2009年08月30日
SF 5-3 COL
バリー・ジトが素晴らしいピッチングを披露。9勝目を挙げました。
最終回にブラッド・ハウプに19号本塁打を浴びて降板しましたが、あわや完封の力投でした。
実は、ジトの投球を見るのは久しぶりだったのですが制球が素晴らしかった。
心なしか、ファーストボールやスライダーを投げる際はややアームスロット(腕の角度)が下がってきたような気がしますがこれも制球改善の要因でしょうか?
結局8月は6度の先発で5度のクオリティスタート(6回以上投げて3失点以下)。
7年総額1億2600万ドルに見合うかどうかは別にして、「第二のマイク・ハンプトン契約」とまで揶揄されていた汚名は払拭されてきました。
しかしつくづく感じるのは「無事これ名馬」。
ジトは故障が無く低調な時期も含めてローテーションに穴をあけたことが事実上皆無です。
「皆勤」を継続してきたからこそ復活もあったのではと思います。
それと本日の試合には、ジェフ・ケントが観戦に訪れておりファンから大きな拍手と歓声を浴びていました。
どうやら試合前に、AT&Tパークの”Walk of fame”にリレーフが飾られることになったようです。
私は、最後にこの球場を訪れたのは’03年で当時はこのようなミニ殿堂は無かったため球場のどこに飾られているのかは良く分かりません。
ご存じの方は教えていただけると幸いです。
しかしジェフ・ケントはあのアクの強いキャラ故でしょうか、選手やファンの間で必ずしも人気があったとは言い難いところですがプレーへの情熱は引退間際ですら些かも衰えるところが無かったと思います。
posted by toyorashotaro |21:53 |
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2009年08月30日
ジェイソン・シュミットが今季一杯でドジャースを去ることが決定的になりました。
8月19日に獲得したビンセンテ・パディーヤのロースター枠確保のため、ドジャースはシュミットの故障者リスト(DL)入り期間を15日から60日に変更しています。
シュミットは今年が総額4700万ドルの3年契約の最終年ですから、このまま退団するのは、ほぼ確実です。
結局在籍3年間で右肩の手術は3度を数え、残した成績は3勝6敗。
近年のドジャースでは、2000年オフに当時のマローンGMがダレン・ドライフォートと結んだ5年契約に匹敵するくらいの失敗例で、他球団ではヤンキースのカール・パバーノとの契約と双璧でしょう。
2005年オフにポール・デポデスタの後を継いでドジャースGMの座に座ったネッド・コレッティは昨年フラッグ・ディールでのマニー・ラミレス獲得で一気に評価を上げました(今年のステロイド騒動は別にして)が、その裏でアンドルー・ジョーンズとの2年3200万ドル契約やこのシュミットとの契約のように結構大きな失策もあるのです。
元々、ベテラン大好きのブライアン・サビーンGM(ジャイアンツ)の下でGM補佐を務めていたせいでしょうか?
コレッティはとにかくベテランフェチなのです。
前述のシュミット、ジョーンズの他にもガルシアパーラ、ピエール、ペニー、ファーカル・・・
彼らはベテラン(年齢自体はジョーンズやファーカルは若いですが)故でしょうか、ピエール以外は概ね契約期間内に故障による長期離脱歴があります。
しかし、そんな中で5年契約のピエールを例外に基本的に長くても3年契約なのです(そう言えばマニーも2年契約です)。
これがベテランフェチGMの唯一の危機管理?
