2009年12月02日
これから本格的にストーブリーグを迎えるメジャーリーグ。
皆さんは「ストーブリーグ」の本来の意味をご存知ですか?
実は、「野球ファンがストーブを囲んで過ぎ去ったシーズンを回顧する」と言うのがオリジナルだそうです。
そんな意味で、ストーブリーグに相応しい楽しみを見つけました。
MLBTVのオフシーズン企画がそれです。
もちろん「過ぎ去った’09年シーズン」を回顧することが可能なのですが、それだけでは無く過去の球史に残るゲームを観戦できるのです。
それこそ、ジャッキー・ロビンソンのメジャーデビュー戦からイチローのジョージ・シスラーを抜くシーズン最多安打記録の更新ゲームまで。
取りあえず、今日はあの「レジー・ジャクソンのワールドシリーズ最終戦3連発」を選びました。やはりこれは私にとって映像でのメジャーリーグ原体験ですので。
いやー、オフはオフで楽しみが付きないですね。いい時代になったものです。
このオフは過去の名場面の観戦記も書いていきたいと思います。
posted by toyorashotaro |00:52 |
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2009年11月05日
小泉前首相ではありませんが、「感動した!」でしたねエ!
同じ日本人として誇らしい気持ちで一杯です。
9時ちょい過ぎに帰宅して松井の第4打席(三振でした・・・残念!)からNHKの再放送で観戦しました。
しかし、ワールドシリーズ最終戦で試合中に(全米でも最も目が肥えてかつ厳しいニューヨーク)のファンからMVP!コールを受けるなんて野球選手としてこれ以上の冥利があるでしょうか?
大袈裟に言えば昨日のブログにも書いた’77年のワールドシリーズ最終戦でのレジー・ジャクソンの姿がダブって見えましたよ。
これで喜んだ訳ではありませんが、明日は恵比寿のMLB caféで祝杯を挙げます(ヤンキースが勝たなくても松井がMVPにならなくてももともとその予定でしたが)。
と、思っていたら。あらら・・・
日本シリーズではジャイアンツがなんと逆転サヨナラ勝ちで王手を掛けたんですね!
見落としてしまいました。
帰宅中に車中で聞いたラジオでは日ハムの勝利を確信していたのですが・・・
いやー、日本シリーズも熱いです!
posted by toyorashotaro |22:23 |
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2009年11月03日
今日のワールド・シリーズ第5戦、王手を掛けられたフィリーズが奮起。対戦成績を2勝3敗としました。
今日のヒーローのひとりが2本塁打を放ったチェイス・アトリーです。
これで、このワールド・シリーズで合計5本塁打。
なんとあの「ミスター・オクトーバー」レジー・ジャクソンが’77年のシリーズで樹立した5本塁打のメジャー記録に並びました。
‘77年のシリーズは日本で初めて放映されたメジャーリーグでそのパワーやスピードに多くの日本のファンがど肝を奪われた、言わば「黒船シリーズ」でした。
当時はまだ家庭用VTRも無かった(我が家だけ?)ため、その一投一打を見逃すまいとテレビにかじり付いたのを良く覚えています。
そのシリーズで私がレジー・ジャクソンにショックを受けたのが2点ありました。
まずひとつがあの有名な最終戦での3連発が全て初球打ちだったことです。
当時の私の認識している投球セオリーでは「前の打席で本塁打を打った選手に対しては、打ち気をそらすために初球はボールから入れ」でした。
ところが、対戦相手のドジャース投手陣は、本塁打を打ってのっているジャクソンにこれでもかと初球からストライクを投げ込みます。そしてジャクソンは待ってましたとばかりそれをスタンドにぶち込むのです。
そしてショックの2つめが、本塁打を打ったジャクソンのベースを廻るランニングでした。
当時、日本の王さんは一発のあとは淡々とゆっくりベースを一周するのが常でしたし、王さんのライバル田淵さんはその大きなお腹を揺すり(?)ノッシノッシと一周していたものです。
ところが、ジャクソンは違いました。
野性味溢れる全力疾走に近いペースでしかもカモシカのようなバネ。正に跳ねるように4つのベースを駆け抜けたのです。
それはそれは衝撃的でした。
あれから32年。アトリーには最大であと2試合残っています。
一気にジャクソンを突き放し、「ミスター。ノーベンバー」となるか?
