2009年11月26日
来季のニューヨーク・メッツはどうやら伝統のピンストライプをメインのホームジャージとして採用するようです。
私のようなオールドファンにとっては嬉しいニュースです。
現在の白地のジャージもデザイン的には悪くないとは思いますが、ピンストライプは私にとってはメジャーリーグに興味を持ち始めた’70年代の思い出のユニフォーム。
‘74年の秋にヨギ・ベラ監督に率いられ来日したトム・シーバーやジョー・トーレ、フェリックス・ミヤーンらが身に纏っていたのがピンストライプでした。
もっとも、来季メッツが採用するのは当時の(というか’69年のミラクル・メッツの)ピンストライプそのものでは無く、ノスタルジーとモダンが融合した新デザインのものだそうですが、これはこれで楽しみです。
ジャージ以外でもメッツは歴史へのリスペクトを強めており、今後は本拠地シティ・フィールドのエントランスゲートや球場への通路となる橋にギル・ホッジス、トム・シーバー、ケーシー・ステンゲル、ウイリアム・シェイと言った球団の歴史に功績のあった人物の名を冠するのだそうです。
ところで、皆さんはウイリアム・シェイという人物をご存知ですか?
もちろん昨年までの本拠地だったシェイ・スタジアムのシェイさんです。
彼は、’58年にドジャースとジャイアンツが西海岸へ移転してしまったニューヨークを再びナリーグのフランチャイズ都市とするのに尽力した人物です。
もともと、「フラッシングメドウ・パーク・ミュニシパル・スタジアム」という名称となる予定だったこの球場は彼の功績に敬意を表しシェイ・スタジアムとなったのです。
ちなみに、シェイさんの前にもこの球場の構想段階で球団誘致を図った人物は存在しました。
ロバート・モーゼスというニューヨーク市のお役人が、エベッツフィールドからの移転を目論んでいたドジャースのウオルター・オマリー・オーナーにこの新球場への移転を働き掛けたのです。
但し、その時点では既にオマリー・オーナーの心は遠く西海岸にあったようでこの計画は日の目を見ませんでした。
もし実現していればシェイ・スタジアムがドジャー・スタジアムになっていたところでした。
もっともその場合はメッツという球団自体が生まれることも無かったでしょうが。
posted by toyorashotaro |22:43 |
MLBヒストリー |
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2009年11月23日
FA権を持っている選手との所属球団の独占契約期間が終了し、MLBは本格的なストーブリーグを迎えました。
そして今年のオフの目玉の一人が、元WBCキューバ代表チームのエースで100マイルを超す剛速球を投げるアロルディス・チャップマン投手です。
このチャップマン、先日飛び込んできた外電によると突然代理人との契約を解除したそうです。
みなさんご存知の通りチャップマンは7月のオランダ遠征中に突如亡命。
このときの手引き役が今回契約を解除されたアスリート・プレミア・インターナショナル社(API)のエドウイン・メヒア氏だったと言われています。
このチャップマンの獲得に必要な条件は、今年のアマチュアドラフトの星だったスティーブン・ストラスバーグ(サンディエゴ州立大)がナショナルズと結んだドラフト史上最高額の総額1510万ドルがベンチマークになると言う噂」がもっぱらです。
流石にこれだけの予算が必要になると獲得に乗り出せる球団は少なく、今のところヤンキースかレッドソックスだろうと言われています。
しかし、なぜチャップマンはさあこれからという段階でAPI社を見切ったのでしょうか?
真実は当事者以外は知る由はありませんが、(決して大袈裟でなく)命を懸けてまでの今回の亡命を遂行したチャップマンに焦りがあったのかも知れません。
まだ、ストーブリーグは始まったばかりですし当のヤンキースやレッドソックスにしてもオフの大本命であるロイ・ハラデー(ブルージェイズ)やジョン・ラッキー(エンゼルス)の動向をまず見極めてから。
いきなりアメリカでまだ実績ゼロの若者に飛びつくわけにも行きますまい。
恐らく現段階ではまだジャブを入れた程度でしょう。
長期戦を覚悟している高橋尚成(巨人)ではありませんが、いきなりチャップマンの目の前で1000万ドル単位の札束が飛び交う仁義無き戦いが展開されるわけではありません。
果たして、チャップマンはそれがしっかり理解できていたか?
また、API社はそのようなストーブリーグの特性を事前にしっかり説明していたか?
