2009年09月29日
先週末からカージナルス、ヤンキース、エンゼルスらの強豪がバタバタと地区優勝を決めてきました。
ペナントレースの大勢もほぼ決した感がありますが、タイガースとツインズの一騎打ちとなったアリーグ中地区とともに、ここに来て俄然面白くなってきたのがナリーグのワイルドカードです。
ナリーグのワイルドカードは暫くロッキーズとジャイアンツの争いでしたが、日本でいうシルバーウイークあたりでジャイアンツが脱落。
これでロッキーズ当確と思われましたが、ここに来て急浮上してきたのが、ブレーブスです。
最近17試合でなんと15勝2敗。あれよあれよという間にロッキーズに2ゲーム差まで迫ってきました。
いわんや、ナリーグ東地区首位のフィリーズにも4ゲーム差です。
これらの2チームとはもう直接対決は残っていませんが、その分残6試合の対戦相手は既に引導を渡されたマーリンズと2試合、最下位のナショナルズと4試合です。場合によっては全勝なんていう展開もあり得なくはありません。
さあ、奇跡は起こるのでしょうか?
posted by toyorashotaro |23:23 |
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2009年09月27日
引き続き今日の登板で気付いたフォームの変化について。
前項で書きました「頭を振る」ことは良いことではありませんが、ここで触れさせていただくのは、純粋な変更点であって問題点ではありません。
簡単に言えばよりアメリカンなフォームに成ったと言うことです。
一般的に、日本人投手はしっかり「タメ」を作った後の体の回転運動で威力あるボールを投げようとします。
それに対し、アメリカでは大袈裟に言えば体の前後運動で、押し出すかのように投げる傾向があります(ランディ・ジョンソンのフォームを思い出して下さい)。
松坂も従来は典型的日本型でしたが、今日はやや前後運動になってきていました。
それにより、投げた後のフォロースルーにおいて右腕の前方へのエクステンションが以前より大きくなっていました。
今日の球速自体はそれほどでもありませんでしたが、球速表示以上に手元でのキレがあったのはそのためでしょう。
やはり怪物松坂にしてもメジャーで活躍し続けるには、自己をしっかり持った上で日々アジャストし続ける必要があると言うことなのでしょうか。
posted by toyorashotaro |21:44 |
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2009年09月27日
NYY 3-0 BOS
久しぶりと言うか、DL明け後初めて見る松坂でしたがフォームが変わっているのに驚きました。
DL中にようやくキャッチボールを始めた頃、その映像をテレビで見て驚いたことがありました。
なんと、投げる時に頭を体の回転軸に連動し振って(回転させて)いたのです。
ハハーン、痛む肩をかばうあまり腕が十分に振れず、それで投げる瞬間に無意識に頭を振っているんだなと思ったものです(元々、若干頭を振る傾向はありましたがこんなに顕著ではありませんでした)。
しかし体調万全な筈の今日の松坂もかなり振っていましたね。
今季最長の7回115球を投げ1失点は立派ですが、6四死球と相変わらずの制球難はこの頭部の回転にも原因がありそうです。
頭を振ってしまうことによるマイナス点は他にもあります。
どうしても左肩が(右投手の場合)開いてしまうので、右打者のインコースへの投球がすっぽ抜けに成りやすいのです。
今日の松坂もジーターの背中にドスンとぶつけましたが正にこれです。
こう言う状態では打者をのけぞらせるような内角球を捕手は恐くて要求できません。
そうなると内外角を投げ分ける揺さぶりが出来ずに配球に幅が出てこないのです。
その点ヤンキースのサバシアはあの巨体にも関わらす終始一貫して頭部と体の回転軸が全くブレていませんでした。
今日は両投手とも7イニングを投げ無失点もしくは最少失点でしたが、内容には残念ながら少々差がありました。
その要因のひとつがフォームの安定感の差であったように思えます。
今日気付いた松坂のフォームの変化はもうひとつありますが、それは次回に。
posted by toyorashotaro |17:55 |
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2009年09月26日
COL 2-1 STL
地区優勝へのマジックナンバーを1としたカージナルスのクリンチなるか?