posted by toyorashotaro |23:10 |
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2009年11月01日
1勝1敗のタイで迎えたワールドシリーズ第3戦は、雨の中計6本の本塁打が乱れ飛ぶ展開になりましたがヤンキースが8対4で勝利しました。
フィリーズにとって誤算だったのが先発のコール・ハメルズ。
4回1/3で5点を献上しマウンドを降りました。
これでポストシーズンは4先発で防御率7.58。
リーグチャンピオンシップシリーズとワールドシリーズの両方でMVPを獲得した昨年の輝きはありません。
不調なのはこのポストシーズンだけではなく、レギュラーシーズンでも10勝11敗、防御率4.32と昨年の14勝10敗、防御率3.09から(一見)大きく成績を悪化させています。
果たして不調の原因は何か?
興味深く今日の投球を見守りました。
ハメルズといえば、武器はまずはメジャー有数と言われるチェンジアップ、つぎに大きく縦に割れるカーブ、そしてそれらを自由に操る制球力です。
今日の投球内容においては、少なくとも私のレベルで判るような技術的欠点は見つかりませんでした。
敢えて言うなら、チェンジアップアップを投げる頻度が昨年辺りに比べ若干上がったかナというところです。
もともとハメルズは前投球の30%くらいはチェンジアップでしたが、今日は(あくまで感覚論ですが)もうちょい多かったように思えました。
チェンジアップは本来ファーストボールとの速度差で威力を発揮する球種ですから、あくまでそれなりの威力があるファーストボールをそこそこの頻度で投げないと意味が有りません。
では、なぜハメルズはチェンジアップを多投するのでしょうか?
それはレギュラーシーズンからの「不調」ゆえでしょう。
投手は自信を無くし弱気になっている時には必要以上にもっとも得意な球種を多投する傾向が有ります。
しかし、ここで大きな疑問がひとつ湧き出てきます。
それは、「果たしてハメルズは自信を失うほど不調なのか?」ということです。
ここで、ハメルズの昨年と今年の成績を詳しく比較してみたいと思います。
一般的には投手のパフォーマンスは勝ち負けの数と防御率で判断されます。
しかし、みなさんは専門誌等で「防御率や勝ち負けは実力を反映しない。なぜなら打たれた打球が安打になるかアウトになるかは多分に運に左右されるから。もっとも実力を反映するのは奪三振率や四球率、被本塁打率だ」という主旨の理論を読まれたことはありませんか?
詳細は割愛しますがこれは近年「信頼性がある」とされつつある野球理論です。
それで比較してみると・・・・
‘08年は、227回1/3で196奪三振(7.6/9回)、53与四球(2.1/9回)、28被本塁打(1.1/9回)となります。
それに対し、’09年は193回2/3で168奪三振(7.8/9回)、43与四球(2.0/9回)、24被本塁打(1.1/9回)です。
これを見るとそれらの「投手の実力を表す」と言われるスタッツでは昨年と変わらず、いや若干改善すらされているのです。
従って、今年の少ない勝ち星や悪化した防御率は「投手にとってコントロール外」の被打率の悪化によるものなのです。
極論すれば、今年のハメルズは何も昨年と変わっていない。
敢えて言うなら運が悪かっただけと言えます。
ということは、今のハメルズに必要なのは自信を持って投げ込むことだけと言えます。
もし、このシリーズが縺れる展開になると第7戦で再びハメルズの登板となります。
その際は、ただ「自分を信じて投げ抜け」と言ってあげたいですね(彼に届く由もありませんが)。
posted by toyorashotaro |17:46 |
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2009年10月31日
1日遅れでワールドシリーズ第2戦をMLBTVで観戦。
ペドロ・マルティネスのニューヨークへの帰還をじっくりと堪能しました。
結果はご存じの通り松井秀喜に決勝本塁打を浴び、6回0/3で3失点、敗戦投手となりました。
しかし、先日のナリーグ・チャンピオンシップシリーズでの快投に続いてのクオリティスタートで38才とは言えかつてのサイヤング賞投手(3度!)健在なり、の印象を与えてくれました。
以前のペドロと言えば、95-96マイルのファーストボールと80マイル台前半の絶妙のチェンジアップのコンビネーションを中心に、70マイル台前半のカーブをときおりミックスするというスタイルでした。
要するに剛速球でのけぞらせ、チェンジアップでつんのめらせる。
しかもそのチェンジアップが”Late move”で良く落ちるときていますから、正に手がつけられない。
アチラの言葉で表現するなら”Dominate”です。
さすがに現在のペドロはかなりぜい肉もついてファーストボールの速度もだいたい5マイルくらいは落ちてきました。
しかし、チェンジアップのキレと絶妙の制球力は健在で体調が万全ならまだまだ十分やれそうです。