posted by toyorashotaro |16:31 |
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2009年08月30日
ブレーブスの川上憲伸投手が次回登板予定だった現地31日(月)の先発から外れることになりました。
その理由としてボビー・コックス監督は基本的に休養のためとしています。
川上は前回登板の現地26日のパドレス戦で6回に突如乱れ4点を献上していますが、「それが無くても川上の右肩の疲労の蓄積の為、先発スキップを検討していた」というコメントも発表されています。
確かにそれも理由のひとつかも知れません。
しかしホントの理由は、昨年夏の右ヒジ手術からのリハビリを続けていたエースのティム・ハドソンにそろそろ復帰の目処がついて来たことに外なりません。
アスレチックス時代の2000年には20勝でアリーグの最多勝にも輝いたハドソンはブレーブス移籍後もエースの座に君臨していましたが、昨夏突然のヒジの故障に見舞われました。
そのハドソンは今年がブレーブスとの契約最終年で来年は1200万ドルのクラブオプションで100万ドルのバイアウト(契約破棄)条項付きです。
来年、1200万ドルというビッグマネーを手にできるか、それとも100万ドルのみ渡されてお払い箱になるか、ここから先の投球内容はハドソンにとって大変重要な意味を持ちます。
また、ワイルドイカードでのポストシーズン進出にはまだ十分に可能性があるブレーブスにとっても重要な戦力としてハドソンの復帰は大いに待ち焦がれていた点です。
さらに言うと昨年の後半からの1年間、ハドソンのリハビリに付き合って来た訳ですから今年の残期間と来年は大いに活躍してもらい「回収」したいところでしょう。
一方、復帰なったハドソンが故障の再発無く好投を継続した場合、川上にローテション復帰の可能性はあるでしょうか?
コックス監督は「6人ローテーションもあり得る」と言っていますが、ポストシーズン進出を賭けたサバイバルが展開される今後にまあそれは無いでしょう。
ルーキーのトミー・ハンソンの疲労も心配されるところではありますが、バスケス/ジャージェンス/ロウ/ハンソンらの先発投手陣はかなり強力なので、川上の先発復帰はかなり難しいかもしれません。
まずは肩の疲労をしっかり取ること。そしておそらくブルペンからとなるであろう今後の登板でしっかり首脳陣の信頼を勝ち取り、いずれは巡ってくるチャンスをモノにすることが肝要です。
posted by toyorashotaro |00:14 |
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2009年08月29日
前回のヤンキース戦では打たれながらも要所を締め無失点で切り抜けた田沢でしたが今日はそうは行きませんでした。
4回を投げて9失点。印象としては残念ながらメッタ打ちと言わざるを得ません。
球速はコンスタントに90-91マイルを計測していましたが、腕の振りが十分でなく「置きに行く」ような投球が多かったですね。
結果的にコマンドが悪く叩きつけてしまうようなワンバウンドの投球が目につきました。
前回はバリテックの好リードにも助けられましたが、今日のパートナーのマルティネス(前々回テキサスで敗戦投手になった時も捕手は彼でした)はゲーム中に欠点を矯正してあげることもできずやや無策な印象でした。
過去数ゲームを見ていて思うのは、球速や変化球のキレは登板ごとにバラつきがあるのですが、唯一変わらないのは制球力にやや欠ける点です。
微妙な制球力に欠けるのはあの特徴的なハーキージャーキー・デリバリー(ぎくしゃくフォーム)にも原因があるのでしょうか?
いずれにせよ捲土重来を期待したいものです。
posted by toyorashotaro |00:31 |
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2009年08月27日
ヤンキースの松井秀喜が好調です。
26日のレンジャース戦は、本塁打や打点こそなかったものの2安打。
これで3試合連続のマルチ安打です。
ここにきて本塁打のペースもぐっと上がっていますし、現在23本塁打71打点はともにチーム内2位です。
一部には、新ヤンキースタジアムで本塁打が乱れ飛んでいるため、松井の長打も球場要因とするかのような意見もありますが、今季はアウエイの方が打撃各部門とも成績が良いのです。
両ヒザの状態が思わしくないこと、今季で契約が切れかつ年俸自体も1300万ドルと非常に高額なことを理由に、「松井は今季限りでヤンキースを離れる」という説が専らでしたが、ここに来ての打棒爆発で地元メディアの間でも残留説が囁かれてきました。
しかし現実のところどうでしょう?
