2010年02月24日
フィリーズからFAとなっていた朴賛浩がヤンキースと1年契約を結びました。
その条件はメジャー契約で年俸120万ドルプラス出来高と報道されていますので、底冷えだったこのオフのFA戦線では比較的好条件だったと言えるでしょう。
スプリングトレーニング開始時期までじっくりと待って交渉を続けた甲斐があったというものです。
昨季のフィリーズでの成績は45試合に登板し3勝3敗。
中継専門ではなく7試合のスポットスタートもこなしていますから、先発ローテーションの5番手に不安を抱えるヤンキースにとって貴重な戦力となるでしょう。
しかし、一度は「終わった」感がある朴のこの数年の渋い活躍に私は感心しています。
94年に韓国人初のメジャーリーガーとしてドジャースでデビューしたのは16年も前のこと。
90年代後半から01年に掛けてはドジャースのエースという域に留まらず、(ちょっぴり大袈裟に言えば)ナ・リーグではカート・シリングに次ぐ右投手という時期もありました。
そして当時の代理人スコット・ボラスの手腕もあって長期の大型契約を獲得しレンジャースに移籍しました。02年のことです。
ところがそこから先は、故障もあり典型的な不良債権状態。
レンジャースからパドレス、メッツと転々しもはや引退も時間も問題と思われました。
しかし、08年に古巣ドジャースに復帰するとセットアッパー兼スポットスターターとして存在感をしましました。
そして昨年のフィリーズでの活躍はみなさんの良く知るところです。
朴を見て「立派だなあ」と思うのは、かつてのエースが先発投手として完全に峠を越してからも現役を諦めず、地味な中継の役目を受け入れ黙々とがんばっている点です。
まあ、人生観の問題かもしれませんが、その過程においてマイナー契約(08年のドジャース)という屈辱的な条件を経験するもそれをバネにそれなりに結果を残しています。
簡単に野球を諦めない、そんな朴のベースボール・ジャンキーぶりに私は密かに声援を送っています。
posted by toyorashotaro |00:04 |
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2010年02月21日
今日はもうひとつ日本人メジャーリーガーのお話を。
今年、そろそろ本領を発揮して欲しい選手がカブスの福留孝介です。
大きな期待と長期契約で迎え入れられたのが3年前。
開幕戦でいきなりあのエリック・ガンエから同点の3ラン本塁打を放つという華々しいデビューでした。
しかし、その後は高い年俸に見合う活躍とは残念ながら言いかねるのが実状です。2年連続で2割5分台の低打率やかろうじて二桁の本塁打数はもちろん、両年とも後半失速する傾向にも多くのシカゴリアンは失望しています。
両年とも版で押したように似通った成績のため、所詮このレベルか、というような諦念感すら漂っています。
しかし、今年はチャンスだ、私は真剣にそう思っています。
理由はふたつ。
まずは、石の上にも三年、です。
4月には33歳になる福留に伸びしろはあるのか?という意見もあるでしょう。
しかしその一方で松井秀喜は7年目の35歳にしてメジャーに対応する打撃スタイルを完成させました。
福留は実力が足らないのではなくまだ対応しきれていないのだ、という考えもあながちこじつけとは言い切れません。
もうひとつの理由は打順です。
昨季までのカブスのリードオフのアルフォンソ・ソリアーノはそのフリースインガーぶりから来る出塁率の低さのため、今季は中軸から下位に打順が下がると言われています。
そして、今季のリードオフを務める可能性が最も高いとされるのが福留なのです。
日本では高打率と長打力を欲しいままにしてきた福留ですが、スラッガーとしてはメジャーではやや力不足の感は否定できません。
しかし出塁に徹することができるリードオフなら彼の強みである選球眼の素晴らしさが活かされ、ややウィークポイントと言えるパワー不足がハンデになりません。