私は、両者のケンカ別れの原因はそこら辺にあったのではと勘ぐっています。
API社からチャップマンが乗り換えたのはヘンドリックス・スポーツ・マネジメント社。
ここのクライアントには同じくキューバを亡命したケンドリー・モラレス(エンゼルス)らがいます。
そう言えばそのモラレスにしても大きな期待を持ってエンゼルスに'04年に迎えられながらその後は長く泣かず飛ばず。
今年ようやく34本塁打を放ちブレイクするまで5年を要しました。
アメリカの野球に適合する以前にキューバとは全く異なるアメリカでの生活自体へ馴染むことは大変なこと。
この不況下、各球団がチャップマンとの契約に慎重になるのは無理からぬところです。
posted by toyorashotaro |21:37 |
2009 MLBよもやま |
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2009年11月22日
シーズンオフの楽しみのひとつが、野球関係の読書です。
もちろん読書は一年中可能ですが、シーズン中は限られた自由時間の大部分は観戦に費やされてしまいます。
特に今年のようにMLBTVを利用するようになると一層その傾向に拍車が掛かりました。
せめてこれからの季節は野球に限らず休日はじっくり読書したいものです。
そんな訳でこれからは定期的に今まで濫読してきた本の読書感想文(?)を披露したいと思います。
ジャンルは野球関係なら古今東西、ハードカバーから雑誌まで。
ちゃんと買って読んだ本から、図書館で借りた本、はたまた立ち読みで読破したもの(これも結構ある)まで含みます。
第一回目の今日はつい昨日読み終わったこの一冊。
「戦火に消えた幻のエース 巨人軍 広瀬習一の生涯」(上田龍著)
これはタイトルの通り、戦時下に彗星のように現れながら太平洋戦争で戦没した巨人の20勝投手、広瀬習一の短い人生を追ったノンフィクションです。
興味深いのが(前書きで著者も述べていますが)、徹頭徹尾事実の記述で無駄な評論やともすれば主観的になりがちな人間像の描写を排除している点です。
プロ野球界での目覚しい活躍や戦没という悲しい事実を、敢えて淡々と客観的な事実の積み重ねだけで述べることにより史実がよりクリアに読み手に伝わってきます。
また、この本を通じ戦時下の野球について新たに認識した点もありました。
試合中に、召集令状が選手のもとに届けられ場内アナウンスで「○○選手は入隊することになりました。皆さん拍手で送り出しましょう」。
そしてその選手は試合中にも関わらず球場を後にする、
いや、選手だけでなく観戦中のお客も自宅に赤紙(令状)が届けられると場内アナウンスで呼び出され即時帰宅を促される、
そんな悲しすぎる事実もあったんだそうです。
著者の上田龍氏は、スカパー!MLBライブ時代の仲間で私の球道の師(ちょい大袈裟?)ですが、そんな個人的な繋がりに関係なくお勧めしたい一冊です。
因みに私はこの本を買っていません。近所の図書館で借りました(上田さん、印税に貢献できず申し訳ありません!)
posted by toyorashotaro |15:50 |
読書感想文 |
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2009年11月21日
明日22日、東京ドームで行われるプロ・アマ交流戦「U-26」。
なんとチケットは完売だそうです。すごいですねエ。
実は、先週末の長崎での日韓クラブチャンピオンシップに次ぐ「ホントの今年最後のライブ観戦」として狙っていたのですが・・・甘かった。
だって、如何に新たな企画であの斎藤投手が登板するとは言え所詮オープン戦ですよ。
それが日本シリーズ並みの大観衆でスタンドが超満員に膨れ上がるなんて。
よくチェックしていませんでしたが、よほどチケットの価格が割安なのでしょうか?
まさか、まさか、もともと外野席と二階席は解放しない方針でチケット販売総数が2万や2万5000程度だけ、なんて愚かなことはあり得ないですよね?
観客数と言えば最近話題になったのが、楽天の本拠地Kスタ宮城を巡るスタンド増設問題です。
この球場のキャパシティは現在22000人。
ところがNPB側は「球団創設時の約束通り28000人まで拡大せよ」。
それに対し楽天球団によると「今が丁度良い。これ以上増設すると経営を圧迫する。28000人収容は努力目標であり、法的拘束力は無い」のだそうです。
確かに今季の楽天の主催試合の平均観客数は約16700人なので、それからすると収容人員22000人は適切なのかもしれません。
しかし、プロ野球の経営者の発言としては随分「志が低いなあ」とがっかりしました。
プロ野球も興業ですから一人でも多くの観客に足を運んでもらおうという気概はないのでしょうか?
