2008年02月25日

伝統の西武が楽天に抜かれた原因を探る

3回を終了した時点で、相手をリードしていたら野球はどうなるのか。

昨年の集計では、3回をリードしていた場合、両リーグのどのチームが最高勝率だったかといえば、セ・リーグは阪神が38勝6敗(2分)、パ・リーグは優勝した日本ハムが42勝8敗(2分)と、序盤にリードして勝利するパターンを大事にして、貯金が30以上。

しかし、実は3回までにリードをした試合を年間で負越すようなチームはなし。12球団全体の勝率は.766と高く、しかし最も低かったのが、どこかというと西武ライオンズの33勝15敗(1分)だったのです。

西武のココの貯金は18に対して、4位の楽天が貯金29を稼いでいます。伝統の西武が新興の楽天に追い越された要因のひとつは、この序盤でリードしひっくり返されない「試合運び」の点にあったのかもしれません。

最近の目立った成績では、中日が2006年にリーグ優勝したとき、3回をリードすると51勝3敗(1分)と、ほぼ全勝の状態。序盤を制することで、阪神の猛追を退けたといってよいかもしれませんね。

プロ野球プラス:最新コラム情報

「阪神が試合運びの勝率1位」
「ヤクルト宮本慎也が序盤の最高打率」
「西武・中島裕之が失策すると失点する」など

→※「プロ野球plus」ブログ http://baseballplus.jp/はプロフィールの「夢」写真をクリックしてみてください。

posted by toshiya-ono |13:17 | 試合運び | コメント(7) |
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2008年02月18日

毎年15%伸びるパ・リーグの盗塁

昨年のパ・リーグの全盗塁数は、4年ぶりに500を越え534盗塁。最近2年の盗塁数の伸びは大きく、パ・リーグの対前年比で2006年がプラス18%、2007年はプラス19%と大きく伸びています。

一方のセ・リーグは2006年プラス4%、2007年はマイナス5%。ここのところ、横ばいの状態。

パ・リーグが大きく伸びているのは、レギュラーシーズンの試合数が多少増加したことも影響したのだけれど、1試合平均(1試合2チーム合計の盗塁)で比較しても、パ・リーグは2006年プラス17.6%、2007年プラス12.6%とやはり伸びている点は注目したい、と思っています。

(詳細は、プロ野球plusブログの記事に掲載しました)

その昔、盗塁王2度を獲得した古葉竹識監督(広島と大洋で監督)は、「僕らの時代は盗塁王なんて価値を誰も認めてくれなかった」と話していましたが、時代は変わりました!

いまや短期決戦における盗塁の効果は、パ・リーグのプレーオフ、日本シリーズで見直され、WBCで王ジャパンが優勝したときには、イチローが4盗塁、西岡剛が5盗塁、川崎宗則が2盗塁です。

2006年10月にソフトバンクの斉藤和巳が、プレーオフ第2ステージで日本ハムと対戦し、1対0のサヨナラ負けで泣き崩れた試合。いまだに鮮烈な印象ですが、日本ハムの1点はパ・リーグファンの人は、特に覚えているんじゃないのかな。この1点は盗塁からじゃないけれど。

パ・リーグの盗塁がセ・リーグより多いのは、いち早く、プレーオフを取り入れ、1点差試合が極めて多い短期決戦を勝ち抜くため、生まれてきた必然だと思っています。

皆さんは、この当たり、どう思いますか?

