2008年12月23日
刻々と大会開始の時刻が迫ってきました。いよいよ出場選手インタビューも最終回! 最後はNJKFスーパーフェザー級王者・赤十字竜選手です。リングネームの読み方は「あかじゅうじ・りょう」。弱冠20歳の新鋭王者が語る、トーナメントの目論見とは?
──このトーナメントのことを聞いたときの気持ちは?
赤十字 まだ7戦しかしてないのに、こんな大きな大会に出していただいて、ラッキーと思いました。
──チャンピオンになってすぐですが。
赤十字 緊張とかはそんなにないです。強い選手とどんどんやりたいと思っていて、今回はやったことのない選手ばかりなのですごく楽しみです。
──名前は知ってるけど試合は見たことのない選手も多かった?
赤十字 そうですね、対戦が決まるまでは。決まってからはいろんなビデオとかを見て、研究しました。申し訳ないんですが、関西のお二人と、石井宏樹選手のことは知らなかったんです。
──石井選手は優勝候補と言われていますが、改めて見てみてどうでした?
赤十字 やっぱり落ち着いてるし、強いとは思いました。でもやってみないと分からないので。
──20歳で、参加選手中、最年少になりますね。
赤十字 年は関係ないと思うんですけど、若い方がエネルギーがあるというか、元気があると思うんで、根性で闘いたいと思います。
──会見では「ガンガン殴り合って面白い試合を」と言ってましたね。
赤十字 お客さんには楽しい試合を見てもらいたいし、殴り合いが一番分かりやすいと思うんで。
──関西でエキシビションをしたことがあるとか?
赤十字 そうですね。落ち着いてやっていたら、つまらなかったらしくて、沸かなかったんです。それで、関西では技の応酬とかではなくて、ガンガンいかないといけないのかなと思いました。
──公開抽選では最初にボールを引いて、最後まで相手が決まりませんでした。どんな気持ちでした?
赤十字 ドキドキしましたね(笑)。
──それで吉本光志選手に決まったわけですが。
赤十字 映像を見たら、前に前に来る選手なので、テクニックも少し入れて(笑)さばけたら、かつ打ち合う試合ができたらと思います。
──やりやすいですか?
赤十字 前に前に来る選手はあまりやったことがないので、楽しみでもあります。
──ワンデートーナメントはプロでは初めてだと思いますが、グローブ空手時代は経験してますよね。
赤十字 はい。まあ痛いところとか出てきますけど、やらないといけないんで。今回もやっていてヤバイと思ったら、あとのことは考えずに全力を振り絞らないと。
──チャンピオンクラスが集まるので、全試合そうなりそうですよ。
赤十字 そうですね。1試合目から全力でいくと思います。
──今年、ケガから復帰していきなりタイトルマッチ、そしていきなりこの大舞台ですが慌ただしい感じはないですか。
赤十字 いや、別に気にはならないですね。強い人とやりたいということしか頭にないので。
──フェザー級からスーパーフェザーに上げて、今回は62kgですね。
赤十字 今まで減量がけっこうきつかったので、ちょうどいいですね。
──キャリアも実績もある年上の選手たちに囲まれて、気後れはないですか。
赤十字 ないですね。それだけ練習しているんで。
──今回、多くの団体の王者が集まっていて団体対抗戦的な要素もありますが、その中でNJKFの強さを見せるという気持ちは?
赤十字 そうですね。代表として選ばれたので、重いものを背負って恥をかかないように、優勝を狙っていきます。
──1回戦の相手、吉本選手は全日本キックの選手です。10月8日の「山本元気VS桜井洋平」戦あたりを踏まえて意識するようなことは?
赤十字 いえ、特には。誰が来ても同じだと思ってるんで、そこは意識してません。
──赤十字選手が優勝すると、一気に若い世代が注目されることになると思いますが。
赤十字 自分は世代交代の時期だとは思ってます。尊敬はしてますけど。自分がそうできる立場になって、有名になれたらいいですね。
──これからのキック界を引っ張る?
赤十字 そういう存在になりたいですね。そのためにまずは優勝して。有名になったらいろんなところに行ってどんどん強い人とやれると思うんで。
──優勝賞金の使い道は?
赤十字 うーん……ほとんど貯金だと思うんですけど、あとは友達とかジムの人たちに軽くおごったり(笑)、あとはちょっと親孝行を。
──何かプレゼントとか?
赤十字 現金を渡します(笑)。それが一番喜ぶと思うんで。
──関西のファンの方に、どんな試合を見てもらいたいですか?
赤十字 面白い試合、印象に残る試合をしたいと思います。あ、でもトーナメントなんで、勝てる試合を。
──リングネームが変わった読み方ですが、その由来は?
赤十字 ……内緒でお願いします。
──そうですか(笑)。では最後に、意気込みをお願いします。
赤十字 絶対優勝します!
posted by touitsu |12:23 |
出場選手インタビュー |
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2008年12月23日
出場選手インタビューも大詰めの第7弾は、「K-1推薦」として出場するWFCA世界ライト級王者・梶原龍児選手です。今年はK-1にも二度(韓国と武道館)出場した梶原選手、その自信のほどをお聞きください!
──調子の方は?
梶原 この前の大月晴明戦(10月1日、日本武道館)から考えたら全然動きがいいっていうか、あの試合ですごい成長しましたね。経験値が上がりましたね、かなり。
──このトーナメントの話が来たときはどう思いました?
梶原 (前田憲作)先生と相談して、10月の大月戦の後試合をしないで、弱気で来年につなげるより、アグレッシブに、ポジティブに考えて、試合をして来年につなげようと相談し合って決めました。
──出場メンバーについては?
梶原 もう正直、ここまで来たら誰々が来るなっていうのは分かってるんで、驚きもしないし。いつかやるんだろうっていうか。ここ5年ぐらい、トップが変わってないじゃないですか。それが、オレの中ではイヤなんですよ。それを覆したいんで。オレがキックを始めて4年ぐらいなんですけど、始めた頃にメインにいた人が、まだいるわけじゃないですか。オレからしてみれば、もういいですよ、って感じだから。そういう位置を、オレに代わりたい。それで今度はオレが、下から来る若い世代とか、勢いのある若手の壁になりたいっていうか。そういう風に考えてますね、格闘技を。
──なぜ、そんな風に流れが遅いんだと思いますか?
梶原 MAXとかだとメディアに乗るので、ずっと同じ人たちだと飽きられるじゃないですか。だから、それを加味してマッチメイクされてると思うんですけど、ライト級だとマニアの人たちが注目しているので、けっこう長い目で見てると思うんですよね。でもここからはK-1もできたし、60kgが盛り上がってくるじゃないですか。そういった面で、一掃した方が面白いんじゃないかなあと思いますね。その中でオレは、ライト級のジェロム・レ・バンナであったりピーター・アーツみたいな存在になりたいですね。年齢的にもそういう位置に来てるし、トップになるって決めてるから、自分の中で。
──会見でも「3年は君臨する」という言葉がありました。なぜ3年なんですか?
梶原 奇数だから(笑)。2年や4年より、3年の方がいいでしょ(笑)。
──そういう風に時間を決めて考えてる選手って、珍しいのでは?
梶原 でもイチロー選手とか北島康介選手、それから野球でメジャーに行ってる選手にしても、逆算できるんですよ。逆算できない人が、体を壊して辞めていく例が多いと思うんですよね。逆算するから、今はこの準備期間だなとか。今は、こっち(頭を指さす)の方もみんなクールになってると思いますよ。僕はそういう人間だと思うし。
──梶原選手がここまで来たのも、そういう計算?
梶原 うーん……計算と、勘ですよね。こっち行った方がいい、こうした方がいいっていうのはそういう勘と、あとクールに考えて、っていうのはありますね。
──抽選会のクジ運については?
梶原 オレ、前の日に夢で見たんですよ。ホントに。オレの相手が黒田選手で、となりの枠に吉本選手がいるんですよ。向こう側に石井選手がいて。これを夢で見てるんですよ。で、怖い夢だと自分で起きられたりするじゃないですか。いい夢だとまだ寝とこう、みたいな。それで準決勝を勝ち上がって、決勝の相手は!ってなった時に、これは楽しみにとっておこうと思って起きたんです。
──すごいですね!
梶原 ホントにすげえなと思いましたよ。僕の勘ってちょいちょい当たるんで、勘に頼ることもありますよ。
──試合中は?
梶原 試合では……勘ってないんじゃないですかね(笑)。やっぱり作戦と、その場のひらめきで。真剣の刃のきらめきみたいなもので、みんな王者だから一瞬でぶった切らないと勝てないですよね。ただ単に作戦の枠にはめるだけじゃ、チャンピオンにはなれないですから。それ以上のものがあるから、みんなチャンピオンになったんですよ。そういうトーナメントなんで、作戦プラス一瞬のひらめきは大事にしてますね。それが一番だった人が、当日にチャンピオンになると思うんで。
──黒田選手の印象は?
梶原 岩石(笑)。岩石みたいに、ゴロゴロゴロゴロ転がって向かってくる感じ。半年ぐらい前に渋谷でクラブに行ったら、なぜか黒田選手がいて。変な縁だなと思ったんですけどね。その時は敵じゃないから、ちょっと話したりしましたよ。
──またやることになりましたが。
梶原 無心でやろうかなと思ってます。トーナメントって、1回戦がすごく大事なので。体力残してやるつもりはないし、全力でいきますよ。向こうも、オレを倒したら……と思ってるでしょうから。
──当然、前回の対戦の頃とは違ってると思いますけど、どこが違うと思いますか?
