2010年01月31日

先発って5人要るの?

日曜日の夕方、スーパーでの買い物中に何気なくいつもチェックしている携帯スポーツサイトを覗いてみると・・・
「エンゼルス ソーンダースと調停を回避し1年契約」という記事が目につきました。
何でもこれでエンゼルスは先発ローテーションの5人が確定したとのことです。メデタシ、メデタシ。

しかしこの件を機に以前から気になっていたことを思いだしました。
それは、「先発って5人も要るの?」ということです。
何も中3日でローテーションを組め、とと言っているのではありません。
むしろ逆で、きっちり中4日で回してみてはどうか?
という意味です。
ご存知の通り、メジャーのレギュラーシーズンは180日間。 
この間に162試合を戦います。
ここでは判り易く、オールスターブレイクや雨天順延によるダブルヘッダーなどは無視して計算してみると・・・
中4日の原則で5人でローテーションを組むと180日間に全員が36回先発することになります。
ところが、現実はそうではない。
1シーズンしっかりとローテーションを守った投手も概ね先発回数は33回です。
理由はいうまでもありませんが試合の無い日があるためです。
逆に言えば、「メジャーでは中4日で先発する」というのは正確では無く、5人で回していくため結構中5日登板があるのです。

それでは、発想を変えて「5人ローテ」ではなく徹底的に「中4日」に拘ってみてはどうでしょう。そうすると常時用意しておくべきは4人の先発投手で、彼らに35回~36回先発してもらいます。
そして年間20回+α程度で良い5番目は不要な時はマイナーに落としておく。
あいた25人目のロースター枠は、代打要員なり、3人目の捕手なり、リリーバーなりでその都度有効に活用するのです。

この場合のメリットは、25人目の枠の有効活用以上にエース級の先発投手の登板機会を増やせることにあります。しかも代理人や選手会が激怒する中3日を強いること無しに・・・
どこか試しませんかね?

posted by toyorashotaro |19:13 | 2010MLBよもやま | コメント(10) | トラックバック(0)
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2010年01月30日

嗚呼!台湾棒球への道 「挫折編」

全くまぬけでした。
台湾観戦計画の最大の核となる観戦チケットの手配をミスってしまいました。
日本語の台湾旅行ガイドのサイトで見つけたチケット代行手配業者から見積りを取ったのが水曜日、ちょっと高いナと感じ一晩考えてからどの席にするか決めようと思っていたらその間に完売してしまったのです。
自らの優柔不断が招いた失態です。

一応キャンセル待ち(そんなのあるのか?)をお願いしましたが、メ一杯プレミアムが付いたチケットに手を出すのもどうかと・・・
おそらくドジャースの面子は台湾勢以外はマイナーリーガー中心の構成でしょうし。
ン万円のチケット買って二軍戦見に行くか?
うーん。思案所です。
いっそ、アリゾナにドジャースのスター軍団を見に行くか?

posted by toyorashotaro |19:22 | 2010MLBライブ観戦 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2010年01月28日

嗚呼!台湾棒球への道

ドジャースの春季トレーニング中の台湾遠征が正式に決まりました。
隣国での開催なので、以前もお伝えした通りちょっと足を延ばしてこようと思います。

台湾は近・短・安という近年主流の海外旅行先の代表的存在です。
ここは財布の軽い私もそれに倣ってみたいと思います。
渡航は格安航空券購入するつもりですが、現地自由行動のパックツアーも良いかもしれません。

しかし、最大の課題は観戦チケットの手配です。「台湾ナビ」等の日本語サイトでスポーツ芸能関係のチケット手配屋を見つけて入手するのが良いのでしょうね。
これからが苦労と楽しみが始まります。ワクワク。

posted by toyorashotaro |23:30 | 2010台湾遠征 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2010年01月26日

メッツとベイの契約に落とし穴?