ヤンキースには今季限りで契約が切れる外野手がたくさん居ます。
ジョニー・デーモン、ザビア・ネイディ、エリック・ヒンスキーらです。
松井の営業面での貢献度を度外視すると、長打力が復活してきたとは言え松井と再契約するのであればその前にデーモンかナ?という気もします。
デーモンも松井同様30代半ばですが、打力はほぼ互角、スピードではデーモンが上、守備は二人ともウイークポイントですがデーモンは少なくとも守備に就くことができます。
ご存じの通り、松井は今季は一度も守備に就いたことがなくDH専門です。
しかし、来季のヤンキースはジーター、A-Rod、ポサダ等適度にDHで起用してあげたいベテランがたくさん居ます。
そう考えると松井の残留には依然として懐疑的にならざるを得ないのですが、一方でヤンキースの他の外野陣は、ニック・スウイッシャー以外はバリバリのレギュラーというよりは第四の外野手として見た時に存在価値が光る選手ばかりです(ネイデイ、ヒンスキー、カブレラ、ガードナー)。
果たしてゴジラの動向やいかに。
少なくとも、DH制度のないNPBセリーグへの復帰は、(噂される阪神も含め)無いように思えますが。
posted by toyorashotaro |23:14 |
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2009年08月26日
時が経つのは早いもので、つい先日開幕したかのような2009年MLBも各チームとも残試合数が40を切りいよいよ大詰めです。
そんな中でアリーグ東地区はヤンキースが2位レッドソックスに6ゲーム差を付け、かつ両者の直接対決はもう3試合しか残っていないため、巷ではヤンキースの地区優勝は「当選確実」との噂もチラホラですが実際にはどうなのでしょうか?
一方、同地区最下位のオリオールズは現在首位ヤンキースに27.5ゲーム差。
現実には奇跡の逆転優勝はあり得ないように思えますが、ひょっとしたら熱心な地元ファンの中には「今から奇跡の28連勝をしてヤンキースが28連敗すれば逆転は可能だ」と一縷の望みに期待をする人もいるかも知れません。
そこらへん、実際どうなのでしょうか?
あの有名なベースボールヒストリアンのビル・ジェームス(レッドソックスのシニア・アドバイザーでもあります)はその著書の中で、
「あるチームの首位とのゲーム差の二乗>そのチームの残試合数X4」
となった段階で、事実上優勝の可能性無し、としています(長いメジャーの歴史の中でこの例外は全くないそうです)。
そうすると現在2位のレッドソックスの場合は、
「ヤンキースとのゲーム差の二乗(36)は残試合数の4倍(148)より遥かに少ない」ためまだまだ可能性は有りです。
36÷148=24%ですからもう地区優勝の可能性は無いとする確率は24%でしか無いのです。
(逆に76%の確率で優勝の可能性があるということではありませんので念為)
レッドソックスファンのみなさん、「もう今年はワイルドカード狙いしかないな」ということではありませんよ!
オリオールズの場合はどうでしょう?
「ヤンキースとのゲーム差の二乗(756.25)>残試合数の4倍(144)」
ですから、過去の事例からするとここからオリオールズの28連勝&ヤンキースの28連敗はあり得ないことになります。
残念!(ギター侍風に)。
posted by toyorashotaro |22:51 |
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2009年08月23日
PHI 4-1 NYM
この試合、冗談では無く最大の見せ場はゲーム前のセレモニーでした。
今年は、'69年のミラクル・メッツ世界一から丁度40周年。
この記念セレモニーが行われたのです。
当時の選手やコーチがユニフォームを着てフィールドに姿を現し喝采を受けました。
その中には、当時コーチだったヨギ・ベラやエースのトム・シーバー、伸び悩みの若き速球王だったノーラン・ライアンらの殿堂入りレジェンドらの姿もありました。
当然、ゲーム中も彼らの生の声や、当時の映像がふんだんにインサートされそれだけでお腹一杯になりました。
私のような古くからのファンにとってもミラクル・メッツは同時進行での記憶ではありません。
メジャーに興味を持ちだした’70年代にちょっと昔の話として週ベなどで紹介され、それをむさぼるように何度も読んだのが私にとってのミラクル・メッツの思い出です。
当然のことながら当時は写真(その多くは白黒)と活字の世界だけの出来事だっただけに、今日の放送での「天然色」での映像は涙モノでまさに「永久保存版」です。