※プロ野球plusでは<スポーツ・アクセスが選ぶ「あの選手が盗塁2007」の独断トップ3>を両リーグで発表しました。ちなみに、セ・リーグの第1位は、中日タイロン・ウッズの3盗塁を選びました。

■プロ野球plusブログ http://baseballplus.jp/はプロフィール「夢」写真をクリックしてみてください。

posted by スポーツ・アクセス小野俊哉 |17:04 | 盗塁 | コメント(10) |
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2008年02月01日

マサカリ村田兆治に現役復帰のオファー

プロ野球マスターズリーグ 表彰式と感謝の集い。1月30日の水曜、プロ野球マスターズリーグの表彰式が都内のホテルで行われました。

つい先日の1月27日が今季リーグ最終戦。V9戦士の土井正三監督が率いる札幌アンビシャスが、柴田勲・監督代行の指揮を執るなか、2年ぶり3度目の優勝。

村田兆治の挑戦は145キロ?
                      2007年12月2日の村田兆治投手                      (撮影:スポーツ・アクセス/東京ドーム) 「優勝が決まり、柴田君から電話をもらったとき、涙がこぼれた。人生を振り返っても、野球のことで泣いたような記憶は一度もない。それぐらいうれしかった」と感動のスピーチをされ、選手の健闘を称えました。 土井正三監督は昨年の3月5日、15時間に及ぶ大手術をされました。術後、高熱が何日も続く病との闘い。それを乗り越えて、実はユニフォーム姿で、12月2日に1試合だけベンチ入りを果たしています。 優勝監督としてのスピーチも、さすがはV9戦士。自分のことより、選手を心配する思いやり。ぜひ来季も指揮を執って欲しいと、マスターズリーグ関係者の全員が願っています。 選手表彰は、MVPには石井雅博選手。打率5割1分5厘。 そして、何より、表彰式の特大スクープがありました。 マサカリ投法の村田兆治投手が、ミスターマスターズリーガーの称号を受け、特別賞を受賞。その村田さんが、ユニフォームを着て現役復帰して欲しいとのオファーを、ある球団から受けた、ことが判明したのです。 ※ことの詳細は「プロ野球plus」ブログ へ、村田兆治投手の連続投球写真などとともに記事を掲載しました。(プロフィールの「夢」写真をクリックしてみてください) それにしても、どの球団が白羽の矢を立てたのか。ファンの皆さん、どこだと思いますか? 村田兆治さんは58歳になり、今年で59歳。 そして、元西武ライオンズ監督の伊東勤さんは、勝負強い打撃を評価され新人王(ルーキー賞)。 その他、本塁打王、打点王、防御率、奪三振、ベストナイン、など多くの表彰が行われ、スポーツ・アクセス賞は、阪神・広島で活躍された安仁屋宗八さんに決まり、表彰をいたしました。 マスターズリーグの魅力は、真剣勝負をしていること。短いシーズンの間、プレーをする選手たちのほころぶ表情、笑顔が僕は好きなのです。 そういえば、MVPの石井雅博さん、新人王の伊東勤さんも「練習なしでは、マスターズリーグでの活躍はあり得ない」と話していました。 一方で、福本豊さんや、石毛宏典さんは、練習はしない、というより、急に練習をすると、それで故障しては毎日の仕事にも困る、だから普段の何気ないトレーニングの方が大事、とも。マスターズリーグの練習は、彼らの社会人としての第2の人生である仕事があるので、たいへん難しい問題なのです。 12球団は2月1日からキャンプイン。プロ野球が始動。マスターズリーガーのなかでも、球団のコーチを務める選手は、これからが本番になります。


posted by toshiya-ono |09:30 | 村田兆治 | コメント(0) |
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2008年01月22日

松坂大輔が萩本欽一監督と対戦

昨日21日、西鉄、阪神、大洋でプレーされ、その後は明るいキャラの解説者として活躍された加藤博一さんが逝去されました。

加藤さんのご自宅は、同じ逗子市の歩いていける距離。一度ご挨拶に御伺いをしたことがありますが、丁寧に応対してくださり、「ほう、本を書いたり、詳しい人が近所にいたかね」と喜んでくださいました。

仕事で、選手OBの方に名刺を渡すと、「逗子といえば、加藤さんが近所じゃないの?・・・」と前置きして話をされる方の多かったこと。それだけ加藤さんが引退後も広い活躍を続けられた証しのように感じます。心よりご冥福をお祈りいたします。