以前のペドロとの違いは、風貌とファーストボールの速度だけではなくカーブの使い方もそうです。
全盛期は、前述の通り「ときおり」でしたが少なくとも昨日の登板では結構多投している印象が有り、その結果奪った8三振の球種別の内訳も、ファーストボールテで3、チェンジアップで2、そしてカーブでも2です(球種はあくまで私の判断です)。
それだけ変幻自在の投球の幅が広がったということでしょう。
このシリーズが第6戦以降までもつれてくると再度ニューヨークでペドロの登板が見れることになります。
昨日のヤンキースタジアムでのブーイングや”Who’s your daddy?”コールも千両役者への称賛の裏返しですし、これは楽しみです。
posted by toyorashotaro |15:23 |
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2009年10月30日
クリフ・リーが素晴らしいピッチングを披露しました。
122球を投げ9回完投。最終回は味方の失策で1点を失いましたが2三振を奪って計10三振。しかも無四球です。
これで今年のポストシーズンは3勝目になりました。
掛け値なしに昨年のワールドシリーズでのコール・ハメルズ(MVP)を凌ぐ内容です。
以前もちょっとこのブログで触れましたが、リーの素晴らしさはまずはしっかりと低めにボールを集める能力があることです。
では、どうして高めに浮くタマが少ないのか?
それは多くの要因がありますが、その中のひとつが彼のフォームにあります。
前足(左投手の彼の場合右足)を踏み出した後、膝を曲げ腰をしっかりと沈めています。
前の膝が伸びたまま突っ張ることが無くかつ腰もしっかり沈んでいるため投球が妙に高めに浮くことがありません
“Stay tall”とコーチに教えられるメジャーの投手には比較的珍しいタイプです。
見ていてもホントに安定感がありましたね。
posted by toyorashotaro |00:04 |
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2009年10月24日
アリーグ・チャンピオンシップシリーズ第5戦を、一日遅れでMLBTVのアーカイブで観戦しました。
エンゼルスが7対6で勝ったという結果だけは知った状態での観戦だったのですが十分楽しめました。
7回表・裏の攻防と両監督の投手起用の明暗。そしてハラハラドキドキの最終回。
これをライブで見ていたら堪らなかったでしょうね。
この試合、エンゼルスファンの希望をニューヨークでの第6戦に繋いだ立役者は先発のジョン・ラッキーでしょう。
7回途中で降板した後に後続のリリーフが打たれ結果的に3失点となってしまいましたが投球内容自体はほぼ完璧でした。
元々ラッキーという投手は球威は特に秀でているわけではありませんが、大小2種類のカーブを操り、シンカーも中々のものです。
そして、針の穴を通す・・・とまでは言いかねますが制球力も平均以上です。
要するに特に欠点がないのが最大の長所で、メジャー定着フルイヤーとして1年目の’03年以降7年連続で二桁勝利を挙げている事実がそれを証明しています。
このラッキー。オフにはFAになります。ここ2年ほど連続で開幕後に右腕の痛みで戦列を離れているのがちょっと気になりますが、基本的にはワークホース。
今日敗れたヤンキースにとってはAJバーネットに5年8250万ドルも投じるくらいなら年齢も1才若いラッキーには軽くそれを上回る条件を提示するでしょう。
ひょっとしたら(というかかなりの確率で)来年のユニフォームはピンストライプかも知れません。
posted by toyorashotaro |13:43 |
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2009年10月19日
ドジャースの黒田投手に期待が掛かったナリーグ・チャンピオンシップシリーズ第3戦は予想外の展開になりました。
初回から黒田がフィリーズ打線の餌食になり2回途中で6失点KO。
この時点でもはや勝負あったの感が有り、結局11対0でフィリーズが大勝。
対戦成績を2勝1敗としました。
黒田のKOは残念ですが私はそれよりもフィリーズの先発、クリフ・リーの快投に目を奪われました。
8イニングを投げて被安打はわずかに3本。無四球で10奪三振と完璧な投球内容でした。
これで今季のポストシーズンは3先発で2勝0敗。防御率は0.74!です。
今季はインディアンズとフィリーズ合計で14勝13敗ですが、特にインディアンス在籍時に打線の援護がなく7勝9敗と負け越しているのが響いているためで、6完投、2完封、防御率3.22、三振/四球比4.21などは文句の付けようのない内容です。
流石昨年のサイヤング賞(22勝3敗 2.54)は伊達ではありません。
実はこのリーはその前年の'07年は5勝8敗 防御率6.29という体たらくでこの年はポストシーズンの登録メンバーから外されています。
そんなリーが'08年に突如ブレークした要因は何でしょう?
