2009年12月31日
今日は、大晦日。
ここは日本人らしく、この1年をジャンル別に振り返ってみたいと思います。
題して「2009年ベースボールの○と×」
まずは、日本球界。
○は読売ジャイアンツの日本一。
結果そのものよりもプロセスが立派。
財力にモノを言わせてFAを買い漁るだけでなく若手の発掘と育成もちゃんとやっている。
’08年の山口鉄也に次いで’09年はウイルフィン・オビスボや松本哲也がブレイク
これはフロックでは出来ないことですね。
フィールド上だけでなく、ファンサービスも総合的に一番努力していると思います。
それらが結果的に花開いたのが今年の日本一。
V9時代のような巨人のみの一極集中状態が完全に解消され、
セとパの人気が限りなく均等化、特にパが首都圏と関西圏以外の球団がポストシーズン進出を果たすという地方分権化も浸透した時代に、着実な努力の積み重ねで巨人が優勝したのは今後のプロ野球の健全な発展に向けた良い兆候だと思います。
×は、敢えて言うなら(今年だけのことではありませんが)地上波から公式戦がほぼ完全に消えたこと。
ファンはCSだけで一向に構いません。しかし、次代のファンを育成するにはこれで大丈夫?
次に国際編。
○はやはりWBCでの日本の連覇。
率直に言って、機構と選手が最も力を入れ、ファンとメディアが期待(とプレッシャー)を最もかけた国が日本でしょう。米国はその正反対。
マジメに一番努力したヒトが勝利するという蓋し当然の結果に大きな○。
×は「またか!」の台湾での八百長スキャンダル。これはベースボールへの冒涜です。
散々シラを切って、ばれると苦しい言いわけをするステロイド疑惑のメジャーリーガーより始末が悪い。
最後はワタシ個人。
○は3月のWBCとアリゾナ春季トレーニング観戦の強行。
実は、その数週間前からおシゴトがトラブル続きで超多忙。到底野球どころじゃなかったけれど無理して渡航した自らの蛮勇に○。やっぱり無理無くしては楽しみは得られませんな。
他にも、NPBだけでなく独立リーグやファームの試合日韓決戦も見に行った。これらはみんな○。
×は、どうしても都合がつかず日米大学野球を観戦に行けなかったこと。実は東京のゲームだけでなく坊ちゃんスタジアムの一戦も狙っていたのに・・・トホホ。
posted by toyorashotaro |12:16 |
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2009年12月30日
NPBの加藤良三コミッショナーが来年1月5日にアメリカでMLBのバド・セリグコミッショナーと会見するそうです。
会談では多くのトピックが取り上げられるようですが、その中のひとつに「日米野球」があるようです。
これは是非とも実現(というか再開)して欲しいですね。
ご存じの通り、隔年で(そして読売と毎日が交互に)開催されていた日米野球も’06年を最後位に中断状態。
本来なら’08年に毎日新聞主催で開催される予定でしたが、折からの新聞を始めとする活字媒体の不振に加えリーマンショックの不況で命脈が絶えてしまいました。
実はもうひとつ見逃せないのがNPB選手たちの相次ぐ出場辞退。
思い起こしてみると、結果的に最後の開催となった’06年の辞退ぶりはほとんどWBCでのメジャーリーガー達の動向に匹敵する(?)程でした。
これだけメジャー指向の選手が多い昨今においては意外な印象を拭い去れませんでした。
ひょっとすると・・・近年は野球選手も「事務所」に所属し広告等のプレイ以外の活動のマネジメントを委託するケースが多いので、ひょっとしたら「事務所の意向」でケガの恐れもある時間外労働をなるべく回避する傾向があったのかナとも想像しています。
しかし、’71年のオリオールズ来日をきっかけにメジャーにハマった私としてはまた再開して欲しいものだと切に願っています。
posted by toyorashotaro |20:15 |
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2009年12月30日
このオフの数少ない目玉選手、元レッドソックスのジェイソン・ベイが結局メッツとの契約に合意したようです。
条件は4年総額6500万ドルと言うことですから、丁度10日前に交渉開始の第一報が届いた時と全く同額です。
ベイ程の商品性をもってしても10日間を費やしてピタ一文の上乗せをメッツから引き出せなかったことになります。
裏を返せば他球団からもメッツを越える条件の提示が無かったと言うことですから予想以上に各球団の財布の紐は固いのが今オフのようです。
当初はレッドソックスの4年6000万ドルを不服としてFA市場に打って出た訳ですが、上乗せは僅か(!)500万ドルでした。
この程度の条件ならじっくりと交渉すればレッドソックスからも引き出せたかも知れませんが後の祭です。
