2009年03月30日
2009年メジャーリーグのレギュラーシーズンの開幕もすぐそこまでやってきました。
これから今年も秋まで熱く長いベースボールの夏が続きます。
今シーズンの見どころはたくさんありますが、私にとってそのひとつがヤンキースの復活なるかどうかです。昨年は’95年から続いたポストシーズン進出が遂にストップしてしましました。
そして、オフには総額4億2300万ドルにもおよぶ大補強でした。
具体的には、CC・サバシアに7年総額1億6000万ドル、マーク・テシエラに8年総額1億8000万ドル、そしてAJ・バーネットに5年総額8250万ドルといったもの凄い内容です。
まさに100年に一度とも言われる大不況も金満ヤンキースにはどこ吹く風です。
一見するとブライアン・キャッシュマンGMはペナントを買うために形振り構わず散財しているように見えます。
しかし、よく見るとヤンキースとキャッシュマンGMのしたたかさが見えてきます。
昨年オフは大補強の陰でジェイソン・ジアンビ、ボビー・アブレユ、マイク・ムッシーナ、カール・パバーノといった高額年俸の選手たちが、契約期間の満了やクラブオプションの破棄、はたまた引退でチームを去っています。
従って一連の大補強にも関わらず今季のヤンキースの年俸総額は昨年からほとんど変化がないのです。
しかも、大補強の目玉であるサバシアとテシエラはその若さ(それぞれ28才と27才)ゆえ彼らの長期契約の最終年に至ってもそれぞれ前任者であるムッシーナやジアンビの現在の年齢より若いのです。
これだけではありません。
振り返ってみると’07年のオフの段階でもヤンキースにはフィル・ヒューズやイアン・ケネディ、ジャバ・チェンバレンらの若手との交換を条件にヨハン・サンタナやCC・サバシアを獲得するチャンスがありましたが、キャッシュマンはそれに応じませんでした。
その結果1年後には(若手の放出という出血を伴わず)CC・サバシアを獲得することに成功したのです。
ここに、FAによる即戦力の獲得と若手の育成の両立という揺るぎない戦略を垣間見ることができます。
余談ですがこの基本方針に変化がない限り今季のオフに契約満了を迎える35才コンビ、ジョニー・デイモンと松井秀喜に契約延長をオファーすることは無いでしょう。
個人的に最も関心があるのは’10年一杯で遂に契約期間が満了となるデレク・ジーターの処遇です。ヤンキースおよびキャッシュマンGMは近年特に守備面での衰えを指摘されることが多いジーターの再契約に応じるでしょうか?
ショートストップとしては見切りを付け一塁あたりにコンバートするという案もテシエラと長期契約を結んでしまった現時点ではもはや選択肢から消えてしまいました。
更に悩ましいのは'11年には順当に行くと殿堂入りのパスポートである3000本安打を達成することになりそうだということです。
当然ビジネス面を考慮するとチームの象徴であるジーターのマイルストーン達成がもたらす経済効果は無視できません。
その段階まで、現在のヤンキースの方針がぶれないままでいるとしたら残念ですがジーターはピンストライプ以外のジャージを着て3000本安打を達成するでしょう。
posted by toyorashotaro |23:51 |
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2009年03月29日
カクタスリーグ、Wソックス対ドジャースをMLBTVで観戦しました。
Wソックスの先発は、ギャビン・フロイド。’01年のフィリーズのドラ1で昨年ようやく花開き17勝をあげました。
今日のフロイドの投球内容は素晴らしく、6イニングで7本の安打を許しましたが全て単打で危なげなし。もともと定評のあった大きなカーブのキレと制球が素晴らしく三振の山(7個)を築きました。
大きなカーブと言えばかつてのバリー・ジトが有名ですが、ジトの場合は速球、カーブとも制球力に欠けるため、相手打者がカーブを徹底的に見送り球威の無い速球を狙い打たれるようになると壁にぶち当たりました。
それに対し今日のフロイドは制球が素晴らしく決めダマのカーブをそれ程多用していないため、ドジャース打線は的を絞ることが全くできませんでした。
フロイドは昨年17勝を挙げたとは言え、打線の援護(5.9点/試合)に恵まれていたこと、被本塁打が多い(30本)こと、投手の実力の重要な指標である奪三振/与四球率が平凡(2.1でほぼリーグ平均と同じ)なこと等を理由に昨年の好成績はフロックではないかという指摘も一部の専門家の間では存在します。
しかし、今日の投球内容はそんな疑問を払拭するに値するものでした。
ドジャースではマニー・ラミレスが長打こそ有りませんでしたが、左右に好打を打ち分け2安打。打撃の巧さはさすがです。
しかし、オフの間に契約問題で揉め、すったもんだで当初の希望に遥かに及ばない2年契約でドジャースに戻ってこざるを得なかったラミレスは、シーズンを通じ昨年の移籍後のように緊張感を保ったプレーを継続することができるでしょうか?