肝心のゲームの方は、首位固めに入ったフィリーズと故障者続出で今年も期待を大きく裏切ったメッツの勢いの差がそのままで出た展開でした。
’07-‘08年と連続で歴史的な終盤の失速でポストシーズン進出を逃したメッツ。
今年は故障者続出で早々と優勝争いから脱落しました。
私はこの現象を決して単なる不運とは思っていません。
終盤失速するのも、故障者が続出するのもピークをやや過ぎたベテランのスターを買いあさるミナヤGMのチーム作りが招いた必然のような気がしてならないのです。
(今年は故障に泣いたとはいえ)ライトとレイエスが全盛期に在り、ベルトランやデルガド、カスティーヤ、サンタナといったベテラン達の「賞味期限」が近付いて来た来年あたりがメッツ勝負の年でしょう。
posted by toyorashotaro |22:04 |
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2009年08月23日
レッドソックスの田沢純一投手が、22日地元フェンウエイパークで行われたヤンキース戦で好投、2勝目を挙げました。
投球内容は、6回99球で被安打8、与四死球3、奪三振2。
ピンチを迎えながらも要所を締め無失点で切り抜けました。
今日の好投には4つの要因がありました。
ファーストボールの球威、堂々たるマウンドさばき、バリテックの好リード、そして球運です。
まずは、球威。今日はNHKで観戦していたので球速表示はkmでしたが、ファーストボールは概ね145km(90M)~148km(92M)。ほぼプロ入り前からの前評判通りで、87~88M程度しか出でいなかった前回登板(16日のレンジャーズ戦)とは雲泥の差でした。
次にはマウンドさばき。毎回のようにスコアリングポジションに走者を背負いましたが決して浮足立つことなく冷静に対処していました。これは結果として切り抜けたということとは異なります。
この点は年齢やキャリアの少なさを考えると大いに非凡なものを感じさせます。
ここまでの2点は田沢自身の要因。ここから先は、外的要因です。
まずは、バリテックの好リード。前回の登板でマスクを被ったマリティネスがオフスピードピッチとしてはチェンジアップを多投させていたのとは裏腹に、今日のバリテックは1~3回はファーストボールと大きなカーブのみの組み立てでした。
恐らく、今日は球威があり、かつカーブのきれも十分だったので緩急をつけるにはチェンジアップを用いる必要なしと判断したのでしょう。
しかし、4回あたりから(ファーストボールに目が慣れたころ)はファーストボールを少々減らしてチェンジアップ(これもよく落ちます)を多投させ、これが非常に有効でした。
結果論ですが、配球パターンを変えずにファーストボールとカーブだけの組み立てを押し通していたら6イニングを持ちこたえることはできなかったのでは無いでしょうか。
この辺りは、バリテックとマルティネスの年季の差でしょう。
(余談ですが、NHKの解説の伊東さんは田沢の落ちる球を「フォークボール」とおっしゃっておられましたが、個人的にはあれはチェンジアップであったと見ています。レッドソックスおよびバリテックが23才と若い投手にあれだけフォークボールを多投させるとは考えられません。)
そして最後は運。これも野球では大事な要素です。
序盤はピンチを迎えながらも相手打者の強打が野手の正面を突いたり、拙い走塁に助けられたりという幸運がありました。
一方、ヤンキースの先発のAJバーネットは球威あるファーストボールを割と厳しいコースに決めながらもレッドソックス打線の好打で序盤に失点を重ねてしまいました。
思わぬ点差がついた今日のゲームですが、両先発投手の出来はすくなくとも中盤まではそれほど大きな差はなかったと思います。
posted by toyorashotaro |12:25 |
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2009年08月22日
日本時間でいうところの明日の早朝、レッドソックスの田澤がメジャー通算3度目の先発のマウンドに上がります。
今回は二つの意味で「リベンジ」を賭けた登板になります。
言うまでもありませんが、8月7日ニューヨークでのヤンキース戦で田澤はA-Rodにサヨナラ本塁打を被弾しています。
また前回の登板では、猛暑のテキサスで5イニング0/3で4点を献上しKOされています。
この時は結果自体も良くなかったのですが、彼の投球を始めて見た私は球威の無さにも少々驚きました。