年始にニューヨーク・メッツと4年総額6600万ドルで契約したジェイソン・ベイ。
契約締結当初はその条件に驚きました。
なにせ昨年まで所属していたレッドソックスが提示していたのが4年総額6000万ドルと報道されていたからです。
「へー。その程度の差で他球団(メッツ)と契約してしまうということは、レッドソックスと再契約したくない理由があったんだろうナ。」
それがその時の率直な印象でした。

23日付けのMLB公式サイトによると残念ながら私の邪推は当たっていたようです。
昨年1年間かけてレッドソックスとベイは契約延長交渉とその後のメディカル・チェック(身体検査)の結果による手術勧告の論争を続けていたようです。

その過程を通じレッドソックスでプレイを続ける熱意を失ったと言うのが決裂の要因なのでしょうが、そうなると「メッツのメディカル・チェックは大丈夫なの?」と言う疑問が湧いてきます。
このブログでも何度か触れてきましたが、メッツは医療チームと選手との信頼感の無さが非常に大きな問題となっています。
今回のベイとの契約がメッツのプアな医療体制の引き起こす新たなトラブルとならぬことを祈りたいものです。

posted by toyorashotaro |23:29 | 2009-2010MLBストーブリーグ | コメント(7) | トラックバック(0)
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2010年01月24日

冴えない話 マシューズJrメッツへ

ニューヨーク・メッツは現地時間の22日、ブライアン・ストーク投手との交換でエンゼルスより外野手のゲーリー・マシューズ・ジュニアを獲得しました。
このトレードにはちょっとした裏話があります。

メッツのレギュラーのセンター、カルロス・ベルトランが先日古傷の膝を手術。復帰は5月末くらいと見込まれているのです。
マシューズはそれまでの繋ぎとしての役割を担います。
さらに言うとこの手術は球団の許可無しでベルトランが強行。
球団側は手術要否に関するチームドクターの見解が出るまで手術を見合わせるよう勧告していた矢先でした。
まさに、ミナヤGMのリーダーシップや医療体制に関する多くの疑問が呈されているメッツを象徴するかのような出来事です。

また、ベルトランの代役を2ケ月務めることになるマシューズもいわくつきの選手。
メジャーで長らく控え外野手として地味な存在でしたが、レンジャース時代の06年にいきなり打率.319に19本塁打とブレイク。
その年のオフにはエンゼルスと5年総額5000万ドルのビッグな契約を結びました。
ところがそれ以降はサッパリ。
更にはステロイド疑惑も持ち上がり、真偽のほどはともかく、「あの活躍はやっぱりクスリのお陰」的な非難も浴びました。
結果的に、「1年だけの好成績で飛びついてはならない」という教訓の典型的な悪例となりました。

その大型契約はあと2年2350万ドルも残っていますが、なんとエンゼルスはそのうち2150万ドルを負担するのだそうです。
マシューズにとっては屈辱的な放出と言えるでしょう。
この悔しさを新天地で晴らせるか?

posted by toyorashotaro |10:54 | 2009-2010MLBストーブリーグ | コメント(11) | トラックバック(0)
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2010年01月20日

NPB使用球統一へ

19日に行われたプロ野球実行委員会で、来季からの使用球の統一を検討することになったようです。
現在は、一軍では4社の製品が使用されています。

本来は、公正な競争や購買の観点から複数社からの購入はある意味では当然のことですが、
現実には、(統一基準をクリアしておいる筈ながら)サプライヤーによって反発力にかなりの開きがあることは公然の事実になっています。
不思議な事態ですね。

メジャーでは(是非は別にして)ローリングス社からの一社購買です。
同社のボールは現在は中米のコスタリカで生産されていますが、以前はハイチ製でした(大地震で大きな被害を出しているあのハイチです)。

メジャーでは'90年代以降のステロイド疑惑時代以前にも異様に本塁打が突如乱れ飛んだ年が何度かありました。
その内、'80年代のある年などは本塁打増産の理由として「ハイチ幸福論」なるものが真剣に論じられたことがありました。

ちょうどその前年にハイチの軍事政権が倒れて久しぶりに和平が訪れたのです。
長い間の軍事政権の圧制から開放され喜びにひたったローリングス社工場の行員さんたちは、
嬉しさで思わずボールを縫うにも力が入りしっかり縫いこむことでその年のボールの縫い目は低くなり、結果的に空気抵抗が減少し飛距離が伸びた、というのです。

ありえそうであり、ありえそうもない話です。

posted by toyorashotaro |23:12 | 野球全般 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2010年01月18日