基本的にはピッチングスタイルの変化が有ります。
従来のリーは基本的に4シーム中心のフライボール投手でした。
例えば’05年などは18勝を挙げていますが、グラウンドボールアウト/フライボールアウト比(GO/FO)は0.60でした。要するに圧倒的にフライボールが多いのです。
当然の帰結として被本塁打も多く、202イニングスで22本塁打。0.98HR/9IPです。
ところがGO/FOは22勝の’08年は1.10、今季は0.98です。もはやフライボール投手とは呼べなくなりました。
したがって、被本塁打率も’08年が0.48、’09年が0.66と劇的に改善されています。
もともと制球力には定評があったリー投手。
しっかりと低めを付く投球を徹底したことが変身の要因でした。
posted by toyorashotaro |23:20 |
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2009年10月18日
クローザーの受難が続いている今年のポストシーズン。
11回にようやくフィギンズにプレイオフ初安打となるダブルが出てエンゼルスが勝ち越したと思ったら、その裏今季のアリーグセーブ王のブライアン・フエンテスがあっさり背信。
A-Rodに同点本塁打を許してしまいました。
実は10回裏にもエンゼルスはクローザーを投入しても切り抜けたいサヨナラのピンチがありましたが、ソーシア監督は動かず。
やはり防御率が4点近いフエンテスには全幅の信頼感を置いていないということの現れかも知れません。
その意味では11回の被弾もアンラッキーと言うよりは必然だったかも。
試合は13回にエラーで決着が付いてしまいましたが、2試合連続でエラーやミスが目立つこのシリーズのエンゼルス。
本来の強みであるファンダメンタルがふらついているようでは今後の展開も苦しいものがあります。
しかし、ミスの多さと同じくらい心配なのが主砲ゲレーロの打棒です。
もともと昨年までポストシーズン通算で1本塁打(20試合)しか打っていませんが今年もここまではバットは湿りっぱなし。
打率こそ.286ですがまだ本塁打は出ていません。
この試合でも7回の勝ち越しの好機もあっさり凡退し精彩がありません。
かつては、パワー&スピードで野性味溢れる魅力が一杯でしたが、近年は故障の多さもありすっかり躍動感が無くなってきたような気がしてなりません。
基本に忠実な試合運びを取り戻してもらいたいのももちろんですが、ゲレーロの爆発なくしてはエンゼルスの巻き返しも難しいと言わざるを得ません。
冷たい雨がそぼ降る東海岸から陽光降り注ぐ地元南カリフォルニアへ。
エンゼルスは気分も切り替えて第3戦以降を戦って欲しいですね。
posted by toyorashotaro |23:04 |
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2009年10月17日
以前、友人に紹介された内外の野球に精通した方とお話する機会をもたせていただいた際に、その方はこういう興味深い発言をされました。
「メジャーのポストシーズンって好きじゃないんだよね。なぜってぎっしり日程が詰まっているせいで、肝心のワールドシリーズ第1戦がエース同士の投げ合いにならないんだもの。ワールドシリーズの興味を減じるようなポストシーズン制は意味が無いね。」
なるほど、なるほど。
確かにそのとおりで、ディビジョンシリーズにせよ、リーグチャンピオンシップシリーズにせよ、いわんやワールドシリーズにせよ、そこまでの展開がもつれている限り初戦の先発投手は単純にローテーションに従うしかありません。
その意味では、今年のナリーグ・チャンピオンシップシリーズを戦うドジャースのファンは幸せです。
ディビジョンシリーズを3連勝で終えたため、リーグチャンピオンシップシリーズまで中4日もあるのですから。
トーレ監督は、6人もいる先発候補投手の中からベストのローテーションを組むことができるのです。
逆にいえば、ドジャースの命運はトーレ監督、ハニカット投手コーチら首脳陣の手腕に掛かっていると言えます。
左の強打者が多いフィリーズ打線に対し徹底的に左投手(カーショー、ウルフ)中心のローテを組むか?
