2009年01月31日

NPB投球間隔15秒規定は大歓迎!

昨日ルールに関して私の目を引く報道がありました。「NPBの投球間隔15秒超え即ボール規定」です。

これは、諸手を挙げて賛成したいですね。NPBは昨年より試合時間の短縮に取り組んでいますが、これも是非徹底的に励行してほしいと思います。

NPBで試合時間が極端に長くなり始めたのは’70年代後半くらいでしょうか?
当時バッテリー間のサイン交換に乱数表が用いられ投球間隔がひどく長くなりました。乱数表はそのうち消滅しましたが、一旦長くなった投球間隔はなかなか是正されませんでした。
当時最も投球間隔が長かったのは、個人的には阪神時代の剛速球を失くした後、リリーフに転向し制球力と投球術で完全復活した広島、日ハム時代の江夏投手ではないかと思っています(30秒を超えることも珍しくありませんでした)。

また、今にして思えば’88年の川崎球場「10.19」も長い試合時間と現実に即さない延長規定による悲劇のドラマでした。

試合時間の短縮はゲーム自体がエキサイティングになる、省エネに繋がる等のメリットがありますが私は試合時間が短くなれば、ぜひナイトゲームの開始時間を遅らせてほしいと思っています。
日本では、午後6時プレーボールというのが一般的ですが正直なところ一般の会社員はよほどオフィスが球場に近くないと(たとえば、神宮球場と伊藤忠商事本社や横浜スタジアムと神奈川県庁などの関係です)、まず試合開始から観戦するのは不可能です。
チケットの価格とはゲーム開始(いやその前)から終了まで全てを見る権利ですから「球場につく頃には既に3回だ」と思うと貧乏な私などは、観戦に駆けつける意欲が萎えてしまうことが有ります。

恐らくNPB関係者はこのことくらい認識しているでしょうが、試合時間が長い以上、「初めを見せるか終わりを見せるか」の選択で後者を選択していたのだろうと想像しています。

こういう考え方のファンは私以外にもいるのではないでしょうか?
「試合時間が短縮されそれによりもっと遅い時間の開始が可能になれば、観客動員はもっと増える」というのが私の持論ですがいかがでしょう?

posted by toyorashotaro |11:07 | コメント(6) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年01月30日

投手が育つオークランド

昨日に続きアスレチックスのお話・・・
オークランド・アスレチックスの特徴と言えば、多くのファンが出塁率重視のマネーボールを思い浮かべるでしょう。
でも私には、もうひとつ気になることがあります。それは「良い投手が次々に育つ」ということです。

ここ10年に限定してみても、ハドソン / マルダー / ジトのトリプレッツは言うに及ばず、他にもリッチ・ハーデン、ダン・ヘイレン、ジョー・ブラントン、ジャスティン・デュークシャーと言ったところが思い浮かびます。
また、リリーフに目を移してもジェイソン・イズリングハウゼン、ビリー・コッチ、キース・フォーク、ヒューストン・ストリート、ブラッド・ジーグラーと枚挙に暇がありません。

彼らの共通点は何でしょう?
それは、みんなオークランドで育った、または元々他球団で実績があったにせよ一旦壁に当たり伸び悩んでいた状態で移籍して来てそののち花が開いたということでしょう(コッチ / フォーク)。
要は投手が育つということです。

その要因は何でしょう?本拠地のマカフィー・コロシアムが広いファウルテリトリー等により投手有利だということもあるでしょう。
その一方で、野手の方はボビー・クロスビーやニック・スウィッシャー、ダン・ジョンソン等、一旦ブレークしてもその後もうひとつ伸び悩むケースが多いような気がします。
まあ、本拠地の特性を踏まえた上でのチーム作りかも知れません。

次から次へと若い投手を育てる自信があるからこそスターとなった投手をどんどん放出するのでしょうか。

posted by toyorashotaro |23:51 | コメント(4) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年01月29日

ワタシ好みのカルトヒーロー ジャック・カスト

オークランドアスレチックスのジャック・カストは不思議な選手です。
例えば・・・メジャー定着2年目の昨シーズンは.231の低打率ですが33ホーマーの長打力を誇り、リーグ1位の111四球のおかげで出塁率は.375と秀逸です。
その一方で三振はリーグワーストの197。昨年Dバックスのマーク・レイノルズが達成(?)した前人未踏の200三振(204)を更新するとしたら、レイノルズ以外ではフィリーズのライアン・ハワードかジャック・カストでしょう。また、走塁と守備は最悪でDH以外では使えそうもありません。