梶原 岩石の幅がでかくなってるんじゃないですか?(笑) 同じチームドラゴンの細野(岳範)さんに勝ってるじゃないですか。あれで、僕の中でも評価が高くなりましたよね。でも、勝ちますけどね。印象はそんな感じですかね、テクニックがあるとかは思わないですね。
──梶原選手自身が変わった部分は?
梶原 今までは、パンチ一辺倒の選手だったと思うんですよ。みんな今までのオレのビデオを見て研究してると思うけど、ちょっと最近はパンチ一辺倒じゃなくなった感じですね。新たな武器を持って、フリースタイルで。今はそれがテーマですね。何がくるか分からないみたいな。音楽でいうとミクスチャー。
──ふだん大会のない関西ということで、分かりやすい試合が求められそうですが。
梶原 ダウン、KOですよね。それは狙ってますよ。
──ワンデートーナメントですが。過去に経験は……。
梶原 新空手と、J-NETの新人王トーナメントぐらいですね。今回、試合順とか見たらけっこうタイトですよね。まあでも、1回死んでやろうと思って。去年、前田尚紀戦(8月)で三途の川は見てるんで(笑)。おぼろげながら、試合後の医務室で。そのぐらいの覚悟はしてますよ。
──梶原選手は他の選手たちと違って、トーナメント7選手のうち3選手と対戦経験があります。それは気持ちの上で違うものですか?
梶原 別に何とも思わないですけどね。でも、その人たちとも当たる可能性もあるじゃないですか。そしたら、全部がリベンジ。勝ってる選手もいるけど、もう1回勝てば確実にオレが一番ってなると思うし。
──梶原選手についている「K-1推薦」という肩書きは、当日のお客さんからすればとっつきやすいのかなという感じもありますが。
梶原 意識もしてるし、アドバンテージを感じている部分はありますね。逆に他の7選手からしたら、オレを倒せばK-1に出られるんじゃねーの?、確率高いんじゃねーの?みたいな感じで、黒田選手なんかも喜んでると思うけど、そうはいかないですよね。
──それだけの自信はあると。
梶原 自信もあるし、逆にお客さんにとって情報が少ないところでやるんだったら、見た感じオレが出た方がいいでしょっていうのもあるし(笑)。
──対戦相手の研究は、綿密にする方ですか?
梶原 綿密にはしないですね。前田先生に任せてます。あとは、リングの上で闘うのはオレなんで、その時の勘であったりとか、ぶつかったときの意外性とかがあるんでインターバル中に相談したりするんですけど、僕はもう前田先生にお任せしますね。ビデオも1回か2回、ざっと見る程度で。
──黒田選手以外の6人は?
梶原 何だかんだで見てますね、生も含めて。及川選手なんて、僕がデビュー2戦目で出た大会のメインに出てタイトルを取ってますからね。
──さっきも出ましたが、そういう選手は……。
梶原 もうね、お腹いっぱいでしょっていう感じもあるし。その時も、仲間に「あれぐらいやらなきゃダメだよ」って言われたんですよ。それが今、同じ舞台に立てたんで、オレの中でも成長したなっていうのはありますね。逆に越えないといけないし。石井選手もそうですよ。僕がボクシングやってたときに、友達がキックやってて応援に行ったんですよ。その時が、石井選手が我龍真吾選手からタイトルを取った時で。その時、「この選手、ボクシングうまいな」と思って。そう考えると面白いですね、いろいろ。
──このトーナメントは、自分の手でそういう選手たちに「ご苦労様」と言えるというわけですか。
梶原 今後は、もう全部そうしたいです。オレは今、ちょっとこういうヤツがいるよっていう感じで名前が知られてきてるけど、ライト級ではもうけっこう知られてる選手が今回出てるじゃないですか。そういう人たちに、オレが「もういいよ、いいよ、いいよ」って。今はジムもやってて、将来的にはプロも育てたいですしね。そういう時にでかい壁は必要だし、オレがなった方が説得力があるじゃないですか、生徒たちに。そういう長いスパンで考えてますね。
──今年は今のところ4試合して、1勝3敗という成績です。ストレスが溜まった年なのでは?
梶原 いや、みんなと話してたんですけど、やっぱり年間5試合ぐらいがベストだねと。4試合だと絶対、オフの時期ができちゃうんですよ。オフの時期になると、1回スタミナが落ちちゃうじゃないですか。5試合だとコンスタントに上がってる状態だから、オレとしてはラッキーですね。まだ商品価値があるってことだし、うれしいですよ。
──じゃあ、今年をバシッと締めて。
梶原 はい。来年、出たい大会もあるし。やっぱり10月のMAXを経験すると、ああいう舞台ももう1回出たいですからね。そういうところでやっていきたいですから。そのためにももちろん優勝して。それに、「TOUITSU」っていうイベントが今後も続くんであれば、一発目でインパクトを残せば今後も使ってくれるだろうし。覚悟して、命かけてやりますよ。
──黒田選手は、「キックボクシングの本質を見せたい」と。
梶原 へえ〜、見たいですね(笑)。じゃあオレは、オスとオスの闘いの本質を見せますよ。キックボクシングっていうとルールの中に入ってるじゃないですか。オスとオスの対決だと逆に知識のない人たちには面白いと思うんですよね。ライオン同士が、こっちを咬まれてもこっちを咬む、みたいな。そういう試合をしますよ。
──梶原選手にはシンガーとしての顔もありますよね。それは自分の中ではどういう位置づけなんでしょう。
梶原 人に伝えるものとか残すものっていうのは、種類にしたら一緒だと思うんですよ。闘いだったら見せることができるし、音楽だったら聞かせることができる。ライブだったら、見せて聞かせることができるじゃないですか。自分はそういう風にやっていって、自分の生き方も間違ってなければ、それはそれでメッセージになるじゃないですか。両方覚悟を持ってやっていければいいんじゃないかと。
──黒田選手は、「自分はキック一本でやってるから、負けない」と。
梶原 へえ〜。今は二足も三足もわらじを履いた方がいいよって、そういう時代だよって伝えといてください(笑)。今はもう、そんなの関係なくないですか? 古くないですかね(笑)。ウェイトの置き方ですよ、全部。オレは器用なだけで、彼は不器用なんじゃないですか。
──お客さんにはどんな自分を見てほしいですか?
梶原 フェイクが多いんで、こいつやべえなって感じで思ってもらえれば。昔やんちゃしてたんだけど結婚して、子供もできてちょっと落ち着いちゃったっていう人には、「まだ終わってねえだろ!」みたいな。そういうのを伝えたいし、若い子たちが見てるんであれば、こんぐらい自由にやっていいんだ、でも真剣にやってるんだ、みたいなものが伝えられればいいですね。
──フェイクが多いですか。
梶原 多いんじゃないですか。闘いを見てても、「え、何でここで倒れるの?」みたいな。格闘技とかをやってない人が見ても、今倒れるところじゃねえだろとか、後ろ向くとこじゃねえじゃん、みたいな。そういうところだと思うんですよね。本物を見たい人っていうのは中身を見るから、ダウンした時にもう諦めちゃう人、いきなり背中向けちゃう人っていうのは面白くないじゃないですか。というか、そういうのを見に来てるわけじゃないから。オレはその逆をやりますよ。
──何でここで立てるんだ!みたいな。
梶原 そうそう。それが無意識にやれたのが前田尚紀戦だと思うし。まあ、アレを繰り返すのはしんどいですけどね(笑)。でも、今後はそういうスタンスでやりますよ。
──優勝賞金の使い道は?
梶原 考えてるんですけど、賞金よりも名前と地位と、「全部のけてオレ」っていうのと、それ全部が来年のためだと思うんですよ。「K-1ライト級はこいつ出さないと面白くない」っていう価値も持ちたいし、名声も持ちたいし、よみうりテレビさんもつくし。それプラス賞金っていう話になれば、300万にあとちょっと足せば、サラリーマンの1年の収入になりますよね。それを来年1年、自分のために使いますよ。再来年、もっと強くなるために。ここまで考えてるヤツいないと思いますよ(笑)。車買って……とかはあるでしょうけど。
──優勝して、09年はどんな年になるでしょう。
梶原 今年は、振り返ってみたらK-1さんにも出させてもらってるし、全日本キックさんにもJ-NETさんにも出させてもらって、ライブもやらせてもらってるから、けっこういい年なんですよね。それが準備期間だとしたら、来年はもう1個先に進みたいですね。
──では最後に、対戦する黒田選手にメッセージを。
梶原 黒田くん、キミはオレの中のイメージでは巨大な岩石なんで、オレが小石に砕いて吹き飛ばしてあげます!
posted by touitsu |08:40 |
出場選手インタビュー |
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2008年12月23日
さあ、いよいよ大会の時間も近づいてきました。出場選手インタビュー第6弾、J-NETWORKライト級王者、黒田アキヒロ選手の登場です。最初の会見で希望した梶原龍児選手との対戦を、抽選会で見事に引き当てた“強運”の持ち主、黒田選手。リベンジにかける意気込みは?
──調子はどうですか?
黒田 いいですね。この大会のために、いつも以上に準備してきたんで。でも自分だけじゃなくて、他の7人もそうだろうから、どうなんでしょうかね(笑)。やってみたら面白いんじゃないですか。
──このトーナメントのことを聞いた時は、どう思いました?