収容人員を拡大してもその工事費は長期にわたり償却していけば良いわけでランニングコストが目に見えて増大するということでも無いでしょう。
それこそ、スタンドを増設した暁にはチケットを値下げしてもよいと思いますが。
要は単価が下がっても量が増えて「面積が拡大」すれば良いのですから。
極論すれば、純増となるお客はチケット価格が無料でも良いのです。
飲食やグッズの売り上げにつながる可能性もありますから。
メジャーで良く言われるように「空席はホットドッグを買わない」です。
メジャーと言えば・・・
随分古い話ですが、’69年のアリーグ球団拡張で誕生したシアトル・パイロッツは本拠地球場として古いシックス・スタジアムを使用することにしました。
このシックス・スタジアムは本来マイナーリーク用の球場だったので収容キャパシティが10000人しかありません。
そこで急遽スタンドに増設工事を施し取りあえず開幕までに15000人まで拡大しました。
ところが本来の設計は1000人のため球場内の上下水道のキャパシティがそれに追いついておらず、満員の観客が訪れるとトイレの水が流れが極端に悪くなるという弊害がありました。
そのせいかどうかは別にして、その新生パイロッツは僅か1年で破産。
若き日のバド・セリグを中心とするミルウオーキーの実業家グループに買収されミルウオーキー・ブリュワーズとなりました。
posted by toyorashotaro |22:55 |
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2009年11月21日
注目のナリーグ、サイヤング賞の行方は現地19日に発表されジャイアンツのティム・リンスカムが2年連続の栄誉に輝きました。
投票結果は予想以上の接戦でした。
3位までの連記方式の投票で1位票獲得数ではリンスカムの11票に対し、カージナルスのアダム・ウエインライトは12票。
しかし得票総数ではリンスカム(100点)、クリス・カーペンター(94点)、ウエインライト(90点)の順でした。
2年連続の受賞は’99年-‘02年のランディ・ジョンソン以来ですが、'07年メジャーデビューのリンスカムにとって今年はまだフルイヤー2年目。
その2年間でサイヤング賞2度獲得ですから受賞率はなんと100%!
通算329勝のあのノーラン・ライアンが27年もメジャーで過ごしても結局1回たりとも受賞できなかった訳ですからリンスカムの2年で2度は驚異的です。
そもそも開幕前の段階では、今年のリンスカムはサイヤング賞の連続受賞どころか健康にシーズンを過ごすことができるかどうか私は懐疑的でした。
というのもご存じの通りあの華奢で小柄な体格でありながら'08年は227イニングも投げていたのです(マイナーも含めたそれ以前のキャリアハイより49イニングも多い)。
ところが今季は、故障するどころか元気に225イニングも投げ抜いたのですから大したものです。
ちなみに今日の夕刊で受賞を喜ぶリンスカムの写真を見て驚きました。
シーズン中の帽子を被っている状態しかイメージが無かったので、あれほど「ロン毛」だったとは迂闊にして知りませんでした。
サンフランシスコはかつてはヒッピー文化の発信地だった場所。
なんとなくそんな’60年代の若者っぽい雰囲気がただよっていましたね。
そう言えば先日マリファナ所維で逮捕されたリンスカム。
そんな点も’60年代のヒッピーっぽい?
posted by toyorashotaro |01:13 |
2009 MLBよもやま |
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2009年11月18日
混戦が予想されたアリーグのサイヤング賞は、いざ蓋を開けてみると意外な大差がつきました。
投票権を持つ記者28人中25人がKCのザック・グリンキーに1位票を投じました(1位~3位の連記式投票)。
したがって、最終得票の結果(グリンキー134ポイント、フェリックス・ヘルナンデス80ポイント)以上にグリンキー圧勝の感があります。
大差が付いたことには意外な印象がありますが、グリンキーの受賞自体に異論のあるは多くないでしょう。
勝ち星が16までしか伸びなかった(援護が少なかった)のは事実ですが、昨年終盤からの43イニング連続無失点での幕開けや、夏場での15奪三振や2試合連続での1ヒッターなどの圧巻のパフォーマンスがありました。
決して精神面の病からの完全復活という話題性で得票を稼いだわけではありません。
さあ、次はナリーグです。現地時間19日に決定します。
基本的には、クリス・カーペンター / アダム・ウエインライウトのカージナルスコンビと昨年のウイナー、ティム・リンスカム(ジャイアンツ)による三つ巴の勝負となるでしょう。
前評判は最多勝利のウエインライトが一歩リードといったところですが、果たして結果や如何に?