小林繁さんの思い出

やはり今日はこのことに触れなければいけないと思います。
小林繁さんの突然の逝去です。

小林さんと言えばやはり「江川事件」。
しかし、このことについては今日一日だけであちこちのメディアで語りつくされた感があるので、ここは個人的な思い出について書かせていただきたいと思います。

私にとって小林さんのイメージは「元祖オシャレな野球選手」です。
一般的には、'80年代の渡辺久信や工藤公康らの「トレンディエース」がオシャレなプロ野球選手の奔りだとされるケースが多いですが小林さんのオシャレぶりも当時は白眉でした。
なにせそのころ('70年代中盤)の野球選手といえばヘアースタイルはパンチパーマが主流で、私服といっても伸びるゴルフズボンが関の山の時代でしたから・・・

また、もうひとつ忘れられない思いでは'82年(だったと思う)の横浜スタジアムでの開幕戦でのサヨナラ敬遠暴投です。
確か、前年夏の甲子園大会で山口県代表の下関商業高校(あの池永投手の母校です)がサヨナラ敬遠暴投で敗退(対戦相手はどこだったかは失念しました)したのをテレビで目の辺りにして半年後のことだったので、
「へえプロでもこんなことがあるのかと」思ったものです。

若くして引退なさった後は、自己破産もあって順調だけの生活では無かったと思います。
しかし、短くも春秋に満ちた中身の濃い人生ではなかったかと思います。

冥福をお祈り致します。

posted by toyorashotaro |23:07 | NPB | コメント(4) | トラックバック(0)
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2010年01月17日

地区シリーズ7回戦制への移行を考える

アリゾナのパラダイスバレーで行われたMLBのオーナー会議で、ディビジョンシリーズの拡張(5回戦制から7回戦制へ)が議論されたようです。
理由としては、「162試合もの長丁場を戦ってポストシーズンへの出場権を獲得したチームがあっさり5回戦制のディビジョンシリーズで敗退するのは忍びない」
と言うことだそうです。
実際、'95年に三地区制でのポストシーズンに移行してからリーグ最高勝率を残しながら、ディビジョンシリーズであっさり敗退したケースが11もあるそうです。
確かにこれはお気の毒と言うしかありませんが、だから7回戦制へ・・・と言うのはロジックが破綻しています。
統計学的に、これで抜本的にディビジョンシリーズでの番狂わせが減るとは思えませんし、そもそもそうなったらポストシーズン自体を否定してしまうことになるからです。
正直に7回戦制にしてもっと儲けたいと言えば良いのにと思いますね。

確かに、8チームが参加して4シリーズが行われる地区シリーズの試合数を多くするというのは理にかな手います。
いっそのことこれを機にディビジョンシリーズ7回戦制、リーグチャンピオンシップシリーズ5回戦制にすれば良いと思います。
更に言うなら、シリーズ中の妙な休養日(TV日程に配慮しての設定です)も取っ払いポストシーズン期間を少しでも短縮すれば更にベターですね。

posted by toyorashotaro |22:22 | 2010MLBよもやま | コメント(8) | トラックバック(0)
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2010年01月16日

FA以上に年俸押し上げ効果が大きい年俸調停制度

MLBでは、1月15日(現地時間)の年俸調停申請期限の瀬戸際に駆け込み的な契約がいくつか締結されました。
昨年のナリーグ・セーブ王のヒース・ベルとパドレスの1年契約や、ドジャースの若きスラッガー、マット・ケンプの2年契約などです。

毎年、この時期は調停を避けて選手と球団側が妥協点でバタバタと契約を締結するのが通例です。
日本と異なり、調停は「中間を取って・・・」というような妥協案を提案せずズバっとどちらが正当かを判断するので、労使とも負けるリスクを回避するためです。

この年俸調停制度は'73年からスタートしていますが、私はFA制度以上に調停制度がメジャーの平均年俸の高騰に寄与したと思っています。
現在のFA制度の基本は'70年代半ばにスタートしていますが、FA制度の恩恵は基本的に一部のスター選手に限定されるのに対し、
年俸調停制度は(変遷はありましたが)在籍3年以上から対象となるためです。