さあ、ベイのお値段が決まったことにより今度はもう一人の本命、マット・ホリデーも一気に動くかも知れません。
代理人のスコット ・ボラスは8年1億2800万ドルを要求していると伝えられていましたが、ベイの妥結条件からすると、それなりにディスカウントする必要があるでしょう。
これは残留再契約を目指すカージナルスには朗報でしょう。
posted by toyorashotaro |17:14 |
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2009年12月29日
ナックル姫こと吉田えり投手が来春発足する独立リーグ、ジャパン・フューチャー・ベースボール・リーグ(JFBL)の三重スリーアローズと契約する可能性が濃厚になったようです。
昨日の記者会見で吉田投手自身が明らかにしました。
もっともこれは条件付きで、来年1-3月に予定されている米国アリゾナ州でのウインターリーグで米国球団からオファーがなかった場合に限定されるそうですから、彼女の目標はあくまでアメリカでのプレイなのでしょう。
ちょっと面白いのは、関西独立リーグの神戸を退団した後に女子リーグの旗揚げがありましたが、こちらへの入団の噂がまったく無かったことです(私が寡聞なだけでしょうか?)。
女子リーグ側としてはリーグの目玉として是非とも吉田投手の入団を実現したかったところだとは思いますが。
これは邪推ですが、吉田投手のブログを拝読する限り彼女のマネジメントはあのエイベックスが担当しているようですから、そこのマーケティング的見地から彼女の高い商品性を維持し続けるには「男性の中でプレイしてこそ」という判断が働いているのかも知れません。
しかし、いずれにせよまだ17才です。
仮に甲子園級の男性球児であってもいきなり独立リーグで大人たちに交じって卓越した成績を残せる選手は多くないと思います。
ここは、過分なプレッシャーを掛けず長い目で見守ってあげたい所ですね。
posted by toyorashotaro |23:02 |
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2009年12月28日
100年に一度の不況の影響を受け、なかなか活発な動きの無い今年のストーブリーグ。
中でもお寒~い印象が強いのがアメリカ経済不況の象徴の地に本拠を置くタイガースです。
つい2年前の’08年開幕前には史上最強打線とまで呼ばれるほどの大型補強を実施した強気のチーム作りが遥か昔のように思えます。
今年のオフにはエドウイン・ジャクソンやカーティス・グランダーソンと言った投打の柱を放出し、クローザーとして開花したフェルナンド・ロドニーや巧打・好守のプラシド・ポランコらの中心的選手のFAとの再契約をあっさり見送っています。
一方でアダム・エベレットとは再契約(1年)していますが、他にはこれからも目立った補強と言える動きは無さそうです。
今年は最後の最後まで地区優勝を争いましたが、一旦その夢が破れると一気に解体が進んできました。
まさに、GMがGeneral MotorsからGovernment Motorsに転じた今年のモータウンを象徴するような寂しい現象です。
posted by toyorashotaro |22:19 |
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2009年12月27日
今回ご紹介するのは、セイバーメトリクスの父、ビル・ジェイムスの"Baseball Abstruct"です。
これは、私の野球観に最も影響を与えた本と言っても過言ではありません。
この本と著者のビル・ジェイムスは、あの「マネー・ボール」でも詳しく紹介されていますからご存知の方も多いでしょう。
Baseball Abstruct(「マネー・ボール」の中でも「野球抄」と訳されていますからそれに倣いましょう)は1000ページを超す、大袈裟に言えば「タウンページ」のような本です。
私は2004年のオフにアマゾンで取り寄せ読破しましたが、会社から帰宅後に夜な夜な電話帳の如き本を貪り読む私の姿に家族は「病硬膏に入る」の思いを強くしたようです。
しかし、掛け値無しにこの本は面白い。
野球抄のオリジナル版がジェイムスの手により自費出版(ガリ版刷だったようです)されたのが'77年で、正式に出版社から発売されベストセラーになったのが'82年です。
当時からこの本の存在自体は知っていましたが、当時は今ほど簡単に洋書が手に入る環境では無かったこともあり20年以上も読む機会を逸していました。
しかし、読み始めてすぐに私は自らの怠慢を後悔しました。
なぜこんな面白い本を今まで読もうとしなかったのかと。
内容は二部構成になっており、第一部は19世紀から1990年代までの野球界の変遷の10年単位での科学的分析。
