2006年06月20日
愛でるべき人々。
今大会、何かとお騒がせなトーゴ代表の取材をすべくドルトムントに足を運んだ。 1月に取材したアフリカネーションズカップでは、アデバヨールとナイジェリア人監督ケシの確執により、良い所なく敗れ去った彼ら。果たして生き残りを賭けたスイス戦を前にボーナスをめぐる騒動が報道された。 前回大会でもカメルーンが同じような状況で話題になったし、そういえばネイションズカップでもDRコンゴが同じ問題でストライキを起こしそうになっていた。この辺の話題はアフリカらしさと言えるだろう。 さて、そんな騒動もお構いなしに無邪気なのがトーゴサポーターであった。 ひとりが小鼓のような楽器でサンバのような独特なリズムを刻めば、そばにいるトーゴ人らしき人が歌とダンスで応じる。最初はひとり、ふたりなのだが、通りがかりの同胞がひとり、またひとりと徐々に増えていく。気が付くと7、8人のグループとなり、ドイツ人はもちろん、対戦国のスイス人までが笑顔で眺めている。 彼らに誘わられるように観客入り口まで付いてく。 そこでも彼らは延々と宴をやめる気配はない。試合まであと30分もない。 一体、いつまで彼らは歌い踊り続けるのだろうか? やがてスタジアムから大きな歓声と共に国歌が漏れ聞こえてくると、彼らは踊りを止め、スタジアムに背を向けてファンフェスタの会場に向かっていった。 なんと彼らはチケットを持っていないようだった・・・。 無邪気で陽気な彼ら。 きっと敗退が決まっている最終節でも彼らは歌い、踊るのだろう。 なんとも愛でるべき人々であった。 ※写真はドルトムント中央駅での一コマ。 撮影・たかすつとむ
posted by たかすつとむ |03:44 |
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