その期待を背負ってマウンドにあがったのは、今年見事に復活なったクリス・カーペンターでした。
‘05年に21勝を挙げサイヤング賞に輝いたカーペンターですが昨年、一昨年は肩や肘の故障で計4先発しかありません。
しかし、焦らずにリハビリに徹したのが功を奏し今季はここまで16勝。防御率も2.34(今日の登板前の時点)でナリーグの堂々第1位です。
単に勝ち星や防御率だけでなく投球内容がまた素晴らしく、与えた四球はわずか34。9イニング平均では1.64です。
また、丹念に低めを突く投球ゆえ被本塁打も極めて少なく、現在なんと7本のみ(0.35/9イニング)。
しかし、今日はあまり調子が良くありませんした。
特に本来ウイニングショットとなるべきカーブの制球がもうひとつで、彼にしては珍しく7イニングで3つも四球を与え奪三振もわずかに2。
しかしそれでもゲームはしっかり作って、7回101球を投げ抜き1失点は流石という外ありません。
カーペンターは1対1の同点でマウンドを降りましたが、試合は結局9回裏サヨナラ負け。中地区2位のカブスも今日は勝ったためシャンパンファイトは明日以降に持ち越しになりました。
今日のカーペンターは17勝目はなりませんでしたが7イニング1失点の粘投の結果、元々1位の防御率は更に改善され2.30となりました。
そうなるとナリーグのサイヤング賞の行方はどうでしょう?
勝ち星重視なら同僚のアダム・ウエインライト(18勝)。
奪三振なら昨年の受賞者、ジャインアツのティム・リンスカム(247)。14勝はやや不利な材料ですが防御率も2.47でカーペンターに次ぐ第2位です。
そして、防御率と投球内容、安定感ならカーペンターでしょう。
もしカーペンターが受賞すれば前述の通り’05年以来の2度目。
初受賞後に故障でトミー・ジョン手術を経験し、約2年を棒に振ったのちの再受章となりますからこれは価値があります。
過去サイヤング賞を2度以上受賞した投手は数多くいますが途中でトミー・ジョン手術を挟んでの受賞は例がありません。
さあ、果たして今年のカーペンターは歴史を作ることができるでしょうか?
posted by toyorashotaro |20:45 |
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2009年09月26日
NYY 9 – 5 BOS
この両軍の対戦にはよくあることですが、今日も4時間近い長い試合でした(見ていて疲れました)。
ところで、今日は先のアナハイムでのシリーズで2本塁打を放った松井秀喜に注目してみました。
期待の一発こそ無かったものの巧打で2安打。更には四球を二つ選び計4出塁。
これで今季はここまで打率.280 28本塁打 88打点。結果的には’04年に次ぐメジャーでのキャリアイヤーにもなりそうな素晴らしい成績です。
実は今季はそれほどヤンキース戦を見ていないので断定的なことを言う資格は無いのですが・・・
今季の松井は本塁打が増えてきただけでなくその打球の軌跡に変化があるように思えます。
渡米後数年は松井の本塁打は低い弾道のライナーでスタンド下段へ突き刺さるケースが多かったですが、今季は綺麗な放物線を描き中段に落下する本塁打が目立ちます。
正確なフライボール/グラウンドボール比率は把握していませんが、「打球がよく上がるようになり結果的に本塁打が増えた」と私は見ています。
それではどうして「よく上がるようになった」のか?