ちょっぴりヘンな例えですが、このカストのメ一杯ディープなカウントまではバットを振らないという頑固さはある種、ブラディミール・ゲレロの早打ちと通ずるものあります。
こんなユニークなカスト君、メジャー定着はプロ入り10年目の2007年です。
演歌歌手並み(?)の下積みの長さですが、本来は1997年Dバックスのドラフト1位なのです。
華のドライチでありながらメジャー低着までこんなに長く掛ってしまいました。
恐らくその価値が分かりにくいということなのでしょう。今でこそ出塁率はなによりも尊ばれますが、どんな嗜好の監督さんから見ても手放しに「こりゃ素晴らしい選手だ!」というタイプではありません。このあたりが長―いマイナー暮らしの要因でしょうね。

私はジャック・カストには忘れられない思い出のシーンがあります。
彼がオリオールズでメジャー定着を目指していた2003年秋口のことです。
地元カムデンヤーズでヤンキースを迎え撃った一戦で、9回裏ビハインドのオリオールズにとって同点の走者だったカストが本塁への生還を狙って激走中、三本間で足がもつれて転倒。タグアウトで敢え無く試合終了ということがありました。まるで運動不足のオトーサンが町内運動会で息切れで転ぶようでありました。
カストと名前がよく似る海洋学者のジャック・クストーは「沈黙の世界」で海底に沈みましたがこっちのカストはボルティモアの三本間に沈んでしまったのです。

長所と欠点のコントラストが鮮やかなジャック・カスト。かのミッチェル・レポートが報じるところでは禁止薬物を受け取った際に納品書にサインするという愚行を犯しました。

こんなちょっぴり間抜けなところも彼の特徴のひとつなのでしょう。

posted by toyorashotaro |23:42 | コメント(5) | トラックバック(2)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年01月26日

トーレよお前もか!メジャーの暴露本

ドジャースのジョー・トーレ監督が来月初旬に発売される回想本でAロッドやキャッシュマンGMといったヤンキースの中心人物を痛烈に批判しているようです。
著者がヤンキースに都合4度のワールド・チャンピオンの座をもたらしたトーレで、ヤリ玉にあげられるのがキラ星のようなヤンキースの面々ですから、既にある程度の商業的成功は保証されたようなものです。

つい先日紹介したマーク・マグワイアの実弟が出版社に版権を売り込んでいるのも同様にいわゆる暴露本です。

メジャーではこの類の「スキャンダラルな暴露モノ」ももはや野球本のひとつのジャンルとして確立された感があります。
近年では、ホセ・カンセコの「Juiced」やデビッド・ウエルズの「Perfect I’m Not」といったところが記憶に新しいですね。

しかし、これらに共通して言えることは本のウリが暴露ネタだけなので、それらのスキャンダラスな事実がニュース性を失うとどうでも良い本になってしまうことです。
商品としての寿命は極めて短いんですね。

でも、中には例外もあります。
1970年に出版された「Ball Four」はメジャーリーガーの薬物使用(グリーニーという興奮剤)や性生活を赤裸々に綴り社会現象にまでなったベストセラーです(邦訳も出版されました)。著者のジム・バウトンはかつてのヤンキースの20勝投手で、出版時には落ち目の一軍半でしたが一躍時の人となりました。
初版はもう39年も前ですが、実は今でもこの本は新品が購入できるロングセラーなのです。
というのも、前述のスキャンダラスな部分以外にもメジャーリーガーの生活の悲喜こもごもが実に率直にユーモアたっぷりに語られているからです。

今となっては出版当時ショッキングだった部分はなんの驚きもありませんが、それでも今読み返してみると笑いと涙そして感動に満ち溢れた名著です。

どうせならそんな本を出して欲しいですね。

posted by toyorashotaro |23:37 | コメント(3) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年01月25日

フィルダーの2年契約は将来のお別れの兆し?

現地時間23日にミルウオキー・ブリュワーズとプリンス・フィルダーが年俸調停を
避け2年総額1800万ドルで契約しました。
内訳は2009年が650万ドルで2010年が1150万ドルですが、契約ボーナスとして
100万ドル。さらに両年とも年間500打席で25万ドルのインセンティブが支払われます。
最後の追加条項は恐らくプリンスの巨体故の故障を懸念してのことでしょう。

このオフに調停権を獲得したフィルダーの契約は、2007年オフに同じく調停権を得た
ライアン・ハワードがフィリーズと交わした1000万ドルの契約がベンチマークと
言われていましたからフィルダーおよび代理人のスコット・ボラスのコンビとしては
年平均900万ドルプラスボーナス&インセンティブはこの不況下
まずまずの成果ではないでしょうか。

一方ブリュワーズとしては「相場」の平均900万ドルで2年契約ですから
まだ上り調子にあるフィルダーの年俸が2010年に急騰することを防ぐことが
できたのがメリットでしょう。

