2008年12月23日

【ついに本日!】吉本光志選手インタビュー「優勝しないと出口はない!」

 いよいよ日付が変わって、大会当日になりました! 出場選手インタビュー第5弾はIKMF東洋ライト級王者・吉本光志選手。小中学生時代を過ごした思い出の関西で、旧友たちに優勝する姿を見せられるのか? そしてその旧友たちから連絡は来るのか?(これをご覧になった方で吹田時代の同級生の方がいらっしゃったら、是非コンタクトを!)

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──このトーナメントのことを聞いたときは、どう思いましたか?
吉本 みんな言うと思うんですけど、今自分がこのポジションにいながら、一生の中で闘うのは無理だろうなあと思っていたカードが実現できるのはすごくうれしいなあと思って。体重とかもいつもバラバラでやってるから(オファーが来ても)1日考えたりする試合が多いけど、今回は即答でやりたいと言えるぐらいの魅力ある選手が集まってきてるんで。この試合で頑張んなきゃいつ頑張るんだっていうカードですね。
──二つ返事で。
吉本 そうですね。選手だったら強い選手と闘えるってことはうれしいことなんで。いろんな団体の選手が集まってるんで、自分も出ないわけにはいかないって感じですね。
──もともと気になった選手たちでしたか。
吉本 気になってたというより、闘ってみたいなあ、でも闘えるのかなあって感じでしたね。ホントに夢のような大会ですよ。優勝しないと、2回目3回目あっても選ばれるかどうか分からないですから。各団体のライト級周辺のキックボクサーとはやりたいから。
──今回はワンデートーナメントですが、初めてですよね。
吉本 そうですね。トーナメントっていうか、オレの中ではハッキリ言って総当たりでやりたいぐらいのメンバーなんで、トーナメントだからって関係ないですね。総当たりでも全然いいです、オレは。全員とやりたいです。これ逃したら、いつできるか分からないですからね。
──公開抽選では、大会の一発目となる第1試合になりました。
吉本 公開抽選って言っておきながら、僕はアイウエオ順で最後なんで抽選してないんですよね。気合い入れて行ったんですけど(笑)。(ボールが入った箱を)かき回そうぐらいの気持ちだったのに。「公平にアイウエオ順で行きます」って、それ公平なのかよって(笑)。まあ、僕は学校でも“ワタナベくん”がいない限り最後のことが多いんですけどね。
──でも、一発目というのはやりやすいんじゃないですか。
吉本 そうですね。一発目勝って、残りの試合で見たいカードがあるんで。まあ一発目でも四発目でも変わらないと思うんですけど、1回戦っていうのが重要な試合だと思うんで、しっかり1回戦に集中する環境を作っていきたいと思います。一発目だと時間もあまりずれないでできるんで、その点ではいいかなって感じですね。
──見てみたい試合というのは?
吉本 別ブロック、特に「壮泰VS石井宏樹」は見たいなあと。若干、ファン目線もあるかもしれないですね。及川選手の試合とかもけっこう前からちょくちょく見てて、やっぱシュートボクシングでトップ張ってる選手だなあと思いましたね。
──今回、チャンピオンクラスが集まる中で、老舗の全日本キックから出場する吉本選手としては、全日本の看板を背負うという気持ちはありますか?
吉本 看板を背負うというか、もちろん全日本キックとして負けらんねえし、自分個人としても負けらんねえし。これまで団体同士で交わらなくて、チャンピオンが何人もいる現状っていうのはやっぱり団体間の難しい問題とかお互いのプライドがあったりすると思うんで、団体を背負って立つっていう言い方をしてしまうとまたちょっと……ここはせっかく団体間の問題とかクリアして出てきてくれた選手たちなんで、勝っても負けてもホントに燃え尽きるような試合がしたいんですよね。仮に誰かが負けたからその団体が負けたとかじゃなくて、個人の選手が個人の選手に勝った、オレはこいつに勝ったからってその団体に勝ったと思ってないし、その点ではせっかくこういう交流戦が一回できるようになったんで、これで終わりにはしたくないなっていう気持ちがあるんですよね。だから、難しい問題にしてしまうのはオレはあんまり好きじゃないし、ややこしい問題が増えてしまうとこれからキックボクサーを目指す人たちにとってまた何年もこういう問題を抱えたままになってしまうことになるし。キック界は、現状が良くなるか悪くなるかどっちかだと思うんで、このまま現状維持で行くとは思えないし。せっかくこういう大会があるんだから、2回3回とやってキック界の現状がよくなるような大会にもしたいなあと思うんですよね。
