースを握ってないのに勝てるんだ?と理解できなくなるわけだ。そして、勝ってる理由を無理矢理探そうとする。
今の状態なら、たとえば運良く勝ってるとか…そうなる。あるいは闘莉王のおかげとか。
でも、それで片付けてしまっていては、おそらくレッズには勝てない。
このチームは、たぶん闘莉王が抜けても、勝ってしまうんだ。
なぜならレッズの強さの秘密は、その圧倒的に高い守備力と試合巧者っぷりにあるから。
僕が相手の監督だったら、なんて厄介なチームなんだって思うだろう。
失点したら追いつけないし、先制したらリスクを負って攻めてきて追いつかれてしまうし…。
(ちなみに、今のレッズの核は闘莉王、鈴木、阿部の3人で、彼らが同時に抜けたらさすがに勝てなくなると思う)

たとえば、この川崎戦。
川崎が攻め立てていたふうに見えたかもしれない。
ただレッズからしたら、点を取られる気がほとんどしてないわけだ。
むしろ川崎は攻めあぐねていた。前半に関しては五分五分だったと思う。
ただ、得点が入るとそのバランスが崩れるもので
レッズに点が入った直後、川崎もビッグチャンスがあって、実際それを活かした。
わけの分からない誤審で取り消しになったが、
結局あれが入っていてもレッズは仕切り直せるくらいの余裕はあったと思う。
そもそもPK自体もうけものだったわけだし。ゴールが取り消されてラッキーという感じで、ますます守りを固めてしまった。
終盤にレッズがカウンターで1点くらい取るかと思っていたが
川崎が繋いで手数をかけていたので、ゴール前でしっかり弾き返していた。
無理矢理攻めてきて、おいしいところでボールを奪えたら攻めようくらいだったんじゃないかな。
そのくらいのしたたかさを感じた。



僕もリーガ・エスパニョーラのサッカーが好きだったりするので、
今のレッズみたいなサッカーが好きなわけではない。
ただ、こういうサッカーも大事だとは思う。
今のJリーグを見ると、どこも同じようなサッカーをしている。
パスが主体で、きれいに攻めようとしすぎてる。
もっとゴールを意識した攻撃をするチームがあってもいいし
フィジカルを全面に押し出したチームがあってもいい。
それに、こいつのプレー見るためだけにスタジアムに行こうって思える選手が出て来てほしい。
悪い意味で平均的な選手が揃いすぎてる気がする…。
とりあえず、こちょこちょ回して数的有利を作ってサイドを崩して点を取ろうみたいな…。そんなんじゃなくて、一人でガンガン抜いちゃえばいいっしょ(笑)。

欧州のサッカーを見てて思うのだが、戦術も大事だけど、
個はそれ以上に大事で、個に依存してるチームって、実は意外と多い。
でも日本は、、どうも個よりも組織を大事にするみたいで、レッズなんかがよく言われてるが、
「個の力で勝ってるだけ」などと、まるでそれがダメみたいな言われ方をする。
でもそれは全然悪いことではないと思うのだが…。
個で世界に対抗するのは日本人には無理と言ってしまえばそれまでなんだが、
個を育てる目は持った方がいい。
積極的なミスには拍手をするとか。シュートを打てる場面でパスをしたらブーイングをするとか。
特に日本人フォワードの質の低下は深刻で、現時点で過去最低じゃないかくらいに思ってる。
なんせ、日本人得点王が闘莉王で、その下に谷口だから。
フォワードが極端に少なくて、杉本と大久保くらい。田代や巻はどうした。
それでも代表か?くらい言ってやるべきだ。
この状態では、ワールドカップで良い成績を収めるなど、夢のまた夢でしょ。
ストライカーを育てるのは、ファンの目だ。ゴールをしてもセンタリングやスルーパスを褒める日本人のサッカーを見る目のなさが、今の深刻なフォワード不足を招いてる気もするので、もっとフォワードに注目してほしい!
動き出し、ポジショニング、フリーになる動き。ボールを持ってないところで勝負するフォワードの生き様。そしてボールを持ったら、一瞬の判断力、落ち着きですべてが決まる。それに得点のみで評価されてしまうシビアさもある。フォワードはもっと注目されるべきポジションだ!