黒田 ラッキー!って(笑)。タイミングがすごくよくて。チャンピオン取ってすぐで、今までもキックの歴史ってあるんだけど、こんな風にライト級がクローズアップされた大きな大会、他団体の人が交流できる大会ってなくて。その時に自分がチャンピオンだったので、ラッキーとともにもう、やるしかないなと。
──「オレのためのトーナメント」という感じですね。
黒田 日本で一番になりたいって、昔からずーっと言ってて、それがこのタイミングなのかなと。
──公開抽選ではまた願ったり叶ったりで、「リベンジしたい」と言っていた梶原龍児選手都の対戦が決まりました。
黒田 あれは……神の手じゃないですかね(笑)。言った通りになったから。個人的にも3年ぐらい前に負けてるんでやりたかったし、J-NETWORKとしても、西山誠人選手も小宮由紀博選手も敗れてますから。個人としてもJ-NETとしてもリベンジになるから。前のチャンピオンシップ(8月の細野岳範戦)もリベンジだったし、それもつながってるんで。
──ボールを引いたときは?
黒田 キタキターッ!って思って(笑)。
──前の対戦は3年前ですが、あれから自分はどこが変わりました?
黒田 あれからすごく挫折があったんで、そこからはい上がってきたのが大きいと思います。ただ、あっちも同じように世界のトップまで行ってるんで、前回の対戦は参考にはならないと思います。
──会見では、「本物のキックボクシングを広めたい」という言葉がありました。
黒田 今って、ホントにみんな強いんですけど、テレビでやってるのが「闘う芸能人」みたいになっちゃってる感じがして。そうじゃなくて、リングって10月の魔裟斗選手と佐藤嘉洋選手みたいに、ガチでずーっとそれだけで闘ってきた人が上がって、表現する場だと思ってるんですよ。それで、たまに芸能人とかが上がってきて誰かとやらせるっていうシチュエーションってあるじゃないですか。そういうのじゃなくて、ホントに格闘家が純粋にリングの上で闘うっていう姿を見せたいなと思ってます。
──本物のキックボクサーが闘う姿ですね。
黒田 はじめは芸能人に注目してもらって、それで純粋なキックボクシング、格闘技っていうのを見せればみんなも分かってくれるし、そのために僕らは毎日、仕事としてキックボクシングを練習してるんで。
──「キックボクシングの本質」という言葉もありましたね。
黒田 リングに上がったらそれまでのバックボーンなんて関係ないんで、純粋に選手の人間性が出てしまうんで、イケイケの人がリングに上がった途端小さくなってしまったりとか、その逆もあるし、そういう人間の本質が、あの四角いリングの中では見られるんで、そこがすごく楽しいと思うんです。
──今の梶原選手の印象は?
黒田 ボクシングがすごくうまいし、頭がいい選手だなと思いますね。試合運びとか、コメントとかでも。
──越えなければいけない相手?
黒田 そうですね。自分にとっては、まさしくそうだと思います。
──梶原選手は、「まだやりたいのかなって」と言っていました。
黒田 そりゃやりたいですよ、負けてるんですから! 納得いった判定でもなかったし。あれって自分の弱さだと思うんですけど、延長で負けちゃって。3Rでこかして「勝った!」って思って、それが僕の油断だったんでしょうね。勝ちたいっすよ、当然(笑)。勝ち逃げは許しませんよ。
──関西でやることに関しては?
黒田 そうですね、東京以外でやったことないんで。タイの田舎でやったことがあるぐらいで。「関西発」っていうのがまた、新しい発想でいいんじゃないかと思いますね。アピールの場じゃないですけど、お客さんがそこで「キックって面白いじゃん」ってなって火がつけば、また全国に広がるから面白いと思います。
──今回、ワンデートーナメントということですが、黒田選手は1日2試合も経験されてますね(07年11月、ライト級王座決定トーナメント)。
黒田 まあ、参考にはならないと思いますね。過去の自分ですから。
──今回のトーナメントについては?
黒田 しんどいんじゃないですか(笑)。しかも、対戦相手が全部チャンピオンですから。そりゃあ、みんなしんどいですよ。
──でもダメージを負わない闘いをするとお客さんの望む内容にはならないという、別のジレンマもあるんじゃないですか。
黒田 いや、僕は今までも勝つことしか考えたことがなかったんで、今回もそのスタイルは貫きます。じゃないと自分にウソをつくことになるし、今まで応援してくれたファンの方にもウソをつくことになるから、僕は勝つことしか考えてません。
──62kgという体重に関しては?
黒田 減量が楽になっていいんじゃないですか。自分には合ってると思います。
──対戦相手の研究は、綿密にやる方ですか?
黒田 けっこうします。後はトレーナーの先生方と一緒に、こうやったらいいんじゃないかということで教えてもらったり、自分の意見を言ったりしながら。
──では今回も、梶原選手の弱点を?
黒田 それはナイショです(笑)。
──他の6人に関しては?
黒田 一応、ビデオは一通り見て、先生ともこんな対戦相手になるんじゃないかというのは話してますね。でも大事なのは初戦、初戦に勝たないと次はないから、割合的には初戦の梶原選手が9割ぐらいですね。
──一通り見て、改めて気になる選手は?
黒田 やっぱり石井選手は別格ですよね(笑)。そこは認めないと、そこで張り合っちゃってたら進まないんで、認めてから考えるということで。ラジャのチャンピオンに肉薄してる試合もあるし、僕がアマチュアでやってた頃から第一線でやってた人ですから。やっぱり素直に強いなあと思いますよ。
──最大3試合やるために練習で気をつけた部分は?
黒田 イヤっていうほどやりましたんで、もう思い出したくないんで言いたくありません(笑)。
──前回の細野戦では初のKO勝ちでしたが、自分の中で変わったと思った部分はありましたか?
黒田 そうですね。今まで自分の試合ってダラダラ終わっちゃってたんですけど、「あ、締めれた」と思って。こういう闘い方もできるようになってるんだなっていうのを再確認できました。チャンピオンって、絶対運もあるだろうし、必ず勝つと言われていた人が負けることもあるだろうし、そこをリベンジできたというのは大きかったですね。勝ったということは、変わってるんだろうなと思いました。
──細野戦は3度目の対戦ということもありました。その中でリベンジ成功ということで、そういう因縁とかを頭に入れたらモチベーションが上がる?
黒田 ありますね、言われてみたら(笑)。普段、そんなに感情入れることってないんですけど、感情入れたらテンション上がるってこともあるし、一つの試合ってだけじゃなく面白みが自分の中で増えるんですよね。あ、これリベンジじゃん、倒してやろうみたいな。
──それだと、今回はより以上に盛り上がってるんじゃないですか?
黒田 そうですね。もともとヒマな時に、そういうのを考えるのが好きで(笑)。この人は誰に負けてて、この人は……って考えていくと全部因縁になって、楽しみだなあって。
──会見では、「チームドラゴンには負けられない」という発言もありました。J-NETのリングで自主興行みたいなこともやってるわけですが、チームドラゴンに対してはどんな思いがありますか?
黒田 頑張ってるからできてるのは認めるんですけど、そこは当たり前のようにやらせてしまう自分たちっていうのも変えていかなきゃいけないんじゃないかなと思います。J-NETの選手が強くなって、チームドラゴンを排除するじゃないけど、勢力を小さくしていかないといけないっていうのは感じてますけどね。
──他の7人と比べて、これは自分しかしてないだろうという経験は?
黒田 タイの田舎で、お祭りのようなところの汚いリングで闘った経験ですかね。タイ人からは、試合イコールお祭りだからそんなにナーバスにならなくてもいい、もっと楽しめ、ということを言葉だけじゃなくて体で体験しました。それが大きな財産というか、他の人にはないんじゃないかなと。3ヵ月で7試合とか、4週連続で試合したりして、試合がそんなに「普通じゃないこと」じゃなくなったし、リングに上がることも怖くなくなって、逆に楽しみになりました。
──最初の会見で、自分の所属団体の名前を一番多く口にしたのは黒田選手でした。団体同士の闘いというのは大きく意識しますか?
黒田 やっぱり僕を育ててくれたのはJ-NETWORKだから、それに対して感謝の気持ち、恩返しっていうのがすごくあるんで。僕は自分のために闘ってるけど、僕が勝つことによってJ-NETっていう名前がついてきて、恩返しができると思ってるんで。原点は忘れちゃいけないと思ってます。
──梶原選手には「K-1推薦」という肩書きもついているので、関西のお客さんの注目度も違うと思いますが。
黒田 そうですね。彼もボクシングからポッと出てきたわけじゃなくて、地道にやってきてK-1まで行った人ですけど、まあオレはオレって感じで。「J-NETWORKの黒田」で闘って勝ってきます。
──J-NETの選手は、外のリングで強い選手の相手として出ることも多く、そのためにもうひとつ勝ちきれない印象もあります。それだけに「勝つJ-NET」を見せたいという気持ちも?
黒田 もちろん。J-NETのリングがオープンになった分、そういうことも増えてると思うんで。だから、このトーナメントは絶対優勝したいと思います。
──優勝賞金が300万円ということですが、使い道は?
黒田 1000万円に膨らましたいんですけどね(笑)。海外に行きたいですね。旅行じゃなくて、ヨーロッパとかで試合がしたくて。そこでうまく乗っかれば……全然理想なんですけど(笑)、そこに移住して、とか。自分のためにも使って、結果的に後輩たちの道しるべになれたらなあみたいな感じですね。
──梶原選手のことは、好きですか?