脚力とチーム有数の出塁率を誇るリードオフマンにしてゴールドグラブ級の首尾の名手。
我々が福留に望むべき姿がようやく明確になる今季こそが、福留の本領発揮の年でしょう。
最もそれにはまずザビアー・ネイディとの争いに勝利し、ライトのポジションをしっかりとモノにする必要がありますが。
posted by toyorashotaro |17:51 |
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2010年02月21日
今季、個人的に健闘を期待したい選手のひとりにブレーブスの斎藤隆投手がいます。
ご存じの通り、斎藤は今季ブレーブスのセットアップとして、320万ドルの1年契約で迎え入れられました。この契約にはインセンティブも付いており最高で550万ドルになる可能性もあります。
近来稀な大不況だったこのオフにおいてはなかなかの好条件で、言い換えればチームの斎藤への期待度の現れでしょう。
ところが、現地の各種メディアでの「このオフの契約を振り返る」的な企画では、斎藤とブレーブスの契約は残念ながら「無駄遣い」契約のひとつとして批判的に語られるケースが多いのです。
理由として挙げられるのは斎藤のWHIP(イニング当たりの被出塁数)の悪化傾向です。
確かに、サイヤング賞モノだった大活躍の07年(0.72)から翌08年は1.19、そして昨年は1.35です。
昨年の数字自体はまだ合格点と言えますが、年々悪化傾向にあることと年齢が40歳であることが大きな懸念材料で、「常識的には10年は更に悪化する筈」というのが一般的な論調です。
それでは、防御率はどうでしょう?
07年の驚異的な数字(1.40)には及びませんが、08年が2.49、09年も2.43と好調を保っているようにも見えます。
一方で、救援投手の防御率は後続投手の結果に左右されることが多く必ずしも実際のパフォーマンスを反映していないと言われています。
そこで、近年普及してきたComponent ERA(略称ERC)で見てみるとどうでしょう?
詳細は割愛しますがこれは実力以外で左右される要素を極力排除した指標で、これで見ると07年1.28、08年2.57、09年はなんと4.08と明らかに悪化しています。
残念ながら、数字で見る限り「斎藤は年齢とともに確実に衰えている」という現状を否定できないのですが、だからこそ私は奮闘を期待したいと思います。
そもそも06年にマイナー契約でメジャーに挑んだ時点ですらここまでの活躍を予想した専門家は皆無だった訳ですから。
posted by toyorashotaro |14:47 |
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2010年02月20日
私が時おりチェックする海外の野球ブログに、ESPNのロブ・ネイヤー記者による"SweetSpot"があります。
かつて彼の著者を読んでファンになって以来、毎日とは言いませんが、週に数回は覗いています。
そして今日のトピックはヤンキースのマリアーノ・リベラでした。
既に40歳であるにも関わらず、昨年もキャリア有数の成績を残している。そんなエイジレスぶりが取り上げられています。
しかしメジャーの世界、エイジレスなのは選手だけではありません。
例えば、ドジャースのプレイ・バイ・プレイアナウンサーのビン・スカリーさんは御年82歳、今年はなんと61シーズン目!になります。
今やブルックリン時代のドジャースとの唯一の繋がりである同氏はジャッキー・ロビンソンの全盛期からドジャースの試合を中継しているのですから驚愕です。
昨年あたりは2010年一杯での引退もほのめかしていましたから、今季は噛みしめるように氏の放送に聞き入りたいものです。
因みにスカリーさんは高齢になっても見事な金髪を保っています。
そのボリューム感故に「あれってカツラでしょ?」と私も良く聞かれましたが、いいえ、ご自身の頭髪のようですよ!