まあこの勝負、選手と球団双方にとって満足できる結果だったのではないでしょうか。
しかし、2008年シーズン開幕後にブリュワーズはもうひとりのスーパースター、
ライアン・ブラウンと2015年までの青田買いの8年契約を結んでいる点を踏まえると
その対照ぶりが際立ちます。

ブリュワーズとしてはフィルダーともブラウンのケース同様に、調停権を得る前の
2007年(この年フィルダーは50本塁打と大ブレーク)のオフに青田買いしておく選択肢もあったと思います。
しかし結果的にはそのオフのブリュワーズのオファーは僅か67万ドル。
この時点ではまだ年俸調停権がないフィルダーはこのオファーを受け入れる以外に
選択肢はありませんでした。

もちろん代理人があのボラスですからその時点で長期の青田買いをオファーしても
受け入れられなかったかも知れません。
しかし結果的には、ブリュワーズはブラウンを長期に亘るチームの看板選手と位置付け
フィルダーはFA権を取得する2011年オフの前に放出する腹を決めたとみるべきでしょう。

posted by toyorashotaro |22:26 | コメント(4) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年01月25日

草魂健在なり!

今日の午後、出張先の九州からの帰路、機内で何気に手にした某スポーツ紙に、あの鈴木啓示さんのコラムを見つけました。
鈴木さんの全盛期に多感な少年時代を過ごした私は魅入られるように、読み込みました。もう最高に感動しましたね。
曰く「キャンプは調整ではなく鍛練の場だ」
曰く「最近は科学的トレーニングとか言って枝葉ばかり鍛えている。もっと体の芯から汗を絞りとることが大切だ」
曰く「下半身鍛えりゃ上半身はついてくる」
曰く「走り込みはアップシューズじゃのうてスパイクでやるんや」

平成生まれのプロ選手すら誕生しているこの時代。
到底若い選手に受け入れられる思想ではないでしょう。

でもこんなコメントを眼のあたりにすると数十年前、今は亡きガラガラの日生球場や藤井寺球場で鐘と太鼓や毒舌の応援団長のヤジ(閑古鳥が鳴いている状態だけに実に良くとおる)をバックに門田や有藤、加藤、長池、土井といった猛者を相手に真っ向勝負を挑む草魂鈴木の姿が目に浮かびノスタルジーでちょっぴり目頭が熱くなりました。

若いファンからは笑われそうですが・・・

posted by toyorashotaro |16:06 | コメント(7) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年01月24日

自責点ってへんだ

最近よく、防御率は投手の実力を反映していない、という意見をSTATS好きのファンから聞くことがあります。
これはいろいろな理由があるのですが、そのひとつが自責点のルールでしょう。
私は常々疑問に思っているのですが、どうして投手が走者を残して降板し、次の投手が生還を許した場合、自責点は降板した投手のみに付いてしまうのでしょう?
0.5づつでもよいのにねェ。
これは思うに、以下の理由でしょう(恐らく当たっていると思います)。
大昔(20世紀初頭)は先発投手が完投するのが当たり前でした。
その後、分業制が確立されましかだ、70年代まではリリーフ投手も原則としてイニング毎の継投があるべき姿でした。
要は先発、リリーフを問わずイニングの途中で降板することはノックアウトを意味いていたのです。
そう考えるとナゾ(オーバー)が解けます。
塁上に走者を残して降板するということは、「仕事を全う出来ていない」ということですから後続の投手が生還を許した走者の自責点がついても仕方ないですね。
でも今はラルーサスペシャルに代表されるこまめな継投が一般的な時代。
野球の在り方が時代とともに変化しルールが現実にそぐわなくなった。
それが今の自責点の規定ですね。

posted by toyorashotaro |21:51 | コメント(16) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年01月23日

マグワイア弟が暴露本出版と聞いて・・・

通算583本塁打のマーク・マグワイアの実弟がマグワイアのステロイドや
ヒト成長ホルモンの使用を暴露する本「マグワイア家の秘密」を出版する意向で
あることが明らかになりました。

正確には、マークの弟ジェイ氏はこのネタを複数の出版社に売り込んでいる最中のようで
前景気をあおるための発表でしょう。
この時期を選んだのも殿堂入り選出投票が終わった直後のため、資格を得ながら得票が
全く伸びない兄マークがマスコミにあれやこれや書かれる(だろう)ことを見越しての
営業的判断だったのかも知れません。

ジェイ氏は「兄を愛するが故に真実を書いた。兄を許したい。」などとのたもうて
いるようですが個人的には何をかいわんやです。

しかし、私も含め99%の野球ファンは、薬物使用に関しマーク・マグワイアは(そしてボンズやクレメンスも)
”クロ”だと思っています。
従って、この本にどこまで暴露モノとしての商品価値があるのでしょうか?
もちろん私は読んでいないので何とも言えませんが・・・
まあ、ここは広い心でジェイ氏のビジネスが成功することを祈りたいと思います。