これも真実は判りませんが、明らかに昨年までとの打法の違いがあります。
従来は投球をギリギリまで見て、極めて身体に近いところまで呼び込み一気に振り切るというパワーヒッティングスタイルでした(‘90年代後半以降メジャーで流行した”ボンズ型”です)。
それに対し今季はかなりポイントを前に(投手寄り)に置いているように見えます。
ポイントを前に置くと投球を見極める余裕が減じますので確実性は後退しますが(事実松井も今季前半から中盤は本塁打はよく出たものの低打率でした)、超のつくほどのパワーの持ち主(ステロイドの力を借りたであろうボンズなど)で無い限り、むしろこちらのほうが打球は良く上がり結構飛距離が出ます(ホルヘ・ポサダやアルフォンソ・ソリアノがこのタイプ)。
今季の松井は、なにも急にパワーがついたので無く打法の変更により本塁打が増えたと私は見ています。
後は、両膝の状態ですね。
結局今季はDHのみで過ごしたので両膝の本当のコンディションは良く判らないままです。
これがかなり回復していることを証明できたら、来季はヤンキースにせよ他球団にせよそれなりの契約を獲得できる可能性が高まりました。
posted by toyorashotaro |12:39 |
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2009年09月23日
CIN 10 – 4 PIT
恐らく、今のメジャーで最も地味なカードと言えるこの一戦。
でも、時折こういう超コアなマッチアップが見たくなります(病膏肓に入る?)。
さすがにスタンドもガラガラ。
公式発表は16492人ですが、数字以上に閑散とした印象でした。
ちなみに、このPNCパークのすぐ近くにあるコンベンションセンターで24日(木)からG20サミットが開催されます。
その関係で渡米中の鳩山首相が25日(金)のドジャース戦で始球式を行うのはご存じのとおりです。
地味なカードですが見どころはありました。
パイレーツの28才のルーキー、ギャレット・ジョーンズです。
このジョーンズは6月30日にパイレーツがエリック・ヒンスキーをヤンキースに放出したことによりAAAから昇格。
その時点でのマイナーでの成績は72試合で.307 12本塁打49打点と中々のものですが基本的にはノーマークの選手でした。
ところがこのノーマークのルーキーがメジャー昇格後打ちまくります。
7月からのデビューでありながら、ここまでなんと20本塁打!
今日のゲームでも3安打を放ちました。
ここまで、メジャー昇格後の成績は70試合で.303 20本塁打 40打点。
今年のナリーグの新人王争いはブレーブスのハンソンやブリュワーズのマギー等ライバルが多彩ですが、ジョーンズにもそれなりに票は入るものと私は見ています。
なにせ数字だけ見ると’05年の新人王、フィリーズのハワード(88試合 .282 22本塁打63打点)に遜色無いのですから。
‘99年のブレーブス14巡目の指名でプロ入りし、ツインズを経て今年パイレーツと契約。そしてようやくメジャーに定着した苦労人のジョーンズ、頑張って欲しいものです。
posted by toyorashotaro |22:34 |
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2009年09月23日
4月5日に開幕した今年のレギュラーシーズンも残すところ10試合強となり、ポストシーズン進出の顔ぶれもほぼ見えてきた感があります。
アリーグは東地区のヤンキース、西地区のエンゼルスは当確。ワールドカードのレッドソックスももう間違いないでしょう。
中地区のみがまだ予断を許さない状況で首位のタイガースを2.5ゲーム差(日本時間23日朝時点)でツインズが追っています。
一方ナリーグはどうでしょう?
こちらは地区優勝はフィリーズ、カージナルス、ドジャースで、ワイルドカードももうロッキーズで決まりでしょう。
皆さんはこの顔ぶれを見てどう思われますか?