更に申し上げると、前述のとおり実際に調停に持ち込まれる前に妥協額で契約が締結される場合がほとんどなので、
ここであるレベルの選手の年俸が上がる「前例」ができます。
そうなると、この選手の年俸をベンチマークにそれ以降の調停の裁定が行われため、この金額は一気に浸透します。
次にはその水準にある他の選手が好成績を残すと、調停持込を交渉カードにそれより上の水準で「妥結」します。
こうして、年俸水準が確実に上がって行くのです。

繰り返しになりますが、(是非は別にして)メジャーの300万ドルとも言われる平均年俸を実現したのはFA制度以上に年俸調停制度の影響が大きいということを是非知っておいていただきたいと思います。
逆に言えば、NPBでもFA制度がある割りには年俸が高騰しないのは、(多くの理由があるにせよ)調停制度が骨抜きで機能していないためだと思っています。
MLBでは調停者は完全に中立な第三者であるのに対し、NPBでは経営者側により選ばれておりかつ中間の妥協案を提示することが認められているためです。

posted by toyorashotaro |23:10 | 2009-2010MLBストーブリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2010年01月15日

グラビン無念の引退!さてスモルツは?

昨年6月にブレーブスを解雇された後、再起を目指していたトム・グラビンの引退が決定的になったようです。
通算305勝、最多勝利5回、サイヤング勝2回。
現在43才のこの稀代の名投手は、現役に未練を残しながらもブレーブスでアナウンサー、またはフロント・オフィスの仕事につくようです。
お疲れさまでした。
これで、2014年にクーパースタウンでかつての同僚グレッグ・マダックスと再開するのはまず間違いないでしょう。

こうなると気になるのはブレーブス黄金時代の3人のエースの残り、ジョン・スモルツの去就です。
現在、カージナルスからFAとなったままの状態です。一時アストロズ入りの話もあったようですが、現在のところこれといった動きは有りません。

スクリング・トレーニングまであと一カ月となったこの時期、条件面は大いに妥協してまずはユニフォームを着る所属先を確保するか?
本人の現役続行の意思が強いようなので、このまま就職先が見つからず無念の引退と言うシナリオは無さそうですが果たして?

posted by toyorashotaro |23:48 | 2009-2010MLBストーブリーグ | コメント(8) | トラックバック(0)
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2010年01月14日

チャップマンの契約条件で再認識するドラフトの効果

今週は比較的大きなニュースが続いたのでこの件について書くのが遅れてしまいました。
現地時間11日に元キューバナショナルチームのエースの剛速球左腕アロルディス・チャップマンが伏兵(と言って良いでしょう)シンシナチ・レッズと契約しました。

ちょっと注目したいのはその条件です。6年契約3025万ドルと発表されています。
この条件は、チャップマン獲得のためのベンチマークと言われた昨年6月のアマチュアドラフトでのイの一番、スティーブン・ストラスバーグがナショナルズと締結したドラフト史上最高額の5年総額1500万ドルを軽くオーバーしているという点です。

この二人を比較すると、素材としてはほぼ互角。現時点での完成度はややストラスバーグ。そしてチャップマンは言語やアメリカ文化への適応というリスクが伴う。
そう評価するのが一般的でしょう。

しかし、現実の条件はチャップマンが遥かに上。
これこそFAによる自由競争のたまものです。
そもそもチャップマンはドラフトに掛かるのを嫌いその対象から逃れることが出来る国(アンドラ)に居住していましたが、少なくとも契約条件面ではその効果があったと言えます(当初チャップマンが希望していたレベルかどうかは別にして)。

逆に言えばドラフト制度は契約金の高騰抑制にその効果を発揮しているということが証明された訳です。
「近年は、アマチュアドラフトにかかる金の卵たちの契約条件がとてつもなく高騰してしまい、ドラフト制度の本来の主目的のひとつである契約金の抑制という効果を失った」という説を時折現地メディアで目にすることがありますが、それは経済原則を無視したとんでもない暴論です。
ストラスバーグは自由競争の市場に打って出ることが出来れば遥かに高額な条件を獲得できたことは間違いありません。
その意味ではドラフト制度はしっかり機能しているとい言って良いでしょう。
ドラストのスター獲得に、例えとてつもない高い契約金が必要であったとしてもそれはドラフトが無い場合に比べるとずっと安い金額であることに違いは無いのですから。

posted by toyorashotaro |22:27 | 2009-2010MLBストーブリーグ | コメント(16) | トラックバック(0)
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2010年01月13日