posted by toyorashotaro |18:10 |
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2010年02月19日
ついに始まったメジャーリーグのスプリング・トレーニング。
注目すべき点は無数にありますが、その中のひとつが01年シーズン以来の現場復帰となるカージナルスのマグワイア打撃コーチです。
いきなり打撃コーチとしての本業以外の部分で記者団に囲まれてしまったマグワイア。
Mlb.comの動画で見る限り、割と毅然とした態度で「あれはもう終わったこと」と述べていました。
まあ、マグワイアが全てを洗いざらしに語りつくした、と考える人は少数派でしょうからこのような「囲み」も致し方ないこと。
現場復帰の意思を固めた段階から記者団の執拗な取材攻勢は織り込み済みの筈ですからここはしっかりと乗り越えるしか無いでしょう。
マグワイアには同情的な見方もあります。
曰く「彼の現役当時は禁止されていなかった」
曰く「厳しい競争に晒されている選手たちにとって、周囲のライバルが薬物に手を染めて好成績を残している状況でどうして自制できようか」
その一方でこんな意見もあります。
「MLBで禁止されているかどうかを問わず、少年ファンの規範となるべきメジャーリーガーが薬物を使用すること自体問題外だ」
こんな論争を聞くと私は先日の朝青竜引退騒動でのある評論家のコメントを思い出します。
彼は、「品格、品格と言うが十代半ばで異文化から相撲界という極めて特殊な世界に身を置き一般社会での経験が皆無の若者に日本文化と伝統を担えというほうが無理だ」という主旨のことを述べていました。
結構考えさせられます。
そうすると、メジャーリーガーも所詮は野球特殊技能者であるところに価値があるだけであり、ロール・モデルであることまでを望むのは(建前は別にすると)無いものねだりである、そう考えることも(残念ですが)必要かも知れません。
posted by toyorashotaro |23:02 |
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2010年02月17日
2003年のナ・リーグサイヤング賞投手、エリック・ガンエがドジャースへの復帰を目指しているようです。
スプリング・トレーニングを直前に控えたこの時期にドジャースのスカウト陣にアリゾナで投球を披露したようですが、残念ながらドジャースの態度は「保留」。
正式な契約オファーには至っていないようです。
ガンエはドジャースを06年限りで去った後、07年はレンジャースとレッドソックスでプレーし08年はブリュワーズと1000万ドルで1年契約。
しかし、開幕戦でカブスの福留に痛恨の3ラン被弾でブロウセーブ。
結局は精彩の無いままシーズンを終了。
翌09年はスプリング・トレーニング中に不振を理由に解雇の憂い目に遭っています。
その後はどの球団からもオファーは無く地元カナダの独立リーグで先発投手兼コーチとして過ごしていますが、レベルの低い独立でも成績は平凡なもの。
特に全盛期からは考えられない低い奪三振率(102回2/3で64三振)に終わっています。
正直なところ、現在のガンエの実力とドジャースブルペンの構成からすると決して今後の展開は明るいものでは無いでしょう。
むしろ、ドジャース時代の師であるジム。トレーシーが監督を務めるロッキーズのほうが可能性が高いかも知れません。
とは言ってもそれはあくまでスプリング・トレーニングに招待される可能性についてのこと。メジャーへの復帰への道は極めて険しいと言わざるを得ないでしょう。
posted by toyorashotaro |21:34 |
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2010年02月14日
今週の目立ったニュースとしては、巨人からFAとなっていた高橋尚成投手のメッツとの契約があります。
その内容は残念ながら高橋が当初希望していた、複数年のメジャー契約で先発確約という条件からはかけ離れたマイナー契約でした。
果たして高橋はここから這い上がって自らの夢を実現することができるでしょうか?
メッツの先発ローテーションは、4番手まではほぼ決まっているものの最後のスポットには人材を欠いており、高橋にも十分チャンス有り、という主旨の報道も目につきます。
実際のところはどうでしょうか?