「かわりばえしねエな」
と思われた方も少なくないでしょう。
実際、上記の8チームの2000年から今年までの10年間でのポストシーズン出場回数をチェックして見ると(今年はそれぞれ現在首位のチームがそのままフィニッシュするとして)・・・
ヤンキース(9)、レッドソックス(6)、タイガース(2)、ツインズ(4)、エンゼルス(6)
フィリーズ(3)、カージナルス(7)、ドジャース(4)、ロッキーズ(2)
ロッキーズ以外は概ね常連と言って差し支えの無いメンバーです。
タイガースもわずか2度目となりますが、近年の積極補強ぶりを考えるとサプライズ出場とは言えません。
一方この10年の間、ブルージェイズ、オリオールズ、ロイヤルズ、レンジャース、エクスポズ/ナショナルズ、レッズ、パイレーツの8球団は一度もポストシーズン出場無し。
いや優勝(ワイルドカード)争いに関わることすら(今年のレンジャースを例外に)なかったのが実態です。
よく、「お金を掛けなくても強いチームは作れる」という専門家のコメントをメディアを通じ目に耳にすることがあります。
昨年のレイズや一昨年のロッキーズやDバックス、はたまた'03年のマーリンズなどがポストシーズンに進出または勝ち進んだ時になどが好例です。
しかし、(誠に残念ながら)それらのチームは「サプライズ球団」としてポストシーズンに進出しただけで上記の「金満」球団のような常連には決して成れませんでした。
数少ない例外が、ツインズとアスレチックスです。
緊縮予算の中である程度常連と呼べるほどのチームを作り上げたテリー・ライアン(前)GMやビリー・ビーンGMは賞賛に値するでしょう。
「お金を掛ければ良いというものでは無い」これは確かに真実です。
しかし「お金を掛けねば常勝チームは作れない。さもなければせいぜいサプライズチーム止まりだ」というのも厳しい現実のようです。
posted by toyorashotaro |14:52 |
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2009年09月22日
“Big time loser” と言えばかつてはブレーブスでしたが、今やエンゼルスがそのお株を奪いそうです(ヤンキースもそうかも知れませんが)。
現在2年連続地区優勝で、過去5年で4度アリーグ西地区を制しています。
今季も現在7.5ゲーム差で首位を快走しており3年連続の地区優勝は時間の問題です。
今や押しも押されぬアリーグを代表する競合チームですが、どうもポストシーズンでは武運が有りません。
‘02年に初のワールドチャンピオンの座を獲得してからは、前述の通り4度ポストシーズンに進出しながら「勝ち抜け」は’05年の一度のみ(リーグ・チャンピオンシップシリーズでホワイトソックスに敗退)で後の3回はいずれもディビジョンシリーズでレッドソックスに煮え湯を飲まされています。
もはやポストシーズンに進出するだけではファンも満足できなくなっていることはアーティ・モレノオーナー、トニー・レギンスGMとも痛いほど判っています。
例えば、昨年7月のフラッグディール戦線で、その時点で西地区を独走状態にありながら敢えてマーク・テシエラを獲得したのもその現れでしょう。
果たして今年はどうでしょう?
従来のエンゼルスのイメージと言えば、そう「スモールボール」です。
盗塁やバントを多用する攻撃スタイルでその分、長打力は見劣りする部分がありました。
投手陣も昨年などは、先発陣はそれほどでもなくブルペンへの依存度がやや高いという印象がありました。
ところが、今年はちょっと違います。
3割打者がズラっと並ぶ打線やお家芸の機動力はそのままに、そこにパワーが加わっています。
その原動力となっているのが、今日のヤンキース戦で代打で31号本塁打を放ったケンドリー・モラレスです。
かつてキューバから亡命してきたこのモラレスは数球団での獲得合戦の後、エンゼルスに入団しました。
ところがその後はマイナーでは毎年のように抜群の成績を残しながらメジャーでは壁にあたってなかなか定着できないという状態が続いていました。
正直なところ、私も「ケーシー・コッチマンの方がモノはまだ上だな」と思っていましたが今年ようやくブレイクしました。
今年8月は.385 10本塁打 33打点で月間MVPに選ばれています。
今月はその反動か打率は.200と低迷していますが今日の一発でまた復調してくる可能性も大です。
これでエンゼルスの攻撃力は、非常にオールラウンドになりました。
現在、打率(.285)と盗塁(140)がリーグ1位、出塁率(.350)が3位、得点数(821)が2位です。
本塁打数163は11位ですが、モラレスの8月の爆発もあり最近92試合では119本とかなりのペースで量産しています。
また、投手力では先発陣が今日好投したジョー・ソーンダースを含め非常に磐石で、K-Rodが抜けたブルペンもブライアン・フーエンテスが防御率4点台ながら現在リーグ1位の44セーブを挙げるなど結果は残しています。
短期決戦ではどういう展開になるか始まってみないことには判りません。
その場合、長打力や投手力など特定の長所に依存したチームの場合はいざそれが機能しないとなると大きなハンデとなります。
ところが今年のエンゼルスには弱点がありません。
非常にオールラウンドな強さが有ります。
さて、今年はどうでしょうか?