黒田 パフォーマーとして、すごいんじゃないかとは思いますけどね。ファイターとしてはつかみ所がないというか。ホントうまいし。実績というか、結果を出してるから強いんでしょうけど。頭がよくて、うまさで勝つ選手だなと。当日は逆で来るかもしれないですけど、そこがまた楽しみでもあるし。
──歌手としての顔も持っている選手ですが。
黒田 うーん……歌は聞いたことないですけど、入場曲はけっこうカッコいいなと思って(笑)。でも、両立できるほど簡単な競技だと思わないんですけどね、キックボクシングって。だから、どっちかに絞れてない時点で、まずいんじゃないかなと思いますけど。それで勝ってるんだからすごいとは思いますけど、やっぱりキックだけやってる人が負けるわけないと思うんで。オレは何が何でもキックボクシングで食っていくって決めたんで、これのことしか考えてないです。仕事でもあるし、最大級の趣味でもあるし、全部ですね。
──どんな自分を見てもらいたいですか?
黒田 泥臭いというか(笑)、やってきたことが全て反射して出ると思うんで、それがきれいだったり汚かったりすると思うんですけど、全て出るんで、そこを見てもらえれば。それで、勝った自分でみんながイベントを楽しく見てもらえればいいなと思ってます。
──最後に、梶原選手に対するメッセージを。
黒田 最高の黒田アキヒロをお見せして、あなたを倒します。よろしくお願いします。
posted by touitsu |08:34 |
出場選手インタビュー |
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2008年12月23日
いよいよ日付が変わって、大会当日になりました! 出場選手インタビュー第5弾はIKMF東洋ライト級王者・吉本光志選手。小中学生時代を過ごした思い出の関西で、旧友たちに優勝する姿を見せられるのか? そしてその旧友たちから連絡は来るのか?(これをご覧になった方で吹田時代の同級生の方がいらっしゃったら、是非コンタクトを!)
──このトーナメントのことを聞いたときは、どう思いましたか?
吉本 みんな言うと思うんですけど、今自分がこのポジションにいながら、一生の中で闘うのは無理だろうなあと思っていたカードが実現できるのはすごくうれしいなあと思って。体重とかもいつもバラバラでやってるから(オファーが来ても)1日考えたりする試合が多いけど、今回は即答でやりたいと言えるぐらいの魅力ある選手が集まってきてるんで。この試合で頑張んなきゃいつ頑張るんだっていうカードですね。
──二つ返事で。
吉本 そうですね。選手だったら強い選手と闘えるってことはうれしいことなんで。いろんな団体の選手が集まってるんで、自分も出ないわけにはいかないって感じですね。
──もともと気になった選手たちでしたか。
吉本 気になってたというより、闘ってみたいなあ、でも闘えるのかなあって感じでしたね。ホントに夢のような大会ですよ。優勝しないと、2回目3回目あっても選ばれるかどうか分からないですから。各団体のライト級周辺のキックボクサーとはやりたいから。
──今回はワンデートーナメントですが、初めてですよね。
吉本 そうですね。トーナメントっていうか、オレの中ではハッキリ言って総当たりでやりたいぐらいのメンバーなんで、トーナメントだからって関係ないですね。総当たりでも全然いいです、オレは。全員とやりたいです。これ逃したら、いつできるか分からないですからね。
──公開抽選では、大会の一発目となる第1試合になりました。
吉本 公開抽選って言っておきながら、僕はアイウエオ順で最後なんで抽選してないんですよね。気合い入れて行ったんですけど(笑)。(ボールが入った箱を)かき回そうぐらいの気持ちだったのに。「公平にアイウエオ順で行きます」って、それ公平なのかよって(笑)。まあ、僕は学校でも“ワタナベくん”がいない限り最後のことが多いんですけどね。
──でも、一発目というのはやりやすいんじゃないですか。
吉本 そうですね。一発目勝って、残りの試合で見たいカードがあるんで。まあ一発目でも四発目でも変わらないと思うんですけど、1回戦っていうのが重要な試合だと思うんで、しっかり1回戦に集中する環境を作っていきたいと思います。一発目だと時間もあまりずれないでできるんで、その点ではいいかなって感じですね。
──見てみたい試合というのは?
吉本 別ブロック、特に「壮泰VS石井宏樹」は見たいなあと。若干、ファン目線もあるかもしれないですね。及川選手の試合とかもけっこう前からちょくちょく見てて、やっぱシュートボクシングでトップ張ってる選手だなあと思いましたね。
──今回、チャンピオンクラスが集まる中で、老舗の全日本キックから出場する吉本選手としては、全日本の看板を背負うという気持ちはありますか?
吉本 看板を背負うというか、もちろん全日本キックとして負けらんねえし、自分個人としても負けらんねえし。これまで団体同士で交わらなくて、チャンピオンが何人もいる現状っていうのはやっぱり団体間の難しい問題とかお互いのプライドがあったりすると思うんで、団体を背負って立つっていう言い方をしてしまうとまたちょっと……ここはせっかく団体間の問題とかクリアして出てきてくれた選手たちなんで、勝っても負けてもホントに燃え尽きるような試合がしたいんですよね。仮に誰かが負けたからその団体が負けたとかじゃなくて、個人の選手が個人の選手に勝った、オレはこいつに勝ったからってその団体に勝ったと思ってないし、その点ではせっかくこういう交流戦が一回できるようになったんで、これで終わりにはしたくないなっていう気持ちがあるんですよね。だから、難しい問題にしてしまうのはオレはあんまり好きじゃないし、ややこしい問題が増えてしまうとこれからキックボクサーを目指す人たちにとってまた何年もこういう問題を抱えたままになってしまうことになるし。キック界は、現状が良くなるか悪くなるかどっちかだと思うんで、このまま現状維持で行くとは思えないし。せっかくこういう大会があるんだから、2回3回とやってキック界の現状がよくなるような大会にもしたいなあと思うんですよね。
──なるほど。今回は62kg契約ですが、どうですか?
吉本 毎回、違う体重でやってるんで、今回は62kgですけど、調整はしっかりやりますんで。もちろん問題ないです。
──会見でも言ってましたが、吉本選手は関西にゆかりがあるんですよね?
吉本 そうなんです。小中学校が大阪の吹田市というところで、けっこうその時は野球部にも入って楽しく過ごしてたんですよ。でも引っ越しが決まって東京に来てしまって、今回連絡しようとしたらみんな携帯の番号が変わっちゃってて連絡取れないんですよ。オレは今でも友達だと思ってるけど、向こうは違うみたいですね(泣)。テレビとか見てもらいたいですよね。ホントは会いたいですよ、せっかくだから。
──優勝して、ですか。
吉本 そう、優勝して、じゃないと会えないと思うんで。負けて顔合わすような大会じゃないですからね。
──じゃあ、関西にはいいイメージがあるわけですね。
吉本 そうですよ。甲子園に阪神の試合も見に行ったし、いろんなとこ行ってましたよ。
──対戦相手の赤十字竜選手の印象は?
吉本 けっこう若さを武器にして、パンチも思い切り振ってくるけど、ここがローのチャンスだと思えばローばっかりバンバン打ってくるし、思い切りのいい選手だと思いますね。あと、ブランク明けにもかかわらずああいうアジャストした試合ができるというのはすごいなあと思いますね。
──勢いがある?
吉本 勢いだけじゃないな、って感じはありますね。
──赤十字選手は今20歳ですが、吉本選手は20歳の頃はまだキックはやってなかった?
吉本 金髪ロン毛でしたからねぇ。その点で赤十字選手は、20代の頃のオレには勝ってるなと思いますね。
──吉本選手にはその分、総合格闘技やトーナメントなど、いろいろな経験があると思うんですが。
吉本 経験を武器にして……経験だけじゃなくて、そこから学んできたこともしっかりあるし、最近徐々に試合を組み立てられるようにもなってきてると思うし。もちろん勢いも、オレにもあると思うんで、このトーナメントは後のこと考えて勝てるようなものじゃないと思うんで、1試合1試合集中して、その時のことだけを考えてそれが結果、優勝につながると思います。
──関西ということで、キック自体を生で見るのが初めてというお客さんも多いと思います。そうなると、より分かりやすい試合、倒し倒されというのが求められると思うんですが。
吉本 1試合目ということもあって、しっかりつかんでいかなきゃいけないと思うんで、分かりやすい試合をしたいですね。よそゆきファイトはしたくないんで、自分は自分らしい闘い方を。会場が大きくても、後楽園でももっと小さいところでも同じ試合、集中力で勝つ試合をしたいと思ってます。
──吉本選手もまだ若いですから、世代交代という感じではないですよね。
吉本 まあ気持ちで負けちゃうと若さでも負けちゃうんで。キックに限らずボクシングとか他のスポーツでも、30代でも偉大なチャンピオンの人たちからは勇気をもらってるんですよね。オレも30代でも現役で輝いていたいから、だからぬるま湯に浸かったファイトをしてたら、体がもっても立場がもたないと思うんで、しっかりと勝ち続けて30代を迎えて、そこを越えても第一線で闘えるようなファイターになりたいですよね。だから常に危ない橋を渡ってるような気持ちでやっていきたいですね。
──今年の5月、梶原龍児戦の後のマイクアピール(「格闘技を辞めた後の人生なんて考えてません。リングで死ねれば本望です!」)が印象的なんですが。
吉本 チャラチャラ有名になりたいと思ってリングに上がってないし、ニセ者はいらないんで、はっきり言って。僕は真のファイターになりたいから、言わせてもらったんですけど。やっぱり強くなりたくて格闘技を始めたし、あの試合で格闘技を始めた頃の気持ちをしっかり考えて。そういう気持ちを言っただけです。
──優勝賞金が300万円ということですが。
吉本 そうっすねぇ〜……。●●を払ってないんで、まだ。そこからですね。もう友達とかもタカリに来てるんで、やばいですね。優勝したら、ちょっと消えます。電話は圏外にして。
──(笑)そうすると、小中学校の友達に会えないですよ。
吉本 そっちは純粋に会いたいんですけどね。うーん……。
──入場パフォーマンスを用意しているそうで。
吉本 ダンサーを用意してます。今回はしっかり踊るように言ってあるんで。普段は道ばたで踊ってる東京の地元の知り合いなんですけど、地元同士でフックアップできたらいいなと思って。各討議の会場で踊れるチャンスなんてなかなかないんで。地元に活気が出たらいいかなって。テーマ曲作ってくれてるのも昔のバイト時代の友達で、Tシャツを作ってくれたのも東京の同級生なんで。そういう意味ではいろんな人に支えてもらってるし、期待もしてくれてるし、頑張れよって言ってくれる一言一言が力になってますね。
──それに、吉本選手は闘いで返すわけですね。
吉本 そうですね。ありがとうは二の次というか、勝ってありがとうですよね。勝った試合でワーッと乾杯してくれればすごくうれしいし、記憶の中に残ってくれればうれしいですね。もちろん優勝することしか考えてないし……どうなるか分かんないっていう不安もあるけど、やってやるぞっていう気持ちがそれ以上に奮い立ってる感じですね。
──優勝後は何か考えてますか?
