2010年02月26日
素敵な夜。
バンクーバーにやってきて2週間が過ぎました。 冬季オリンピックもいよいよ大詰めを迎えようとしています。 上村愛子選手の涙に始まり、長島圭一郎選手と加藤条治選手の表彰台、小林範仁選手の激走、高橋大輔選手の復活、葛西紀明選手の大ジャンプなどなど、数々の名場面を見ることが出来ました。そして、今日、いよいよ、あと1時間もすればフィギュア女子シングルのフリープログラムが始まります。ひっそりと静まりかえっていたプレスルームも俄かに活気付き、徐々に緊張感が高まってきました。 一昨日のショートプログラムでの浅田真央選手の演技は感動的なものでした。パリのエリックボンバール、ロシアのロステレコムカップ、全日本選手権と3大会を取材してきた中でダントツの出来だったと思います。6分間練習では何度も呼吸を整えたり、首や肩を回したりと遠めにも緊張感が伝わり、こちらまで緊張してしまいました。そして、課題とされてきた最初のトリプルアクセルを成功させ、徐々にリズムに乗って、スパイラルでは彼女らしい笑顔が見えたとき、僕の緊張もほぐれ、演技を終えた喜びを爆発させる浅田選手をみたときは、全身に痺れるような感覚が走り抜けました。 およそ5時間後には泣いても笑っても結果がでます。しかし、メダルの色とかそういうことだけではなく、例えば怪我から復帰を果たし自らの信念を曲げることなく4回転ジャンプに挑戦した高橋大輔選手のように、お母さんの不幸を乗り越え感動的な演技を魅せてくれたジョアニー・ロシェット選手のように、そして、一昨日の彼女自身が見せてくれた演技のように、滑り終えたときに観ている人、すべての人が感動を共有できるような演技をしてくれることを、そして、彼女自身も最高の笑顔ができるような、そんな素敵な夜になって欲しいと心から祈っています。※写真はバンクーバー市内での一コマ。 撮影:たかすつとむ
posted by tpower |08:11 |
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※写真はバンクーバー市内での一コマ。
撮影:たかすつとむ