と、最後はほとんど愚痴状態になりましたが、川崎戦を見ながらこんなことを感じていました。いや、でもどこからフォワードの話になったんだろう(笑)。なんとなく川崎が負けてるのに、谷口だけが常にゴールを意識してたなって思ったんだ。そして、何でそんなに回してるんだろうと。もっと仕掛けろって思いながら見てた。




posted by KASHIMA | 03:48 | Jリーグ | コメント(38) |
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2008年05月07日

浦和レッズ対ジェフユナイテッド市原・千葉

3-0
闘莉王(59分)/相馬(76分)/エジミウソン(85分)

ジェフの状態が想像以上に悪いことにビックリした。ほとんどチーム崩壊状態。つい最近、そんなチーム見たなと思ったら、バレンシアでした。
ということで、試合内容については、あまり書くことがないです。気になった点は、3バックの配置変えは大久保対策とかじゃなくて、阿部スイーパーにしたかったんだなと。阿部は積極的にラインを上げようとするし、このポジションもいいと思う。永井は右サイドだったが、あっという間に梅崎とポジションチェンジ。まぁ当たり前。永井が5バックのポジションに戻るくらいなら、西澤とか使った方がいいだろ。梅崎はディフェンスも頑張る上に、センスがいいので、サイドでも自分を出せちゃうところがすごい。エジミウソンと高原のコンビもそれなりに良かった。ただ、永井はやっぱりフォワードで見たい。う〜ん。何とかならないですかね、エンゲルスさん。

後半開始から闘莉王がトップ下に入るシステム。この場合、俺の中で闘莉王はバラックになります(笑)。堤のクロスから流れて来たボールを見事なボレー。本気でディフェンダーにしておくのはもったいないセンスの持ち主だ…。あと、堤も左サイドバックいけるんじゃないの? 2点めも左サイドから、一気にファーの闘莉王まで。期待通り折り返して相馬がゲット。高さがあると折り返し戦法が使えるからいいですね。お決まりパターンだけど止められないと言う。3点めはジェフの集中力が切れていたけど、細貝のドリブル突破からエジミウソンが落ち着いて流し込んでゴール。

その後、浦和が足先でボールを回し時間稼ぎをしたが、そういうプレーは相手のプレッシャーがある中でもショートパスを回せるようになってからしようね。


課題
開幕当初に比べるとビルドアップという点では、相当良くなった。いろんな形で前へ運べるようになっている。でもそれだけではいい攻撃は出来ない。今のレッズの中盤に足りないのは、一人追い越してのミドルパスだと思う。相手のプレッシャーをかいくぐる術が、ショートパスをダイレクトでつなげることしかないので、当然実行するのは難しい。普通、プレッシャーが激しい場合、サイドチェンジをすればある程度かいくぐれるのだが、レッズの場合そのサイドチェンジが各駅停車ってやつで、一人ずつ横につなげるだけ。それじゃあ遅すぎる。一人またいで先の選手にミドルパスを速く、正確に通せたら、劇的に変わると思うのだが、残念ながら細貝、山田はそれが出来てない。その辺、うまくできるとレッズはもっと強くなると思う。

posted by KASHIMA | 00:11 | Jリーグ | コメント(2) |
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2008年05月06日

ヴィッセル神戸対浦和レッズ

1-1 阿部(70分)/吉田(79分)

珍しく采配ミスだなと思った試合だった。
この試合、レッズの入り方は良かった。何なんだろう。立ち上がり悪いと思ったら、この日はわりといいし。前半は半分くらいまでそれなりにいい試合が出来てたと思う。そこで堀之内なりが決定機を決めていれば、またちょっと変わったかも。
でも、そこを粘られて、後半はホームのヴィッセルペースだった。そんな中、セットプレーから阿部がスーパーボレーで先制。その後攻め合いになったが、カウンターから失点を食らい引き分けた。
ちなみにレッズは大久保対策か、堀之内を右CBに阿部をスイーパーに指定。初めて3バックをいじって来てた。堀之内は大久保をよく止めてたと思うし、堤も相当安定して来てるね。嬉しい限り。


僕が采配ミスだと思ったのは、山田→梅崎のとき。山田を代える手もあるなと思っていたので、そこまでは読み通りだったんだけど、そのあと永井を右サイドにして梅崎を真ん中に持って来てしまった。これで、レッズの右サイド裏に広大なスペースが出来てしまう。永井がそれでも必死でカバーするが、体力的に戻りきれない。この辺、もう少しなんとかできなかったかなと思った。そのまま梅崎を右サイドにして運動量豊富にやらせるのも良かったし、4バックにして右サイドを堀之内にしてもよかった。それが出来てれば勝てた試合だったのに…。堀之内は、言われたことは出来るけど、試合の中で自分で判断することができない気がする。失点シーンも、センターはある程度任せて、もっと右サイドをケアしながらカバーリング出来るポジションを取ってれば間に合ったんじゃないかって気もするし。