吉本 まだそこまでは考えてないですけど、毎回毎回、勝たないと出口はないと思ってるんで、それで言うと今回もホント、優勝しないと出口はないと思ってますよ。優勝したら何かしらの方向は用意してもらえるというか、自分でも作れるだろうし。負けたら全てが終わりだと思ってるから。
──今回、集まっているフェザーからライトあたりの階級というのは、全日本キックでは一番層の厚いクラスだと思います。その中で代表に選ばれた心境というのは?
吉本 やっぱり代表に選んでもらったからには優勝しないといけないし、ホントに100%「お前だ!」っていうよりは、「こいつ調子がいいから試してみよう」っていう感じだと思うんですよね。そこでしっかりとした強さをアピールしないといけないと思ってるんで。選んでもらったんじゃなくて、「試験に行ってこい」みたいな、そういう感覚だと思ってますね。
──ただ、そこに行くには今年1年の闘いがそれぞれよかったというのがあると思うんですが。
吉本 まあ、誰かと比べたりはしてないから分かんないですけど……一戦一戦、怖いですよ。オレも客観的に見れば調子が上がってるってのは思いますけど、やっぱり怖いですよ。調子がいいから大丈夫なんじゃないかとかは思ってないんで、そういう意味では毎回、スリルとの闘いですね。その中で、1個でも黒星がついてたらこの出場はなかったでしょうし。
──なるほど。
吉本 こういうチャンスも2回3回続いてあるわけじゃないんで、せっかくのチャンスを掴みにいって、大事……大事なんですけど、大事に闘ったらダメだと思うんで、大事な試合だから思い切っていこうと思って。
──思い切って、3試合。その準備は万端ですか?
吉本 まあやったことないんで(笑)、体験したことないからこその思い切りの良さってのはあると思うんですけど、1回やって優勝できたからって次またできるかって言ったらぞっとしますね(笑)。でもとりあえずは最初から120%でいきますよ。体験したこともないのに、温存してできるわけないから。他のメンバーも3回やったことある人はいないですよね? みんなけっこうヘバるんじゃないかな。
──では最後に、大会への意気込みをお願いします。
吉本 自分らしく熱い闘いで、最初から最後まで集中力で諦めない試合をしますんで、オレにしっかり注目してください。お願いします!
posted by touitsu |00:42 |
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2008年12月22日
トーナメント出場選手インタビュー第4弾は、シュートボクシング日本スーパーフェザー級王者、及川知浩選手。参加選手中最も小柄な体(164cm)で、最長身(177cm)の森本達也選手と「関西対決」を行う及川選手の意気込みとは?
(写真は、指導する子供たちにトーナメントでの必勝を誓う及川選手)
──練習の仕上がり具合はいかがですか?
及川 新しいことにも挑戦してきているので、すごく自分が変わったということを当日再確認できるかなと思ってて、今はすごく期待してます。
──自分でも自信が持てる状態だと。
及川 そうですね、はい。30歳を過ぎてからのスタイルというのを模索して作ってきてたんですけど、今はやっぱりK-1ルールというのが主になってきてるので、3分3Rヒジなし首相撲なしという状況の中で、必要なものが見えてきて。練習のやり方だったりというのもガラッと変えなくちゃいけなかったんで、すごく大変だったんですけど、それが今、だいぶしっくりきて、「3分3Rっていうのはこういう練習の仕方なんや」っていうのとか、必要なボクシング技術もだいぶ成長したなと感じてます。
──ルールの話が出ましたが、1回戦・準決勝はヒジなしです。その面の不安はもうない?
及川 ヒジもかなりできるという風にチェックされてると思うんですけど、それまではパンチでガンガン倒してたんで、そのへんは全然問題ないです。ただ、やっぱりみんな大きいんで、そのへんの闘い方というのを意識してやってきましたね。
──トーナメントの話を聞いたときはどう感じましたか?
及川 単純に、強いヤツとやりたいという格闘家の性というか……僕はもともとフェザー級の体格なんで、ライト級というと、言ってしまえば2階級ぐらい上の体格になっちゃうんですよね。けど、今はシュートボクシングという一つの団体のチャンピオンですけど、別にそこで満足してるわけでもないし、僕は常に攻めておきたいというか、挑戦者の気持ちでいたいと思ってて。そうしないと、絶対に力というのは停滞してしまうので。やっぱり勝てるところで勝って喜んでる場合じゃないんで、ライト級で勝つから意味があると思っているんで、ライト級に挑戦しました。
──関西で開催されるというのも理由にあるんでしょうか?
及川 うーん、はじめはそんなに思わなかったんですけど、やっぱり関西でできるということは幸せなことですし、選ばれたというのも幸せなことなんで、自覚と責任を持ってその大会に名乗りを上げようと、改めて思いましたね。
──公開抽選会では同じ関西から出場の森本達也選手との対戦となりました。その時は?
及川 まさか、とは思ってたんですけど……まあでも、友達であろうが何であろうが、僕たちはファイターなんでね、決まってしまえばただやるだけなんで、そのへんには特にこだわりはないですね。
──関西同士の対戦ということで注目されると思いますが。
及川 そうですね。森本選手は身長が177cmあるんで、すごいリーチ差があると思うんですよね。その中で小さい人間がいかに大きな人間を倒すかというところに注目がいくだろうし、それが格闘技の醍醐味だとも思うんで、1回戦からきっちり仕留めたいなと。そしてあと2つ、ポンポンといきたいなと思ってます。
──大きい選手はやりやすい?
及川 基本的に大きな選手としかやったことがないんで、なにをしたいんか、何をしてくるんかということを常に頭の中に想定してますし、体格差を越える技術というのを常に追い求めてるんで、別に少々大きかろうが何だろうが何とも思わないし、それを負けたとか、そういう理由にするつもりも何もないんで、まあ同じウェイトだし、いっちょやったろかというつもりでいてますね。
──関西ということで、ホームリングに近い感覚というのはあるんでしょうか?
及川 いやぁ、1回戦、言ってしまえば主催者側の選手なんで、全然そういうのはないですね。僕はいつでも、東京でやるときでも関西でやるときでも、ホームっていう感覚はいつも持ってなくて、常にアウェーの感覚でやってきたんで。やっぱり何かしらの差というか、優劣をつけないと苦しいと思って、自分にプレッシャーをかけてますね。
──明確に倒さないと勝てない?
及川 ……と、誰もが思ってると思いますね。
──森本選手の印象は?
及川 「BRAVE CORE」(日進会館が明石で主催する大会。森本の主戦場)で何度か見たことはあるんですけど、特別に何かが優れてるとか何かが強いというのは……端から見てなんですけど、あまり感じなかったんですね。でもやっぱりあれだけデカかったらそれだけで必殺技だろうし、すごく圧力もあるだろうしということで、リーチ差というのが試合のカギになるんじゃないかとは思ってますね。
──森本選手も及川選手と同様、子供たちの指導をされてますね。
及川 そういう意味ではね、何も1回戦でやらんでもよかったと思うんですけど(苦笑)、公平な抽選の結果、こうして当たったということでホントに公平な抽選会やったなあと改めて思いますし、同じ立場の人間として同じことを考えてるんやろうなあと思いますし。僕は子供たちに、常に「頑張れ、頑張れ」としか言わなくて、「その代わり自分も先頭切って頑張るからお前らも頑張れ」という風に言ってきてるんで。僕が先頭切って頑張るから着いてきてくれよという意味でも、試合は落とせないですし、見とけよと、子供たちに言いたいですね。
──優勝賞金300万円の使い道は?
及川 あんまり、そっちに興味はなくて、やっぱり名誉とかそういうものの方が僕は欲しいというか。ホンマに、まだ準決勝のことも考えてないし、決勝のことも考えてないし、まずは1回戦をどう勝とうかということで、常に頭を悩ませてますね。あとは準決勝、どっちが来るか分からないし、決勝なんて誰が来るか分からないんでね、その時に闘いながら考えればいいかなと。対策はその都度決めて、自分の格闘能力に任すしかないというか。とりあえず今は、1回戦のことしか頭にないですね。
──シュートボクシングを背負うという気持ちは?