しかし、誤解と非難を恐れず敢えて言わせてもらうと(マグワイアが薬物を使用した
ことを確信して上で)、私はマグワイアの超人的なパフォーマンスの要因は、
薬物の効果よりも、実は日頃の節制やトレーニング等のハードワーク、はたまた成功への
強い意志など表面に現れないオールドファッションドな地道な努力の成果の方が
大きかったのではと(希望的観測も含め)思っています。
他にもトレーニング方法やスポーツ医学の進歩の影響もあったでしょう。
今となってはマグワイアの犯してしまった過ちに弁解の余地はありませんが・・・

ここ数年MLBを揺るがした薬物騒動。
それにより我々ファンが卓越したパフォーマンスに対しあまりにシニカルになり
「あの年のあの選手の大活躍もひょっとしたら・・・」という風に純粋に野球を
楽しめなくなってしまったこと。これがあまりに残念です。

posted by toyorashotaro |23:57 | コメント(9) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年01月23日

高ーい年俸とチケットの関係

21日、ナショナルズが今季のチケット値下げを発表しました。約14000席で値下げを断行するそうです。

毎朝、新聞に目を通すたびにいやなニュースばかりで、リストラの嵐も他人事では
ありません。
でも、MLB現地観戦マニアにとってそんなご時世ならではのささやかな期待がチケット価格の下楽です。

思えば高くなってしまったものです。
ほんの10年くらい前までは、どこの球場でも10ドルもだせば結構いい席で
観戦できたものです。
ところが今はどうでしょう。10ドルというと、政策的に低く設定された外野席が
関の山でしょう。
今や、アメリカで単にボールパークの雰囲気を味わうというだけでなく
それなりにしっかり一投一打を追いかけようと思えばまあ最低50ドルは
覚悟しなくてはなりません。嘆かわしいものです。

よく耳にするフレーズとして
「こんなにチケットが高くなってしまったのも全て選手の年俸が高騰したせいだ。
高い年俸のツケがファンが払うチケット代に転嫁されている」
というものがあります。

なんとなく「そうかなあ」と思っておられる方も多いでしょう。
でも私は違うと思います。

経済学的にいうと、選手の年俸は企業経営にたとえるなら人件費で
分類上はオフィスの家賃や光熱費同様に「固定費」です。
固定費が上昇したからそれを商品の価格(この場合チケット代)アップで相殺します
ということはありえません。

思い出してみていただきたいのですが、昨年の前半、あらゆる物資の
値上げブームがありました。

中には悪質な便乗値上げもあったと思いますが、基本的にはどれも
原油高に起因する原材料費や物流コストの急騰を値上げ理由に挙げていました。

原材料費や輸送費は「たくさん売れば売るほど連動して嵩む」費用でこれを
変動費と呼びます。
基本的に商品の値上げの理由たりえるのは変動費のアップであり、人件費等の
固定費の上昇が値上げ要因になることは極めて稀です。
どこの企業が「今年はベースアップ(またはボーナス)を奮発したからそれを取り返すため
値上げします」と言うでしょう?

この10数年の間MLBのチケットが急上昇したのは年俸の高騰が直接の理由ではないのです。
ではなんでしょう?

それは単に球団が利潤追求という営利団体として当然の行為にでたためです。
そうです。長―い間、MLBは売り上げの最大化(単価のアップ、または売上数の増大)
という企業努力の原点すら怠っていたのです。

その証拠に1970年代にFA制度が導入され年俸の高騰が始まって以降も
10数年もチケット価格は平均5ドル(!)のままでした。
その間消費者物価は相当な値上がりをしているにも関わらずです。

そんな状態にピリオドを打ったのが1989年のスカイドーム
(現ロジャースセンター)のオープンです。
開閉式ドームでホテルを併設し充実した飲食店を備えるなど
従来の球場の概念を覆したスカイドームではかなり高いチケット代が導入されましたが
それにも関らず連日大観衆が詰めかけ満員御礼が続きました。
このスカイドームの成功例が他の多くの球団に本来の企業努力を促したのです。

従って、年俸が上昇したからチケット価格が上がったのではなく
チケット代の値上げによる収益増が更なる年俸アップを招いた
というのが正しい表現でしょう

posted by toyorashotaro |00:44 | コメント(10) | トラックバック(2)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年01月21日