私は彼の実力自体はそれほど心配していませんが、「マイナー契約」の持つ意味を高橋がしっかり認識しているか?その点のみやや懸念しています。
逆にいえば、正しい知識を持って臨めば十分成功の可能性はあると考えます。
過去、マイナー契約からの成功例としては06年の斎藤投手が挙げられます。
しかし、残念ながら逆の例もありました。
斎藤と同じドジャースで1年前の05年に挑んだ中村ノリ内野手です。
中村は春季キャンプで好成績を残しながら開幕25人のメンバーからギリギリ漏れてしまい、3Aのラスベガスで開幕を迎えることになってしまいました。
その時、彼は不満をぶちまけました。
曰く、「これは不公平だ。」
なぜなら「25人目に選ばれたオスカー・ロブレスより俺のほうが良い成績を残している。」
確かにその通り。
しかし、これがマイナー契約の意味することなのです。
マイナー契約の中村は40人のメジャー・ロースターに入っていなかったので、彼を開幕ベンチ入りの25人に入れるならその枠を確保するために、誰かを(恐らくはライバルのロブレスを)ウエイバーに掛けねばなりません。ありていに言えばクビにしなければならないのです。
これはそう簡単に出来ることではありません。
ノリのほうがちょっぴり好成績という程度の差なら、この場合のドジャースの判断は間違っていません。
そのあたりをノリが正しく認識しておらず、日本流にいくらでも1軍と2軍で入れ換えの出来るシステムと混同していたフシがありました。
結局、この一件で(本人からすると当然で球団からするとお門違いの)上層部批判を展開したノリは不遇のシーズンを過ごすことになってしまいました。
これを他山の石とするなら、高橋はマイナー契約である以上、ライバルを相当引き離すパフォーマンスを春季キャンプで見せない限り容易に開幕からローテーション入りは出来ないと胆に銘じるべきです。
そしてそれ以上に大事なのは、開幕をマイナーで迎えても(前述の理由によりその可能性は高いでしょう)、決して気持ちを切らないことです。
長いシーズン、そのうちローテーションメンバーの中にも必ず故障者や不調の選手が出てきます。
その時こそチャンス。
そこまで、慣れない文化と言葉の壁に潰されることなくしっかりと実績を蓄積することが重要です。
posted by toyorashotaro |17:01 |
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2010年02月13日
2年連続でナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したティム・リンスカムが年俸調停を回避し、ジャイアンツと2年総額2300ドルで妥結しました。
このニュースには少々驚かれたファンもいらっしゃるかも知れませんね。
何故なら、彼の圧倒的なこの2年間のパフォーマンスと25歳という年齢をもってすれば、調停ではリンスカムが主張していた1300万ドルが球団側の800万ドルより勝利の可能性は高いと言われていたからです。
そして調停に勝利すれば2010年は1300万ドルで、今年また好成績を残せば翌年は2000万ドルも十分射程圏で、合計3300万ドルです。
それがあっさりの妥結。理由は何でしょう。
それは、やはり体調面の懸念ではないでしょうか。
あんな華奢な体格であれだけの力投型のフォーム、勤続疲労による故障を心配するのはまあ当然です。
いや大きな故障が無くても疲労による成績ダウンは十分あり得るでしょう。せいぜい10勝とか。
そうなるとこの不況下、翌年は7ー800万ドルへダウンというシナリオも視野に入れるべきです。
であれば、元々09年の年俸はわずか65万ドルのリンスカム、2年契約で2300もギャランティされれば御の字。
そういうビジネス判断に至ったとしても不思議ではありません。
posted by toyorashotaro |18:52 |
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2010年02月12日
「Big Hurt」(大いなる破壊力)ことフランク・トーマスが正式に引退を表明するようです。
むしろ、「えっ?まだ引退していなかったの?」と思われたファンの方も多いでしょう。
実は私もそうでした。
というのも、ブルージェイズとアスレチックスに在籍した08年を最後に09年は全くプレーしていなかったからです。
それが10年のスプリングトレーニング直前の時期になってようやく引退の意思表明と言うことは、やはり現役に未練を持ち続けていたのでしょう。
トーマスは掛け値無しにBig Hurtでした。通算本塁打521本はあのテッド・ウイリアムズやウイリー・マッコビーと並び歴代18位です。
もちろんホームランが乱れ飛んだ90年代を中心にプレーしていますから多少割り引いて考えるべきかもしれません。
しかし、通算打率.301、出塁率.419、長打率.555はモノ凄いと言って良い数値です。
十分殿堂入りに値します。
その全盛期である91年から97年の間に4度もOPSでアリーグ1位になっています。
栄光に満ちたそのキャリアにおいて残念だったのが05年にホワイトソックスが世界一になった年に故障で十分な貢献ができなかったことです。
しかし翌年年俸わずか100万ドルでアスレチックスに拾われると39ホーマーを放ち、見事に復活を果たし限界説を吹き飛ばしました。
