2007年07月16日

夏休みを終えて。

またまた更新が遅れてしまいました。
今、僕はハノイの旧市街地にあるホテルにいます。ビクトリア→シアトル→成田→バンコク→ハノイのルートで昨晩、現地入りしました。

試合直後(U20のチェコ戦)は大きなショックを受け、それでもハノイ行きのチケット変更や新たなチケッティング、移動に次ぐ移動に追われ、敗戦を直視することも出来ない3日間でした。

さてチェコ戦です。本当に悔しい敗戦だったと思います。まるでカイザースラウテルンでの悪夢のような連続失点。レフリーにも疑問は残りましたが、最後の最後で彼らの悪い意味での若さやナイーブさが表出した気がします。ベスト8では因縁の浅からぬスペインかブラジルのと対戦が待っていただけに、つまりこの世代で正真正銘の強豪国といえるチームに真剣勝負を挑み、どこまでやれるのか、またやれないのか、その物差しは今後の彼らにとっても大きな意味を持つと思えたからこそ、残念でなりませんでした。

「よくやった!」とか「これじゃ日本のサッカーは変わらない!」とか色々な意見があるとは思いますが、個人的にはもう少しだけ彼らの魅力的なサッカーを観ていたかったので、とても残念な気持ちです。現地でご一緒したあるカメラマン氏が「あと1週間あると思っていた夏休みが突然終わりを告げ、明日から授業だ!って言われた小学生の気分」と話していましたが、本当にそんな感じです。どんな戦いを見せてくれるのかドキドキ、わくわくしながら試合に臨んでいた僕らは、夏休みに胸を膨らませる小学生だったのかも知れません。

失意の中で一通りの作業を追え、宿に戻るタクシーの中での出来事です。運転手は中東系の男性で、アラビア語訛りの英語でこう話してくれました。「今日の日本は本当によく戦ったな。とてもスリリングで面白い試合だったよ」。僕が「泣きたいよ」と言うと「それがフットボールさ」と諭されました。現地の人の心にも届く試合をしていたという事実に日本人として誇らしく思い、救われた気がしました。

2005年の仙台杯に始まり、SBS杯、アジアユースと短い付き合いですが、予算と時間が許す限り、取材してきたチームは解散してしまいますが、彼らのサッカー人生はこれで終わりではありません。今後の彼らの活躍に期待したいと思います。

20070716-00.jpg

※ロイヤルアスレチックパークでの一コマ。
撮影:たかすつとむ


posted by たかすつとむ |10:22 | コメント(0) | トラックバック(0)
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