またまたエジミウソン×高原について
 まず高原は、僕のイメージする高原ではないというか、昔はもっと後ろからのチャージに強かった気がするんだけど、今は簡単に吹っ飛ばされる。ボカのときくさびのボール受けるの、すげー頑張ってた気がするんだけどな〜。あんな倒れてばかりいたら前にボールを入れられないでしょう。サポートがないとかじゃなく、サポートがないなら一人で2秒粘るくらいの気概を見せなきゃ。ただ、この日はちょっと守備の意識が高くなってた気がする。エジミウソンも全体的にまだまだパッとしない。2人のプレーでも、横一列のときが多く、バランスよく上下に動くことが出来てないから、相手のDFラインが乱れない。もっとスペースを作って活かしてを繰り返さないと、1+1=2のままだ。永井に関しては、開幕当初のめちゃくちゃ無謀な運動量がなくなって、単なるうまい選手になってしまった。怪我の影響があるなら仕方ないが、それで終わっていいのか? トップ下でも、右に左に飛び出していけばいい。どんどんゴール前にいけばいいのに…さぼってることが多かったように見えた。彼にはCLでプレミア勢の戦いっぷりを見ることを勧めたい。ジェラードが両足つるんだぜ!
まぁ、それはそれとして、監督は、高原とエジミウソンのコンビを高めるのもいいかもしれないが、永井と言う才能にももう少し目を向けてほしい。ツートップの一角で使ってみるのも、そろそろアリだと思うのだが…。今のままでは2トップのどちらかにアクシデントが起こらないと無理そうな気がする…。

posted by KASHIMA | 10:33 | Jリーグ | コメント(3) |
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2008年04月30日

浦和レッズ対コンサドーレ札幌

4-2
6分砂川(札幌)
24分阿部
25分柴田(札幌)
28分闘莉王
50,86分エジミウソン

相変わらず浦和の立ち上がりは中途半端。そんな中、札幌にやられてしまう。阿部がクライトンについていたこともあって、ラインに乱れが出てしまい
そこをスルーパスでから砂川に抜け出されて失点。よくいう中盤からの飛び出しっていう典型的なパターンだ。攻めの意識が強く出ると、こういうピンチはよくあることだけどまんまとやられてしまった。でも、僕はこれはこれでいいと思う。キッカケは闘莉王の前線からボールを奪いにいったところ、うまくかわされてしまったからなんだけど、前でボールが奪えたらそれだけ得点の可能性が高くなるわけで、積極的な姿勢と捉えることも出来る。結局面白いサッカーをするには、そういう意識も大事なので、この点は仕方ない。この場面は、例えば前からプレスに行ってるのに、堀之内の位置が低すぎるわけで、その辺チーム全体で修正すればすむこと。

1点は取られたが、これは返せるとは思っていた。
やっぱり札幌は残留争いをしつつ、中位を目指すべきチームで、レッズはあくまで優勝を目指すチーム。そのへんの差はあるし過密日程で、特別なモチベーションがあるわけではない時期の対戦、しかもレッズホーム。普通に考えれば、やっぱりレッズが有利だ。そんなこんなで、阿部のシュートを相手GKのミス。簡単に返せてしまった。でも、そのあとは予想外の展開。FKから闘莉王と阿部がボールに行くが、かぶって、ボールが遥か上を通過し、失点(笑)。珍しいミスだった。でもこれは相手のセットプレーがうまかったとも言えるかな。そしてまたすぐ試合が動く。CK、梅崎のボールを闘莉王が今度は、かなりハイレベルなヘッドを決めて同点。なんなんだ(笑)。

そんなドタバタな前半と違って、後半はレッズペース。レッズ本来の力を発揮して、札幌を押し込んで、エジミウソンが2点を決めて勝負あり。お互いカウンターのかけ合いだったがゴール前での質の違いが出た感じだった。。


そして、前節気になっていた高原とエジミウソンのコンビ。
やっぱりバランスが取れつつある。同じタイプなんだけど、お互い譲る気持ちがあるのが功を奏してるのかな。これがワシントンと高原だったら絶対うまくいかなかったと思うんだけど、エジがサイドでもプレーできたのが大きかった。高原は真ん中で頑張って、エジはサイドみたいなすみ分けが出来てる。それに梅崎なり永井が絡んでいい攻撃が出来てるね。ちょっとこれからが楽しみだ。