困惑を禁じ得ないマグワイア謝罪会見

一日遅れでマグワイアの会見をmlb.comで見ました。
日本でも多くのメディアで報道されています。
皆さんはどう思われましたか?
私の率直な印象は「セリグはずるいなあ」です。
もう言いつくされたことですが、’90年代後半以降の「ステロイド時代」は手を染めた選手だけでなく、十分な規定を設定しなかった点でMLB機構サイドにも責任がありました。

しかし、機構はファンがマグワイアの本塁打に狂喜乱舞している間は見て見ぬ振り。
世間の目が薬物使用に厳しくなるとミッチェル・レポートを発表するというスタンドプレイ。
そしてマグワイアが使用を認め、謝罪すると「悔い改める彼の勇気を讃えたい」的なコメントを発しています。まるで自分は第三者であるかのような・・・

今回の会見も共同会見では無くMLBTVの中での完全に仕組まれたマンツーマン・インタビューでした。
さらに、mlb.comには今年よりMLBTV所属となったピーター・ギャモンズさん(殿堂入りの高名なジャーナリストです)によるマグワイアの人格擁護的な記事が掲載されていました。
記事の中でギャモンズさんは如何にマグワイアが心やさしい人物か、離婚しても家族を愛し続ける人物か、そして野球への強い愛情をもった人物かを切々と論じていました。

しかし、ファンは彼が心やさしい人物かどうかは問題にしていないと思うのです。
野球を愛し続けていることにも特に異論は無いと思います。
彼の人格を否定しているのでは無く、ステロイドを使用した行為の是非を論じているのです。

バド・セリグは彼のコミッショナーとしての唯一にして最大かつ致命的な落ち度となりかねないステロイド問題に対し、「当事者」から「許してあげる寛容な第三者」に巧みに立場をすり替えた、その印象を強くしました。

posted by toyorashotaro |23:36 | 2010MLBよもやま | コメント(23) | トラックバック(0)
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2010年01月12日

東尾&江藤 殿堂入り両氏の接点 昭和50年太平洋 

今年の野球殿堂入りの投票が12日行われ、東尾修氏、故江藤慎一氏、故古田昌幸氏の3人が選ばれました。おめでとうございます。

東尾氏と言えば'80年代の西武黄金時代のエースで引退後は監督にして松坂大輔の師匠、
江藤氏は史上初のセ・パ両リーグで首位打者を獲得した強打者、
そんなイメージを両氏に抱いているファンの方が多いかと思います。

それらは事実ですが、この両名はわずか1年間だけですが大事な接点があります。
それは昭和50年の太平洋クラブライオンズ。
この年、江藤氏は太平洋の選手兼任監督に就任しました(確か37才くらいでした)。
既に全盛期は過ぎていたため、DH中心の出場であったと記憶しています。
そして、この年の太平洋の若きエースが東尾氏でした。

前年までの稲尾監督は、弱体投手陣の中にあって東尾を酷使。
一部メディアからは、「稲尾は自分が鉄腕だったため、東尾も同様に鉄腕だと錯覚している」と非難されたこともありました。
ところが昭和50年の江藤監督は、前年までの稲尾監督に負けないくらい東尾を酷使しました。
なんと54試合に登板(確か先発、リリーフ半々に近かったと記憶しています)、完投25(要するに先発すると完投)、317イニング登板、セーブ7(これも凄い)で、23勝を挙げ最多勝利のタイトルを獲得しました。
週イチ登板が普通の現在とは隔世の感があります。

この年の太平洋は不思議なチームでした。
東尾以外にも白仁天が.319で首位打者、土井正博が34本で本塁打王。
これだけタイトルホルダーが居ながら勝率は5割に達しませんでした。
要するにイチバン良く勝つ投手がいて、イチバン安打を打つのがうまい打者とイチバン本塁打を良く打つ打者がいて・・・半分も勝てなかったのです。