93-94年の連続MVP獲得以上にこの復活劇は感動的でしたね。
posted by toyorashotaro |22:27 |
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2010年02月11日
今季ホワイトソックスと1年契約を結んだ大ベテランのオマー・ビスケル。新しい職場での役割は若いアレクセイ・ラミレスの控えにして指南役と言ったところでしょうか。
今年43才ですが、元気一杯。なにせ9年連続を含む通算11度のゴールドグラブ賞を受賞している稀代の名手。
将来の殿堂入りの可能性も十分あるでしょう。
そのビスケルですが、ホワイトソックスでの背番号はなんと現在永久欠番となっている「11」なのだそうです。
同球団の「11」は50年代から60年代の名遊撃手ルイス・アパリシオが84年に殿堂入りを果たした際にその栄誉を讃え欠番になっていました。
アパリシオはベネズエラの出身ですからビスケルの大先輩です。
少年時代からその素質が高く評価されており、プロ入りに当たってはまずインディアンスのスカウトが駆け付け当時としては破格の1万ドルでの契約を約束しました。
そのスカウトは欣喜雀躍してクリーブランドへ戻り、天才少年と契約の約束を取り付けたことをGMのハンク・グリーンバーグに報告しました。
このグリーンバーグはタイガースでの現役時代は一世を風靡したホームラン打者でしたが、残念なことにフロントオフィスでの仕事では失敗が多いことでも知られています。
そしてこのアパリシオとの契約話においても、なんとその担当スカウトを一喝。
「だめだ!そんな小僧はせいぜい5000ドルだ!」
自分に無断でそんな高額を提示したことに怒り心頭だったようです。
スカウト氏は渋々ベネズエラへ渡り、契約金の減額を告げたそうです。
すると金額そのものより減額されたことによりプライドを傷つけられたアパリシオはインディアンスとの話を白紙に戻し、もうひとつの候補球団だったホワイトソックスと契約したのです。
インディアンスは契約金をケチって大漁を逃してしまいました。
posted by toyorashotaro |19:47 |
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2010年02月11日
元ヤンキースの王建民のナショナルズ入りの可能性が高まったようです
彼は、昨年夏の右肩の手術から完全には回復しておらず、今季の登板はせいぜい5月あたりからと報道されています。
そうなるとこの商談が纏まるにしてもマイナー契約でしょうからナショナルズにとってもリスクの少ない獲得になるでしょう。
個人的には、王はドジャース入りするだろうと思っていましたが、先日アリゾナでいまだマウンドからは投げれない状態の王を見て流石のコレッティGMも踏みとどまったようです。
なにせこのGMさんは同じく右肩手術を受けたジェイソン・シュミットで大失敗をしでかしていますからいきおい慎重になったのでしょう(もっとも金銭的なリスクは王とシュミットでは大違いですが・・・)。
私が「ドジャース入りもありか?」と思った理由としては、まずはヤンキース時代のトーレ監督との関係、それに3月中旬のドジャースの台湾遠征でした。
所詮マイナー契約で獲得できるなら台湾遠征用時のプロモーションに使えるだけでも元は取れるのでは?と邪推しましたが、やはりビジネスと戦力確保は別問題のようです(当たり前か)。
台湾と言えば・・・
一時は諦めかけた私自身の台湾遠征ですが、実はついにチケットをゲットしました。
現地の手配屋さんにネットオークションで競り落としてもらったものです。
結果的にちょっぴり割だけですが、そこは割り切っています。
さあ、次は航空券とホテルの手配です。ワクワク。
その一方で、台湾球界では元阪神の中込や元西武の張誌家が昨日詐欺罪と賭博罪で起訴されています。ドジャースの遠征が同国の球界浄化のきっかけのひとつになることを祈りたいと思います。
posted by toyorashotaro |12:19 |
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2010年02月09日
パドレスからFAになっていたブライアン・ジャイルズがドジャースとマイナー契約を結びました。
この39歳のベテランはメジャー15年目の昨季、6月半ばには右ひざの故障でリタイア。そのままシーズン終了になりました。
結果として、出場わずか61試合で打率.191、本塁打2、打点23という屈辱的な成績に終わりました。
もともとこの数年は衰えが取りざたされていましたが、08年は3年ぶりの打率3割を記録しオフに900万ドルのオプションを球団に行使させた直後の凋落でした。
しかし、昨シーズン終了時点でのジャイルズの通算成績を見て見ると・・・
打率/出塁率/長打率がそれぞれ.291/.400/.502でOPSはなんと.902。これは超一流選手のそれと言って良いでしょう。
ドジャースでは、ラミレス、ケンプ、イーシア、そして先日同様にマイナー契約を結んだリード・ジョンソンにつぐ第5の外野手の座をジェイソン・レプコあたりと争うことになります。
左打ちの代打要員と言う観点では、既にダグ・ミンケイビッチがいますのでこれからの生き残りを掛けた争いは決して楽観できるものではありません。
稀代の隠れ名選手、ジャイルズの命運やいかに?