いつも実績より期待度で語られる松坂大輔

皆さんよくご存じのとおり前回のWBCで日本を初代王者の座に導いた功労者のひとりがMVPに輝いた松坂です。
2006年はWBCの勢いをかって、公式戦で17勝5敗という日本時代ベストの成績でオフにはポスティングでレッドソックス入り。総額100億円の契約(含、落札費用)で話題をさらいました。その後はあれやこれや言われながらも初年度15勝、昨年は18勝と結果をそれなりに出しています。
ちょっと不思議なのは、昨年はチームNo1の18勝&2点代の防御率でありながら、諸手を挙げての称賛を勝ち得ていないことです。
四球が多いから?長いイニングを投げることが少ないから?
両方正しいでしょう。要は期待した程の域にはまだ達していないということです。その最大の理由は、日米双方のファンが彼への期待を実績ではなくまだ見ぬ潜在力を元に作り上げているからでしょう。
本当に松坂とは不思議なプレーヤーです。
高校時代からあれほど多くの栄光を手にしていながら、
プロ入り後に、ボストンでの2年間も含め球暦のハイライトになるような年が無いのです。
もちろん、故障に泣いた2002年を除き、毎年素晴らしい成績を残していますし
沢村賞を始め多くの賞/タイトルを手にしています。
しかし、いずれも他の一流選手の水準で評価しての好成績であり、
我々ファンが「怪物」としての松坂に期待する数字や内容の年は一年も無かったように思います。
具体的には近年では1999年のペドロや2001~2002年のビッグユニット、2004年のサンタナの様な、後年振り返ったときに
「あの年の○○は凄かったねエ!」と語り草になるような年です。
日本で言うと(少々古いですが)1981年の江川卓が私のイメージにピッタリきます。

過去数年、私は開幕時には「今年こそ松坂がケタ違いの成績を残してくれるのでは」
と期待に胸を膨らませましたがその満足度はいつも80%がせいぜいでした
そうしているうちに、松坂も今季中には29才になります。これから20勝することもあるでしょうが、円熟の投球で20勝をしたのでは、少々われわれの期待とは異なっています。
誤解をさけるために申し上げますが、今のままでも十二分にすぐれた投手だとは思います。しかし、私もそしてあなたも松坂への期待は更に高い水準にあります。その高い水準とは単に勝ち星の数だけではなく相手打線を圧倒する「もう手も足も出ない」ような内容です。
実績よりも期待度で語られる。それが松坂大輔なのです。
PS
渡米時、アメリカのメディアでは松坂の魅力として「大舞台に強い」といいうことがよく指摘されていました。おそらくそれは、甲子園での春夏連覇や夏の決勝戦でのノーノーピッチ。はたまたWBCでのMVP獲得等に拠っていると思われます。
しかし、西武時代の松坂をしっかり見ているファンの方は実は全く別の印象を持っているのではないでしょうか?「松坂っていい投手だけどここ一番で頼りにならないんだよな」そんな意見のファンもおられるでしょう。きっと。

posted by toyorashotaro |23:52 | コメント(23) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年01月20日

マイWBCジャーニー

今日から、WBC全ゲームのチケットがバラ売り開始。
実は春分の日を絡めた三連休に有給休暇を前後一日づつプラスし
計3泊5日でのひとり観戦ツアーを昨年来、密かに狙っていました。

北米(含、プエルトリコ)でのゲームは現地東海岸19日(月)午後1時に売り出しということ
ですから、日本時間では20日(火)午前3時。

今週は月曜日から残業で早くも疲労困憊のため、とてもじゃないが午前3時まで起きて
いれそうもありません。
ここは睡眠を取って、20日の朝、普段より早く起きてチケット獲得にネットと
格闘することにしました。

思えば、一年前の今頃。夏場のフェンウエイのチケット取りのため延々数時間も
繋がらないレッドソックスhpのチケット購入サイトと悶絶したことを思い出しました
(やっとゲットしたチケットでしたが、8月にいざボストンに出向くとなんと
雨天中止でした。ギャフン!)。

そして今年、まだ外は真っ暗な午前6時に床をゴソゴソと抜け出しPCをオンにして・・・
なんと観戦希望の、19日(木)のサンディエゴのラウンド2の最終ゲーム、21日(土)の
ドジャースタジアムでのセミファイナルともに、あっさりサイトに繋がり
購入できてしましました。

しかも席は両ゲームとも”Best Available”で検索したところもっとも良い(というか
最も高い)セクションの席(ドジャースタジアムの500ドルの砂かぶりセクションを除く)
がゲットできてしまいました。
嬉しいやら、拍子ぬけするやら・・・少々複雑な心境です
(やはりそんなに現地は盛り上げっていない?)。

既に航空券はディスカウントチケット専門サイトで予約済でした。
19日出発のロス経由サンディエゴ行き、帰りは22日ロス発のUA便です。

航空券4万5000円は◎ですが、燃料サーチャージと諸税が別途5万円超なのです。
発券期限は2月中旬ですが、それまでに下がらないですかねエ、サーチャージ。
国内でのガソリン価格は高騰前の水準にとっくに戻っているのに・・・