中盤の構成も、この日は激しいプレッシャーがなかったこともあって、それなりに機能していた。闘莉王のDHを本気と考えるならば、バラックみたいな選手を目指すのはありだ。すごく面白いと思う。例えばDHはゲームの組み立てられて展開力がないとダメと言われたりするんだけど、DHといっても、そのスタイルは様々あるわけで、闘莉王のような選手でも、あのポジションで活かしようは全然ある。それについてはエンゲルスが自分の考えを貫けばいい。
あと、阿部はDHが本職とか、闘莉王はCBが本職だとか言う方もいるが、僕は本職も何も、そういう制限はしないでいいと思う。やりたいポジションと適正は違うと思うし。阿部のCBを見てて思うが、レッズでのDH時代よりはるかにいいパフォーマンスを見せている。僕の中で、彼は完全にCBのイメージだ。

この試合、あえて苦言を呈するならば、やっぱり山田と平川だろうか。サイドがもっと活きないと行けない。あとは細貝は丁寧さとミドルシュートが欲しいかな。中盤は、まだ少し問題はあるが、徐々に良くなって来ている。ボールも回せるようになって来て、これまでのレッズとは変わり始めてるのは確か。ビルドアップのときのポジショニングなんかも、変わって来てるし。全体的に見てもここまで良くなるとは思わなかった。エンゲルスは引き継いだ時期を考えると、まだプレシーズンマッチくらいの時期である。それなのに結果を出しながら微調整をしててるんだから本当にすごい。他のチームも、レッズはやっぱり相当手強いと感じてるだろうし、これからの試合が面白そうだ。どこもレッズにだけは負けたくないって来るだろうし、そういう勝負を乗り越えなくちゃいけないわけで、もちろん負けることもあるだろうけど、楽しみではある。昨年、川崎に負けた試合とか、ああいうモチベーションの高い試合がいっぱい見れるのはJリーグのためにも良いことだと思う。

posted by KASHIMA | 12:42 | Jリーグ | コメント(5) |
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2008年04月28日

京都サンガF.C.対浦和レッズ

0-4(57分高原/60分,65分闘莉王/75分高原)
京都の激しいプレッシングサッカーは、チーム全員がさぼらなければ、誰が出ても機能はする。ただ、やはり点を取るという意味ではタレント力は必要で、前半、押しまくりつつゴール前までは行けてないなという印象だった。チャンスは佐藤勇人のミドルのみ。レッズの守備はかなり安定してきているので、どんなチームにもそう簡単には失点を食らわないだろう。堀之内もやっとパフォーマンスが上がって来たし、堤の1対1の強さも相当なものだ。ただ、レッズの堅守の源は選手の守備意識の高さであって、それは攻撃に移るときの思い切りや切り替えのスピードに少しずつ影響している。だからセカンドボールを拾えないし、自分たちのCKのこぼれ球を拾えない。これができるようになれば、2次3次攻撃に繋がり、個の力を発揮できるのに、ちょっともったいない。

 失点する感じはしなかったが前半は圧倒的に京都ペース。レッズは相変わらず動きが少ないし、重さを感じさせる展開でイライラした。で、いつものことだが、後半は少し持ち直す。互角の戦いをしていたなかで田原の退場。これは阿部が一枚も二枚も上手だったかなぁ。こういう駆け引きもサッカーには大事。
 この退場をキッカケにレッズが怒濤の攻撃を見せて20分の間に4点を取り圧勝。この4点を分析すると、京都が1枚減ったことによる物理的な理由というより、精神的な問題の方が大きかったように思う。京都というチームは例え1枚減っても、走りまくってその穴を埋めることぐらいは出来るチームだ。でも、前節の3人退場が相当影響してて、チーム全体、「またか…」という空気が流れてしまっていた。その精神的に落ち込んでいるときに高原がゴール。ここで勝負はあったのかもしれない。先ほども書いたが、レッズの攻撃が機能しないのは、その守備意識の高さによるところもあるので、精神的に攻めのスイッチが入ると、このチームはなかなかの得点力を発揮するのだ(先制されても追いつくことが多いのはこのため)。そういう両チームの精神的な波長が、うまい具合に“ハマって”しまった試合だった。さすがに京都との試合は3戦めなので京都というチームのサッカーがわかっているだけに、今回は運がなかったというしかない。本当にいいチームだと感じてるので、ここは乗り越えてほしい。まぁレッズもまだまだ課題だらけだけど…。