posted by toyorashotaro |22:41 |
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2010年02月07日
キャンプインから1週間、オリックスの小瀬選手の急死というこの上ないショッキングな出来事がありましたが、ともあれ球春到来です。
今日は買い物に訪れたショッピングモールの本屋さんで、選手名鑑の立ち読みに没頭出来るかと期待していたのですが・・・
ちょっとまだ早かったようです。
「週べ」の名鑑号は明日8日の発売ということでした。残念。
しかし私はこの季節の本屋さんが大好きです。
オフの間は数が少なかった野球関係の単行本や雑誌がどっと増える。
中でもその主役は選手名鑑ですね。
そう、書店の棚に並ぶ名鑑は野球好きにとって春の到来近しを告げる風物詩なのです。
今や百花繚乱の名鑑ですが、皆さんは何を買っていますか?
私の場合は「週べ」の名鑑特別号、白夜書房の世界野球名鑑です。
メジャー関係では、以前はSTATS社のScouting Note Bookを重宝していましたが残念ながら数年前に廃刊になってしまいました。
今はBaseball Prospectusの年鑑を買っています。
閑話休題。
昨今は個人情報に関する考え方も厳しくなっていますが昔はおおらかでした。
私が小学生だったころの名鑑は選手の自宅住所が番地や部屋番号まで掲載されているのが当然でしたし、奥さんを初め家族の名前も紹介されていました。
ある年など某若手選手の紹介コメントにはこう書かれていました。
「真面目すぎる性格のため、いまだ童貞でチームメイトからも気の毒がられている」
子供向けの名鑑での話ですよ!
posted by toyorashotaro |17:58 |
NPB |
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2010年02月06日
オリックスの小瀬選手の突然の訃報には私も動揺を禁じ得ませんでした。
思い出してみると、丁度1年前。2月の最初の週末に私は宮古島に向かいました。
お目当ては、オリックスの臨時コーチとしてキャンプに参加していた野茂英雄さんでした。
私は一泊二日で宮古島を訪れたのですが、ネットで予約したホテルはたまたまオリックスの若手陣の宿舎でした。
今朝スポーツ各紙で小瀬選手が死亡したホテルの全景が映っていましたが、それを見る限り昨年私が泊まったホテルではありませんでした。
恐らく小瀬選手は主力組のホテルだったのでしょう。
報道によると自殺の可能性が高いとされています。
もしそうだったとしても何があったのか知る由もありません。野球選手としては(当然それなりのプレッシャーの掛かる日々ではあったでしょうが・・・)順調な成長過程にあるように見えましたが人知れずそこまで思い悩むことがあったのでしょうか。
以前このブログでも紹介した野球史家のビル・ジェイムスの「野球抄」で読んだのですが、現役か引退済みかを問わず野球選手の自殺は圧倒的に冬場(要するにシーズンオフ)が多いのだそうです。
野球人が絶望の淵に追い込まれるほど落ち込むのはやはり球音が聞こえぬオフの間、ということは彼らはユニフォームを脱いでも一生「球児」だったということなのでしょうか。
ところが小瀬選手が亡くなったのは真冬とはいえまさにこれから野球シーズンが始まるという本来希望に満ちた季節。
そのことは一層この一件を悲しいものにしているように思えます。
posted by toyorashotaro |19:25 |
野球全般 |
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