個人的には、カーペンターに獲らせてあげたい。
もし受賞できれば、トミー・ジョン手術を挟んで2度目(前回は’05年)の受賞になりこれは史上初になります。
大きな故障があっても、手術をして焦らずじっくりとリハビリに励めば手術前以上に素晴らしい投手になることもできる。
正に現代ならではのことで故障に悩む他の多くの選手たちへの励ましになります。
posted by toyorashotaro |23:38 |
2009 MLBよもやま |
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2009年11月15日
昨日の長崎県営球場に次いで、今日は福岡市内の旧平和台球場跡地を訪れました。
ご存知のとおり、平和台球場は'97年度シーズンを最後にホークスの本拠地としての座を世界2番目の開閉式ドーム球場となる福岡ドーム(当時の名称です)に譲るとともに取り壊し。
現在は、遺跡の展示館になっています。
ここに、平和台球場跡地としてのモニュメントが設置されたのは'02年のこと。
古い球場が解体されると、一切その痕跡を残さずその歴史が葬り去られることが一般的な日本にあっては、結構画期的なことでした。
実はこの場所を訪れるのは31年ぶりです。
前回は'78年の11月。ちょうどクラウンライター・ライオンズ(会社としては福岡野球株式会社)が西武への球団売却を発表した直後でした。
長く九州のファンに愛された(最後の5-6年はそうも言えなかったけど・・・)ライオンズが関東へ去っていく。
そんな中で行われた日米野球。来日中のシンシナチ・レッズ対巨人・クラウン連合チームの対戦でした。
まさに、ライオンズにとって平和台でのラストゲーム。
もちろんメジャー大好きの私にとってレッズを生で見れるのは大きな喜びでしたが、それ以上に土井正博や大田卓司の雄姿を目に焼きつけたい。
そんな思いでこの試合を観戦しました。
しかし・・・
そんな感傷に浸っている観客は残念ながらそれほど多くありませんでした。
多くのファンには、ビッグレッドマシーンや世界の王貞治を始めとする人気抜群の巨人の選手たちがお目当てなのです(少なくとも私にはそう感じられました)。
試合終了後、球場周辺では九州大学のライオンズ研究会(正確な名称は失念しました。申し訳ありません。)がライオンズ移転反対の署名運動を展開していました。
しかし、99%のファンは「我関せず」でレッズや巨人の選手をライブで観た喜びに浸っているように見えました。
「なるほど、球団が身売りされ移転するとはこういうことなのか」
この光景を見て私も諦めがつきました。
正直なところ、熱心なライオンズファンではありましたが当時まだ中学生だった私には、ライオンズは財政難で火の車の経営を続けているという認識は全く無かったのです。
というのも、太平洋クラブ以降のライオンズはドン・ビュフォード、フランク・ハワード、マッティ・アルーと言ったメジャーのスタープレーヤーを立て続けに獲得したり、(最終的には実現しませんでしたが)名将レオ・ドローチャーの監督招聘を発表したり、
だれもが指名を諦めた江川卓のドラフト指名に果敢に挑んだり・・・
そんなHOTな話題を提供し続けていたのですから。
所沢に移転以降のライオンズにはそれほどの愛情を抱くことは出来ませんでした。
決して意地になっていたたということではなく、何故かパッションがすーっと引いて行き、妙に冷静になってしまったのです。
その後、平和台でも何度も西武ライオンズは主催ゲームを行いましたし、その後はホークスがここを本拠地としました。
しかし私自身の転居等もあり、ここを訪れることも無く30年以上の年月があっという間に流れました。
昭和通沿いのお堀端に設置されたモニュメント。
この石垣の向こうにかつては球場がありました。東京のヒトに判り易く言うなら皇居のお堀の内側に球場があるようなもの。