Manny being Mannyのツケはマニー自身に契約内容として跳ね返ってきてしまった感があります。
ゲームは6回にWソックスがここまで好投のドジャースの先発ランディ・ウルフに連打を浴びせ均衡を破り、最終的には6対1で勝利しています。
posted by toyorashotaro |12:48 |
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2009年03月28日
MLBTVでグレープフルーツリーグのメッツ対ナショナルズを観戦。
スプリングトレーニングもこの時期になると限りなく実戦モード。WBCを辞退したメッツの先発ヨハン・サンタナもしっかり7イニングを投げました。
序盤は、コマンドがもうひとつで逆ダマもあり高めに浮きぎみでしたが回を追うごとに良くなりました。3回あたりから自慢のチェンジアップがストン、ストンと落ちだしました。まさにパラシュート。結局7イニングを投げて無四球。さすがです。
結果論ですが、このサンタナがいればWBCでベネズエラチームもカルロス・シルバあたりに依存せずに済んでもうちょい勝ち残ったかも知れません。
サンタナの後を継いで8回にマウンドに上がったのは、同じくベネズエラ出身のK-Rod。こちらはWBCに参加しました。1イニングだけですが、走者を二人も出して相変わらずのちょっぴりハラハラさせる投球内容。でも一昨年あたりから使いだしたチェンジアップのキレに磨きが掛っていました。
このK-Rod。昨年はメジャー新記録の62セーブを挙げてサイヤング賞投票で第3位、MVP投票でも6位にランクインしました。
一方前年(‘07年)は’08年と比較しほぼ同じ投球回数で被打率、与四球も同レベル。奪三振率に関しては’08年より遥かに上でした。要するに’07年の投球内容は’08年とほぼ同等もしくは若干上。でもセーブ数が40しか(!)無かったためサイヤング賞、MVP両投票とも一票も獲得していません。主観に左右される投票モノは罪作りです。
一方、対戦相手のナショナルズの今日の外野の布陣はジョッシュ・ウイリンガム、ラスティングス・ミレッジ、オースティン・カーンズでしたが、あとアダム・ダンやイライジャ・デュークスが控えています。中々厚い選手層で厳しい競争が展開されそうです。
というより、手薄な投手陣を考慮すると投打のバランスの悪さが気になりますね。
今年は、スカパー!でMLB放送が無いためMLBTVでの観戦が増えそうですが、個人的にはパソコンの画面で3時間も一投一打を追い続けるのは少々疲れます。
やっぱりソファにゴロンと寝ころんで大きな画面で観戦したいというのが本音です。
posted by toyorashotaro |23:23 |
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2009年03月28日
現地滞在わずか三日間の野球道の旅も最終日。この日は午前中のフライトでアリゾナからロスへ。準決勝の韓国対ベネズエラを観戦しました。
ホテルはダウンタウンのチャイナタウン内のThe Best Wesern Dragon Gate。安くてドジャースタジアムまで歩いて行けます。
歩いて行く道すがら。この通りは文字通り"Chavez Ravine"50年前にドジャースが東海岸からやってきたときはメキシコ人集落があったところ。そんな雰囲気残っています。
到着しました。
相変わらず美しいです。
韓国チーム試合前の練習。このときボールをもらいました。
妙にくつろいだベネズエラチームのダグアウト風景
サインももらい放題。
ゲーム開始後いきなりポロリのアブレユ。明らかに緊張感が欠如。
Baseball Spoken Here!こういう雰囲気は良かった。
終盤の試合風景。
そしてこの日のお宝。
奉重根他2名。
これはいただきもの。
そしてベネズエラ。
真中はマグリオ・オルドニェス、他にもアーマンド・ガララーガ、エンディ・チャベス、シーザー・イズタリス、アンドレアスガララーガ他一杯です。
posted by toyorashotaro |15:19 |
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2009年03月28日
3月20日(金)夜、ピオリアからサプライズへ移動してロイヤルズ対ドジャースを観戦。
何とこの夜はあのモハメド・アリが観戦。リタイヤ生活はアリゾナあんでしょうか?