今回は、最も大事な観戦チケットに予算を奮発してしまったため、
現地での宿は原則モーテルで節約するつもりです。
19日のサンディエゴと21のロスの間は、日帰りでアリゾナへ出向き
スプリングトレーニングのゲームも一試合観戦するつもりです。

もちろん東京ドームでのアジアラウンドも土日のゲームは全て観戦します。
こちらはより好みしなければまだチケット購入は十分可能でしょう。

いやー。今から楽しみですね。

posted by toyorashotaro |23:44 | コメント(1) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年01月20日

ある日、ヤンキースタジアムのクラブハウスにて

スカパー時代の取材パスにまつわる思い出話をもうひとつ・・・

2007年の夏のことです。私は、8年ぶりにブロンクスのヤンキースタジアムを訪れました。
この時の訪問がそれ以前と大きく違ったのはスカパーさんのご好意で、取材パスを
いただけたことです。おかげで生まれて初めてヤンキースタジアムのプレスボックスや
クラブハウスの中に入ることができました。

試合前は、まずは記者専用のレストランで腹ごしらえです。よく見るとブライアン・キャッシュマンGMやタイガースの(この日はデトロイト戦でした)のドンブロウスキーGMもそこで食事をとっています。私は丁度同じタイミングで取材に訪れていたスカパーでの
私の師匠的存在のDさんにご一緒させていただきました。

しかし、日本人マスコミの多さに驚きました。
この日は、王建民が先発の予定だったのでひょっとするとその中の多くは台湾メディアの
方だったのかも知れません。

空腹を満たした後はDさんがあちこち案内してくれました。
ボブ・シェパードさんのアナウンスブース(ご本人もいらっしゃいました)や
ヤンキースのクラブハウス内もです。
その中には’79年に飛行機事故で亡くなったサーマン・マンソンのロッカーが今も
そのままの状態で在りました(合掌)。

ゲームが始まると私はスタンドへ。
アッパーデックではありましたが、眺めはまずますです。

試合が終了するとまた急いでクラブハウスへ走りました。
恒例のジョー・トーレ監督のインタビューに参加するためです。
記者連で狭い監督室は立錐の余地もありません。
しかし、驚いたことに日本人メディアは私とDさんだけでした。

せっかくの機会ですから下手な英語を駆使してあれやこれや質問してみました。
トーレ監督はそんな私のトンチンカンな質問にも丁寧に答えてくれました。

さあ、トーレ監督の「囲み」が終了すると監督室を出てクラブハウスに突撃です。
すげえ!すっぱだかのジーターやデイモン、Aロッド、はたまたゴジラもそこに
いるのです(当たり前)。

えーい!こうなりゃ恥もかき捨てだ。すっかりコーフン状態の私は意を決して
王建民、ホルヘ・ポサダ、エデュワー・ラミレスらに次々と的外れな質問を
マシンガンの如く浴びせたのです。

しかし、不思議だなー。試合前の記者レストランにあんなにたくさんいた日本人メディア
はDさん以外だれもいないのです。
「彼らはもう帰っちゃったのかナ」と思ったときです。
広報の広岡さんが叫びます。
「はーい!今から松井のインタビュー始めるよ!」
そうするとどうでしょう。
今まで一体どこに隠れていたの?それはそれはびっくりするくらいの大勢の日本人
メディアがどっと湧き出てきます。
広岡さん仕切りでゴジラインタビューが始まります。

「はい!今日はもうここまで!」広岡さんのコールでインタビューが終了します。
そうするとまた、あっという間に彼らは居なくなりました。

正直なところ、せっかくヤンキースタジアムに出入りできる立場にありながら
「もったいねエな」というのが私の感想です。
恐らく彼らはゴジラ以外には全く関心を示さず他のキラ星のようなスタープレーヤー
には声も掛けないのでしょうね。

最も彼らも東京の本社から求められているアウトプットが日本人メジャーリーガーだけの
コメント取りなのでしょうから、余計な仕事はやらないのでしょう、

一メジャーファンとして大変複雑な心境でしたが、万事シゴトとなるとそんなものなの
かも知れません。

posted by toyorashotaro |00:43 | コメント(8) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年01月18日

「春が来ると思いだす」今年期待したい選手 パートⅡ 大塚晶則

冬来たりなば春遠からじ。
今は真冬の真っ最中ですが、野球ファンの気持は早や来月からのプロ野球キャンプイン
そして、3月のWBCへと向かっていることでしょう。

「夏が来ると思いだす・・・」とは高校野球の名勝負を語るときに良く使われる
フレーズですが私にはここ数年「春が来ると思いだす」メジャーリーガーがいます。

それは、元レンジャースというか前回WBCでの日本チームのクローザー、大塚晶則です。
三年前の春、WBC決勝が行われたサンディエゴのペトコパークでAC/DCの「Hell’s Bell」
とともに颯爽とマウンド上に登り、三振で日本の初代チャンピオン獲得を決めたシーンは
私だけでなく多くの野球ファンの脳裏にしっかりと焼き付いています。