1月19日、横浜スタジアムで萩本欽一監督の茨城ゴールデン・ゴールズと、松坂大輔のチーム・サムライが対戦しました。

茨城ゴールデン・ゴールズの選手では、「水戸信金・佐藤」(佐藤賢)が、松坂大輔の実弟、松坂恭平投手から2ランを打ち、主将で4番「おーいお茶!岩田」(岩田紀彦)が松坂大輔から、センターのフェンスへ直撃の二塁打は、松坂選手も苦笑い。

大魔神・佐々木主浩や中日の荒木雅博も出場し、二人ともヒット。とにかく、2回目のチャリティ試合は、怪我人も出ずに、無事終了しました。

最後、萩本欽一監督が「代打!オレ」と叫んで、遂にバッターボックスにり松坂大輔投手と対戦。萩本監督は、なぜか投手ゴロが多いのですが、この日も投手への併殺打でした。

写真数枚と試合の模様をアップしました。プロ野球plus、及び記録公式ページをご覧ください。

○プロ野球plus  http://baseballplus.jp/
(プロフィールの「夢」写真をクリックしてみてください)

○スポーツ・アクセス  http://www.sports-access.jp/

posted by toshiya-ono |09:19 | 松坂大輔 | コメント(0) |
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2008年01月16日

イチローが4割を打てない理由

決して4割について詳しく語らないイチロー。

しかし、4割を打ちたいと、仮にイチローが虎視眈々とが狙っているとしよう。

前回、イチローシリーズでは、2007年の実際の打率、678打数238安打 3割5分1厘の結果について、この年の4割モデルを示した。

あと60四球、トータル109四球を選び、618打数247安打でジャスト4割。あと9安打の加算が必要、というものだ。

これを全打席数に占める割合で示すと、安打が33%、四死球が15%、凡打その他が51%。

2007年の実際の成績は、安打32%、四死球7%、凡打その他61%である。

これを、テッド・ウィリアムズの4割と比較すると、イチローよりテッドの方が安打が少ないのだ。

四球が多いお陰で打数も小さくなる効果が表れ、そのからくりで打率4割を叩き出している。41年のテッドは、主に4番を打ち、37発本塁打王の120打点。これだけの強打者なら、4隅をついた敬遠気味の四球が多かったことは、想像に難くない。

しかし投手が勝負をしてくる1番打者は、そうもいかないのだ。

テッド・ウィリアムズの1941年

※プロ野球plusではテッド・ウィリアムズとイチローの5試合平均打率をグラフで紹介しています。プロ野球plus!ブログ http://baseballplus.jp/

プロフィールの「夢」写真をクリックしてみてください。


posted by toshiya-ono |12:10 | イチロー | コメント(10) |
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2008年01月15日

若松は早打ち、張本は遅打ち?

和製の4000打数以上で見る通算の最高打率は、張本勲と若松勉の二人が3割1分9厘。二人のカウント別の打率を比べてみると、打撃の特徴が違って面白い。

張本勲1970年の.383と、若松勉の1977年の.358。ともに生涯のシーズン自己最高打率を比較。

若松勉の最多安打は、カウント0-0、つまり初球打ち。張本勲は、最多安打がカウント1-1からの3球目だった。

最多打数は、若松がノーストライク系。張本勲はワンストライク、ツーストライクの方が多い。これは、若松勉が早打ちする性格だった、というより、心得として、球筋を見てカウントを悪くするのは、逆効果と知ってのことか?1番でも初球から打っていい、実証かもしれない。

二人のカウント別打率の表は、プロ野球plus!ブログへ掲載しました。 http://baseballplus.jp
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2008年新春

http://baseballplus.jp/


posted by toshiya-ono |13:32 | 張本勲 | コメント(0) |
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2008年01月11日