嗚呼、思い出される35年前のキンシャサの夜明け!
カメラマンの腕が悪くて申し訳ありませんが、真ん中あたりのサングラスがアリさんです。
レジェンド三人がそろい踏み。
アリ、ジョージ・ブレット(!)、そしてジョー・トーレ。
ここもホント美しい球場です。
そしてここも満員。
KCの選手がHR打つと花火も上がります。
ピンボケもいいところですがメリーゴーランドもあります。
まさにボールパーク!
ドジャースの豪華コーチ陣。
マッティングリーとボーワの姿も。
そしてこの日のお宝。
まずは、殿堂入りのジョージ・ブレット(スプリングトレーニング中はチームにインストラクターとして帯同。オールドファンは大喜び)。
しかし、ブレットのサインが真ん中にあると周囲のライアン・シーリーやココ・クリスプの寄せ書きが(実はあるんですよ。映っていませんが)邪魔に思える(?)
そしてこれ(上のほう)はトーレにチャンスをもらってドジャースに招待参加のダグ・ミンケイビッチ。開幕ロースターに残れるか?
この日は空港周辺までレンタカーで戻ってモーテルに泊まりました。
posted by toyorashotaro |10:45 |
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2009年03月28日
3月20日(金)、この日はWBCのゲームが無いのでサンディエゴから空路一時間、アリゾナでカクタスリーグの観戦としゃれこみました。
まずは、フェニックス空港でレンタカーを借り出します。
この日のお供はフォードのフュージョン。もっと小さいやつで良かったのですが、コレしか無かった。
まずは、マリナーズのキャンプ地、ピオリア目指してハイウエイをひた走ります。
到着しました、ピオリアスポーツコンプレックス。
ケン・グリフィーJr復帰の効果も?満員です。
ちなみにこの日の対戦相手はブリュワーズ。
外野の芝生席でゴロン。スプリングトレーニングと言えばこれに尽きますね。
お目当てはなんといってもこのヒト。
これは8回にライトスタンドに叩き込んだ瞬間です。やった!
ヤンヤの拍手喝采でした。
試合途中でアガリになったブリュワーズのマイク・キャメロンがファンサービス。
そしてピオリアでゲットのお宝。
マイク・キャメロン、リッキー・ウイークス、ロブ・ジョンソン他
ブリュワーズ、マリナーズごっちゃです。
試合終了後、ピオリアから車で小一時間のサプライズへナイトゲーム観戦へ移動します。
posted by toyorashotaro |10:01 |
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2009年03月28日
ひき続き19日(木)のサンディエゴ。
この日の始球式は殿堂入りのデーブ・ウインフィールド。
そしてゲームが始まりますがガラガラのスタンド。30年前のパリーグみたい。
この日最終打席でようやく一本出たスズキさん。
地元メディアからMeaningless gameと揶揄されましたがやはり勝利は気持ち良い!
そしてこの日ゲットしたお宝です。
まずはダル様。
そしてウインフィールド。
最後は、元日ハムのデューシー。スカウトとして成功したいなら
もっと日本選手を勉強すべきですぞ!イチローしか知らないなんて!