ということで、浦和レッズファンからみたトピックを書きます。
●エジミウソンと高原の連動性が生まれはじめた
この試合はエジミウソンと高原がお互いのスペースを理解し始めたかなと言う感じがした。ただ、それも相手が1枚減ったあとなので、次節も出来るかどうかは、大いに謎だが、やはり時間をかけると少しずつでも噛み合ってくるんだなという印象。
●闘莉王DHは本気?
僕は、啓太が戻って来たら最終ラインに戻すかなくらいに思っていたんだけど、堀之内のパフォーマンスの良さもあって、どうなんだろうと思い始めて来た。というのも今日の2点めのヘッド! あれは世界的に見てもすごい技術だと思った。落下予測の早さから、ヘッドの方向の正確さから、ものすごくハイレベル。観戦しながら、うめえ!って叫んでしまったし、この武器を攻撃にも活かさない手はないなと。そう考えると前へ飛び出しやすいDHもいいんじゃないかと感じた。攻め込まれればディフェンスにもいけるし。
いろいろエンゲルスも悩みがつきないね。
●山田直輝デビュー。
生え抜きがいないとかレッズは言われていたけど、ちょっと始動が遅かっただけで、ちゃんと育ってるんです。U17で中盤を形成してた山田君がついにデビュー。まぁ、遠慮か緊張か、まともにプレーできてなかったけど、出番が増えれば面白いんじゃないかな。パスは相変わらず弱いと言うか、代表で見たときから、まだまだだなぁ〜と思ってたんだけど、あまり印象は変わらなかった。ただ、ボールタッチとか、ドリブルの仕方とかは、なんか大物感が漂っていた。わりとボールをキープしたりも出来る選手なのかな? よくわからないけどこういう若い選手が出てくると、ファンとしては楽しみが増えます。堤と山田、楽しみな選手だ。もちろん、内舘や岡野と言ったベテランもまだまだ負けないでほしいけど!

番外編
●長谷部がドイツで初ゴール。
未だにボルフスブルグって言いづらくて噛むんですけど、やっとゴール。でも、まだまだ本来の力は発揮してないなって感じでした。ポジショニングとかは優れてて、やっぱりいいなって感じるんだけど、ボールが集まらない。もう少しボールが集まると面白いんだけど…。でも、得点もしたし、監督も信頼してくれてるみたいなので、頑張ってほしい。

posted by KASHIMA | 10:25 | Jリーグ | コメント(4) |
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2008年04月25日

CL準決勝1stレグ

リバプール対チェルシー
1-1(カイト/リーセオウンゴール)
この試合は、寝ぼけててあまり見ていません(60分くらいから見た程度)。ただ、リバプールはこの時期、本当に強いなと思う。多くのチームが疲弊してるときに、何かテンション高いみたいな。サポーターの力も大きいんでしょうけどね。CL1stレグ、ホームなので先勝したいところだったけど、リーセのロスタイムのオウンゴールで同点と、最悪の結末になってしまいました。あれは、2人行きながらカルーにあっさりクロスを上げさせたディフェンスと、ヘッドを思いっきりミスっちゃったリーセの、ちょっとした集中力のなさが招いた結果だと思う。リーセは、かわいそうとしか言いようがないですけど。よりによってここであんなミスをしちゃうとはという。
試合終了後に、リーセに気にするなよって感じでポンと触れてやったキャプテンとトーレス。次の試合はお前らにかかってるぞ!
チェルシーは大一番が明日あるので、そっちのほうも考えなきゃならなかったので大変だなと。