その大塚投手、レンジャース在籍の2007年シーズン中にDL(故障者リスト)入りして以降
登板はありません。
現在は昨年1月に行った右ヒジの手術からのリハビリ中だと思いますが、昨年12月に古巣
パドレスが獲得を目指しているという報道が一部にありましたが、まだ今季の契約はどこ
の球団とも締結されていません。
ヒジの具合はどの程度回復しているのでしょうか?今季中には再びその雄姿を見れる
とは思いますが。そのあたりの情報をお持ちの方はお教えいただけると幸いです。

大塚投手は個人的にひそかに応援している選手です。
私が、なによりも惹かれるのは彼の必ず夢を成し遂げようとするその姿勢です。

元々メジャー指向の強かった彼は近鉄時代の2002年オフにポスティングによる
メジャー移籍のチャンスをつかみます。
ところが、期待に反しメジャーからの入札は無し。
その年、大塚とその家族は渡米を前提で全員で英会話の勉強をしていたという報道が
ありました。スタープレーヤーとしてのプライドも人一倍あったはずです。
入札ゼロという現実を受け入れるにはそれなりの時間が必要であったろうと想像されます。
何よりも小さなお子さんが、お父さんの渡米計画失敗に関しひょっとすると学校で
からかられたのでは?と思うと胸が痛みます。

でもこれで挫けないのが彼の偉大なところ。
中日に移籍し結果を出すと、2003年のオフには入札額わずか30万ドルでしたが憧れの
メジャー球団サンディエゴ・パドレスからの入札を獲得しました。

それ以降のメジャーでの活躍ぶりは皆さんも良くご存じのところです。

思うに大塚投手にとって、「長年の夢 メジャーリーグ」を諦める理由は客観的に見て
いくらでもあったと思います。
彼の活躍を見るとつくづく「夢は持つものでは無く実現するためのものだ」と思います。

実は、私は大塚投手とは一度だけですが言葉を交わしたことがあります。
2007年の夏のことです。当時(本職はフツーのサラリーマンですが)縁あって
スカイパーフェクTVのMLBライブで週末だけコメンテーターを仰せつかっていた
こともあり、毎年恒例の夏休みのメジャー観戦の際には取材用のプレスパスを局に
手配していただいていました。

仕事のスケジュールをなんとかやり繰りしてやっとひねり出した4泊6日。
ワシントンDC→ニューヨーク→ボルティモアを巡りマイナーリーグも含め5試合を
観戦するという強行軍の最終日がカムデンヤーズでした。

取材用のプレスパスがあるとクラブハウスに入れます。
実はこの日のゲームは大雨のため中止になってしまうのですが、中止が決定されると
急いでクラブハウスに走りました。試合が観戦できなかった訳ですから
せめて選手たちの声を直接拾いたかったのです。

最初にホームのオリオールズのクラブハウスを訪れた後、私はビジターのレンジャースの
クラブハウスに向かいました。
そうすると・・・居ました。大塚選手です。
もちろん彼以外に日本人選手が絡まないカードですので日本人の取材陣は皆無でした。
大塚投手は日本人の私の姿を見つけちょっと驚いていました。
恐る恐る「スカパーでコメンテーターをやっている豊浦と申します」と挨拶すると
「ああそうですか。スカパーの〇〇さん(とある大御所系のコメンテーターの方です)に
よろしくお伝えください」と優しく語りかけてくれました。

丁度その頃はヒジの故障で随分長く登板が無く、DL入りして手術/治療に専念するか
どうか球団側と意見が分かれていた時でもありました。
私がそのことについて尋ねると、割とセンシティブなトピックだったとは思いますが
「僕個人としてはDL入りして治療に専念したいと思っています」と率直に語って
くれました。
その翌々日、日本に帰ってきた私は新聞報道で大塚投手がDL入りしたことを知りました。思えばボルティモアでのあの日が大塚投手にとっての復活に向けた第一歩だったのかなあ思います。
今年は、その後の長く苦しいリハビリの日々が報われる年だと信じています。

PS
イチロー選手の話題に関し、多くの方からコメントをいただきました。その数も
もちろんですが、長文でかついろいろな角度からの濃い内容に驚くやら
感心するやらです。
不勉強な私では到底そのひとつひとつに的確なご返事ができません。
ご容赦下さい。しかし、イチロー選手は人間としても野球選手としてももの凄いと
感服しています。これっからも折にふれ彼については書いてみたいとい思います。

posted by toyorashotaro |22:27 | コメント(6) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年01月18日