そして、第二部は古今の名選手からのポジション別トップ100の選出です。
私がこの本と著者のジェイムスに感心する点が二つあります。
一つは、言うまでもありませんがセイバーメトリクスによる化学的アプローチと分析です。
例えば、第二部の選手ランキングも決して「あの投手の剛速球は凄かった」というような情緒的評価ではなくあくまでセイバーメトリクス的アプローチで定量的に
選手を評価しています。
そして、二つ目が行間からほとばしるジェイムスの野球への愛です。
統計学的分析を展開しながらも決して無機質な数字や数式だけの羅列ではありません。
氏の情熱溢れる文章から、「ああこの人は野球が心底好きなんだなあ」ということがひしひしと伝わってきます。
英語自体は比較的平易でそれ程難解ではありません。
ある程度野球の歴史に感心と知識がある方なら存分に楽しめること請け合いですのでひとつチャレンジしていただきたいと思います。
posted by toyorashotaro |22:02 |
読書感想文 |
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2009年12月23日
松坂大輔一家のクリスマス休暇はフロリダのデュズニーワールドだそうです。
楽しそうにミッキーマウスと触れ合う姿がメディアを通じて披露されています。
ディズニーワールドがあるフロリダ州のオーランドはかつて読売ジャイアンツでもプレイしたデーブ・ジョンソン(今年のWBC米国監督でもありましたね)の出身地であり、またアトランタ・ブレーブスの春季トレーニング地でもあります。
実は私はフロリダには足を踏み入れたことが無いのですが、数年前にとある理由で春に家族旅行に出ることになった時に、ディズニーワールドをチラつかせフロリダ行きを提案したことがあります。
家族はディズニーワールドにブチ込んでその間に、敷地内(といっても超広大のようですが)のクラッカー・ジャックスタジアムでチッパー・ジョーンズやジョン・スモルツ(当時)の調整ぶりをしかと確かめようという企みでした。
さらに言うと、オーランドはアストロズのトレーニング地のキシミーやタイガースのレイクランドにも結構近いのです。レンタカーを手配すれば十分廻れる範囲です(結果的にはこのプロジェクトは成就しなかったのですが・・・)。
一方カリフォルニアのディーズニーランドには行ったことがあります。
完成したのは1955年。
当初は北ハリウッドでの建設が予定されていたようですが、周辺住民の反対で結局アナハイムが選ばれました。
ロスのダウンタウンから約60kmも離れた場所が選ばれた背景には、当時どんどん建設が進んでいたハイウエイ網の整備がありました。
ちなみに、アメリカのノアールノベルの旗手ジェイムス・エルロイの「LAコンフィデンシャル」は南カリフォルニアに建設される巨大テーマパーク(当然モデルはディズニーランド)とそこに繋がるハイウエイの建設に絡む汚職を描いた傑作です。
日本からのパックツアーで使用されるようなディズニーランドのオフィシャルホテルは結構高価ですが、周辺にはリーズナブルなモーテルがたくさんあります。
私は正門の真正面にあるモーテルに泊まりました。
モーテルといえども場所が場所なだけに100ドルくらいはしましたが、なかなか快適でした。
もちろんレンタカーを走らせればものの10分でエンゼルスタジアムに到着します。
来年の夏はこんなバケーションを過ごす方もたくさんいらっしゃるでしょうね。
posted by toyorashotaro |17:49 |
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2009年12月22日
ちょっぴり地味なニュースですが・・・
エンゼルスからFAとなっていたセットアッパーのダレン・オリバー投手(39才)が、レンジャースと近々1年契約を結ぶようです。
このオリバー投手はメジャー通算16年で106勝の大ベテラン。
ここ3年間はエンゼルスでプレーしており、今季は63試合で5勝1敗、防御率2.71という好成績。いやここ4年くらいは連続で良好な成績を残していますから大したものです。
案外、中継ぎ投手は長きに亘ってコンスタントに結果を残せないケースが多いものです。
実際、今でも球速は平均以上ですしタイトなスライダーの鋭さは目を見張るものがあります。
従って、レンジャースがオリバーを獲得するのは十分理解できますが、ちょっと心配なのがエンゼルスの動向です。
このオフ、松井秀喜の獲得はありましたが既にジョン・ラッキー、ショーン・フィギンズと言った投打の中心選手がチームを去っており、またブラディミール・ゲレロとの再契約見送りも決定事項です。
そんな中でオリバーとの年俸調停を申請せず、出るに任せたのは意外な印象があります。
来季は(左右の違いこそあれ)リハビリ中のスコット・シールズの復帰が見込めるからでしょうか?