バルセロナ対マンチェスター・ユナイテッド
(0-0)
こちらは気合い入れてみました。もちろん、リーガファンとしてバルセロナを全力で応援。日本人なんで、レアル・マドリーとの因縁も関係ないんです。
去年、マンUはもろいなって思ったところもあったけど、今シーズンはその失点の少なさに驚く。その理由は、わりと相手に合わせたディフェンスをしてるんだなってところ。この日も、バルサの3トップの左右をケアするために、ルーニーと朴を左右に配置して、バルサがボールを持ってるときは思いっきり下がってスペースをなくしていた。これじゃあ、さすがのバルサも崩せない。それでも何度か崩してたのはさすがだけど、ラストパス、シュートと最後のところの精度を欠いていた。それが今年のバルサかなぁ。ボージャンが出て来たときも、すぐ朴とルーニーのポジションチェンジしたり、イニエスタを気にしてる感じだった。イニエスタをケアするなんて、わかってるなぁ。
で、攻めのほうはCロナウドを前に置いとけば、それだけで脅威なんで、すごい。マンUはCロナウドのチームだなって感じ。攻撃面でも、Cロナウドありきで、テベスやらルーニーやらギグスやらが、自由に動いてる感じがするし。でも、この日は、プランとして、まずバルサに失点をくらわないってのがあったと思う。あまり攻めてなかったので。で、そのプラン通りに無失点でカンプノウを終えた。少しでも色気を出したら、バルサは勝っていたかもしれない。でもそうしなかった。ファーガソンはホームでの試合に絶対の自信があるんだろう。それじゃないとあの戦術は取らないと思う。
 そんなわけで、術中にハマってしまったバルサ。でもメッシが、あと1週間あればコンディションが戻ってくるんじゃないかと思えたり、デコがいきなり素晴らしいパフォーマンスだったり、アンリが自信たっぷりだったり、収穫はあった。Cロナウドのせいでサイドバックが上がれないっていうのが、次も問題になるだろうけど、アンリがわりと鍵を握ってる気がするなぁ。

 ちなみに、ライカールトの采配にひと言だけ。
 ボージャンの前にアンリだろ!

posted by KASHIMA | 14:07 | UEFAチャンピオンズリーグ | コメント(2) |
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2008年04月22日

スペイン代表について考える[EURO08]

FW候補
F.トーレス(リバプール)
ビジャ(バレンシア)
グイサ(マジョルカ)
ラウル・タムド(エスパニョール)
ルイス・ガルシア(エスパニョール)
ボージャン(バルセロナ)

●中盤の中心がシャビであるかぎり(ここが重要!)、ワントップならばビジャのほうが圧倒的に良いと考えてる。トーレスにはトーレスの良さがあるが、足元の技術、動き直しのうまさなどを考えるとビジャ。ただしビジャを左サイドに添えるならFトーレスがトップでも良いかも。Fトーレスの魅力はなんと言ってもスピードとパワー。スペースがあるときにその能力が活きる。ちょこまか動き回るプレーは彼には向かない(=スペインのポゼッションサッカーは彼向きではない)。本当は、相手や状況にあわせて2人をうまーく起用するのがベストなのかもしれない。
 その他、リーグで調子がいいグイサや予選で活躍したタムドも良いが、個人的には、ボージャンを連れて行ってほしい。ラウルに代わるスペインの至宝になるべき存在だと思う。

 ちなみに、僕はラウルが大好きで、信者と言っても過言ではないが、今回のユーロは正直難しいし、アラゴネスは選ぶ必要はないと思う。



MF候補
シャビ(バルセロナ)
イニエスタ(バルセロナ)
シャビ・アロンソ(リバプール)
マルコス・セナ(ビジャレアル)
セスク・ファブレガス(アーセナル)
シルバ(バレンシア)
ホアキン(バレンシア)
アルベルダ(バレンシア)
リエラ(エスパニョール)

●ボールタッチ数などから見ても、スペインの華麗なる中盤の中心はシャビであることは間違いない。シャビが君臨するかぎり、スペインのポゼッションサッカーは続くだろう。ただ、世界のトレンドからいうと、セスクの前へ速いサッカーも良いと思う。だが、さすがにこの若き天才に中盤を任せるのは厳しいと見てる。イニエスタ、シャビはバルサの先輩でもあるし…。サイドアタッカーはシルバやイニエスタのテクニシャンタイプとリエラやホアキンのドリブラータイプ。これもうまく使い分けたり、後半流れを変えるために起用したりするのがいいと思う。
 アンカーの位置は、アルベルダがどうなるかわからない現状、セナが第一候補。シャビ・アロンソがその次という感じだろう。セナは守れて繋げて、完璧なアンカーだと思う。

DF
プジョル(バルセロナ)
マルチェナ(バレンシア)
アルビオル(バレンシア)
カプテビラ(ビジャレアル)
アルベロア(リバプール)
ファニート(ベティス)
ナバーロ(マジョルカ)
セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー)

