たかすつとむのフォトブログ

夢を追いかけつつ。

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ブラジルW杯が始まって13日目。日本代表がワールドカップから姿を消した。予想してたよりも少し早く、想像以上に悲惨な幕引きで。いや、夢想してたよりもかな。

ヘシーフェ。「ホンダ、持ってるなー」。ハーフタイムにピッチ脇で写真を送っているとき、妙にテンションが高かったのは、容赦なく振り続ける雨だけが原因ではなかったと思う。後半開始。2分間。カップラーメンだって固麺にしかならないわずかな時間だ。コートジボワールはギアを下げてトルクを使った感じ。4速で2000回転のところを、3速に落として4000回転で力強さを増した、そんな感じだった。既視感を覚えたのは奇しくも1年前、同じくヘシーフェでやったイタリア戦だった。要するに「オレたちはいつでもお前たちから点を獲れるんだぞ」と豪語された感じ。

ナタール。初戦を落として、お互いに勝ち点3を狙っていた試合。10人になってしまったギリシャの絶対に守るぞという意志と、絶対に点を獲らなきゃと焦って空回りする日本。結果論だけれど、グループを勝ち上がったギリシャの方が「オトナ」だったなと思う。さすが元ヨーロッパチャンピオン。多くを望まず結果のみを追求し続けた先にある答えを垣間見た気がした。

クイアバ。前半ロスタイムに同点ゴール。裏の試合はギリシャがリード。みんなが「も、もしかして?」と思ったはずだ。一度は諦めたヘシーフェへの行き方をアレコレ考え始めて、ふわふわしながら迎えたハーフタイム。隣の席に座った先輩カメラマンから教えてもらった現実。「コロンビア、この前と8人も変えてきてるよ、まぁ後半すぐにロドリゲス入れてくるだろうね」。果たしてその通りになった。デコボコなピッチ、蒸し暑さもこの3試合で一番だった。タフな環境。そんな中、前半から明らかにオーバーペースで飛ばした日本は足にくる。表情が険しくなる。それでも必死にボールに食らいつく。焦りがミスを生む。この4年間をこんな形で終わらせたくない。自らの不甲斐なさに苛立ちが募る。終わらせてはいけないという強い意志を感じるプレー。コロンビアは優しくはなかった。空いたスペースを上手く使って得点を上げ、確実に積み上げる。日本がアジアの格下相手にしていたように。それくらい実力に差があった。

なんでこうなったのか。この結果をどう受け止めるべきなのか。きっと人それぞれだ。ワールドカップは勝たなければ意味がない。いやいや4年前のような守備的な戦いでは未来がない。未来はないかも知れないけど、結局、ギリシャは残ったよね。そういえばアジアは一勝もできてないよね。枠減らされちゃうよー。いや減らして予選を厳しくした方がいいよ。冷静に考えればスペインだって、イタリアだって、イングランドだって敗退するくらいだからねぇ。

選手は最後の最後まで走り続けた、感動をありがとう。もう感動をありがとうはやめよーぜ。ブレまくったザックさんがねぇ。切るならコンフェデのときだった。いや、ヨルダンに負けたときだろ。みんな監督かんとくって言うけど、実際にプレーするのは選手なんだから。。所属チームで満足に結果出してない選手がスタメンって。。そもそも組み合わせが決まる前にキャンプ地を決めるのっておかしいよね? てか、22時キックオフって。日本代表には色々なオトナのジジョウがあるからねぇ。安易に煽るだけのマスコミだって悪い。敗退決まって4分後に次期監督の情報が公開されるのってどうよ? 今回は川淵さんの「あ、いけね、言っちゃった」じゃないんですね。ふ〜ん。ケンケンガクガクかくかくしがじか。みんなが言いたいことを言えばいいと思う。

日本人がどんなサッカーを求めるのか。幾度となく繰り返された話だけれど、これはポリシーの問題だ。守備ありきで結果を出すサッカーなのか、ポゼッションを活かしたサッカーなのか。で、選手たちは前者には未来がないとして、後者を選んだ。未来の日本サッカーの指針を定めるんだという大いなる志をもって。みんなもそれにのった。日本がポゼッションサッカーで世界を驚かせる。まるで夢のような話だ。しかし、その結果が無残とも呼べる今大会の結果だ。守備的なサッカーに未来がないとは思わないけれどツマラナイ。4年間に一度のカタルシスのためにフラストレーションを貯め続けられるほど僕はドMではない。だから、僕も後者で良いと思っている。美しい花には刺がある。今回は刺にズタズタにされてしまったけれど、僕はそれでも良いと思えるくらいにはMだ。

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東京都出身。出版社にて編集者を経験した後、フォトエージェンシーに勤務の傍ら、スポーツカメラマンとして活動開始。エージェンシーを退社、フリーランスとなる。ライフワークとしてセパタクローを追いかけ、サッカーを中心に数多くのスポーツを取材中。日本スポーツプレス協会(AJPS)、国際スポーツプレス協会(AIPS)会員。
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