王貞治の868号の秘密に迫る

今日はソフトバンクの王貞治監督の本塁打に絞って紹介します。

「王は王でも三振王」と、球場に行けば子供たちにもヤジられる始末。プロデビューの2年目、早くも全試合に出場し、17本塁打の101三振が王貞治のスタートだった。

三振÷本塁打レシオは5.94。

24歳6年目の55号日本新で81三振。そのレシオは1.47。

以降、三振は減り続け、すでに4年目でタイトルを獲得していたが、レシオが2.00を切った辺りから、実に安定して本塁打を量産。

王貞治の本塁打量産は、三振をしない確実さと同時進行したが、また破格に多かった四球にも鍵がある。

ソフトバンクの両首脳を比較する!プロ野球plus


※プロ野球plusでは、ソフトバンク王と秋山幸二の三振÷本塁打レシオを比較など、グラフを掲載しました。http://baseballplus.jp/



小野俊哉のプロ野球plus!http://baseballplus.jp/
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posted by toshiya-ono |11:54 | 王貞治 | コメント(12) |
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2008年01月10日

近鉄ブライアントに幻惑?清原のいびつなレシオ

王貞治の上をいく伸びを見せ、三振÷本塁打レシオも下がり始めたのが、キヨの4年目。1989年、35本塁打の1.71だ。しかし、翌年から三振が増加。ペースもにぶってしまった。


キヨが、突然バスタブ曲線から外れた理由は、1989年のパ・リーグ本塁打王、近鉄バファローズのラフル・ブライアントの影響があった、僕は思う。

この89年。49本塁打で、故・仰木彬監督に優勝をプレゼントしたブライアントの三振は187。キングに届かなかった清原は、三振を減らしてもタイトルは獲れない、と解釈し、翌年から軌道修正したのではないか。

王貞治と清原和博を比較する!プロ野球plus

※プロ野球plusでは、王と清原、田淵幸一と山本浩二の三振÷本塁打レシオを比較など、グラフを掲載しました。
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プロ野球plus!http://baseballplus.jp/

○キヨの最後の跳ね上がりは、バスタブ曲線における「磨耗故障期間」?選手寿命の表れかもしれない?


posted by toshiya-ono |11:55 | 清原和博 | コメント(7) |
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2008年01月09日

プロ野球界にも「バスタブ曲線」?

長距離打者は、一発を量産する進化の課程で、三振が減る傾向を示す。

そして、晩年には三振÷本塁打レシオで見ると、その率が上昇。選手寿命が見えてくる。

いわゆる「バスタブ曲線」を描くのだ。


仕事上、電子部品、機器の工場出荷を扱う場合、品質管理では普通に使われる概念である。このバスタブ曲線が、実はプロ野球選手の寿命にも、当てはまるのだ。(三振÷本塁打レシオのバスタブ曲線)

その典型的な例は、東北楽天の野村克也監督と、あっぱれ、渇!で忙しい張本勲である。

野村克也と張本勲のレシオ

プロ野球plus!ブログ 
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○プロ野球plusに、三振÷本塁打レシオを比較したグラフを掲載しました。http://baseballplus.jp/
○他にも、山本浩二と田淵幸一、ON砲の王貞治と長嶋茂雄の比較グラフを掲載。


posted by toshiya-ono |11:54 | バスタブ曲線 | コメント(0) |
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2008年01月08日

ノムさんの657本を抜く和製大砲は?

昨日の7日月曜。テレビ東京系の番組、カンブリア宮殿に、東北楽天の野村克也監督が出演。ノムさんの話しは面白いので、つい見てしまうが、さて、野村監督が現役時代に放った一発は657本。

王貞治の800本は無理としても、ノムさんの歴代2位の本塁打を抜く和製大砲は出て来ないのだろうか。

現役選手について、2008年から40歳(満年齢)まで大盤振る舞いの年30発、以降44歳までを20発打って引退した場合、どれだけ本塁打は伸びるのか。

結果は中村紀洋が599発、村田修一と新井貴浩が574発など、伸びても500号後半まで。600発には届かない、という結果だった。

※プロ野球plusブログへ、仮想ランキングのベスト20を掲載しました。http://baseballplus.jp/

プロ野球plus

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posted by toshiya-ono |11:54 | 野村克也 | コメント(21) |
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