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ハリルホジッチでいいのか

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E-1が終わって10日以上経過してもハリルホジッチに対するサッカー有識者やジャーナリストの批判記事が止みません。ハリルホジッチを褒める記事を見たことがない。 アジア予選で苦戦し、韓国に大敗して不安要素が一杯なのに褒める人などいないでしょう。当たり前です。 だから、皆批判している中でハリルを高(好)評価できるのは、有識者やジャーナリストなどのプロでない単なるサッカー好きな人と海外に住んでいるサッカージャーナリストぐらいです。

さて、その批判の的となっているE-1最終戦 日本が韓国に38年ぶりの大敗を喫し、2大会ぶりの優勝がならなかった試合を見ると日本サッカーの現状と課題が見えてきます。

気温10℃の大観衆で埋まった東京味の素スタジアムにおいて、開始早々PKを獲得した日本が先制し、勝利を信じている大観衆は歓喜し、意外とこれは行けるかと思った。 しかし、このあと奈落の底に突き落とされてしまいます。日本の時間は最初の5分間だけでした。

日本に先制を許した韓国は、とにかくボールを前に運び攻撃の主導権を手に入れようとします。 ゴール前に張った9番シヌクのシュートは植田の大きく開いた左腕に当たりましたが、幸いPKにはなりませんでした。

韓国の1点目は、身長196㎝の9番シヌクが空中戦で勝負できる強みを活かした得点でした。 素早く放たれたセンタリングは、9番シヌクがヘディングしやすいように美しい放物線を描き、日本のゴール前へと高く上がって行く。 昌子が目測を誤り、筋書きどおり9番がヘディングで鮮やかに決めました。韓国の攻撃パターンが当てはまった瞬間でした。 早めに同点に追いついた韓国は、行けると思ったに違いありません。 この後、日本は大変まずいことをやらかして歴史的大敗を喫してしまいます。

2点目は鮮やかなFKでした。 GK中村の位置からしたらFKの距離は十分ありました。直接FKから放たれたボールの軌道はゴール左上へ向かって行く。 中村は動けず見送ってしまいます。ボールに飛びつく事さえ出来ませんでした。 ここを防ぐのと防げないとの差は勝敗を分ける大変重要な鍵となります。 このFKが決まり難無く韓国は逆転に成功します。これで試合が締まらなくなりました。

逆転された日本は反撃に出ますが、FW小林は攻撃の起点になれず、溜めが作れない。 小林は韓国に脅威を与えるFWでは元々なかったようです。 単独で崩せないFWに危険がないと分かった韓国は楽になります。

僅かながら、伊東が右サイドからDFをかわしてチャンスに成りかけますが、陸上トラックに引かれたシートに足を滑らせてゴールラインを割ってしまいます。 ゴールラインの外側に芝の余裕があればどうなっていたか分からなかった残念なシーンでした。

日本の攻撃パターンの乏しさに韓国は安心し、思いっきり日本にプレッシャーをかけ、1対1で日本ゴールに直線的に攻めてきます。 日本は出足が遅く韓国にセカンドボールを奪われ押し込まれる。

韓国の3点目は、イエローカードを貰っている車屋が、17番ジェソンにドリブルで振り切られ、フリーになった9番シヌクに渡り難なく決められました。球際の厳しさが日本に足りなかった。 韓国はパスで崩すのではなく、パスはあくまでつなぎの道具であり、最後はドリブルで日本の守備陣を切り裂いた。 パスで崩そうとするJリーグとは真逆のサッカーでした。

後半の1失点は不要な得点でしたが、ここでもGK中村は小林が触ったボールに反応できていなかった。 4点取った韓国は無理にボールを奪いに行かず、DFを下げ人数をかけて日本の攻撃を迎え撃ち、パスコースを抑えカウンター狙いに変えます。

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