2007年04月04日
今年の巨人。開幕時点で、先発ローテーションに異変が起こりました。
右腕の上原浩治投手にパウエル投手が故障。したがって、先発に内海哲也、高橋尚成、金刃憲人の左腕投手3枚が、クローズアップされることになったのです。
一般に?左腕というのは、「左打者を打ち取ることを要求される投手」として語られることが多いのですが、それはリリーフなのか、先発なのか、で大きく役割が異なります。
つまり、主に左打者を打ち取るのはリリーフに求められ、一方で、相手打線が右打者を並べてくる先発左腕というのは、右打者をしっかり打ち取る技術がなければ、ローテを守ることは不可能になるのです。
昨年のセ・リーグ先発を比較してみましょう。
最も右打者を抑えている左腕は誰か?ということですが、実は今年の開幕投手にも選ばれた、巨人の内海哲也投手なのです。右打席に対して.203の被打率は、セ・リーグ最少の成績でした。
2006年セ・リーグの右打席の被打率(左腕10先発以上)
1位 内海哲也 巨人 .203 12勝13敗
2位 井川慶 阪神 .206 14勝9敗
3位 山本昌広 中日 .240 11勝7敗
では、最も右打席に打たれた左腕先発は?というと、横浜ベイスターズの土肥義弘投手。昨年.358と打ち込まれ、防御率6点台の3勝8敗と成績が伸び悩みました。
その逆に、右腕先発は、しっかり左打席を抑えなくては生き残りは出来ません。
2006年セ・リーグの左打席の被打率(右腕10先発以上)
1位 川上憲伸 中日 .197 17勝7敗
2位 ダグラス 広島 .199 9勝6敗
3位 朝倉健太 中日 .239 13勝6敗
ちなみに、右腕で左打席を最も抑えられなかったのは、巨人へ移籍した門倉健投手。昨年は.343と打ち込まれてしまいました(右腕10先発以上)。
先日セ・リーグ開幕カード、3月31日の横浜スタジアムでの開幕2戦目。門倉健投手は、7回裏に左打ちの古木克明選手に、決勝のソロ本塁打を打たれましたが、決して偶然ではないように思いました。
※被打率は、先発で登板した時の成績のみとしました。
posted by toshiya-ono |08:51 |
内海哲也 |
コメント(0) |