現在の跡地の航空写真。球場のシェイプがはっきり残っているのは救われる気持ち。旧大阪球場のように跡形も無くショッピングモールになるよりは・・・
posted by toyorashotaro |19:05 |
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2009年11月14日
日韓クラブチャンピオンシップを観戦するため長崎へやって来ました。
今日は朝6時起床で6時10分に自宅を出発。クルマを飛ばして羽田へ向かいました。
心配していたオバマ大統領来日による警備強化に起因した渋滞も無く6時50分には空港着。
ラウンジで早朝からビールをすきっ腹に流し込む時間も確保し、無事機上のヒトとなりました。
お恥ずかしい話ですが航空券の手配をサボッっていたらあっという間に長崎行きは満席に。
そんな訳で今日は一旦福岡へ入りそこから特急で長崎入り。
長崎県営球場(通称Big N)への特急の最寄駅となる浦上到着は12時20分過ぎでした。
浦上駅からは情緒豊かな路面電車が球場まで運んでくれますが、さすがに試合開始直前ということもあり来る電車は超満員。
結局徒歩で球場を目指すことにしました。
'97年に完成したこの球場、おそらくここ数年のことだと思いますがフィールドの人工芝は塁間はご丁寧に土と同じ色に塗装されている「野球盤型」。
もともとは'01年あたりにナゴヤドームが先鞭付けて採用したタイプですが、その後すっかり主流になてきましたね。
ちょっと面白いのがこの球場は三塁側スタンドの真裏に高架の電車が走っており、ネット裏やや三塁側寄りの私の席からも三塁側スタンド越に走る電車の姿が見て取れそのゴトゴト音もはっきり聞こえました。
球場と電車の距離の接近振りは旧ヤンキースタジアム以上です。
アチラは高架の地下鉄は右中間ですから「逆ヤンキースタジアム」といえなくもありません。
肝心のゲームは巨人が外国人選手も含みベストメンバーで臨んでくれた甲斐あってそれなりに盛り上がりました。
特に巨人の投手リレーは一試合限りの決戦ならではの豪華な継投でスタンドをそれなりに埋めた(8分入りといったところでしょうか)ファンも堪能したと思います。
今回のチケット価格は結構微妙な設定で、これが「真のアジア一を決めるガチンコ勝負」ならリーズナブル。
所詮「真剣勝負の名を借りた親善試合」ならちょい割高と言えるでしょう。
前述のとおりスタンドはそれなりに埋まっていましたが、もし日本側が巨人では無く日本ハムだったらどうでしょう?
いわんやダルビッシュは欠場であれば、チケットの販売はもっと苦しいものになったかも知れません。
しかし、この季節の屋外でのデイゲームは良いですねえ。
試合開始当初は、結構気温も高く日向では汗ばむほどでしたが、回が進み太陽が傾きだすと急に肌寒く感じられました。
試合終了時には風はもはや木枯らしとも感じられるほどで九州といえども秋はそれなりに深まり冬将軍も近くまで来ていることを感じさせられました。
思い出してみればこの感覚こそ一昔まで日本シリーズで感じていた季節感です。
やはり季節に関係なく屋外でのデイゲームは良いものですね。
今回の長崎ツアーでひとつだけ後悔があります。
それは時間が無くて食べられなかった長崎名物の「トルコライス」。
どうやらスパゲッティーとカレーライスあたりが同じ皿に盛られているらしいです。
炭水化物が大好きな私にはピッタリの和製洋食です。
この料理の存在を知ったのはつい1週間くらい前のこと。
通勤途上で車中で聞いたFM放送の中で紹介されていました。
その名前の由来は、東洋の象徴としての白飯(カレーライス)と西洋を代表するスパゲッティが融合している料理ということで東西文化の接点であるそれはまさしくトルコだ!ということなんだそうです。
試合前の風景
どんどん観客が詰め掛けます
スタンドはそれなりの入り
評価は微妙
韓国プロ野球といえばコレ!
チアガールは美人揃い!