及川 そうですね。シュートボクシングで今まで来て、絶対王者っていう風に言われてきて……やっぱり、責任というのは常に持ってますね。TOUITSUで優勝して、立ち技最強の格闘技はシュートボクシングだと高らかに宣言したいなと思ってます。
──「関西発の格闘技を育てたい」と、会見でも言っていましたよね。それで、及川選手が教える子供たちの活躍する場が将来、できるようになったらいいですよね。
及川 はい。常に東京発じゃないですか、格闘技っていうのは。あと、市場が全然違うんで、スポットライトもやっぱり東京、関東の人間に当たるんで、すごく悔しい思いをしてまして。実力はあってもなかなか上がっていけないっていう地方の悲しさがあるんで、今の僕らの世代がしっかり形を残して、次世代の子供たちに明るい未来を提供したいなと思ってるんで、僕らがまずは頑張らないとダメだなと思ってます。その点で、今回の大会はすごく重要なウェートを占める大会だなと改めて感じてますね。
──これまで、「COMBAT」(02年)とか「IKUSA GP」(05年)など、多団体が集まるトーナメントに出場して、不本意な結果も経験してますよね。その借りを返したいという思いは?
及川 そうですね、悔しい思いしてるんで、ここで一発形を残したいですし……攻めときたいんですよね。出ないと意味ないし、守りに入りたくないんで、リスク冒してでもそういうところに出てね、シュートボクシングと及川知浩というのをアピールしたいと思ってます。
──あと、つい最近(7月20日、後楽園ホール)対戦した壮泰選手が同じブロックにいますね(壮泰選手の判定勝ち)。
及川 うれしいことにね、壮泰選手が勝ち上がってくれば前回の……負けたと思ってないんで、正直……続きができますし、石井さんが出てきてくれればライト級で国内最強って言われてる男と試合できるっていうのはすごく臨むところだし、食ったろうって気もありますんで。とにかく僕が1回戦を勝ち上がれば、準決勝で念願の試合にたどり着けるんで、僕はホンマこの1回戦っていうのを、絶対落としたらアカンなと、改めて思ってますね。
──優勝するには1日で3試合闘わなくてはなりません。その準備は?
及川 実際、1日3試合闘ったことがないんで(笑)ちょっと想像はつかないんですけど、正直死んでもいいぐらいの感覚ではいるんですよね。そのぐらい厳しいもんだと思いますし、そのぐらいの覚悟もできてるし、なので、1日3試合闘って、優勝したいなと……優勝宣言したいと思います。
──では最後に、改めてトーナメントへの意気込みをお願いします。
及川 森本選手が前に出てきてくれればすぐに試合は終わるかなと思ってます。自分は自覚と誇りを持ってリングに上がりますんで、皆さん、応援よろしくお願いします。
posted by touitsu |22:03 |
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2008年12月21日
いよいよ開催目前に迫って参りました! 選手インタビュー第3弾は、地元から出場する日進会館・森本達也選手。1回戦の及川知浩戦を前にしての意気込みは?
──このトーナメントのことを最初に聞かれたときは、どう思いましたか?
森本 夢のようでしたね(笑)。僕には現実感のない感じで。規模とか出場選手とか含めて、全部がそうでしたね。それで(佐々木敬二)館長から「出てみるか」って言われて……。
──二つ返事で?
森本 はい。
──62kgという体重についてはどうですか?
森本 ベストですね。大丈夫です。普段、重いときで67kgぐらいなんで、自分に合ってる感じですね。
──対戦相手が及川知浩選手になりました。
森本 はい(笑)。抽選の時は、ああ、来たかという感じで。同じ関西人ということで意識していたところもあったから、当たることになったんかなあと。
──会見で、「1回戦が決勝戦」と言ってましたね。
森本 そうですね。出てる選手はみんなレベルが高いんで、誰と当たってもそうなると思ってましたからね。
──及川選手についてはどんな印象ですか?
森本 うまいなあと。でも、キックルールでやっているところをあんまり見たことないんで、そのへん、どうなんかなというのはありますね。
──森本選手は参加選手中で最長身ですが、逆に一番小柄な及川選手との対戦です。小柄な選手との対戦はやりやすいですか?
森本 いや、逆にやりづらいところもありますよ。入られたりとかね。入られたら……くっつきますけど(笑)。
──決勝戦だけヒジありになります。普段、出場している「BRAVE CORE」(日進会館主催で、関西で年2回ペースで行われている大会)はヒジなしルールですが、ルール面での不安は?
森本 いや、特にないですね。どんなルールでも大丈夫です。寝技はダメですけど(笑)、それ以外なら。
──及川選手は投げありのシュートボクシングの選手です。投げありで闘っていると体幹が強い選手が多いですよね。
森本 ああ、強いんじゃないかなあと思いますね。だから、パワー負けしないように意識して練習しています。今はスパーリングばっかりやってますよ。
──主催の日進会館を代表して出場するわけですが、当日、どんな自分を見てもらいたいですか?
森本 いつも一緒なんですけど、必死にやってるところを見てもらって、感動してもらえたらいいかなあと思ってます。
──及川選手から、狙うはKO?
森本 狙いたい……ですね。狙って、できないと思いますけど(笑)。
──プライベートでは、及川選手と話したりは?
森本 僕の知り合いの人が及川選手とも知り合いで、そういうきっかけがあって記者会見の時に話すようになったんですけどね。だからいきなり、1回戦引いちゃった!みたいな(笑)。その知り合いの人も、ビックリしてましたよ。苦笑いしてましたね。「そっか〜、しゃあないわー」って感じで。
──他の選手たちについての関心、認識というのは?
森本 吉本光志選手はたまにCS放送の全日本キック中継で流れてるんで。僕もキックとか格闘技が好きなんで(笑)、よく見ますね。それ以外の選手は……よく知らないんです。
──どの選手とも当たる可能性はあるわけですが、研究は?
森本 石井選手のビデオは、ずいぶん前に見たことがありました。昔のなんで、あんまり参考にはならんかなあと思ってるんですけど。壮泰選手は……資料がないですね。見られるものがあったら見たいとは思いますけど、ないんで(笑)。
──では、そんなに積極的に資料を集めて……という感じではない?
森本 僕、いっつもそんなに相手のことを見たり調べたりはしないんで。自分のスタイルをそのまま、誰にでも出せたらいいかなあという感じで。
──今回、各団体の王者クラスが並ぶ中で、キックファンからすれば、失礼ですが一番馴染みのない存在ということになると思います。その中で、自分をアピールする自信は?
森本 自信ということになるか分からないですけど、やってきたこと全て出せて、それが結果につながればいいかなと思ってます。
──ワンデートーナメントは初めてですよね?
森本 そうですね。アマチュアではありますけど、アマチュアのトーナメントって1試合3分とかですからね、一発勝負で。まあでも、スタミナは大丈夫だと思いますよ。
──地元開催ということでお知り合いもたくさん来られることと思いますが、それが逆にプレッシャーになるということは?
森本 いや、別にないですね。「オレを見とけよー!」みたいな感じで(笑)。リングに上がったらもう落ち着きますし。
──優勝賞金の使い道は?
森本 貯金します(笑)。ドンチャン騒ぎは……ちょっとするかな(笑)。ほぼ貯金ということで。
──では、この大会への意気込みをお願いします。
森本 この大会を通じて、日進会館・森本達也は強いということを皆さんに知ってもらって、こういう選手もおるんやなあという風に思ってもらいたいですね。
posted by touitsu |09:10 |
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2008年12月19日
出場選手インタビュー第2弾は、昨日お届けした壮泰選手と1回戦で当たる新日本キックボクシング協会・前日本ライト級王者・石井宏樹選手。記者会見でも多くの選手が「決勝に上がってくる選手」として名前を挙げた、優勝候補。9ヵ月ぶりの試合に臨む心境とは?
──今回、各団体から選手が出場する大きなトーナメントなわけですが、最初にこの大会のこと、そして新日本キックの代表として出場するということを聞いた時はどんな気持ちでしたか?
石井 結果、代表ということですが、「復帰」という方が強いので。でも協会からの期待、結果を出さないといけないということも感じてますが。最終的には代表として結果を残して帰ってくるというのが目標ですね。
──「復帰戦」ということでいうと、例えば後楽園ホールで試運転的な試合で、という例もよくあると思うんですが。
石井 まあ自分も長年やってきてますんで、ブランクというのは……まだ試合をやってないので、リングに立ってみないと分からないですけど……ブランクはそんなに感じないと思うので、その中でちょっと違うことというか、何か意味のあるような試合をしたかったんで、今回こういう場でやらさせていただくというのは、タイミングもあったんでしょうけど、うれしいですね。
──3月の後楽園大会(シンマニー・ソー.シーソムポンとのラジャ・スーパーライト級&WMCスーパーライト級タイトルマッチ)以来、9ヵ月ぶりの試合になるわけですよね。
石井 そうですね。あの試合が終わってからは完全休養という形で。ヒジがもう相当悪くなってて……ずーっと蓄積されてきてたっていうのもあって、これはちょっと、完全に休ませてあげないといけないなっていう。まあ精神的にもこのタイトルマッチに賭けてたっていうのもあったんで、一度練習から離れて、ちょっといろいろなことを考える時期があっていいんじゃないかと。
──肉体的にも精神的にも休みが必要だったということですね。
石井 最初は、試合はあんまりしたくないなっていう状態だったんですけど、休養していくうちにヒジもだいぶよくなってきて練習も少しずつやれるようになってみると、ケガがなくて動けるっていうのは幸せだなあと感じてですね。体が動くなら、今年中には試合ができるようになりたいな、と思ってたんですね。練習に復帰しだした頃は。
──以前と同じメニューで練習するようになったのはいつ頃ですか?