●スペイン最大の弱点でもあるセンターバック。これはマルチェナとプジョルが、今のところベストだろう。アルビオルは今年1年、チームの事情で精神的にもグラグラだし、良いパフォーマンスを期待できないと思う。強国を相手にしたときは、マルチェナみたいな選手がベスト。でも退場の危険はいつもつきまとうと思う。右サイドはセルヒオ・ラモス。世界最強の素質を持ちつつ、その能力をうまく発揮できてない感じはするけどレギュラーだろう。左サイドは、4バックの中では一番安心して見ていられるカプテビラ。守って攻めて、素晴らしい選手だと思う。左右できるアルベロアがサブでいてくれるのが嬉しい。

GK
イケル・カシージャス(レアル・マドリー)
レイナ(リバプール)

●スペインの誇る2人の名GK。世界的に見ても、このレベルの選手を2人擁してるチームはないだろう。セーブに関してはカシージャス、フィード含めた総合力ではレイナと言った感じか。第3GKを誰にするのかは楽しみ。



代表でのタイトルには無縁だったラウル。ここでのラウル外しはある程度仕方ないのかなと思う。ラウルのあとの若い世代は、タイトルを獲ったりしてることも大きい。良い意味でも、悪い意味でも気を使ってしまうカリスマ的存在がいなくなったことで、伸び伸びは出来るだろう。そして、伸び伸びしすぎなければ、それなりの結果はついてくると思う。
イングランドで活躍している選手がいるので、そっちのサッカーを注入したら面白いと思うのだが、予選を見るかぎり、どうやらスペインはスペインであり続けるようだ。うまいけど勝負どころで勝てない。もう何度も言われて来たことだ。だが、僕のようなスペイン好きの気持ちは同じだ。それでもそのサッカーを貫いてくれ! そして、いつか優勝を…。

posted by KASHIMA | 20:33 | ユーロ | コメント(18) |
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2008年04月21日

浦和レッズ対大宮アルディージャ 我慢かな

チームのコンセプトが、開幕からガラッと変わったわけで、守り耐えることに慣れたチームが、自らイニシアティブを握って勝負できるようになるには、もうちょっと時間がかかるかなと思った。
今は名古屋が独走してるが、そのまま突っ走れるほどリーグ戦は甘くないので、もつれてもらって、なんとかレッズはそれに食らいついて、後半戦で巻き返せればなとか、そんな妄想を抱いてます。



0-0 スコアレスドロー。
おそらく、この試合を見た方のほとんどが情けないと思ったと思う。
前半は、まだ良かったが、後半はほとんどロングボールで、ビルドアップが全く出来なかった。押し込まれて、守から攻の切り替えが遅すぎるし、動かな過ぎてパスコースはないし…。

ちなみにGKからロングパスから押し上げるというのがオジェック時代から定番になってる決まり事は、いい加減やめてほしい。もっと後方から組み立てられるようにならないと意味がないだろう。

レッズはこれまで、極端に言うと、攻撃は3人任せ、あとは守備というバランスで戦って来た。だから失点も少なかったわけだけど、これからはもっと連動して、攻撃のときは、4〜5人と絡んでいかないといけない。そのためには、やっぱり中盤の誰がリスクをおかし、誰がそのリスクをカバーするのかが大事になる。今は、平川、相馬、闘莉王、細貝の関係がまだまだに見える。そろそろ、闘莉王がCBに戻って、鈴木啓太が入るだろうけど、いずれにせよ、中盤の選手がディフェンダーとフォワードの距離を短くしていかなくてはいけないだろう。

でも、それはそう簡単な作業じゃないってことは理解しておかなくてはいけない。やっぱり、試合で時間をかけて作っていくしかない。特にタレントが揃っているチームは、高い次元での連携をはからないといけないので、時間がかかってしまう傾向にあるし。まぁ、そのまま連携取れずに終わってくパターンも多いわけだけど…。ファンとしてはエンゲルスを信じて、いずれよくなるだろうと思いながら見たほうがいいと思う。

ということで、この大宮戦。誰が戦犯というわけでもないが、全体的に、ほんのちょっと何かがくるってる感じがした。鹿島戦で力を使い果たしたというのもあるだろう。次の京都戦は、リフレッシュして望んでほしい。期待してる。




さて、エンゲルス監督は、エジミウソン高原をチームにフィットさせるために、かなり我慢して使ってきたと思う。指揮官としては、そういう判断は大事! 僕らは責任なんてないのであれやこれや言いたがるが、監督には責任があるわけで、長いリーグを見越して戦っていかないといけない。なので、反対ではない。現にこの試合で、やっと高原らしさが出て来たと思うし。
だからこそ、そろそろ組み合わせを試して行ってもいいんじゃないかなぁと思ったり…。永井がいると高原もやりやすそうだから。

