2010年03月17日

防御率で限界を見誤った?スモルツが引退

あのジョン・スモルツが引退を表明しました。これからはTBS(ディビジョンシリーズとアリーグチャンピオンシップ・シリーズの放映権を持つアメリカの放送局)でコメンテーターを務めるのだそうです。
通算213勝、154セーブの名投手の新しい門出を祝福しましょう。
しかし、スプリング・トレーニングも中盤のこの時期になっての引退表明とは、それだけスモルツ自身が現役継続に執着していたことの証しではないでしょうか。
その意味では残念でなりません。

先日も、首位打者2度獲得のノマー・ガルシアパーラが引退を発表しました。
そう言えば、通算305勝のトム・グラビンや2年連続MVPのフランク・トーマスらが引退を表明したのもスプリング・トレーニングを直前に控えた時期でした。

これは想像の域を出ませんが、彼らは皆どこかの球団からオファーが来るのを待っていたのだと思います。
数年前なら事態は異なっていたかもしれませんが、世は不況の真っ最中。
彼らのプライドを満足させるだけのオファーが無く、無念の引退を余儀なくされたのではと思います。
08年オフのジェフ・ケントの引退辺りから始まった、まだやれるベテラン達の無念の引退。
正に現代を象徴するシーンと言えるでしょう。

実は、スモルツの引退に関し興味深い記事を見つけました。
私が良くチェックするESPNのロブ・ネイヤー記者のコラムです。
それによると・・・・


昨年のスモルツの成績は3勝8敗、防御率6.35という一見惨めなものですが、奪三振率は8.4個/9回で与四球率は2.1個/9回という優れたもので、これは栄光に満ちた彼のキャリア平均にほぼ差の無い素晴らしいものです。
ところが、各球団のスカウトはそれらの本質に目を向けず単に6.35という防御率のみに注目してしまい「スモルツはもう限界だ」と早合点したというものです。

昨年の防御率の悪さは被本塁打がたまたまちょっぴり多かった。全投球回が昨年は少なかったため異常値が出てしまった。
本当はまだやれたかも知れないのに・・・

posted by toyorashotaro |22:12 | 2010MLBよもやま | コメント(4) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加