posted by toyorashotaro |23:42 |
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2009年09月22日
9月21日の敬老の日、私は四国・九州アイランドリーグ公式戦、福岡対愛媛を観戦すべく北九州市民球場を訪れました。
同球場へはJR小倉駅からモノレールに乗り三つ目の駅、香春日三荻野で下車すると徒歩7-8分といったところです。
道路を挟んだ反対側には、巨大な「メディアドーム」なるものがあります。
コンベンションセンターなどだと思いますが、サイズとデザインは正直なところ異様。
これもハコモノ行政の落とし子?でしょうか。
チケット(大人1000円)を買って場内に入ると・・・
この日の観客は公式発表で512人。連休真っ最中と考えると少々(というかかなり)寂しい。
NPBのホークスがしっかりとファンのハートを掴んでいる北部九州では独立リーグは少々厳しいかナというのが私の印象です。
しかし・・・
古ぼけた球場にガラガラのスタンド、内野席でダミ声を張り上げる応援団長・・・
私の心には30年以上も前の東尾修や加藤初、江藤慎一や土井正博の勇姿が去来し激しいデジャブに教われました。嗚呼失われし太平洋クラブライオンズの日々!
<独立リーグのレベル>
かつて何かの本で「独立リーグは野球を諦める場所」という関係者のコメントを読んだことがあります。
NPB入りの夢を果たせずかつその夢を捨てきれない選手たちが「ここでもう一度死にもの狂いでやってみてそれでだめなら諦めよう」という決意を胸にその門を叩くのだそうです。
確かにレベル的には悪くありません。
バントやカバーリングなどの”Fundamental“が実にしっかりしているのは流石日本野球です。それに凡打の際も含め全力疾走が徹底されていることにも好感を感じました。
逆に「NPBとの差かなア」と思うのは、まずは打者のパワー、それと内野手の肩でした。
実際今日のゲームでも福岡の先発山田(元ホークス)が6回途中までノーヒットの好投を続けていましたが、唯一許したのがボテボテのショートゴロの内野安打でした。
これもショートストップにもう少し脱兎のダッシュとNPB級の肩があれば・・・と思わせる場面でした。
<山田秋親投手>
前述の通り福岡の先発は元ホークスの山田で格の違う好投で愛媛打線を圧倒しました。
この山田投手は2000年のホークスドラフト2位で、私も当時は同年1位の山村路直とともに将来のエース格と期待していました。
しかし故障もありその持てる素質を発揮できず昨年オフに解雇。
今年より独立リーグで再起を図ります。
かつてのプロスペクトで一軍ホークスでもそれなりの実績がある山田投手にとって同じ福岡に本拠地を置く独立リーグでプレーするのはそれなりに葛藤があるとは思いますがなんとかNPB復帰を果たして欲しいと思います。
ちなみにドラフト同期生の山村路直投手も昨年オフに同じく解雇の憂い目に遭っており、今季は米独立リーグ挑戦を経て今月から愛媛マンダリンパイレーツに身を投じています。
<位置付け>
入場時に手渡される同リーグの選手名鑑兼プログラムをパラパラめくってみて驚きました。
各球団の選手紹介の前にいきなりNPBのスカウト数名による同リーグ推薦の辞が掲載されています。そしてその次には、同リーグ出身でNPBに育成ドラフトで指名された選手たちによる「俺に続け!」メッセージなのです。
リーグのミッションとしては「選手育成」と「地域社会への貢献」と聞いていますがまさしくそれが貫かれているのが良くわかります。
<悲哀?>
決して悲観的なことと捉えたくは有りませんが・・・
5回裏終了時のグラウンド整備を行ったのは専門のグラウンドキーパーでは無くなんと両軍の選手たちでした。
呉越同舟でトンボを操作する姿には微笑ましさと哀愁が入り混じった複雑な感情が湧きあがってきました。
そしてゲーム終了です。
ヒーローインタビュー対応の選手以外は球場正門前でファンのお見送りです。