posted by toyorashotaro |00:07 |
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2009年03月27日
さて、先週3日間で駆け回ったサンディエゴ→アリゾナ→ロスの野球道ツアーを写真で振り返ってみたいと思います。
まずは、初日19日(木)@サンディエゴです。
この日の安宿。ダウンタウンの外れのモーテル。Expediaで日本からの予約で約8000円。
歩いて15分でペトコ着。
ズームインと思しき中継風景。
この日登板が無いせいか妙に優しくリラックスしたダルビッシュ。
だいぶ太った大魔神さん。
ブルージェイズのスカウトさん。よく見ると元日ハムのデューシーでした。
覚えています?あまり日本選手のこと詳しくなかった。残念。
posted by toyorashotaro |23:42 |
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2009年03月26日
今回、WBCラウンド2最終戦を観戦したペトコパークは私にとって初めての訪問でした。
以前このブログにも書いたとおり、サンディエゴ自体は’02年以来なのですが、当時はペトコパーク(当然その時点ではまだ名称も決まっておらず単に”The Ballpark For San Diego”と呼ばれていました。もちろんこっちの方が素敵ですよね)はまだ建設中で市内を走る路面電車のSan Diego Trolleyの車窓から眺めるだけでした。
もちろん完成後のペトコパークについては「スカパー!MLBライブ」の放送でも何度も担当させていただいたのでそれなりに知ってはいるつもりでしたが、今回の訪問でチェックした隠れ名所(?)をご紹介したいと思います。
Randy Jones’ BBQ
パドレスが生んだかつての名投手ランディ・ジョーンズが経営するバーベキューサンド屋さん。センター後方の砂場”The Beach”のおとなりとホームプレート後方のコンコースにあります。メジャーの球場ではこのテの往年の名選手が経営するBBQスタンドは割りとポピュラーで有名なところでは、ボルティモアのカムデンヤーズのライト後方にあるブーク・パウエルがオーナーのものがあります(パウエルは60-70年代のホームランバッターで’71年秋の来日メンバーでもありました)。
正直なところ、ブークさんちのに比べるとこっちはボリュームもお味ももうひとつでした。
でも、古いファンにとってはオーナーがランディ・ジョーンズというだけで訪れる価値ありと言い切ってしまいましょう。
'76年彼は開幕から飛ばしに飛ばしオールスターの頃までは30勝ペースでした。後半戦はやや失速し最終的には21勝くらいに留まったと記憶していますが、それでも十分素晴らしい成績でこの年のサイヤング賞を獲得しています。
メジャーリーグに関する情報は、週間ベースボールでの活字と写真だけだった当時、あわや30勝投手誕生か?と同誌の記事に想像を膨らませていたのを思い出しました。
なお、彼の背番号35はパドレスの欠番になっています。
テッド・ウイリアムズのバット
サンディエゴが生んだ最大のプレーヤーは誰でしょう?
トニー・グウィン?いい線いってます。
他にはドン・ラーセンとデビッド・ウエルズの完全試合コンビという変わりダネもいます。
しかし、なんと言っても二度の三冠王にして最後の4割打者テッド・ウイリアムズに止めを刺すべきでしょう。
ホーム後方(だったかナ?)のコンコースに、サンディエゴの野球の歴史に関する展示コーナーがあり、その中の目玉がこれです。ウイリアムズのバット以外では20世紀初頭のマイナーリーグで実際に使われた用具類も目をひきました。
軍人テッド・ウイリアムス
もうひとつウイリアムズ関係の見所をご紹介。
サンディエゴと言えば軍港の町。また、40才以上の方にはトム・クルーズ主演の映画「トップガン」の舞台となった町としてもお馴染みです(未確認情報ではありますが、アメリカ空軍の”Top Gun”部隊は今はサンディエゴからアリゾナへ移転してしまったそうです)。
毎年開幕直後に軍人サンに敬意を表し迷彩色のユニフォームでパドレスがプレーするのは恒例となっています。
そして、ペトコパークの右中間コンコースには大きな戦艦の模型とともに従軍したメジャーリーガーの名前が記されたパネルが展示されています。
そしてその中でもひときわ目を引くのがパイロットとして従軍したテッド・ウイリアムズの写真の展示です。
彼は、第二次大戦と朝鮮戦争の計2回年数としては5年間も従軍していますが、全盛期の最中でのこの5年間の空白がなければハンク・アーロンより先にベーブ・ルースの714HRの記録を破ったかもしれないと言われています(ウイリアムズの通算HRは521本です)。
The Beach
最後に誰でも知っている名所です。さすが、南カリフォルニアだけあって砂が白く乾燥していてキレイです。実は「甲子園の土」ならぬ「ペトコの砂」をこっそり持ち帰ろうと思いましたが思いとどまりました。
もちろん砂とは言えドロボーは良くないですし税関で見つかるとヤバイですものね!