もちろん本来の実力はこんなものでは無いと信じています。挽回を期待しましょう。
それと彼の投球を見ていてもうひとつ気がついた点があります。
それは、スプリッターをほとんど投げていないことです。
アマチュア自体の田澤は、高めのフォーシームとよく落ちるスプリッターのコンビネーションで三振を奪っていたと聞いています。
それが、アメリカではファーストボールは2シーム中心に、スプリッターの代わりにチェンジアップを多投しています。
この辺の短期間でのモデルチェンジぶりは、プロを経ず渡米したということでNPBで実績を積んでからメジャー入りするベテランとは異なる点です。
まだまだ成長途上にあるからなのでしょうが、アメリカンスタイルへの適合力はなかなかのものと評価して良いでしょう。
明日の中継が今から楽しみです。
posted by toyorashotaro |22:53 |
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2009年08月22日
シカゴ・カブスの福留が好調です。
20日ロサンゼルスで行われたドジャース戦で今月4本目となる11号本塁打を放ちました。
実際、オールスター戦以降の後半戦の打率はなんと.343。出塁率は.460、長打率は.598でいわゆるOPS(出塁率+長打率)は1.058です。
一般に強打者の条件は、打率3割、出塁率4割、長打率5割とされていますから福留のスタッツは立派なものです。
更に申し上げるとOPSが1.000を超えるとMVP級と言われています。
福留の場合、スタメン出場は対戦相手の先発が右投手の場合にほぼ限られたツープラトン起用ですから手放しに喜んでばかりもいられませんが、前半の不調ぶりからすると望外の活躍ぶりです。
今季は出だしこそ好調だったものの5月後半あたりからどんどん打率が急降下で、すわ昨年同様に後半失速かと懸念されましたがどうやら二の轍は避けられそうな按配です。
本日時点で今季の通算成績は打率、出塁率、長打率の順に.277/.393/471。
守備の素晴らしさを勘案するとようやく1000万ドルを超える年俸にパフォーマンスが見合って来たと言えるでしょう。
この好調さを維持しカブスのポストシーズン進出への立役者となり昨年の汚名を返上できるでしょうか?
posted by toyorashotaro |00:36 |
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2009年08月20日
皆さん既にご存じの通り、今年6月のアマチュアドラフトでイの一番指名を受けたサンディエゴ州立大学のスティーブン・ストラスバーグ投手が、交渉期限ギリギリの現地17日にナショナルズと契約に至りました。
契約条件は4年総額1500万ドルで、2001年にカブスがマーク・プライアーと結んだ総額1000万ドルを大きく凌ぐ史上最高額となりました。
とは言え、当初ストラスバーグの代理人のスコット・ボラスが声高々に要求していたのは総額5000万ドルですから結果的には随分常識的(?)な金額に落ち着いたものです。
もともとボラスは落としどころとして1500万ドル程度を想定しつつ単に交渉術の一環として5000万ドルを表明していたのか?それとも真剣に5000万ドルが可能と思っていたのか?は知る由もありませんが、私の率直な印象は、
「経済原則に則って需給バランスの合致する金額で決まった」
ということです。
とかく恐れられがちなボラスですが、彼とて経済原則の枠内でベストな条件を引き出してきただけです。
A-Rodの10年契約はヤンキースやレンジャースがそれだけの経済価値を認めたから勝ち得た訳で、昨年オフのマニー・ラミレスのように希望する長期契約程の価値をどの球団も認めない場合は妥協せざるを得ませんでした。
松坂のポスティングに60億円をも投じたレッドソックスから、それからすると随分リーズナブルな契約しか引き出せなかったのも、一対多のポスティングと一対一の契約交渉の差です。
そうなると新人の契約交渉で独立リーグ行きをちらつかせるのを始め各種の交渉テクニックを駆使するのも所詮合法の範囲での営業努力でしかありませんし、それとて経済原則を超えることはできないことがまた証明された訳です。
その意味ではボラスは「金の亡者」や「吸血鬼」などではなく基本に極めて忠実に営業努力を怠らない仕事熱心なビジネスマンという方が適切ではないでしょうか。
posted by toyorashotaro |23:45 |