石井 夏頃ですかね。4ヵ月ぐらいは、完全にジムはお休みしてました。汗かく程度はしてましたけど。そのおかげでヒジも治りましたし、今はすごくいい状態で練習できているんで。
──ヒジは、手術とかはしてないんですよね?
石井 はい、全く。一応、いろんなところに通ったりはしたんですけど、安静にしているのが一番だということだったんで。安静にしていた中でよくなってきて、今は思いっきり振り回したりもできるんで。今はすごい充実してますね。
──4ヵ月ぐらい練習しなかったというのは、プロになってからは初めてでは?
石井 それだけジムに来なかったというのは初めてですね。骨折とかして練習できなかった時期はありますけど、ジムには来て足だけの練習をしたりしてましたから。ずーっと緊迫状態でやってきてましたんで、お世話になっている人からも、ちょっと休んだ方がいいんじゃないか、リフレッシュというか充電期間を自分に与えた方がいいんじゃないかというアドバイスもいただいて。自分の中でも結果オーライというか、すごくリフレッシュできました。
──どんな風に過ごされたんですか?
石井 ホントに、一般の人と同じような生活でした。ヒマではありましたね(笑)。普段だったら激しい練習しているような時間帯でも家でテレビを見てたりとか、減量がないんで飲みに行ったりしてましたけど。うーん……でもやっぱり、そういう生活も飽きましたね。ずっとこういう(練習中心の)生活をしてきてましたんで。楽しいですけど、何かこう……目標がないというか。好きなことができてて楽しいんだけど、やっぱり目標があった方が充実するということも感じたんで、キックやってた方がいいなということで、戻ってきてからは練習にも打ち込めました。
──複数の団体がからむキックのトーナメントは過去にもいくつかありましたが、周りからすると、今回の「TOUITSU」は新日本キックが出場する、石井選手が出場するということが大きいと思うんです。そのあたりについてはいかがですか?
石井 自分の中では「オレが出てきたから、どうだ!」っていうのはないですけど(笑)、今後やっていく上で、ここで優勝してスタートというか、タイミングよく大きな舞台で自分の復活をお知らせできたらいいなというのがありますんで。「やっぱり石井だ」というところを一度お見せして、そこからもう一度、輝きたいなというのがありますね。やっぱり、賭けてたところで(ラジャのタイトルを)二度も取れなかったし、いろいろ迷ってた時期もあったんですけど、ただリングに上がるのが復活というのではなくて、日本のトップというのを証明してから、ということでモチベーションも上がってますし、いい結果を残したいですね。
──抽選会で、1回戦の相手は壮泰選手に決まりました。「試合を見たことがない」とおっしゃってましたが、名前ぐらいは……?
石井 ……微妙ですね(笑)。他団体はほとんど見に行くこともないですし、知らないですね。それだけ目立ってる選手であれば耳に入ってくると思うんですけど……でも全然なめてるわけじゃないですし、ベルト巻いてる人間に弱い人はいないと思ってるんで。一応ビデオも見させていただいて、気を張って練習してますよ。
──ビデオを見ての印象は?
石井 どちらかというとうまい選手というか、テクニシャン系かなと思うんですけど、その分やりやすいかなあとは思いますね。あんまりガンガン前に来るタイプでもなさそうですし。1回戦・2回戦はヒジがないということで、ヒジがあれば前に来てもらった方がいいしパンチも入るんですけど。
──他の6選手についてはどれぐらい知ってるんですか?
石井 SBはよく見に行くんで、及川選手は知ってますよ。あと梶原選手は、(K−1での)大月晴明選手との試合を見ましたね。生では見たことないですけど、映像で。残りの選手は……知らなかったですね。
──そうですか! 「他の選手を知らない部門」では、たぶん全選手の中で一番ですね。
石井 そこではチャンピオンですね(笑)。基本、知り合いの選手の応援に行く選手が多いのかなと思うんですけど、僕はそんなにいないし、大会は夜なのでその時間は練習してることが多いですしね。
──知らないということで言うと、初来日のタイ人と変わらない?
石井 変わらないですね。全く一緒です。僕はそういうスタイルなので。
──では資料がある場合は、相手の研究は綿密にする方ですか?
石井 やらない方ですね。1回か2回見るぐらいで。資料があれば見ますけど、ガーッと見てノートに書いたりはしないですね、昔から。タイ人とかとやる方が多くて資料がない時の方が多いんで、それに慣れてきたというか。実際、面と向かって殴り合い蹴り合いしないと分からないこともありますし、昔から思ってるのは、研究しすぎないということなんですよね。あんまり研究しすぎても、その通りに来なかった時の対処法に労力をあまり使いたくないんで。自分の方が体で感じたもので返していきたいんですよね。空気とか距離感とか。そういう自然体で闘ってきたのが自分のスタイルなんで、そこを今さら研究して、こう来たらこうとか……それも大事なことなんでしょうけど、パッと見た感覚でやるのが俺のやり方なんで。まあ、あと1回2回は見るでしょうけど。
──抽選会では、多くの選手が「決勝に上がってくる選手」として石井選手の名を挙げました。そういうことがプレッシャーになることは?
石井 どうでしょう、性格なんですかね、まったく考えないですね(笑)。結局は、決勝で勝って最終的にリングに立っている人間が一番強かったってだけのことであって、前評判とかは全く。逆に自分が一番弱いと言われようが、優勝候補だと言われようが、全く気にならないですね。プレッシャーにもならないですし。
──では、気をつけることは?
石井 ケガだけですよね、トーナメントなんで。ケガしたら次に出られなくなってしまうし、かといってケガしないようにしようとすると変な試合になってしまうし。そのへんはちょっと、楽しみでもあり怖さでもあり。
──ワンデートーナメントは初めてですよね?
石井 はい。でも、1日3試合できるだけのスタミナはつけてきてるつもりなんで。それだけの練習はしてますからね。
──では自分の動きの部分などで、テーマにすることというのはあるんでしょうか。
石井 基本的なベースは自分の中で決まってるんで、逆に研究してきてるということが分かってるんであれば、何か突拍子もないことをしてやりたいなとは思いますね。自分はそういうタイプなんで。そうなった時にどう対処するのかなというのは、ちょっと楽しみではありますね。絶対、クセとか見抜いてるだろうし、頭の中の資料があるんだとしたら、そこにないことをバッとやった時にどうするのかなと。
──意地悪に(笑)。
石井 そりゃそうですよ、意地悪じゃないと勝てないですから。自分は試合中に相手を翻弄して勝ちたいというタイプなので、まあ意地悪といえば意地悪になるんでしょうね。やっぱり頭を使って試合をしたいんで。
──地方での試合というと、04年11月の小倉大会(第1回TITANS)ぐらいですか? 関西は初めてなんですよね。
石井 あっ、そうですね! 関西は旅行ぐらいで、試合では行ったことないです。まあでも、会場に入ってしまえばどこでも変わらないですよ。どう早く会場の雰囲気に溶け込めるかっていうだけなんで。みんなも同じ条件ですし。
──関西は、お父さんの出身地なんですよね。
石井 はい。神戸の長田区におばあちゃんがいて。最近は行ってないですけど、小中学校の頃はよく里帰りで行ってましたね。もともと関西は好きなところなんで、自分の中でも何か縁があるのかなと思いますね。
──団体対抗戦という見方もされるトーナメントです。石井選手の新日本キックボクシング協会への思いとは?
石井 たくさん強い選手がいる中で、僕は協会の中では自由にやらせてもらってる方だと思うんですけど(笑)、出るからには結果を残して帰ってこないといけないという使命感があるんで。伊原信一代表も応援に来ていただけるということなので、いい報告をしたいですね。
──新日本キックボクシング協会の良さとはどういうところでしょう。
石井 やっぱり伝統があると思うんですよ。自分が所属してるジムも伝統がありますし。キックが始まったのはここだというのがありますから、僕は誇りを持ってますね。
──団体には伝統があり、石井選手も参加選手の中で一番のキャリアの持ち主です。逆に、若い選手の追い上げる力も感じるのでは?
石井 感じるというか、気持ちはすごく分かりますよ。自分もそういう気持ちを持って上がってきたんで。食ってやろうという気持ちは絶対あると思いますし。自分だったらそういう風に思ってるだろうし、それだけの努力もするだろうし。
──今回、一番「食ってやろう」と思われている対象ですよね。
石井 そう思われているんだったらありがたいことですし、でもそう簡単には食えないよ、ということですよ。
──なるほど。それでは、大会への意気込みをお願いします。
石井 関西ということで自分のことを初めて見る人も多いと思うんですが、優勝という結果を出すのはもちろん、8人の中で一番頭の中に残る選手になりたいというのがあって。もちろん優勝すれば一番目立つとは思うんですが、何か伝えられるものがあれば伝えて、家に帰ってもらいたいなというのがあるんです。それだけの練習はしていますし、伝える自信もありますから、見ていてくださいということですね。頑張ります。
posted by touitsu |19:06 |
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2008年12月18日
本日からトーナメント出場選手インタビューをお送りします。第1弾は、1回戦で石井宏樹選手と対戦するMA日本スーパーライト級王者・壮泰選手。多くの人が対戦相手の石井選手を優勝候補に推す中で、どう感じているのでしょう?
──今回、このトーナメントのことを聞いた時はどう思いましたか?