posted by toyorashotaro |23:26 |
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2009年12月21日
キューバから亡命しFAとして「就活中」の102マイル投手、アロルディス・チャップマンに対しフロリダ・マーリンズは5年総額1300万ドルの契約をオファーしたようです。
チャップマンに対しては既にレッドソックスが5年総額1550万ドルを提示しています。
一説によるとチャップマンに関心を寄せる球団は20に上ると言われています。
従って、ここまで比較的穏やかに推移してきた感のある争奪戦もそろそろ本格化するかも知れません。
チャップマンを獲得するための条件の基準としては、この夏のアマチュアドラフトでの全米1位、スティーブン・ストラスバーク投手がナショナルズと締結した1510万ドル(4年契約)が引き合いに出されます。
選手としての資質と将来性は互角ながら、(当然ですが)米国育ちのストラスバーグに対し、異文化への適応というハードルを乗り越える必要があるチャップマンの方がリスクも孕んだ選手であると言えます。
しかし、ナショナルズとの相対交渉だったストラスバーグ(代理人のスコット・ボラスが日本や独立リーグでのプレイを仄めかしていたにせよ)に対し、チャップマンは完全に全球団による「セリ」による交渉です。
オークションの原理に沿って予想外の高額オファーも出てくるかも知れません。
posted by toyorashotaro |23:21 |
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2009年12月20日
サンディエゴ・パドレスは来季は木曜日の主催ゲーム(計6試合)でレトロユニフォームを着用するそうです。
候補は'78年の「白地に茶色の袖」、同年の「茶色」、そして'84年の「オレンジ交じりの白」の3種類で
最終的にはネットでのファン投票で決めるそうです。
個人的には'78年のサイケデリックなユニフォーム(どちらでも可ですができれば「茶色」)が採用されて欲しい気がします。
'84年はパドレスが初めてワールドシリーズに進出した記念すべき年ですので、そのユニフォームも比較的若いファンからの票を集めそうですが。
しかし、'78年も'84年ほどではありませんがパドレスにとってはメモリアルな年です。
同年から加入した大ベテランのゲイロード・ペリー(スピッターとして有名)が確か21勝(だったと思います)をマークしてサイヤング賞を獲得。
更にはマイナーからオジー・スミスが昇格しショートのポジションをゲット。
華麗な守備でファンを魅了しました。
他にも、デイブ・ウインフィールドが若き主砲として君臨していました。
要するに後年のホール・オブ・フェイマーが3人も在籍していたのです。
結果的にはこの年、84勝78敗で'69年の球団創設以来初の勝率5割を達成しています。
また、この年には本拠地サンディエゴ・スタジアム(今のクアルコムです)で初のオールスターが開催されています。
この試合はナリーグが勝利し、後にパドレスへ移籍するドジャースのスティーブ・ガービーがMPVに輝きました。
私もフジテレビの中継をかじりついて観戦したのを良く覚えています。
その頃のメジャーの主流はベルトレスのパンツにプルオーバーのシャツ。
今のようなダボダボタイプではなくボディにぴっちりフィットしたスリムなものでした。
そんなスタイルに茶色や黄色を大胆に採用したパドレスのカラーリングは当時随分滑稽に感じました。
しかし年月が流れると全ては良き思い出。
21世紀の今、当時の写真を見ると懐かしさがこみ上げます。
ちなみにサンディエゴ・パドレスという球団は'69年のナリーグ球団拡張以前にもマイナーリーグのパシフィックコーストリーグの球団として存在しました。
以前もこのブログで触れたことがありますが、サンフランシスコ国際空港内には当時のパシフィックコーストリーグに関するプチ博物館があります。
そこでこの夏撮影したのが以下の写真。
当時のパドレスのユニフォームには黒とオレンジのラインを採用した「巨人型」もあったようです。
余談ですがこちらは同リーグのサクラメントのユニフォーム。
Sの文字を囲っているのはハート(?)でしょうか?
