2009年08月10日

VF甲府的危機感

「僕らは来年のことを考えられる状況じゃないから、今必死にやるしかないんです」

【J2:第33節 甲府 vs 岐阜】レポート:岐阜が教えてくれた危機感というモチベーション。上位4チームが横並びで、危機感が足りない甲府は最悪の勝点1で何を学ぶことが出来たのか。(09.08.10)
「僕らは来年のことを考えられる状況じゃないから、今必死にやるしかないんです」

公式記録を見て甲府のシュートが6本(前半1本・後半5本)、岐阜のシュートが12本(前半4本・後半8本)だったことに驚いたが、それ以上にショックだったのが試合後に岐阜の橋本卓(ボランチ)から聞いた言葉。「岐阜は第2クールの結果を見れば、来年に向けて上位争いが出来る可能性があるいい流れになっているんではないか」という質問に対する答えだった。
新たにスポンサー企業が見つかったとはいえ、岐阜の経営環境は依然厳しいと聞く。この状況で、クラブも選手もサポーターも必死になって戦っている。ゴール裏の岐阜サポーターは「飛騨、美濃」の文字を大きく書いた旗の下で応援しているが、岐阜県の飛騨地方と美濃地方が一緒になってFC岐阜を応援する、して欲しいという願いが込められているのだと思う。岐阜県内には全国的な有力企業も少なくないが、地方や地域の壁があって全県でのスポンサード体制を作ることが難しいという話も聞く。そのなかで選手は強い危機感を持って一戦ごとに戦っている。この現状は残念なことだが、それが危機感になって、第2クールの成長と躍進の原動力になっているのだろうということがよく分かる試合だった。(記事より引用)


スポンサーのないユニホーム、若すぎる選手たち、募金活動、、、
岐阜を見ていると、当時の甲府と重なります。

できれば忘れてしまいたい。
でも、とても忘れられない。

どっちの方が厳しい状況なのかはわかりませんが、当時を振り返って「もうあんな辛い思いはしたくない」と思います。
岐阜の危機に似たような状況を、甲府は乗り越えてきました。克服してきました。そして、もうあの頃には戻りたくないし、戻ることもないと信じています。
確かに、あのころのような必死な、思い詰めた、切羽詰まったような気持ちで今の甲府を見ることは、私にはできません。

だから危機感が足りない?

そうかもしれません。仮に、今年J1昇格を逃しても甲府が存続の危機に陥る心配はないと思われます。
その部分を岐阜の危機感と比べられるとちょっときついです。

甲府は危機感でサッカーをしているわけではないし、その必要もない

サポの立場で、そんなことを思ってしまいました。
選手はプロなんですから、そんな状況に左右されることなく実力を発揮してほしいと思います。甲府の場合、危機感というより緊張感でしょうか。

こういう形での昇格争い、実は甲府は初体験なんですよね。
前回の昇格は、最後の最後まで追う立場、失うものは何もありませんでした。(翌年J2でも問題ない状況)
当時の昇格と、今季の昇格争いで何が違うのか?

今季、チームの目標は昨年同様J1昇格です。
シーズンを通してひとつの成果を得ることを目指して戦っています。無欲ではありません。
でも甲府は、いままで昇格を目標にシーズンを戦った経験がまだ1回しかありません。
そのへんの経験不足というか未熟さが関係しているような気がしています。

昨日の甲府もなんかチグハグでした。楽な相手はいないと思いますが、下位から勝ち点を稼げない状況はちょっと気になります。下位に弱すぎます。プレッシャーなのか油断なのか、メンタル的な部分が気になります。

甲府は何をモチベーションに戦うべきなんでしょうか?
夏休みの宿題のような危機感では昇格は厳しいような気がします。
いい緊張感で試合に臨んでほしいと思います。

posted by toto |16:29 | ヴァンフォーレ甲府 | コメント(4) | トラックバック(0)
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VF甲府的危機感

コメント投稿者ID :

昨日は小瀬までいってきました。
たしかに昨日の甲府は、岐阜をなめていた
といっては言い方がおかしいですが、
少し緊張感がなかったように感じました。
岐阜のほうが必死でサッカーをしていました。
昨日のような試合をしてJ1に昇格するくらいなら
昇格しなくていいと思います。
やはり甲府らしいパスサッカーでJ1に
あがってほしいと思います。

posted by kura | 2009-08-10 19:03

VF甲府的危機感

コメント投稿者ID :

この試合を反面教師にして、ステップアップできるかどうかでしょうか。実際の負け数は5つですが逆転されたりなどの試合もありました。J1昇格が目標も大事でしょうが、やはり去年の広島のようにJ1に出ても戦えるチームになるような目標を持つべきです。

posted by サポ | 2009-08-10 21:39

re:VF甲府的危機感

コメント投稿者ID :

kuraさん、サポさん、コメントありがとうございます。

今季は結果最優先で、ある程度「らしさ」を捨てた戦いをしているのかな、と感じています。
それにしても岐阜にパス回しで負ける状況はちょっと情けなかったです。
上位とも互角にできているだけに、尚更です。

次節以降も嫌な対戦が続きます。
目標を実現するために、しっかりと積み上げてほしいと思います。
今の甲府にJ1を見据える余裕があるかどうかは疑問ですが、選手はそういう気持ちでやってほしいです。

posted by toto(管理人) | 2009-08-11 09:39

VF甲府的危機感

コメント投稿者ID :

かつてJ1に昇格したときと現在との違いは選手の平均年齢です。これが私的には甲府の抱える最大の危機感です。

昇格を決めた入れ替え戦では、レイソルの選手よりもずっと体のキレがあって、ボールへのツメが早く相手にサッカーをさせませんでした。試合開始直後に「これは勝てる!」と確信できるほどでした。

ベテランと呼ばれる年齢になると、特に夏場、気合いは入っていても蓄積された疲れのせいで体が動かないことがあるものです。特に今は上位との連戦の直後ですから。

でも、今はまだいいのですが、困るのはリーグ最終盤になっての疲労の蓄積です。絶対勝たなければいけない試合に体がキレないという状況が。

そうなったら若手の起用?そううまくはいきません。負けられない大一番で経験の少ない若手に「持つ能力全てを出し切れ」というのは酷な話でしょう。それに、引っ込められるベテランも納得いかないでしょう。「気合い」が入っている選手ほど自分がキレを失っていることに気付かないものですから。「こんなに魂が充実しているのになぜ下げられる?」ということになってしまうでしょう。

でも、下位との対戦の度に疲れを隠せきれなくなっている現在、いずれ近いうちに若手の力が必要になるときがくるでしょう。だから、そろそろ若手に経験を積ませたほうがいいと思います。若手をスタメン、そして彼らが物足りなかったらベテランを交代で、という起用法などが。

もちろん、このプランを実行するには、事前にベテランとしっかり話し合っておくことが重要です。そうすれば、スタメン外しても彼らのプライドを傷つけることもないでしょう。ベテランを先発させ、途中で若手と交代という形より精神的にはいいのかなと思います。

posted by suma | 2009-08-11 15:05

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