KIAの主砲チェ・ヒソプ
かつてはドジャースの大砲でした
賞金2000万円を手にした原監督
今年の日本プロ野球Man Of The Yearですね
[試合後に見つけたゆるキャラ
グロテスクなものが多いメジャーは見習って欲しい
因みに向かって左は坂本竜馬らしい
posted by toyorashotaro |19:33 |
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2009年11月12日
2009年度の正力松太郎賞に読売ジャインアツの原辰徳監督が満場一致で選出されました。
原監督は2002年に続く7年ぶり2度目の受賞です。おめでとうございます。
同賞は、「プロ野球の発展に大きく貢献した監督・または選手に贈られる」もので「日本球界最高の賞」とされています。
今年の原監督は、まずはWBC監督として世界制覇(しかもあれだけの国内の期待とそれに伴うプレッシャーを背負った上での快挙です)。そして巨人の監督としては、7年ぶりの日本一を成し遂げた訳ですからまあ順当と言って良いでしょう。
ところでこの正力賞、過去の受賞者をチェックしてみるとやや特異な現象があります。
1977年に王貞治さんの756号本塁打達成を機に制定されて以来、のべ36人が受賞(受賞者が複数の年もあり)していますが、そのうち今年の原監督も含め監督が23人で内20人が日本シリーズ優勝監督と、さながら「日本一監督賞」の様相を呈しています。
もちろんプロ野球団にとって究極の目標は日本シリーズ制覇であり、その現場での最高責任者は監督ですから当然といえば当然ですが・・・
しかしその一方で、「正力賞」制定以降、三冠王達成者は落合(’82年/’85年/’86年)、ブーマー(‘84年)、バース(‘85年/’86年)、松中(‘04年)とのべ7人になりますがだれ一人受賞していません。
また、三冠王とはいかないまでも、'01年のローズと’02年のカブレラ(ともに55本塁打)や’02年の松井(50本塁打)、’08年の岩隈(投手三冠王)などのパフォーマンスは「最も球界に貢献した」と言えるレベルだと思います。
そもそも選考の定義がかなり曖昧で且つ投票性では無く合議制という点も極めて日本的、しかも読売新聞社の主催です(日本球界最高の賞というのも誰が認定したのでしょうか?ひょっとして読売新聞の自薦?)。
個人的にはこの正力賞、どう解釈すべきか未だに迷っており「偉大なる魑魅魍魎」ですね。
posted by toyorashotaro |21:15 |
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2009年11月11日
アリーグのゴールドグラブ賞が発表されました。
外野手部門では、マリナーズのイチローとエンゼルスのトリ・ハンターがともに9年連続受賞。
外野手としてのメジャーレコードとなるロベルト・クレメンティとウイリー・メイズの12回も視野に入ってきました。
イチローはともかくハンターは今季は故障欠場が1ケ月もあったため、正直なところ受賞は難しいかな?と思っていました。
ひょととしたら、好調な打撃が得票の後押しをしたかもしれません。
かつて('99年)にはラファエル・パルメイロが28試合にか守っていない(専らDH)のにアリーグの一塁手部門で受賞してしまったことがあります。
守備の場合は打撃と異なり明確な指標がない事、投票が記者ではなく監督、コーチによるものであることの是非が当時は問われたものです。
もちろんイチローを始めとする受賞者にけちをつけるつもりは在りませんが、一旦名手としての定評が確立すると意外なまでに連続受賞が継続するケースが多いのもまた事実です。
ここでちょっとトリビアを・・・
皆さんはかつての名投手ジム・カットさんをご存知ですか?
数年前までヤンキースのケーブルTV局「YES」でコメンテーターを務めていたと言えば「ああ」と思われる方も多いでしょう。
そのカットさん現役時代は20勝以上のシーズンが3度もあり通算でも283勝も挙げていながら殿堂入りしていません(私は、あのトミー・ジョン(288勝)やバート・ブライレブン(287勝)らとともに常日頃から不当な評価と憤慨しています)。
実はこのカットさん、守備の名手としても知られておりゴールドグラブ賞をなんと16回も受賞しています。
数年前のこと、アメリカの月間野球専門誌"Baseball Digest"を読んでいる時に面白い読者投稿を見つけました。
曰く・・・
「ジム・カットが殿堂入りしていないのはけしからん。283勝では不十分というのか?一方でブルックス・ロビンソン('60~'70年代の名三塁手、16度のゴールドグラブ受賞を誇る)は通算打率が.267でしかないのに殿堂入りしているではないか。
ならばカットも16回のゴールドグラブへの評価だけで殿堂入りしてしかるべきだ!」
なるほど、なるほど。
posted by toyorashotaro |23:18 |
2009 MLBよもやま |
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2009年11月10日
実は、1ケ月くらい前から狙っていました。
今年最後のライブ観戦の機会となる可能性も大ですし。
しかも生まれてこのかたその県に足を踏み入れたことがありません。
それに、なんとその翌日に出張で隣県に行く必要が生じました。
正直これに背中を押されましたね。
てな訳で本日ちゃっかりチケットの手配を済ませました。
コンビニでの入手なので毎度のことながらチケット自体は味気ない印刷モノ。
初めての球場なので本当は座席表を見ながら対面販売で購入したかったのですがそれも叶わず。
チケットはどの価格帯も入手OKでしたが、わざわざ東京からヒコーキに乗って出かけて選手が米粒くらいにしか見えない席もいかがなものかと、清水ジャンプで最も高いS席(6500円ナリ)を奮発しました。
でも、高ければよしというものでもありません。
フィールドレベルでは高価な席は視界が忌まわしいネットに遮られて良く見えないということが往々にしてあり得るからです(余談ですが私は東京ドームの1階の内野席で観戦する場合はいちばん後方の席を取ります。ここまで下がらないとネットが視界に入ってしまうからです)。
あとは、本番まで出場予定選手について事前勉強をせねば。
発表済のロースターを見ると、ソ・ジェウン、チェ・ヒーソプ、イ・ジョンボムくらいしか知っている選手がいません!(お恥ずかしい)
このチームにはWBCでも活躍したユン・ソクミンが在籍している筈ですが名前が見当たりません(故障?それとも知らぬ間に移籍した?)