──なるほど。今回は62kg契約ですが、どうですか?
吉本 毎回、違う体重でやってるんで、今回は62kgですけど、調整はしっかりやりますんで。もちろん問題ないです。
──会見でも言ってましたが、吉本選手は関西にゆかりがあるんですよね?
吉本 そうなんです。小中学校が大阪の吹田市というところで、けっこうその時は野球部にも入って楽しく過ごしてたんですよ。でも引っ越しが決まって東京に来てしまって、今回連絡しようとしたらみんな携帯の番号が変わっちゃってて連絡取れないんですよ。オレは今でも友達だと思ってるけど、向こうは違うみたいですね(泣)。テレビとか見てもらいたいですよね。ホントは会いたいですよ、せっかくだから。
──優勝して、ですか。
吉本 そう、優勝して、じゃないと会えないと思うんで。負けて顔合わすような大会じゃないですからね。
──じゃあ、関西にはいいイメージがあるわけですね。
吉本 そうですよ。甲子園に阪神の試合も見に行ったし、いろんなとこ行ってましたよ。
──対戦相手の赤十字竜選手の印象は?
吉本 けっこう若さを武器にして、パンチも思い切り振ってくるけど、ここがローのチャンスだと思えばローばっかりバンバン打ってくるし、思い切りのいい選手だと思いますね。あと、ブランク明けにもかかわらずああいうアジャストした試合ができるというのはすごいなあと思いますね。
──勢いがある?
吉本 勢いだけじゃないな、って感じはありますね。
──赤十字選手は今20歳ですが、吉本選手は20歳の頃はまだキックはやってなかった?
吉本 金髪ロン毛でしたからねぇ。その点で赤十字選手は、20代の頃のオレには勝ってるなと思いますね。
──吉本選手にはその分、総合格闘技やトーナメントなど、いろいろな経験があると思うんですが。
吉本 経験を武器にして……経験だけじゃなくて、そこから学んできたこともしっかりあるし、最近徐々に試合を組み立てられるようにもなってきてると思うし。もちろん勢いも、オレにもあると思うんで、このトーナメントは後のこと考えて勝てるようなものじゃないと思うんで、1試合1試合集中して、その時のことだけを考えてそれが結果、優勝につながると思います。
──関西ということで、キック自体を生で見るのが初めてというお客さんも多いと思います。そうなると、より分かりやすい試合、倒し倒されというのが求められると思うんですが。
吉本 1試合目ということもあって、しっかりつかんでいかなきゃいけないと思うんで、分かりやすい試合をしたいですね。よそゆきファイトはしたくないんで、自分は自分らしい闘い方を。会場が大きくても、後楽園でももっと小さいところでも同じ試合、集中力で勝つ試合をしたいと思ってます。
──吉本選手もまだ若いですから、世代交代という感じではないですよね。
吉本 まあ気持ちで負けちゃうと若さでも負けちゃうんで。キックに限らずボクシングとか他のスポーツでも、30代でも偉大なチャンピオンの人たちからは勇気をもらってるんですよね。オレも30代でも現役で輝いていたいから、だからぬるま湯に浸かったファイトをしてたら、体がもっても立場がもたないと思うんで、しっかりと勝ち続けて30代を迎えて、そこを越えても第一線で闘えるようなファイターになりたいですよね。だから常に危ない橋を渡ってるような気持ちでやっていきたいですね。
──今年の5月、梶原龍児戦の後のマイクアピール(「格闘技を辞めた後の人生なんて考えてません。リングで死ねれば本望です!」)が印象的なんですが。
吉本 チャラチャラ有名になりたいと思ってリングに上がってないし、ニセ者はいらないんで、はっきり言って。僕は真のファイターになりたいから、言わせてもらったんですけど。やっぱり強くなりたくて格闘技を始めたし、あの試合で格闘技を始めた頃の気持ちをしっかり考えて。そういう気持ちを言っただけです。
──優勝賞金が300万円ということですが。