これらは国際線ターミナルのコンコースに陳列されています。
サンフランシスコを訪れる機会のある方は是非チェックしてみてください。
posted by toyorashotaro |15:08 |
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2009年12月20日
ニューヨーク・メッツは、レッドソックスからの年俸調停の申請を拒否しFAとなっているジェイソン・ベイに対し、4年総額6500万ドルの条件提示を行ったようです。
この条件はつい先日ベイが拒否したレッドソックスの条件(4年総額6000万ドル)と大差がありませんので、まあ今回の条件であっさり決まることは無いでしょう。
一説によるとベイと双璧(というかベイ以上)の今オフの目玉、マット・ホリデイに対しカージナルスは8年総額1億2800万ドルを提示したと言われていますから、如何に不景気の最中とは言えベイとしてはホリデイにできるだけ近い条件を勝ち取りたいところでしょう。
実際この二人、打力はほぼ互角で年齢もホリデイの30才に対しベイも31才と大差ありません。
しかし、ここ何年も超大型契約を結んだスターに裏切られていながらメッツの飽くなき大物志向には感心するやら呆れるやらです。
確かに、今季わずか95本塁打でメジャー30球団中最低でしかもレフトのレギュラーが定着しなかったメッツにとってはベイは喉から手が出るほど欲しい選手なのでしょう。
ベイは今が最盛期。総額6500万ドル程度での獲得は難しいかもしれませんが、4年契約くらいならそれほどリスクは無いでしょう。
メッツはこのオフ、元ヤクルトの五十嵐亮太獲得以外は目立った動きがありません。五十嵐獲得は(左右の違いこそあれ)建さんとの再契約見送りと「行って来い」と言ったところでしょう。
メッツは仮にベイを獲れたとしても先発投手やら、捕手やら他にも補強ポイントは目白押しです。
一方、目の上のタンコブたるフィリーズはロイ・ハラディの獲得(これはクリフ・リー放出と相殺か)に加えてプラシド・ポランコとの契約等、着々と更なる戦力アップを図りつつあります。
メッツも負けてはいられないところですが、新戦力の獲得というより期待を裏切ったスター達が故障癒えて本来の活躍をしてくれることをまずは祈る?
posted by toyorashotaro |01:16 |
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2009年12月18日
松井秀喜のエンゼルス入団会見が行われました。
7年間ピンストライプ姿を見てきた後なので、赤いキャップにはまだ若干の違和感を拭えませんが、マア今後の活躍とともにどんどんフィットして来るでしょう。
個人的に松井のフィールド上での活躍如何と同じくらい注目しているのが、ここ数年新旧のヤンキースタジアムで異彩を放っていた(?)あのオレンジの「読売新聞」の看板の行方です。
来年はアナハイムに移動するのでしょうか?
ご存知の方も多いとは思いますが、エンゼルスタジアムの右中間に聳えるスコアボードには地元紙Los Angeles Timesの看板が設置されています。
このLAタイムズは親会社があの経営破綻したトリビューン社だと記憶しています。
新聞不況のご時世、相当経営は苦しいと想像されますが何と言っても、USA Today, Wall Street Journal, New York Timesに次ぐ全米第4の発行部数を誇る地元ロサンゼルスの代表的企業のひとつです。
常識的には、球場内の年間スポンサーシップは一業種一企業だとは思うのですが、どの道戦っている土俵が違うのでそんな商習慣も関係なしかも知れません。
ちなみにLAタイムズの看板はエンゼルスタジアムに設置された当初は同紙のCIカラーであるブルーの文字でした(ドジャーブルーにも見えました)。
ところが(確か05年だったと記憶していますが)エンゼルスはこの看板をチームカラーであるレッドに塗り替えさせたのです。
ある種ロスの象徴であるLAタイムズの看板をチームカラー変えさせてしまうところに看板業で財を築き上げたエンゼルスのモレノオーナーの真骨頂を感じます。
果たして「読売新聞」の行く末は如何に?
いっそのことオレンジ基調をレッドに変えるか?
posted by toyorashotaro |00:12 |
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2009年12月15日
松井秀喜移籍(まだ最終決定ではありませんが)のニュースには心底驚きました。
驚いたのは契約先ではありません。
エンゼルスはヤンキース以外との契約となる場合の有力候補として挙げられていました。
私が驚いたのは契約条件です。
契約期間はわずか1年、しかも年俸は今年(1300万ドル)の半分でしかない650万ドルに過ぎません。
正直なところ、この程度(と言っても庶民にはため息しか出ない大金ですが・・・)の契約ならヤンキースでもオファーしたでしょう。
しかし、松井は愛するニューヨークと決ベつして敢えて予想を下回る条件でエンゼルスと契約したのです。
理由は何でしょう?