えっ?
そのとおり。あの試合を観戦するんです。
何にしても週末が楽しみです。
posted by toyorashotaro |22:42 |
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2009年11月08日
今週のメジャーリーグのニュースと言えば、まずはヤンキースの8年ぶり27回目の世界一と松井秀喜のMVP獲得ですが、そのシリーズ中にレイズの岩村明憲のパイレーツへのトレードがありました。
岩村とレイズの3年契約は’09年シーズン限り。’10年は485万ドルのクラブオプションです。これは’07年の180万ドル、’08年の240万ドル、そして今季の325万ドルに比べてもそれなりの高額な条件です。かと言ってレイズはこのオプションを破棄するには55万ドルの違約金を払う必要があります。
もともと緊縮財政で更に二塁手にはベン・ゾブリストやレイド・ブリニャックらの人材を抱えるレイズにとっては、違約金を回避しつつオプション契約を選択せずに済むトレードでの放出は9月あたりからの既成路線だったようです。
しかし、私にとってちょっと解せないのは何故パイレーツは岩村に食指を伸ばしたのかということです。
ご存じの通り、パイレーツと言えば「万年チーム再建中」状態で、これでもかこれでもかと中軸選手を放出し若手に切り替えています。
現在のGMは ‘07年オフに就任したニール・ハンチントンさんですが、昨年のザビア・ネイディやジェイソン・ベイの放出に続き今年も6月のネート・マクロースのブレーブスへのトレードを手始めに7月もアダム・ラローシュをレッドソックスへ、イアン・スネルとジャック・ウイルソンをマリナーズへ、トム・ゴーザラニーとジョン・グラボウをカブスへ、そして最後にはフレディ・サンチェスをジャイアンツへ放出しています。
特に理解に苦しむのが、今季限りで契約が切れる31歳のサンチェス(今季600万ドル)を放出していながら、30歳とほぼ同年齢の岩村をチーム内最高額となる485万ドルも投じて1年契約で獲得している点です。
恐らく、本来サンチェスの後がまとして期待していたデルウイン・ヤングがそれほどの成長ぶりを示していないということが理由でしょうが、ではパイレーツは何年先をチーム再建のターゲットに置いているのとか?という疑問が湧きます。
もともとパイレーツには、今年メジャー昇格を果たしたスティーブ・ピアース、'04年ドラ1のニール・ウオーカーや同じく昨年の1位指名ペドロ・アルバレス、かつてのヤンキースのプロスペクトのホセ・タバタらの将来のスターがいるのです。
彼らがモノになるまでじっくりと待つのか?それともこのオフ、それなりに補強して来年あたりに取りあえず勝率5割を狙うのか(現在MLB史上ワーストの17年連続負け越し中)?