posted by toyorashotaro |23:23 |
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2009年03月25日
アメリカのオバマ大統領は日本時間の25日、記者会見で「米経済に回復の兆しが見える」とコメントしたようです。
アメリカだけでなく日本経済のためにもそうあって欲しいものですが、現実にはまだまだ長い道のりでしょう。
メジャーリーグファンとしては、選手の年俸からチケット価格、はたまたTVの放映権料に至るまでこの十数年の間にすっかりバブル体質になってしまったMLBが100年に一度の大不況時代に如何にうまくアジャストできるか気がかりではあります。
実際に、昨年末にセリグ・コミッショナーが毎年のチケット価格改定(急上昇)に警鐘をならしていました。
それを受けてのことかどうかは定かではありませんが、既にいくつかの球団では今年のチケット価格に新しい試みを取り入れています。いくつか紹介してみましょう。
<株価連動チケット価格>
ミネソタ・ツインズは今季メトロドームの外野席の一部において金曜日のダウジョーンズ値に連動して翌週のチケット価格が変動するシステムの導入を発表しました。
株安の昨今においては、概ねファンに得な価格となる筈です。
<誕生日は無料>
ボルティモア・オリオールズのカムデンヤー上階指定席においては開催月に誕生日があるファンはチケットが無料になるそうです。1-3月生まれの場合は4月に10-12月生まれの場合は9月に無料チケット獲得の資格があるそうですから、冬場生まれのファンも心配は要りません。但し、どのゲームでも可ということではないようで、ヤンキース戦やレッドソックス戦は残念ながら対象外だそうです。
<1ドルチケット>
ブルージェイズのロジャースセンターでは、二階席の一部でチケット価格を年間でわずか95ドル(1.17ドル/試合)に設定したようです。
<飲み物、食べ物満ち込み可>
ブレーブズのホームターナーフィールドでは、飲み物(アルコールはNG)や食べ物の場内持ち込みが許されるそうです。日本の球場では当然ですがかの地では飲食物の満ち込みはNGのばあいがほとんどでした。
各球団ともあれやこれやですが、願わくばこれらの試みが成功裏に終わって翌年には更にユニークな価格が導入されることを期待したいですね。
posted by toyorashotaro |22:44 |
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2009年03月25日
まずは、WBC日本代表の二連覇を素直に喜びたいと思います。選手のみなさんご苦労様でした。そして我々野球ファンをわくわくさせてくれてありがとうございます。
勝負は時の運。特に野球のように偶然性に左右されることが多いスポーツではそうです。
それを踏まえた上で、敢えて言うならやはり日本代表は勝べくして勝ったと思います。
振りかえって見ると昨年夏の北京五輪以降、候補選手の選考からキャンプ、そしてWBC本番までユニフォーム組だけでなく我々ファンそしてマスコミに至るまでここまで情熱を持って真剣に取り組んだチームが他にあったでしょうか。
今にして思えば、監督選考過程での混乱や茶番もそれだけ日本中がWBCに一生懸命取り組んだ証しと言えなくもありません。
その意味では、単に選手のみが頑張ったのではなく、拍手と声援で後押しをしつつ、大きな期待というプレッシャーを選手に掛け続けたファンの功績でもあったと思います。
そして日本に負けず劣らず選手/コーチ陣からファンに至るまで情熱的に取り組んだのが韓国と言えるでしょう。
「志あるところに道あり」そんな思いを再認識させてくれた今回のWBCでした。
今日の決勝戦、9回に追いついた韓国の粘りにせよ10回に突き放した日本の踏ん張りにせよ他国には感じられない勝利への執念ゆえだったと思います。
それからすると準決勝で敗退したベネズエラは序盤で韓国に大きくリードを許すと(まだ序盤であるみの関わらず)あっさり勝利への執着を失くしたように思えましたし、同じく準決勝で敗退したアメリカも戦況が劣勢になると早々と緊張感をなくしてしまったかのような選手も見受けられました。
しかし、日本(および韓国)でのこの盛り上がりは何でしょう。
本来WBCは「アメリカのアメリカによるアメリカのための」イベントでした。
そんなMLBのエゴむき出しの企画に対し、当初より参加如何から懐疑的だったのが日本でした。