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2009年08月18日
デレク・ジーターが現地16日のマリナーズ戦で3安打を放ち、遊撃手として通算2675安打とし、殿堂入りのルイス・アパリシオ(2673安打)を抜き歴代トップに立ちました。
もちろんジーターは過去に遊撃手として以外にも(DH)13安打を放っていますので、メジャー通算安打は2688本になります。
ジーターはまだ35才ですので、今後大きな故障がなければ通算3000本安打は再来年あたり視野に入ってきます。
そうなると、将来の殿堂入りと背番号「2」の永久欠番化も確実でしょう。
私は、ジーターの3000本安打には微塵も疑いを持っていませんが、それを現在と同様に遊撃手として達成できるか?さらに言うとピンストライプを着て達成できるか?には大いに議論の余地があると思っています。
もともとそれほど広く無いジーターの守備範囲が、近年特に狭くなってきていることはMLB関係者の間ではもはや定説になっています(心情的には認めたくないことですが事実ですからどうしようもありません)。
2~3年後、現在よりさらに衰えが進むであろうジーターに勝利を義務付けられたヤンキースがまだ遊撃のポジションを任せることができるかどうか?これは大変難しい問題です。
そうなるとコンバートも視野に入れることになりますが、三塁にはA-Rodが、一塁にはマーク・テシエラが控えており、転向先は外野しかなさそうです。
更に言うと、ジーターのヤンキースとの契約は来年2010年一杯で切れます。
衰えを否定できない守備とは異なり、打撃に関しては近年円熟の境地すら感じさせますが、これとて今後は緩やかに下り坂を迎えます。
そうなるとヤンキースが2011年以降の契約延長を申し出る場合は、その前提として外野へのコンバートとともに現在の年平均2000万ドルを遥かに下回る水準の年俸も避けられないかも知れません。
かつてのクレイグ・ビジオの3000本安打達成の例を挙げるまでもなく、フランチャイズプレーヤーの偉大なマイルストーン達成は、球団にも大きな営業的メリットをもたらします。
しかし、今世紀に入ってまだ一度もワールドチャンピオンになっていないヤンキースが当時のアストロズと同じ行動を果たして取るでしょうか?
私にはその可能性は低いように思えます。
2011年に他球団のユニフォームを着てDHとして3000本安打を達成する。
そんな状況もあり得るでしょう。
もちろんそうであったとしても、ヤンキースのそしてメジャー全体の顔としてジーターが標した足跡の偉大さには議論の余地はありませんが。
posted by toyorashotaro |15:51 |
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2009年08月17日
TEX 4 – 3 BOS
田澤投手の投球をじっくり見るのは今回が初めてでした。
前回登板(現地11日 デトロイト戦)で好投し初勝利を挙げているだけに期待して今日の当番を見守ったのですが・・・
結果は97球を投げ5回0/3でノックアウト。
2本塁打を含む10安打を打たれ3与四球、三振はひとつも奪えず4点を献上し、岡島にマウンドを譲りました。
正直なところ球威の無さに少々驚きました。
ファーストボールも概ね87-88マイルしか出ていません。
しかも球道が素直な4シームが中心ですから少しでもコースが甘くなると痛打されてしまいます。
打たれた2本塁打はいずれもこのパターンでした。
一方74-75マイルの大きなカーブや80マイルのチェンジアップはなかなかキレや制球も良かったと思いますが、やはり肝心のファーストボールに威力がないとこれらのオフスピードピッチも活きてきません。
5イニングも投げて奪三振がゼロというのは緩急が十分でない証でしょう。
もともと某月刊専門誌でのスカウティングレポートから得た予備知識でもっと球威のある投手と認識していただけに・・・
今日の投球だけみると今後、ローテの4-5番手くらいならともかく将来はエースとして大きく羽ばたく素材かと言われるとちょっと・・・というのが率直な印象です。
この認識が間違っていることを期待したいと思います。
PS この試合の5回裏、ジョッシュ・ハミルトンが田澤から三塁側アッパーデックに2本のファウルを放ちましたがなんといずれも同じ小学校低学年くらいの少年がダイレクトキャッチしました。老婆心ながら、この少年は一生分の「ファールボール獲得運」を使い果たしたのでは?とちょっぴり心配になりました(笑)。