そのあたりのポリシーがいまひとつ見えてきません。
取りあえず岩村を補強しつつ、来年の7月にあっさり年俸総額削減のためにフラッグ・ディールで放出する。
そんな愚は避けてほしいものです。
posted by toyorashotaro |22:50 |
2009 MLBよもやま |
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2009年11月07日
ちょいヤボ用で神田神保町を訪れました。
それでは、っていうことで野球関係の古本を時間が許す範囲で捜し歩きました。
この界隈で野球関係書籍をたくさん取り扱っているお店と言うと、ちょっと前までは靖国通沿いの「@ワンダー」が定番で、国内モノだけでなくメジャー関係も古いイヤーブックなどが目白押しでした。
ところが久しぶりに訪れて見るとややパワーダウンした感があります。
その原因のひとつかどうかは判りませんが、かつて渋谷にあった「ビブリオ」が神保町に移転してきているんですね。
このお店は、某コアな専門誌でも毎号取り上げられているのでご存じの方も多いでしょう。
私も以前、渋谷の店舗で’60年代や’70年代のメジャーリーグのイヤーブックや古い日本の雑誌を買い求めたことがあります。
今回初めて神保町の店舗に立ち寄った訳ですが、狭いスペースにこれでもかとぎっしり詰まった古本/雑誌/イヤーブック類の質と量は驚愕に値します。
決して大袈裟では無く足の踏み場もありません。
やはりここはブラっと訪れるという良いよりは予め同店のサイトで在庫状況をチェックしてから買いに行くのが正しい利用方法だと痛感しました。
そんな中で買い求めたのがこの二冊。
いずれも以前読んだことがある本です。
「野球をもっと面白く見るための本」 八木一郎著(’82)
八木一郎さんは’70-‘80年代において日本のメジャーリーグ界(ってどこにある?)きっての事情通として知られ、かのパンチョ伊東さんと並び称された方です。
私もその昔この本を買い求めましたが、その後転居を重ねるうちに処分してしまいました。内容はメジャーリーグを中心に野球の起源その他を判り易く解説したものです。
「アメリカ野球珍事件珍記録大全」岡山徹訳(’91)
その名の通り、マヌケな出来事や珍記録を集めたエピソード集です。10年くらい前に図書館で借りて読みました。この本に記載されているエピソードは「スカパー!MLBライブ」でコメンテーターを仰せつかっていた頃に割とネタに使わせてもらいました。感謝。
ちなみに表紙の写真は「史上最も恥ずかしい野球カード」に認定されているもので、よーく見ると「社会の窓」が全開です。
私が買い求めたのは屋外に野積みされたディスカウントものなのでともに100円でした。
しかし、店内のものはそれなりの価格設定でしたね。
BOOK-OFF等の店舗展開や古本サイトの浸透によってそれなりに相場が形成されてきたからでしょうか?
posted by toyorashotaro |22:20 |
野球全般 |
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2009年11月05日
小泉前首相ではありませんが、「感動した!」でしたねエ!
同じ日本人として誇らしい気持ちで一杯です。
9時ちょい過ぎに帰宅して松井の第4打席(三振でした・・・残念!)からNHKの再放送で観戦しました。
しかし、ワールドシリーズ最終戦で試合中に(全米でも最も目が肥えてかつ厳しいニューヨーク)のファンからMVP!コールを受けるなんて野球選手としてこれ以上の冥利があるでしょうか?
大袈裟に言えば昨日のブログにも書いた’77年のワールドシリーズ最終戦でのレジー・ジャクソンの姿がダブって見えましたよ。
これで喜んだ訳ではありませんが、明日は恵比寿のMLB caféで祝杯を挙げます(ヤンキースが勝たなくても松井がMVPにならなくてももともとその予定でしたが)。
と、思っていたら。あらら・・・
日本シリーズではジャイアンツがなんと逆転サヨナラ勝ちで王手を掛けたんですね!
見落としてしまいました。
帰宅中に車中で聞いたラジオでは日ハムの勝利を確信していたのですが・・・
いやー、日本シリーズも熱いです!
posted by toyorashotaro |22:23 |
2009 MLB TV観戦 |
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2009年11月04日
ヤンキースは現地4日(水)のワールドシリーズ第6戦の先発に、アンディ・ペティットを正式に指名しました。
これでCC・サバシア、AJ・バーネットに続きペティットも中3日での登板になります。
実際、ヤンキースはポストシーズンに入ってからずっと3人でローテーションを組んでいますが、ディビジョンシリーズは3戦スイープでしたし、リーグチャンピオンシップシリーズはここ数年恒例の第4戦と第5戦の間にブレイクが入るスケージューリングのため中3日での登板はサバシアだけでした。
ヤンキースは仮に第6戦をペティットで落としたとしても、最終の第7戦には「中3日のオニ」サバシアを先発させることが可能です。
要するにヤンキーズの3人ローテーションはスターターがコマ不足というよりはサバシアにより多く登板機会を与えたいというのが主旨です。
3人ローテーションでのワールドシリーズ制覇となると’91年のツインズ以来(ジャック・モリス、ケビン・タパーニ、スコット・エリクソン)となります。
当時はまだ東西2地区制で、ポストシーズンもワールドシリーズ以外はリーグチャンピオンシップシリーズのみでしたから、今年ヤンキースが制すれば、ポストシーズンが3シリーズ制になってから初の事例となります。
一度成功例を示せば前例となって後に続くものが現われるのが世の常。
その意味では今年のヤンキースの試みの行く末は要注目です。
posted by toyorashotaro |23:32 |
2009 MLBよもやま |
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