ここでは記念撮影やサインおねだりもなんでもOKです。
一部追っかけ(?)的な女の子が、ここぞとばかりお目当ての選手にアタックしているかのような場面も見受けられました。
観客の多いNPBではあり得ないファンサービスの形態でこれぞ独立リーグと好感が持てましたね。
私も観戦の記念に、絶妙の好投を見せた山田投手にサインしてもらいました。
posted by toyorashotaro |01:47 |
野球全般 |
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2009年09月21日
訳あって北九州に立ち寄ることになり、丁度開催されていた四国・九州アイランドリーグ公式戦、福岡対愛媛戦を観戦すべく北九州市民球場を訪れました。
この球場はソフトバンク・ホークスの第二本拠地として認識していらっしゃる方が多いと思いますが、かつては小倉球場と呼ばれ全盛期の西鉄ライオンズも開幕戦を戦ったことがある由緒ある場所です。
そして個人的にも一生忘れることのできない思い出深い球場なのです。
今から39年前に、生まれて初めて生でプロ野球を観戦したのが、小倉球場での巨人対西鉄のオープン戦でした。
ON全盛だった同時、王貞治さんの熱狂的ファンだった小学1年生の私はこの試合で憧れの王さんのホームランを見て試合後にはサインを貰うと言う幸運を手にするとともに、野球への一生の愛を刷り込まれました。
そして翌1971年にはこの球場で、オリオールズ対巨人戦を観戦。
これが、生涯初の大リーグ体験でした。
その後多くの太平洋クラブ、クラウンライターのゲームを閑古鳥の鳴くスタンドで観戦。
1978年には、あのシンシナチ・レッズ対巨人戦もここで見届けました。
その年の日米野球ではレッズは全国で17試合を戦ったのですが、小倉球場での巨人戦は16試合目。
その試合の最終打席でピート・ローズはレフト側外野席中段の私の席の一列前にホームランを叩き込みました。
その次の最終戦(確か草薙球場でした)では無安打で、FAだったローズは帰国後にフィリーズと契約。
レッズに別れを告げました。
したがってあの日私が見届けたのは、70年代最強と言われたビッグレッドマシンの一員としてのローズの最後の安打だったと言うことになります。
今回があの日以来の31年振りの小倉球場(北九州市民球場)でした。
posted by toyorashotaro |19:07 |
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2009年09月20日
皆さんご存知の通り、イチローは昨日のゲームで2試合連続サヨナラ打となる10号本塁打を放ちました。
しかも相手はマリアーノ・リベラですから価値も倍増モノです。
結局この日は5打数4安打で、打率は.357にアップしました。
しかし首位打者争いのライバル、ジョー・マウアーは更に上を行く.373です。
さすがに残り試合数が14-15ゲームくらいになると.016の差は決して小さくありません。
某スポーツ紙に試算が掲載されていましたが、マウアーが残試合で.250くらいしか打たなくても、イチローは逆転するには残試合で.400ペースが必要で、3回目の首位打者獲得は決して容易ではありません。
その他の記録はどうでしょう?
以前このブログにコメントいただいた方がご指摘されていらっしゃいましたが、メジャー入り以降200本安打同様に継続していた100得点は遂に途切れそうです。
昨日の1得点を入れて現在82、残14試合ではちょっと届きそうもありません。
盗塁はどうでしょう?
こちらもメジャーデビュー以来8年連続で30盗塁をマークしており、現在25。
可能性は十分ですが、ふくらはぎの状態が若干の不安材料です。
首位打者の可能性も残っている以上、故障の再発を懸念すれなら盗塁は控えるテもあろうかと思いますが・・・
昨日は珍しく2度も牽制死がありましたが、30盗塁に向けての焦りがあったのでしょうか?