吉本 そうっすねぇ〜……。●●を払ってないんで、まだ。そこからですね。もう友達とかもタカリに来てるんで、やばいですね。優勝したら、ちょっと消えます。電話は圏外にして。
──(笑)そうすると、小中学校の友達に会えないですよ。
吉本 そっちは純粋に会いたいんですけどね。うーん……。
──入場パフォーマンスを用意しているそうで。
吉本 ダンサーを用意してます。今回はしっかり踊るように言ってあるんで。普段は道ばたで踊ってる東京の地元の知り合いなんですけど、地元同士でフックアップできたらいいなと思って。各討議の会場で踊れるチャンスなんてなかなかないんで。地元に活気が出たらいいかなって。テーマ曲作ってくれてるのも昔のバイト時代の友達で、Tシャツを作ってくれたのも東京の同級生なんで。そういう意味ではいろんな人に支えてもらってるし、期待もしてくれてるし、頑張れよって言ってくれる一言一言が力になってますね。
──それに、吉本選手は闘いで返すわけですね。
吉本 そうですね。ありがとうは二の次というか、勝ってありがとうですよね。勝った試合でワーッと乾杯してくれればすごくうれしいし、記憶の中に残ってくれればうれしいですね。もちろん優勝することしか考えてないし……どうなるか分かんないっていう不安もあるけど、やってやるぞっていう気持ちがそれ以上に奮い立ってる感じですね。
──優勝後は何か考えてますか?
吉本 まだそこまでは考えてないですけど、毎回毎回、勝たないと出口はないと思ってるんで、それで言うと今回もホント、優勝しないと出口はないと思ってますよ。優勝したら何かしらの方向は用意してもらえるというか、自分でも作れるだろうし。負けたら全てが終わりだと思ってるから。
──今回、集まっているフェザーからライトあたりの階級というのは、全日本キックでは一番層の厚いクラスだと思います。その中で代表に選ばれた心境というのは?
吉本 やっぱり代表に選んでもらったからには優勝しないといけないし、ホントに100%「お前だ!」っていうよりは、「こいつ調子がいいから試してみよう」っていう感じだと思うんですよね。そこでしっかりとした強さをアピールしないといけないと思ってるんで。選んでもらったんじゃなくて、「試験に行ってこい」みたいな、そういう感覚だと思ってますね。
──ただ、そこに行くには今年1年の闘いがそれぞれよかったというのがあると思うんですが。
吉本 まあ、誰かと比べたりはしてないから分かんないですけど……一戦一戦、怖いですよ。オレも客観的に見れば調子が上がってるってのは思いますけど、やっぱり怖いですよ。調子がいいから大丈夫なんじゃないかとかは思ってないんで、そういう意味では毎回、スリルとの闘いですね。その中で、1個でも黒星がついてたらこの出場はなかったでしょうし。
──なるほど。
吉本 こういうチャンスも2回3回続いてあるわけじゃないんで、せっかくのチャンスを掴みにいって、大事……大事なんですけど、大事に闘ったらダメだと思うんで、大事な試合だから思い切っていこうと思って。
──思い切って、3試合。その準備は万端ですか?
吉本 まあやったことないんで(笑)、体験したことないからこその思い切りの良さってのはあると思うんですけど、1回やって優勝できたからって次またできるかって言ったらぞっとしますね(笑)。でもとりあえずは最初から120%でいきますよ。体験したこともないのに、温存してできるわけないから。他のメンバーも3回やったことある人はいないですよね? みんなけっこうヘバるんじゃないかな。
──では最後に、大会への意気込みをお願いします。
吉本 自分らしく熱い闘いで、最初から最後まで集中力で諦めない試合をしますんで、オレにしっかり注目してください。お願いします!


posted by touitsu |00:42 | 出場選手インタビュー | コメント(1) | トラックバック(0)
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吉本光志選手

コメント投稿者ID :

吉本光志くん、彼は非常にナイスガイでした。
ぜひ、栄冠をつかんでほしいですね。
年齢的にもほんとこれからがピークですよ。
頑張ってください!!

posted by 元T&H会員 | 2008-12-23 12:39

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