しかし、一旦蓋をあけて見ると一向に盛り上がらないアメリカ国内での人気に対し、日韓両国では大袈裟に言えば国民的行事とも言えるくらいの盛り上がりを見せました。
それを象徴しているのがドジャースタジアムでのフェンスの広告で、「アサヒ」や「ニコン」はたまた「ヒュンダイ」などアジア企業が目立ちました。
MLB機構そしてバド・セリグが描いていた青写真とは全く別の展開/発展を見せてきたのが今回のWBCでさした。
posted by toyorashotaro |00:23 |
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2009年03月23日
3月20日(金)。
この日のアリゾナでのスプリングトレーニング観戦2試合目は、サプライズ(地名です)でのロイヤルズ対ドジャースのナイトゲームです。
ケン・グリフィーJRのHRにまだ興奮冷めやらぬ午後4時過ぎにマリナーズ対ブリュワーズ戦が行われたピオリアを後に、レンタカーのフォードフォーカスで西に向けて走り出しました。
マリナースのピオリアとロイヤルズのサプライズは距離にするとせいぜい10数kmでしょうが、夕方の渋滞にはまったこともありなんだかんだで小1時間掛かってしまいました。
サプライズを訪れるのは今回が2度目です。前回(2年前でやはりナイトゲームでした)は初めてだったこともあり、そろそろ到着する筈だと思いながらも走れど走れど目的地が見つからず、かなり心細くなった頃にようやく前方にサプライズスタジアムの照明の灯りを見つけました。その時のなんとも言えない安堵感は忘れられません。
しかし何事も2度目は違うもの。今回は何の不安も無くたどり着けました。
そしてこのサプライズスタジアムも、昼間のピオリア同様に非常にたくさんの観客が詰めかけており1万人前後の収容人員のスタンドはぎっしり満員でした。
前日はガラガラのペトコパークでWBCを観戦しただけにこの人気の差は少々ショックです。
スプリングトレーニングの場合チケットは最も高い席でも25ドルくらいですから、WBC(ペトコパークでも私の席は70ドル、ドジャースタジアムでのセミファイナルはナンと225ドル!です)とは比較になりませんが、ウイークデイというのにアリゾナ中で何試合も開催されるカクタスリーグ(言ってしまえば所詮オープン戦です)が軒並み満員なのには毎度のことながら驚かされます。
スプリングトレーニングの観客の大部分は開催地以外からの旅行客です。
3月にアリゾナやフロリダまで出かけて贔屓チームの応援を兼ねた家族サービスを実施するのはアメリカ人の生活にしっかり根付いているという事実を改めて認識させられました。
野球ファンにとってWBCが(4年に一度とは言え)の春の風物詩として定着するにはまだまだ年数が必要なようです。
このサプライズスタジアムは私が今まで訪れたことのある(といっても7ケ所ですが)スプリングトレーニング用の球場の中でも最も美しく魅力的な所です(場内にメリーゴーランドもありますからナイトゲームのこの日も子供連れの家族が一杯でした)。
スプリングトレーニングでの楽しみのひとつが、気軽にもらえるサインですが、この日もゲーム開始前にロイヤルズの選手たちがスタンド近くまで寄ってきてペンを走らせます。
地元のファンに混じって私もココ・クリスプをはじめとする数名からサインを貰ったのですが、そのうちこちらに近寄ってくる壮年のコーチが居ます。
よく見ると・・・なんと殿堂入りの名選手ジョージ・ブレットでした。かつて70年代、80年代、90年代と三つのディケードで首位打者を獲得した強打者で、’80年には3割9分を記録し、’41年のテッド・ウイリアムズ以来の4割打者誕生かと騒がれました。
現在はロイヤルズの特別インストラクターで、スプリングトレーニングにはユニフォームを着てチームに帯同しているようです。
そんなかつての大スターにも気軽に出会えるのがスプリングトレーニングの魅力のひとつです。
もちろん私も含めた多くのファンと和やかに談笑しながら延々とサインに応じていたのは言うまでもありません。
それとこの日はもうひとり、正真正銘の「レジェンド」が球場を訪れました。
かつてのボクシングヘビー級王者のモハメド・アリです。パーキンソン病のため介護者に付き添われての登場でしたが、ロイヤルズのジャージを着た彼が紹介された時の場内の興奮は筆舌に尽くしがたいものがありました。
また、アリと記念写真を撮る選手達も興奮気味で改めてモハメド・アリがスポーツの域を超え人種/人権問題、反戦/社会問題にまで影響を及ぼした存在であることを認識させられました。
