2010年03月18日

幸せな引退だったガルシアパーラ

昨日に引き続き引退関係のお話です。

私の個人的な思い込みかも知れませんが、スモルツにせよグラビンにせよまだまだ現役に強い未練を残していると思います。
それぞれ引退後の進路はきっちりと確保されてはいるようですが、やはり無念の引退と言えるでしょう。

近年では、トニー・グウィンとカル・リプケンJR(ともにその後殿堂入り)が、最終年には(既に引退を表明していたこともあり)遠征先ではどこに行っても拍手喝采で迎えられ、幸せこの上ない引退興行状態でした。

グウィンやリプケンと比較するとやや地味ではありますが、ノマー・ガルシアパーラはその点幸せな引退だったと言えるかもしれません。
かつては袂を別ったレッドッソクスのジャージに一日限りとは言え袖を通すことが出来たのですから。
新人王や2年連続の首位打者獲得など、テッド・ウイリアムズやカール・ヤストレムスキーと並ぶフランチャイズスターとなる可能性を感じさせたキャリア前半に比べるとその後半はあまりに対照的な凋落ぶりでした。
レッドソックスを去る04年以降の6年間では故障の連続のせいで、平均80数試合しか出場していません。

私の周辺では、「04年以降も出場こそ少ないが、ほとんど毎年ソコソコ高打率を残している。体調さえ万全ならまだまだやれる筈だ」という意見を述べる人も居ます。
実際、最終年の昨年も僅か169打数ではありますが、打率は.281です。
しかし、それでも私は「潮時だった」と思います。
もともと好球をじっくり待つタイプではありませんが、昨年は僅か8個しか四球を選んでいません。
これは彼にとっても極めて低い四球率です。
一層早打ちになったというよりは、相手投手に警戒されなくなったのかもしれません。

繰り返しになりますが、ノマーは良い時期に素晴らしいセレモニーに恵まれたと言えるでしょう。

posted by toyorashotaro |22:40 | 2010MLBよもやま | コメント(0) | トラックバック(0)
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