2007年11月21日

新人王の翌年

今年2007年の新人王はセ・リーグ阪神の上園啓史、パ・リーグ東北楽天の田中将大が受賞。

上園啓史は16先発し8勝5敗。規定回の59%にしか達しなかったが、金刃憲人の7勝6敗を上回って受賞。
田中将大は11勝7敗と二桁勝利。奪三振196は、ダルビッシュ有に次いで両リーグ2位は、印象も強いが、規定回の129%を投げ、防御率を3点台後半にまとめた評価の方が高いのではないか。

投手の新人王は、2リーグ分裂の1950年以降、今年を含めて69人。そのうち防御率が4.00以上だったのは、1977年の斉藤明夫(現在、横浜ベイスターズコーチ)と1979年の松沼博久(現在、茨城ゴールデン・ゴールズの指導など)と、両リーグ一人ずつしかおらず、概ね3点台が限界である。

1977年の大洋・斉藤明夫は規定回をクリアし最下位チームの8勝9敗。1979年の松沼博久アニやんは西武ライオンズが発足の年、チーム初勝利の勝利投手。この年16勝、212イニングを投げ、チームの防御率、勝利、奪三振の投手3冠。やはり規定回をクリアし、ローテーションを守った点が評価されている。

今年の上園啓史は規定回を超えていないが、6月以降ローテーションが9月に1度飛んだだけだったことと、防御率2.42は、セ・リーグ最優秀防御率1位・高橋尚成の2.75を凌いだ質の点が高く評価され、得票を伸ばした。

金刃憲人は、前半戦がすばらしく当確だったが、後半で息切れし都合7勝6敗。パ・リーグの4位楽天の永井怜が7勝7敗を上げており、リーグは違っても、同じ新人同士で、これだ、という目立った結果を残せなかった点がネックだった。

さて新人王投手の2年目はどうか。

これが、なかなかいい成績を残せていない。新人王タイトルを取ると油断するわけでもないが、前の年と変わらない成績は本当に一握りである。

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posted by toshiya-ono |12:15 | 新人王 | コメント(1) |
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