ゲームそのもの以外にも見るべきもの、得るものが沢山あってすっかり満足してサプライズを後にしました。
posted by toyorashotaro |22:06 |
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2009年03月23日
ピオリアでの最大の楽しみは、何といっても’99年以来のマリナーズ復帰となったケン・グリフィーJRです。39歳という年齢や度重なる故障のためもはや全盛期の面影は薄く、その輝かしい球暦の最終期にあることは疑いも無い事実ですが今でも人気は抜群です。この日も(DHです)打席に立つごとに物凄い拍手・声援でした。
そしてそのハイライトは8回裏、この日の5打席目に訪れました。
右翼席に特大の一発をブチ込んだのですが、その時のファンの狂喜乱舞といったら、これが単なるスプリングトレーニング?と思わせる程でした。
私もてっきり6回にこの日の4打席目が終了した時点で、もうお役御免かと思っていたので5打席目自体がいわばボーナス。そこでのHRはこれ以上の喜びはありません。
なにせ長年メジャーを追ってきたつもりの私でも「ナマ」でグリフィーJRのHRを目の辺りにするのはこれが始めてなのですから(ちなみにこの一発はヘタクソながらデジカメに収めることに成功しました。改めてブログにもアップしたいと思います)。
キャリア611本のHRをひっ下げてマリナーズに復帰したグリフィーJR。既に39歳の彼は今年どのくらいやってくれるでしょうか?
常識的には昨年のスタッツを上回ることは難しいと思えますが、DH主体の起用がどの程度プラスに作用するかが鍵でしょう。
かつてハンク・アーロンが引退前の2年間をミルウオーキー・ブリュワーズで過ごしたり(ブレーブスが’65年までミルウオーキーに本拠地を置いていたため)、ウイリー・メイズがこれまた引退前の2年間をニューヨーク・メッツ(彼のデビュー時から’57年までジャイアンツの本拠地はニューヨークでした)でプレーしたりと、大スターが最後の花道を所縁の地で過ごすことは珍しくはありません。
一方で、マリナーズ側のグリフィー獲得の真意はどこにあるのでしょうか。
衰えたりとは言え、DHでの起用でいけばまだまだ中軸として25-30HRはいけると見ているのでしょうか?
それとも、単に観客動員対策?
昨年、年俸総額1億ドルを越えながら100敗を喫してしまったマリナーズ。
アメリカンリーグ西地区は今年もエンゼルスの戦力が頭ひとつ抜きん出ているように思えますが、よもや後者ではないでしょう。
個人的には、かつてはメジャーリーグNo1のプレーヤーだったグリフィーを迎え入れ、彼とイチローの関係はどうなるだろうかという興味もあります。
もちろん、それは「両雄並び立たず」の図をゴシップ紙的視点で期待しているのではありません。
イチローはオリックスでブレークした’94年以降、そのほとんどの球歴で常にチーム内で突出したスターでした(エドガー・マルチネスとラップしていた’01~'04年を除き)。
一方、ここ数年はチームの低迷もあって彼のプレースタイルが個人的過ぎるというような非難も浴びています。いわば、チームリーダーとしての役割を果していないというものです。
本来キャプテンシーと野球の能力は別物ですから、スタープレーヤーがチームのまとめ役でも在らねばならない理由は無いと思うのですが、口さがないマスコミはそれを許してくれません。
それが、グリフィーというかつて20世紀を代表するプレーヤーのひとりに選ばれたこともあるスパースターの加入によりチームリーダー(この場合はより具体的にボーカルリーダーと言ったほうが良いかもしれません)としての呪縛から解き放たれ、プレーのみに集中できるかも知れません。
イチローも35歳です。全盛期の最終章にあるというべきかも知れません。そんな大事な年にグリフィーの加入を得たということはこれこそ僥倖でしょう。
もっとも、この図式が成り立つにはグリフィー自身が有る程度健康体でシーズンを過ごすということが前提になりますが。
結果や如何に。
posted by toyorashotaro |22:03 |
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2009年03月23日
前日のアリゾナとは異なりやはり夜は結構冷え込むロサンゼルスのドジャースタジアム。
今回は、現地土曜日にフェニックス発のSouthwest便で午後1時にLA入り。ホントに夜の野球観戦だけで翌日には帰国なので球場までの便を最優先してホテルはチャイナタウンの中のBest Western Dragon Gateを選びました。