僕が試して欲しいなと思うことは、こんな感じだ。
・高原と永井のツートップ+達也or梅崎(どちらかスーパーサブに)
・エスクデロ セルヒオ や西澤といった若手
・GK 山岸
・サイドハーフに梅崎(ちょっと微妙かもしれないけど、サイドで起点が欲しいなと思うので)


※前日、鹿島とガンバの試合を見てただけに、結構見てて辛かったです。笑

posted by KASHIMA | 12:14 | Jリーグ | コメント(9) |
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2008年04月17日

浦和レッズ対京都サンガF.C.(ナビスコ杯)

試合開始前、
レッズも最近復調してきたし、問題なく勝てるだろうと。
僕はサンガを舐めていた。
もちろんそれは前節のエジミウソンの3得点も印象に残ってたからだけど。



ナビスコカップ自体は、そこまで重要な大会ではないと思うし、最悪、予選を突破できなくてもいいくらいに思ってるのだが、若手を試したり、連携を高めたりすることができる良い機会であることは確か。
ってことで、この日の浦和は、闘莉王を最終ラインに戻し、高原と梅崎にチャンスを与え、山岸と坪井も起用し、永井を温存という、ナビスコらしい先発で試合にのぞんだ。

期待はしてなかったが、やっぱり試合は作れない(笑)
完全に相手のプラン通りに進んでる感じだった。京都も別にポゼッションを高めるわけでもなく、カウンターを狙っていたので、どちらが主導権を取ってるわけでもない落ち着かない状態で試合は進む。たぶん京都は前半0-0で良かったんだと思う。
そんな中、また、あり得ないことが起こる。
山田暢久の見事なスルーパスから京都の林が流し込んで先制。orz
いや〜呆れました。都築に続き、山田までも…。
山田のバックパスは危ないと何度か書いたけど、それが見事にゴールに結びついてしまった。彼の戻し癖には以前から情けないと思ってたし、これは良い機会だと思うので、今後はもっと前を向いてプレーしてほしい。ってか、おまえが前を向かないでどうすんだよと…。頭を使わずプレッシャーがきつければGK、DFに戻せばいいとか、そんな軽い気持ちでやってるように見えてしまったので(当然そういうことはないと思うが)。
今、レッズに求められてるのは、どうやってボールを前に進めるか。そのためには相手のプレッシャーをかいくぐらなければならないわけで、そのために人とボールを動かさないといけない。どこかで無理をする選手も必要になるだろう。それをキャプテンであるお前がやらないでどうするんだと思う。まだまだ老け込む年でもないだろ。ちなみに梅崎は2人に囲まれてもゴールを向き、抜けないときは最低でもスローインに結びつけようとしていた。そういう姿勢が大事だと思う。

 高原、エジミウソンは相変わらずチームにフィットしないし、細貝は気合いが空回り。闘莉王は上がり過ぎと、気持ちだけの部分がかなりあった。
 そんな中、移籍組ながらはやくも存在感をしめしてるのが梅崎。本当に素晴らしい活躍だった。わりと日本人に不足しているチャンスメーカー。クロスの精度がもう少し高ければというもったいない選手が多い中、彼はそういうセンスを持ってると思う。
 あとはこういう状況で力を発揮するのはいつも阿部だな〜と、彼の冷静さにも感心したりした。
 個人の評価をすれば、そのほかに山岸と永井は良かったと思う。

 ちなみに後半は、攻めに転じた京都の猛攻に苦しみながら、レッズもいくつか決定機を作るが、最終的に引き分け。なんとか勝ち点1をもぎ取った結果となった。
 この試合は、フジテレビ739で見ていたのだが、解説の清水氏の言ってることは概ね正しかった。高原に対しては甘い気がしたが、サイドを使うにも中が大事とか、縦に急ぎ過ぎとか、中盤にためが出来ないとか…本当にその通りに思う。思うのだが、試合が進むに連れて、さすがにこれは認めざるをえない事実に気づきはじめる。

そう、それは、「むしろ京都が強い!」という事実。(いまさら) 
で、改めてリーグ成績を見たらレッズのすぐ下の5位じゃん!
好調の名古屋と、それなりに好発進はした神戸。
ひょっとしてこれは、めちゃくちゃ死のグループに入っているんじゃないか(笑)。
でも、強いチームと多く当たれるのは良いことだし、プラスに考えていくしかないかぁ。

posted by KASHIMA | 17:43 | Jリーグ | コメント(7) |
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