そして何よりもこちらも諦めていないと言う証かも知れません。
こう書くとイチローがさも個人記録しか念頭に無いかのような印象を与えてしまいますが、誤解を恐れずに申し上げると、年間および月間単位で明確な数字の目標を自らに課しその進捗をチェックしながら日々の努力を継続すると言う行為は、当然なことです。
そして同時に遂行は極めて困難な命題でもあります。
さああと2週間。
イチローは目標をどこに設定し、それに向かってどう邁進するのでしょう?
posted by toyorashotaro |09:30 |
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2009年09月19日
現在マジックナンバー8で、ナリーグ中地区を独走するカージナルスのゲーム(対カブス)をMLBTVのライブで楽しみました。
このゲーム開始前までの10ゲームで4勝6敗とやや勢いに翳りが見えますが、それでもマット・ホリデイを獲得した7月24日以降で33勝16敗。
今季の安定感は抜群です。
もちろんその立役者は「MVP当確」のアルバート・プホルズですが、このゲームに限っては私のお目当ては先発のジョン・スモルツでした。
ご存知の通り昨年オフに遂にブレーブスと袂を別ったスモルツは再起を賭けてレッドソックスと契約しました。
しかし、ボストンでは8試合に先発し2勝5敗、防御率はなんと8.33という信じられない成績でリリース。カージナルスに拾われます。
その後は、4ゲームで3.27と好投を続け復活を印象付けましたが、そこでまたもや右肩に違和感が発生し、予定されていた9月14日(月)の先発を回避しました。
そんな状況のもとでの今日の先発でしたが、108球6イニングを投げ2失点のクオリティ・スタート(勝敗はつかず)。
スモルツファンの私はほっと胸を撫で下ろしました。
既に42才となりかつての剛速球が鳴りをひそめたスモルツが今でも現役を張れる要因のひとつにその制球力があります。
今日こそ、敬遠を含め3四球を与えましたが、カージナルス移籍後の5登板、28イニングでまだ4四球しか与えていません。
ジョン・スモルツには将来クーパースタウンでもう一度グレッグ・マダックスやトム・グラビンとトリオを結成して欲しいと切に願っています。
なお、ゲームは2対2の同点の9回裏、マット・ホリデイが右中間にサヨナラの13号(with STLで)を叩き込み勝利。
地区優勝にまた一歩駒を進めました。
posted by toyorashotaro |12:18 |
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2009年09月19日
2009年レギュラーシーズンも残り2週間といよいよクライマスックスを迎えています。
ポストシーズン進出チームの顔ぶれも大分見えてきましたが、今日は個人賞の究極であるMVPの行方を占ってみたいと思います。
もし私に投票権があったなら(ありえませんが)アメリカンリーグはツインズのジョー・マウアーに一票を投じたいと思います。
今季はオフの手術の影響で開幕から一カ月遅れでのチーム合流となりましたが、本日時点で打率は驚くこと無かれ.374で堂々メジャー1位。
捕手としての激務をこなしながらと考えるとこれは驚愕ものです。
しかし、だれが選ばれるかとなると最も可能性が高いのはヤンキースのマーク・テシエラでしょうね。
開幕後は暫く低打率に喘いでいたテシエラですが、ここにきて大分回復してきました(現在.286)。
もともと本塁打ペースは順調でしたが、ここに来て本塁打王争いのトップを走っていたカルロス・ペーニャが骨折で戦線離脱。
テシエラの二冠王(本塁打と打点)獲得の可能性が高まってきました。
テシエラはもともと長打力と確実性に選球眼を併せ持つ万能型の打者です。
加えてゴールドグラブ級の守備があってしかも故障が少ない。
さらに言うと年齢的にもまだ29才と文句のつけどころがありません。
あえて粗さがしをすると「モンスターイヤー」が無いということでした。
ヤンキースは単なるスタープレーヤーにスーパースターの年俸(2000万ドル)を払っていると揶揄されることもありましたが、今年、華のニューヨーク初年度で二冠王+MVPを獲得となればまさに「モンスターイヤー」。
名実ともにスーパースターの仲間入りということになるでしょう。
posted by toyorashotaro |00:13 |