ここは、ちょい根性出せばドジャースタジアムまで歩ける距離にあります。
距離自体は1マイル(1.6km)ですが、チャベス渓谷を登ったり下ったりでそれなりの体力を要します。
さすがにサンディエゴやマイアミでのラウンド2より遥かにお客は入っていましたがそれでも目勘定で4万人弱といったところでしょうか。
もう準決勝ですからやはり満員になって欲しいところです。
私は一塁側の前から7列目、一塁ベースと右翼手定位置の中間くらいの位置で観戦しましたがチケットは驚く無かれ225ドル!です。
次回は、チケット価格自体も大いに見直しの対象になりそうです。
ゲームのほうはみなさんTVで観戦されたとおり。
序盤の韓国の長打攻勢とベネズエラの守りのミスの連発で勝負あったの感がありました。
しかし、これがラテン気質なのか?大量リードされるとすっかり粘りがなくなり終盤ギーエンのHRがあったものの淡白に土俵を割りました。
実はこれはフィールド上だけでなくスタンドも同様でベネズエラ応援のファンは敗戦の悔しさから殺気立った雰囲気になることは全くありません。
韓国打線に打ち込まれようが、ベネズエラがポロポロエラーをしようが、敗戦が濃厚になろうがお構いなし。終始ワイワイお祭りを楽しんでいる、そんな印象です。
まだまだWBCは国の名誉を賭けて戦う真剣勝負というより国別の壮大なエギジビションマッチ、こちらではそういう雰囲気で行われています。
しかし、今日は日本対アメリカ。アメリカのファンや関係者がどう思っていようが、日本の選手やファンにとっては(決して大袈裟ではなく)真の日米ワールドシリーズです。
明日のドジャースタジアムはどんな空気に包まれるのでしょう。
私はこれ以上仕事を休めないので後髪を引かれる思いでこれからロスを後にします。
posted by toyorashotaro |00:13 |
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2009年03月22日
20日(金)はWBCのゲームがないため、サンディエゴから飛行機で1時間のアリゾナへ飛んでカクタスリーグの観戦です。
カクタスリーグはフロリダのグレープフルーツリーグとは異なり比較的狭い範囲に各球団の拠点が集まっています。そこで今回は、少々強行軍ではありますが、昼間はピオリアでマリナーズ対ブリュワーズ戦を、夜はピオリアから夕方の渋滞の中でも小一時間でたどり着けるサプライズでのロイヤルズ対ドジャース戦を観戦してきました。
まずは、朝9時過ぎのフライトでサンディエゴ発でフェニックスへ。到着するとそのままシャトルバスに乗って大手レンタカー会社合同運営のデポへ向かいます。
予め予約してあったハーツのカウンター(相当込んでいます)の順番を待つ列に並んでいると・・・・
私の後ろのオジサンがいきなり話しかけてきます。
「あなたは日本人か?アメリカまで野球を見に来たのか?」
私はちょっぴり驚きました。なぜならその時の私はキャップやシャツ等何も野球関係のウエアは身につけておらず、「私は野球が好きです」と主張するようないでたちや持ち物は何もなかったからです。恐らく3月のこの時期、アリゾナに飛んできてレンタカーを借りようとするのはまずスプリングトレーニング巡りが目的だと思われているからでしょう。
そのオジサンは(こちらが聞いてもいないのに)更に捲くし立てます。
「私も野球観戦なんだが、それはメジャーリーグじゃないんだ。カレッジベースボールでね。アリゾナ大学対アリゾナ州立大学の試合を見に今からクルマを飛ばしてツーソンまで行くんだ。まあ2時間くらいかな。えっ。なぜかって?実はウチの息子がアリゾナ大の捕手でね。ヤツの応援さ。すっごい強肩なんだ。間違いなく今年のアマチュアドラフトで指名されるはずだ。名前はDwight Childsだ。覚えておいてくれよな。あっ そうそう。まずはGoogleで検索してくれよ。ちゃんとヒットするから。」
そのあたりで、私の順番が来て挨拶もそこそこにそのオジサンと別れました。
日本に戻ってから、ゆっくりとGoogleだけでなくBaseball America誌等でじっくり調べてみたいと思います。
首尾よく今年のドラフトで指名され、スターダムに昇りつめることを期待したいものです。
posted by toyorashotaro |15:46 |
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