posted by toyorashotaro |15:02 |
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2009年08月16日
前回(8月8日ドジャース戦)で今季最高とも言える力投を披露した川上投手。
今日のフィリーズ戦も昨年のワールドシリーズMVPのコール・ハメルズにひけを取らない投球内容でした。
正直なところ球威はもうひとつでしたが低めを丹念に突き大怪我をしないピッチング、7回途中までで7安打、無四球、3失点で堂々の3連続のクオリティスタートでした(但し勝敗付かず)。
7回に入って急に球威、制球とも衰えて来たのはアトランタの蒸し暑さ故でしょうか。
何せ昨年までは空調完備のナゴヤドーム中心の登板です。
この辺りは十分にケアしながら夏を乗りきってもらいたいところです。
実は好投が続いていながら打線との巡り合わせが悪くまだ5勝止まり(9敗)ですが、シーズンが深まる毎に着実に投球内容は良くなって来ています。
ちょっと心配なのは、今日の放送中にもインタビューが流れていましたが、長らくリハビリ中のエース、ティム・ハドソンの復帰がすぐそこまで来ていること。
果たして、ローテーションの一角を守れるかどうかはやや微妙なところです。
次回は現地20日のメッツ戦であのヨハン・サンタナとのマッチアップの予定です。
相手にとって不足はありませんね。
posted by toyorashotaro |23:30 |
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2009年08月16日
今回の旅行で訪れたカンザスシティのニグロリーグ関連の施設や旧跡を少々ご紹介します。
まずは、有名なニグロリーグ博物館です。
ダウンタウンの外れにあり、ジャズ博物館と同じ建物の中にあります。
周辺は’40~’50年代の街並みが保存されている地域ですが、この二つの観光名所なかりせば、少々スラムっぽい印象になったでしょう。
ちょっと残念だったのは館内が完全撮影禁止だったことです。
これがその建物と周辺です。
そして、ここから徒歩でも数分というところにあるこの建物、知る人ぞ知るニグロリーグ発祥の地なのです。
1920年のある日のこと、黒人球団のオーナーで自身もかつて名投手だったルーブ・フォスターはこのビルで他の黒人球団のオーナー達と会議を持ち、そこでニグロリーグ(Negro National League)結成の案が出されました。
それ以前の黒人球団は特に組織化されておらずそれぞれが独自に興業を行っていたようです。
このビル自体は現在空き家で封鎖されていましたが、そこに掲示されていた看板によるとかつてのニグロリーグのスターでつい数年前まで存命だったバック・オニールを記念した地域のレクレーションセンターに近々改装されるそうです。
さらにそこからクルマで約5分程度の位置にあるのが、ニグロリーグ球団のモナークスやヤンキース傘下のマイナー球団ブルース、オークランド移転前のアスレチックスやロイヤルズスタジアム(現カウフマンスタジアム)完成前のロイヤルズらが本拠地としたミュニシパル・スタジアムの跡地です。
今は単なる空き地でしかありませんが、かつてここでモナークス時代のジャッキー・ロビンソンやサッチェル・ペイジもプレーしたという由緒ある場所です。
(先日このブログでご紹介申し上げたとおり、ルー・ゲーリッグが最後に試合に出場したのもこの球場でした)。
1965年9月25日、当時のカンザスシティ・アスレチックスの名物オーナー、チャーリー・O・フィンリーがプロモーションの一環で59才になっていたサッチェル・ペイジを引っ張り出し3イニングほど公式戦で投げさせたのもミュニシパル・スタジアムでのことです。
当時この球場のブルペンは外野のファウルライン沿いに設置されていたようですが、ファンサービス精神旺盛なフィンリー・オーナーはペイジ専用にロッキングチェアを用意し、ペイジはそれに腰掛けて椅子をゆらゆらさせながら登板の指示をまっていたそうです。
ファンは喜んだでしょうね。
なお、下の写真はありし日のミュニシパル・スタジアム。
カウフマンスタジアムのプレス・カンファレンスルーム(試合後ヒルマンさんが共同記者会見を開く場所)の壁に掲げられていたもの。
ボールパークツアーの途中で撮影させてもらいました。
posted by toyorashotaro |14:46 |
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