解雇のウワサもあった江藤監督でしたがシーズン終了後には「来季も江藤太平洋」と発表会見がありました。
ところが、その直後。
太平洋はメジャーの伝説的名監督のレオ・ドローチャー氏の招へいを発表します。同時に江藤氏は解任。正に衝撃でした。
球団に裏切られた江藤氏は失意の中、現役選手としてロッテと契約。再起を賭けることになります。
ところが高齢のドローチャー氏は健康がすぐれず、結局来日を断念。
急遽、鬼頭ヘッドコーチの監督昇格が決定しました。
江藤氏としては正に解任され損。太平洋のすったもんだに翻弄された形となりました。

そんな昭和50年。
ガラガラの平和台球場で、来る日も来る日も援護の期待できないバックを背に黙々と投げ続けるエース東尾。
その姿をある日はベンチから、また別の日はレフトのポジションから見守っていた江藤監督。
今日の朗報を聞いてそんな情景が目に浮かびました。

PS このお二人の選出には何の異論もありませんが、落合博満が今年も落選とは全く信じられません。真っ先に選出されるべき稀代の強打者だと思います。
投票権のある方々の猛省を促したいと思います。

posted by toyorashotaro |23:16 | NPB | コメント(11) | トラックバック(0)
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2010年01月11日

発展するカクタスリーグ

今月も早くも中旬に入りました。
来月の中旬には、メジャーリーグもスプリングトレーニングが始まります。

今年は、シンシナチ・レッズがフロリダからアリゾナのグッドイヤーに移転します。
これで、カクタスリーグは計15球団。
フロリダのグレープフルーツリーグと丁度半々になりました。
しかも、内訳は西地区所属の全9球団に中地区の6球団。しかも中地区6球団の構成はア・ナ3球団ずつです。

ほんの一昔前まではカクタスリーグは10球団のみだったのがウソのようです。
以前もこのブログで触れたことがありますが、天候的には明らかに降雨量が少ないアリゾナの方がトレーニングに向いています。
また、日本から観戦に行くにしてもバス網が張り巡らされていてかつ狭いエリアに球団が密集しているアリゾナの方が断然便が良いです。

少しずつですが球春が近付いて来つつある実感を感じますね。

posted by toyorashotaro |20:21 | 2010MLBよもやま | コメント(2) | トラックバック(0)
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2010年01月10日

マリナーズ グティエレスとブラッドリーの妙な縁

マリナーズがフランクリン・グティエレスと4年総額2050万ドルの契約を結びました。
グティエレスは昨年マリナーズに移籍するとともに正中堅手に定着し、ゴールドグラブ級とも評される守備を披露、打っては打率・283、18本塁打、70打点とブレークしました。
正直なところ、不況の風が吹き荒れるこのオフの相場からすると、マリナーズは随分思いきったな、と言う印象があります。
そこは26才と言う可能性があればこそなのでしょう。

私がグティエレスを初めて意識したのは03年の9月、ロスのドジャースタジアムでのことです。
その日、同年のドジャースのマイナーリーグの最優秀選手に選ばれた彼は試合前にほぼ満員の観客の前で表彰されたのです。
確か当時は1Aだったと記憶しています。

そんなトッププロスペクトの彼が放出された、というニュースが飛び込んで来たのはその僅か半年後のことでした。
当時のデポデスタGMは、インディアンスのミルトン・ブラッドレーを獲得するために、交換要因としてグティエレスを放出したのです。
その時は、前途有望なグティエレスを問題児のブレッドレーと交換するなんてもったいななあと感じたものです。
しかし、ドジャースは05年のオフにはブラッドリーをアスレチックスに放出し2Aテキサスリーグの二冠王アンドレ・イーシアを獲得します。
その後のイーシアの大活躍ぶりは皆さんも良くご存じでしょう。
ドジャースとしては間接的にグティエレスでイーシアを釣り上げたことになりますから損得勘定では十分プラスです。

さて、そのグティエレス。計4年間過ごしたインディアンスではかならずしも当初の期待通りとは言えませんでしたがシアトルでようやく才能を開花させました。
そして今季は、ドジャースから放出された時の交換相手だったブラッドレーと左中間を形成します。
もちろんライトはイチロー。楽しみですね。

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posted by toyorashotaro |19:11 | 2009-2010MLBストーブリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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