壮泰 聞いたのが、渡辺大介さんとの試合(10月19日、ディファ有明)の1週間ぐらい前だったんですよ。その試合のダメージ次第では出たいですなんて言ってたんですけど、試合が近づくにつれて、神戸の方にも出たいという気持ちが強くなってきて。それで試合2日前に、別の関係の人から「決まったらしい」と聞いて、じゃあケガできないなと。それでケガなく試合を終われて。そういう大会に出られるってことだけでもうれしいし、おいしいし、これからもっと上に行きたいと思っているから、優勝するしかないって感じですね。
──会見でも、「もっと有名になって大きいところで試合したい」と言ってましたよね。
壮泰 「大きいところ」っていうのは、K-1にしても世界にしても、団体だけじゃなくて枠をどんどん大きく広げていきたいってことです。会場も大きい方がいいし。特にここっていう限定はないですけど。
──抽選会では石井宏樹選手の相手を引き当てました。あの時の気持ちは?
壮泰 最初にボールを引いた4人が、誰も当たることにならなかったじゃないですか。その中で、吉本光志さんはやってみたい、梶原龍児さんはやったことがある、及川知浩さんもやったことがある、あとは石井宏樹さん。吉本さんか石井さんのどちらかとやりたいなと思って。それで、石井さんを引くような気がして引いたら7番で、「おおっ!」と手に汗かいたのと、無傷でできるからいいかなと思いました。
──やりたい選手ということでは、やはり石井選手は一番でしたか。
壮泰 そうですね。「TITANS」とかでしかできない感じがあったじゃないですか。それで西山誠人さんとか小宮由紀博さんとかが負けてて。できる環境が今回ぐらいしかないぐらいですからね。
──しかも最初ということで、一番いい形だったと。
壮泰 はい。でも石井さんだけが目標じゃないんで。優勝が目標なんで、そこでどんなダメージを負っても上に行くつもりです。
──会見の質疑応答では、多くの選手が決勝進出者として石井選手を挙げました。あれにはカチンと来たのでは?
壮泰 そうですね。黒田アキヒロさんなんか、「壮泰選手とは仲がいいけど石井さんが来ると思う」とか言って(笑)。「やってみないと、誰が来るかわからないですね」ぐらい言ってほしかったですね(笑)。どんなに強くてもやってみなければ分からないし、ケガするかもしれないし。まあ、予想は覆してやりますよ。
──今まで石井選手を、対戦の可能性があると思って見たことはありました?
壮泰 いや、僕がキックを始める前からチャンピオンだし、新日本キックとは交流がなかったからそうは見てなかったんですけど、日本で一番強いって言われてたんで。そんな評価されてる選手とやれるのは、いいチャンスじゃないかなと。滅多にこんな機会ないから。
──対戦相手として見た印象は?
壮泰 向き合ってみないと分からないけど、うまいって聞いてるんで、それより自分がうまかったらどうしようと。そうなれるぐらい練習しなきゃいけないんですけどね。
──ふだん、対戦相手の研究は綿密にやる方ですか?
壮泰 やったりやらなかったりですね。映像とか見てしまうと気になって気になって寝られなくなっちゃうんで。それがデビュー戦の頃からあって、寝られないと困るからっていうのがあったんですけど、さすがにここまで来たら研究されるだろうし研究もしないといけないから、今回はやってますね。小宮戦とか、タイ人との試合とか、6~7試合は見ましたよ。
──一番、警戒する部分は?
壮泰 必ず、ローとか蹴りにつないでくるところですね。自分もそういうタイプなので。自分はパンチとかもらいやすいからガードを意識しないといけないのと、左のパンチが強いイメージがあるから、注意したいです。
──逆に、自分はここが勝ってるというのは?
壮泰 ミドルキックですね。蹴りなら、同時に蹴っても絶対自分が先に当たる自信があります。
──会見でも言ってましたね。あの8人どころか、日本一ぐらいの自信がある?
壮泰 そこまで大きく言っていいのか分からないけど、それぐらい練習はしてるんですよね。パンチの練習はそんなに長続きしなくて、パンチのシャドーとかやっててもラウンドが終わって気がついたら蹴りばっかりやってりして(笑)。それだけ蹴りが強いっていうのと、みんなパンチじゃなきゃ盛り上がらないっていうけど、蹴りでも盛り上げられるんじゃないかなって。サムゴーみたいに、ミドルで注目されるようになれればいいですね。
──では、今回ももちろん…。
壮泰 もちろん、ミドルの距離になったらどんどん出していきますよ。
──同じブロックには、及川選手と森本選手がいますが。
壮泰 森本選手はやったことないからやってみたいっていうのと、映像を見てみたらけっこうガツガツ出てくるタイプだったので楽しみだし、及川さんはこの前やった時(7月20日・後楽園ホール。壮泰選手の判定勝ち)、リング上で「オレは負けてへんぞ!」って言われたから(笑)、じゃあもう一回っていうのもあるし。
──今度はキッチリと。
壮泰 やるならキッチリですね。記者会見の時とかも顔はほとんど合わせてないし。
──もう一方のブロックについては?
壮泰 赤十字竜選手の試合映像を見たばかりなんですけど、何かうまいっていうか独特なものがあるなと。吉本さんはオールラウンドな「キックボクサー」って感じですね。パンチもあるし蹴りもあるし。ちょっと話したけど、すごく熱いですね。黒田選手は弟の山本佑機が試合した縁で話すようになったんですけど、試合になれば関係なくやります。
──梶原選手は「K-1推薦」という肩書きですが、意識はしますか?
壮泰 ずるいですね(笑)。だから梶原さんにもし勝てば、自分もK-1に出られるのかなと思いますね。正直、K-1には出たいんで、そういう声がかかるようになれれば。でも、「K-1推薦」ってついてて負けたら逆に恥ずかしいですよね。K-1が一番だとは思ってないけど、一般のお客さんから見たらデカイじゃないですか。
──団体対抗戦という図式は意識しますか?
壮泰 団体の名前に傷をつけちゃいけないというのはありますね。これまでのトーナメントでは、MAキックの選手って1回戦で負けることが多かったんです。ああいうの見てて、MAが弱いって見られちゃうのはイヤなんですよ。実際、MAは老舗だし、弱くはないと思うんです。だから、自分がそこでMAは強いっていうのを取り戻さないといけないですね。MAはベルトもかっこいいですから。
──MAのいいところはそこですか(笑)。
壮泰 城戸康裕選手とか白須康仁選手とかもK-1で活躍してるし、HAYATO選手も元はMAですからね。魔裟斗さんや佐藤嘉洋さんは全日本だし、同じ老舗としてMAがもっと出る時じゃないかなと思うんですよ。駿太選手も最近はすごいし。ああいうのを見るとMAをもっと盛り上げたいと思うし、強い団体にいるから強いんじゃなくて、自分のいる団体をもっと強くするという気持ちでやってもいいんじゃないかなって。
──なるほど。それから会見では、山本佑機選手(双子の弟)とのスーパーツインズの存在もアピールしていましたね。
壮泰 はい。僕がキックを始めたきっかけも、弟が始めたのを見てからですからね。
──あ、一緒に始めたわけじゃないんですね。
壮泰 キックをやりたいって言ったら、親に「顔の形が変わるからやめろ」って反対されたんですよ。それで僕はクラブチームで卓球をやってて。そしたら弟が、橋本道場は空手も教えてるから親には「空手をやる」って言って通ってて、キックでアマチュアデビューしたんですよ。それを見て、「卓球やってる場合じゃない」って思って。
──卓球じゃ勝てない、と(笑)。
壮泰 ケンカしても佑機に負けたことはなかったんですけど、デビュー戦を見たらすごく強くなってて。負けてらんないと思ったんですよね。それで親にちゃんと言って。それで半年でデビューできたし、チャンピオンにもなれたし。自分に合ってると思うんですよね。
──今年は4試合闘っていますが、最後に大きな試合が飛び込んできましたね。
壮泰 今年は、成長できた1年だと思うんですよね。だからここで優勝して、しっかり締めたいですね。誕生日(12月14日)は減量中で騒げないんで、優勝して賞金をもらって、友達と騒いだりジムの忘年会とかで盛り上がりたいですね。
──他に賞金の使い道は?
壮泰 リアルなんですけど(笑)車のローンを払っちゃおうかなとか、あとは親に何かプレゼントしたりしたいですね。
──親孝行じゃないですか。
壮泰 たまに、「勝つだけでも親孝行だよ」って言ってくれる人もいるんですけど、いつも見に来てくれるし、息子が殴られるところを見せるばかりじゃなくて、賞金でももらったら何かしたいですよね。全部じゃないですけど(笑)。
──関西で試合するのは…。
壮泰 初めてですね。今まで関東でしかやったことないんで。今回は前日計量ですけど(MAは当日)、自分は前日でも当日でもそれに合わせた調整ができるんで。計量終わっても、お腹が出ちゃうんでそんなに食べないですけどね(笑)。ガッチリ食べるのは優勝してからです。
──では最後に、改めて意気込みをお願いします。
壮泰 せっかく活躍する場を得たんで、もちろん優勝して賞金も稼いで、その優勝した裏にはスーパーツインズの弟もいるよっていうのをアピールして、MAキックも盛り上げてK-1とか、日本中に知られたいんですよね。関西で優勝すれば、関西の人に「関東にこういう人がいる」っていうのも知ってもらえるだろうし、キック人生がこれから何年か分からないですけど、もっと花咲かせないといけないし、自分とか赤十字選手みたいに若い選手にこれからのキック界を任せろ!って感じですね。
posted by touitsu |19:39 |
出場選手インタビュー |
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