それとも過去の実績中心?いや相性?
現在のところトーレ監督の案は「現時点で好調な投手中心」というある種まっとうな選択となっています。
初戦のカーショーに続く今日の第二戦の先発はビンセンテ・パディーヤ。
ディビジョンシリーズで好投しているので当然の選択とも言えますが、左打者に対する今季の被打率が3割に達しているパディーヤをフィリーズ打線にぶつけるのはそれなりに勇気が必要だったと思います。
しかし、案ずるより産むが易し。今日のパディーヤは前回をも上回る素晴らしい投球を見せドジャース逆転勝利の原動力になりました。
そして舞台をフィラデルフィアに移しての第3戦の先発は黒田です。
彼の先発起用にもそれなりの決断力が必要だったことは想像に難くありません。
ウイーバーやガーランドをロースターから外しての黒田起用です。
先日のアリゾナ教育リーグでの調整登板をプライベートジェットでのトンボ帰りで現認したうえでの最終決断ですからそれなりに確信があってのことだとは思いますが、はたして結果や如何に?
posted by toyorashotaro |13:04 |
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2009年10月16日
ナリーグ・チャンピオンシップシリーズ第1戦。
フィリーズが2本の本塁打で敵地でドジャースを破り先勝しました。
30本塁打以上の打者4人を擁しナリーグ1位の224本塁打を誇るフィリーズ打線。
投手優位と言われるドジャースタジアムでの戦いぶりがシリーズを制する鍵となりますので、この戦勝は大変大きな意味を持ちます。
リーグチャンピオンシップシリーズが7戦制になってから、敵地での1-2戦を連勝したナリーグのチームはことごとくシリーズを制しています。
逆にいえば、フィリーズとは対照的に僅か144本塁打のドジャースはヒッターズヘブンのシチズンズバンクパークへ2連敗で乗り込むことになると、相当苦しくなります。
ディビジョンシリーズを3連勝で勝ち抜いたドジャースは中4日で今日の第1戦を迎えました。
中4日もあったということは、どんなローテーションを組むことが可能であったことになります。
今日の第1戦にクレイトン・カーショーを持って来たとい言うことは、比較的左投手に弱いとされるフィリーズの特性を考慮してなるべく左腕投手に多くの先発機会を与えるためかと思いきや、第2戦の先発は左のランディ・ウルフではなくむしろ左打者を苦手としている右腕のビンセンテ・パディーヤです。
もちろんこれはディジジョンシリーズで素晴らしい投球を披露したパディーヤの勢いを評価しての起用です。
このあたりのトーレ監督の判断が果たして吉と出るか凶とでるか?
そしてフィリーズの先発はあのペドロ・マルティネス。
興味は尽きませんね。
posted by toyorashotaro |23:11 |
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2009年10月12日
前日の試合がなんと降雪と氷点下8度という低温のため中止となり、その仕切りなおしとして行われた今日のナリーグ・ディビジョンシリーズ第3戦。
両軍合わせて13人の投手を投入するタフな消耗戦となりましたが、4時間6分の熱戦を制したのはフィリーズ。2勝1敗で大手をかけました。
しかしこの試合、観客のいでたちは完全に真冬仕様。
どう見ても野球をやる天候ではありませんでした。
低気温といえば、今日アリーグのディビジョンシリーズが行われたツインズの地元ミネアポリスでも試合終了時の外気温は氷点下近くまで下がっていたようです。
試合自体は、空調完備のドーム球場ですから選手や観客への影響はありませんが・・・
ご存知の通り、来季からはツインズは待望の新球場ターゲットフィールドでプレーします。
ここは無味乾燥なドーム球場では無く天然芝の野球専用です。
それ自体は大いに結構なのですが、来季ツインズが今年同様にポストシーズンに進出したらどうなるのでしょう?