イチロー論 その②

昨日に続きイチローのお話をさせて下さい。
昨年、19世紀を中心にウイーリー・キーラーが記録した8年連続200本安打の
メジャー記録に並びました。
今年も200本安打を打てばここから先はイチローの一人舞台になります。
昨日書いた内容にも関りますが、私がつくづく「凄いなあ」と思うのは彼の
飽くなき200本安打へのこだわりです。

なぜなら、レギュラーシーズンでは200本安打は凄いことですが普遍的な価値
ではないからです。
中軸打者や四球をたくさん選ぶ打者にはもともとあまり縁が無い記録です。
そんな記録にここまでメ一杯ごだわるのがスゴイ。チームが低迷しようが、
「個人記録にしか関心がない」と言われようがお構いなし。
これって揶揄しているんじゃありません。本当にスゴイと心底感心します。
イチローはいわば「200本安打オタク」と言えますが、逆に言えば「自分だけの価値」
にわき目もふらず邁進することができる。
これは人間として素晴らしい資質だし、想像を絶する努力をも必要とすることでしょう。
そこまでの拘りがなければ中々傑出したパフォーマンスを発揮できないのは野球界
以外でも同様ではないでしょうか。

また、200本安打を離れても素晴らしいプレーヤーであることは言うまでもありません。

確かに、多くの専門家が指摘するように出塁率も長打率も(ということはOPSも)
特に驚くべきものでありません。
つまり、我々ファンが野球選手に望む全ての能力を兼ね備えている完璧な
プレーヤーではないのです。
でも、ライアン・ハワードもデレク・ジーターもまた完璧ではないのです。
走力、守備力も勘案するとやはり将来のホール・オブ・フェイマーの資格有りと言えるでしょう。

posted by toyorashotaro |11:05 | コメント(32) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年01月17日

イチローにモデルチェンジは来るか?

WBC2連覇を目指す日本代表にあって、今回もチームを引っ張ってくれるであろう
イチロー。打順については以前も取り上げたようにリードオフと3番、両方の
可能性があると思いますが、その積極的な打撃スタイルには変りはないでしょう。
早いカウントから打って出ることが多く、かつメジャー有数の悪球打ち。
そして、彼がもっとも重視する安打数に非常に貢献しているのが小さいフォロースルーと
健脚による内野安打数です。

既に35才となったイチローはいつまでこのスタイルを続けるつもりでしょうか?
私は非常に興味があります。

イチローの(ゲレーロ並?)の悪球打ちと初球狙いのスタイル故、極論すればMLBの
投手たちは彼に対しストライクを投げる必要が相当希薄になっています。
ストライクゾーンの外で勝負しなければならないケースが多くなるとさすがのイチローも
正直これからは苦しくなるのではないでしょうか?
やはり選球することにより相手投手を追い込むことが必要に思えます。

しかも、その自慢の脚力も少なくともこれからは衰えとの戦いになります。
「まだ、35才」という考え方もあります。
しかし、一般論としてはスピードスターの方がパワーを売り物にする選手より衰えが
早く表れるのも事実です。

かつて76年、80年、そして90年と三つのディケードで首位打者を獲得した
殿堂入りの名選手、ジョージ・ブレットは若いころは早打ちの短打者でした。
しかし年齢を増しその自慢のスピードが衰えてくるとバッティングスタイルを変え、
セレクティブなパワーヒッターになり出塁率が向上しました。
彼の場合このようにうまく自分自身をアジャストできたことが長きにわたり
活躍できた要因だと思います。

常識的には、どこかの段階で200本安打の継続に見切りをつけ打順も3番あたりに変更。
適度にオフを取りながら年間145試合前後の出場に留め体力を温存する。
打撃スタイルももっと選球し打数を減らす(というかアウト数を減らす)。
これが40才過ぎまでコンスタントに3割以上の打率を継続する秘訣でしょう。

しかしながらその一方で頑なに現在のプレースタイル、ヒッティングスタイルに拘り
続ける可能性も多分にありそうです。それはそれで興味津々たるものがあります。

過去にこんなタイプの選手はいたでしょうか?

投打の違いこそ有りますが比較的ノーラン・ライアンが近いように思われます。
ライアンは19才でのメジャーデビューから46才での引退まで全くピッチングスタイルが
変わりませんでした。

初回から最終回まで、カウントが2ストライクナッシングでも3ボールナッシングでも、
強打者に対しても相手打者が投手でも、ただひたすらメ一杯剛速球を投げ続けました。

その結果、三振も多いが四球も多い。勝ち星も多いがその分負けも多く勝率は5割ソコソコ。これはキャリアを通じ不変でした。

posted by toyorashotaro |17:37 | コメント(16) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加