それはやはり守備機会に外なりません。
正直なところ両膝に爆弾を抱える松井を獲得できるのはDH制のあるアリーグの球団だけだったでしょう。
ここ数日ではジャック・カストとの再契約を見送ったアスレチックスも移籍先として取りざたされましたがここもヤンキース同様にDH専任が前提でした。
私は業界内部の人間では無いのであくまで憶測の域を出ませんが、エンゼルスはDHを併用しながら守備に就きつつフル出場が可能な唯一の移籍先候補だったのではないでしょうか。
メジャーリーガーがスポーツマンではなくビジネスマンになってしまった昨今、ある種屈辱的とも思える条件を受け入れてまで敢えて守備に就くことを優先したのが今回の松井のエンゼルス移籍だったと言えるでしょう。
もちろん何に重きを置くかは個人の価値観、人生観次第。
ひたすら高年俸を追い求めることが間違っている訳ではありません。
しかし、松井秀喜は私の想像を遥かに超えて生粋の野球人だったようです。
posted by toyorashotaro |21:47 |
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2009年12月13日
今週、気になったニュースのひとつに阪神のマット・マートン獲得がありました。
ご存じの方も多いでしょうが、マートンは多くのメジャーリーガーを輩出した名門ジョージア工科大出身で’03年のレッドソックスの1位指名(全体で32番目)です。
カブスに移籍して3年目の’06年には144試合に出場して打率.297 13本塁打 65打点の好成績をマークしました。
ここ2年はアスレチックスやロッキーズのマイナーで燻ぶっていましたが、メジャー通算の打率は.286で出塁率も.352と中々のものです。
この数字が示す通り、そこそこ選球眼も良く振り回すタイプではないので日本向きかも知れません。
しかもまだ28才と若い。来季年俸は1億円とのことですがひょっとすると安い買い物かも知れません。
そんなマートン選手、阪神での不安材料は何でしょうか?
それは、彼自身のマインドかも知れません。
なんと言ってもかつてのドラ1で、それはそれは将来を嘱望された選手です。
それが、ボストンから始まって、シカゴを経てオークランドやコロラドへと西へ西へと転々としてきました。
そして遂に太平洋を越えて地球の裏側でプレイすることになったのです。
我々日本人には受け入れ難いことではありますが、メジャーリーガーにとって日本でのプレイは残念ながら都落ちに外なりません。
彼が単に1億円というアメリカでのマイナー契約では手にすることが出来ない大金のみに来日の意義を見出してビシネスと割り切るのか?
それとも日本で実績を残しメジャー帰り咲きを狙うのか?
はたまたメジャーリーガーとしての資質に見切りを付け日本が野球キャリアの勝負所と死にもの狂いで頑張るか?
まだ28才と若いだけに阪神でプレイすることの目的を明確に持っていないとアメリカとは異なる野球の在り方や文化に苦しむことになるかも知れません。
期待しながら暖かく見守っていきたいと思います。
posted by toyorashotaro |21:22 |
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2009年12月13日
ドジャースが来春のスプリングトレーニング中に台湾遠征を行う計画があるようです。
具体的なスケジュールは明らかになっていませんが、恐らく’08年の北京遠征同様にチームを台湾組とアリゾナ組に二分割しての遠征となるでしょう。
そうなると、台湾組はまあレギュラークラスがズラリという訳には行かないでしょうが台湾出身のクオ・ホンチー投手とフー・チンロー内野手が含まれるのは間違いないところでしょう。
個人的にはこの台湾遠征は「狙い目」だと思っています。試合が組まれるのは週末の可能性が高いと思いますが、そうなると観戦を1試合に限定すれば会社へ休暇申請すること無しに土日だけの弾丸ツアーが可能です。
不況の最中、メジャー観戦も近・短・安で済ませそうです。
実は台湾は来年秋のアジアシリーズ観戦を視野に入れていましたがこりゃ前倒しですナ。
国際化はドジャースの社是でもあります。現実に台湾遠征もかつて’93年に実施したことがあります。果たしてドジャースの訪台が八百長問題で揺れる台湾球界の人気復帰への起爆剤になるでしょうか?
posted by toyorashotaro |00:01 |
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