今回のデンバー同様の事態が待ち構えているとしたらちょっと怖いものがあります。
メトロドームは’82年のオープンで、ツインズはそれ以前は屋根のないメトロポリタン・スタジアム(今は取り壊されショッピングモールになっています)でプレーしていました。
メトロドーム完成前の最後のツインズのポストシーズンは’70年のことです。
当時のポストシーズンは5試合制のリーグチャンピオンシップシリーズとワールドシリーズだけでしかも全てデイゲームでの開催でしたので、冬の訪れが早いミネソタ州でも問題はありませんでした。
ツインズは新しいターゲットフィールドで大丈夫でしょうか?
それともポストシーズンに進出したら従来同様にメトロドームを使う?
今後もNFLのミネソタバイキングスの本拠地として使用されるので取り壊される懸念は無いですものね。
posted by toyorashotaro |23:13 |
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2009年10月12日
アメリカンリーグ・ディビジョンシリーズ、ヤンキース対ツインズの第3戦は現地11日(日)にツインズの本拠地メトロドームで開催され、終盤に自力の差を見せ付けたヤンキースが勝利。3連勝でリーグチャンピオンシップシリーズ進出を決めました。
武運つたなく敗退したツインズはこれで今季の対ヤンキース戦はレギュラーシーズンと合算するとなんと10戦全敗。
個別の試合展開を捉えると結構善戦しているのですが、勝敗結果のみで判断すると一敗地にまみれたと言わざるを得ません。
まさにツインズにとってのヤンキースは、「決して超えることができない父親のような存在」ということになります(因みにこのフレーズはかつてレッドソックス時代のペドロ・マルティネスがヤンキースを比喩して使い話題になりました)。
今日の試合もチャンスは十分にありましたが、勝敗の分かれ目となったのは1点ビハインドでの8回裏無死二塁の場面。
スパンが放った二遊間のゴロを二塁走者のニック・プントがセンター前に抜けると早合点し本塁を狙いオーバーラン、急遽帰塁するも結局タッチアウトとなりました。
二塁走者は自分の後ろ側に飛んだ打球に対しては、三塁ベースコーチの指示に従って走塁するのが鉄則ですが、映像を見る限りプントはハナっから打球はセンター前に抜けるものと決めてかかっていた様子が伺えます。
もともとプントはホワイトソックスのオジー・ギーエン監督をして「ピラニア軍団」と言わしめたツインズベースボールの象徴的存在で、野球を知り尽くしたタイプの選手です。
そのプントですらミスを犯してしまった訳ですから、どうしても勝てないヤンキースに対する大いなる焦りがあったのでしょう。
結局この回は二死からジラルディ監督はリベラを投入。
そのリベラは期待に応え、得意のカッターでマウアーのバットをへし折りました。
マウアーのバットが粉砕された瞬間、ツインズの’91年以来のワールドシリーズ進出の夢も砕け散ったような気がしました。
PS
9回の表、ピンチを広げてからようやくネイサンを投入したガーデンハイヤーの温存策は結果的に裏目に出ました。
NHKの解説の伊東さんはこの起用法に懐疑的なコメントを出されていましたが、評価は大変難しいところだと思います。
確かに絶好のチャンスを潰してしまった後だけに、士気を鼓舞する意味でイニングの頭からネイサンを投入する手もあったでしょう。
この判断は、この試合を取らねば後が無いと考えるか、この試合を勝つだけではだめで第5戦まで持ち込みこのシリーズ(更に言えばその先まで)に勝利せねば意味が無いと考えるかの違いです。
その意味ではガーデンハイヤー監督と伊東さんの考え方の違いは単に個人レベルでの違いではなく、少々大げさな表現を用いるなら日米の文化の違いとも言えるでしょう。
posted by toyorashotaro |15:24 |
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2009年10月11日
「意外にあっさりと決まってしまった」
今日のナリーグ地区シリーズ第3戦、カージナルス対ドジャースをご覧になってそう思われた方も多いでしょう。