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2009年09月15日
9月12日のこのブログに「ドジャースの失速とロッキーズの巻き返しでナリーグ西地区はがぜん面白くなった。シーズン最後の直接対決は見逃せない」という旨を書いたところ、「その時点では両軍のポストシーズン進出は既に決まっているはず。かえって盛り上がらないのではないか」というコメントをいただきました。
全くそのとおりだと思います。私がうかつでした。
本日時点でも、ナリーグのワイルドカード争いで首位のロッキーズと2位のジャイアンツとは3.5ゲーム差。
この2チームは現在今季最後の直接対決中ですが、残されているのはあと2ゲームのみ。
ジャイアンツのポストシーズン進出はかなり苦しくなってきています。
もちろんまだシーズンは終わっていませんが、ジャイアンツがもう少し頑張ってくれたなら・・・という思いは残ります。
ジャイアンツがここ数年低迷している原因は数有りますが、その中のひとつがチーム作りにおけるフロントオフィスの定見の不足にあるように思えます。
ジャアンツは数年前から先発投手陣にどんどん若手が育ってきました。
これが’90年代からのボンズ一人への依存体質からの脱却のチャンスでしたが、野手陣はむしろ老齢化が進み投打で年齢構成が相当ちぐはぐな印象がありました。
例えば、ティム・リンスカムやマット・ケインを獲得し育成するということを成し遂げていながらバリー・ジトに1億2600万ドルもの無謀な契約を提示し、アーロン・ロワンド、ランディ・ウイン、といった伸びしろが期待できないベテランと年平均1000万ドル近い契約を結んでしまうということが同じフロントオフィスの仕事だとはちょっとした驚きです。
個人的には、投手陣だけでなく野手にもジャイアンツにもそれなりに楽しみな若手(エマヌエル・バリス等)がいると考えていますが、その一方でエドガー・レンテリアの獲得や前述のローワンドやウインとの高額契約締結などちくはぐな印象は拭えません。
どうしてそうなってしまったのでしょう?
その要因の一つが近年のナリーグ西地区のレベル低下にあるように思えます。
今年はともかく、ここ数年は5割そこそこで地区優勝が決まるというような本命不在の状況がありました。
そのような環境がサビーンGMの判断を狂わせ長期的視野でのチーム作りではなく、「ひょっとしたら今年優勝できるかもしれない」と中途半端な補強に走らせてしまったのではと考えています。
posted by toyorashotaro |23:44 |
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2009年09月14日
イチロー選手がついに9年連続200本安打のメジャー新記録を達成しました。
おめでとうございます。
私も朝出社前にTVにかじりついていましたが、結局タイムアイト。
ライブでの見届けは諦めて家を出ました。
恐らく明日のスポーツ紙はイチロー一色になるでしょう(14日はプロ野球も無いし)。
ここでは、イチローの大記録の陰で見落とすのはちょいもったいないコアな話題をふたつお届けしたいと思います。
<福留 絶不調>
8月22日には「今年の福留は違う」とこのブログに書かせてもらいましたが、その後打棒が思わしくありません。
13日のレッズ戦は5打数0安打。今月は45打数7安打で.156と最悪の状態。
昨年も9月は.178と不調で、ディビジョンシリーズでも「戦犯」に挙げられてしまいました。
幸か不幸か今年はポストシーズン進出の可能性がほとんどありません。
なんとか昨年の二の舞は避けて欲しいものです。
<地道に頑張る松井稼頭央>
13日のパイレーツ戦でキャリアハイタイとなる今季114試合目の出場を果たしました。
決して、好調なシーズンとは言えませんがこのまま行くと規定打席到達の可能性も出てきました。
前日にはメジャー通算100盗塁も達成しています。
この数字自体は特筆すべきものではありませんが、100盗塁に対し盗塁死は17のみ。成功率.855は立派です。
そう言えば西武時代から俊足だけでなく盗塁成功率の高さも彼の長所でした。
‘01年のように成功率100% (26盗塁0盗塁死)だった年もありました。
故障と闘いながら、リトルマツイ(死語ですね)がんばっています。
posted by toyorashotaro |23:16 |
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