ドジャースの先発パディーヤに今日も打線が沈黙、これといった見せ場も無いまま1対5で敗れ2009年のシーズンが終了してしまいました。
敗因は残塁の山を築いてしまった打線に尽きるでしょう。
そして、マット・ホリデイがこのシリーズでの12打数2安打という不振 (1本塁打こそありましたが・・・)と第2戦での痛恨のエラーで「戦犯」ということになるのでしょう。
しかし、ホリデイの不振やエラーにせよ、下馬評の高かったカージナルスの敗退にせよ、メジャーリーガーが良く口にするフレーズを借りるなら所詮” Part of the game”です。
ポストシーズン進出の8チームから、ワールドチャンピオンとなるチームがある限りその陰で敗退する7チームがあるのも勝負の世界の摂理。
ここは勇敢な敗者を暖かい拍手で送りたいと思います。
私の尊敬するスポーツライターの佐瀬稔さん(故人)はかつて
「勝者には何もやるな、敗者にはブルースを」と記されましたが、ホリデイに対しては正にその心境です。
ホリデイは何も恥じる必要は有りません。
山(空気の薄い高地デンバー)から下りたホリデイは「陸に上がった河童かも?」私はそんな思いを持って今季のホリデイを見守ってきました。
実際、新天地オークランドでは開幕当初は不振を極めましたが夏場が近づくにつれ復調。
予定通り(?)フラッグディールトレードでカージナルスに移籍すると、打率.353 13本塁打55打点と見事に期待に応え地区優勝の原動力のひとつとなりました。
今季通算でも打率.313 24本塁打 109打点。
高地以外でも十分数字を残せることを証明しました。
このオフにFAとなりますが、カージナルスのスタンスも当然契約延長でしょう。
なにせ100年に一度の大不況ですから低めの年平均単価をホリデイが受け入れるなら長期契約の獲得も可能では無いでしょうか(球団側も年俸相場が今がボトムだと考えるなら長期契約としたほうがお得です)。
そう言えば、第2戦でエラーを犯したホリデイをセントルイスのファンはスタンディングオベーションで迎えていました。
さすが全米一のベースボールタウン、
「ここまでの活躍を我々は十分評価しているよ。エラーのことは忘れプレーに打ち込んでくれ」
という意味でしょう。ジーンと来るものがありました。
posted by toyorashotaro |23:11 |
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2009年10月04日
MIN 5-4 KC
ザック・グリンキーの今季最終登板。
サイヤング賞を賭けた大事な試合です。
5回まではほぼ完璧な投球でしたが、6回にツインズ打線につかまりました。
4長短打に1死球を与え4失点。その回限りでマウンドを降りました。
防御率は試合前の2.06から若干上がって2.16となりましたがいずれにせよ素晴らしい数字。
両リーグダントツの1位です。
結局今季は16勝8敗。6完投や3完封、更には229回1/3を投げて242奪三振に対し与四球はわずか51と素晴らしい内容です。
サイヤング賞の可能性はどうでしょうか?
私に投票権があれば間違いなくグリンキーに1票を投じますが、正直なところ16勝という数字はライバル達に対し不利な印象は拭えません。
結局サバシアの20勝もなりませんでしたので、案外日本時間の明日の今季最終日に先発するターガースのバーランダーとマリナーズのヘルナンデスのどちらかが19勝目を挙げたら賞をさらって行くかもしれません。
たとえそうなったとしても今季のグリンキーが、心の病からの復帰3年目にしてピカイチのパフォーマンスを見せてくれたことに変わりは有りません。
大健闘を讃えたいと思います。
試合は4対4の同点の8回裏に飛び出したマイケル・カダイヤーの一発でツインズが勝利。
ついにタイガースと同率首位で最終日を迎えることになりました。
1ゲームプレーオフが行われる場合は今季限りとなるメトロドームで開催されます。
posted by toyorashotaro |23:00 |
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