2007年10月16日

松坂大輔のプレーオフ

現地10月15日、クリーブランド・インディアンズの本拠地、ジェイコブズ・フィールド。松坂大輔がア・リーグのチャンピオンシップ第3戦に登板。アメリカに渡って、実に34試合目の登板となりました。これまでレッドソックスは1勝1敗。ワールドシリーズへ進むには、あと3勝が必要です。

しかし、松坂大輔の登板が第3戦というのは、1度しか登板機会が与えられず、同い年で20勝のベケットやベテランのシリングに比べて、信頼度は5段階評価のレベル3といったところ。

<松坂大輔 8月以降の登板結果>

登板	対戦	勝利	敗戦	投球回	本塁打	防御率
8月4日	SEA	○		7    	2	3.70 
8月10日	BAL			7    	0	3.59 
8月15日	TB		●	6    	0	3.79 
8月22日	TB		●	6    	1	3.76 
8月28日	NYY		●	6 1/3	2	3.88 
9月3日	TOR	○		5 1/3	1	4.11 
9月8日	BAL		●	2 2/3	2	4.44 
9月14日	NYY			5 2/3	0	4.41 
9月22日	TB			6 2/3	1	4.48 
9月28日	MIN	○		8    	1	4.40 
10月5日	LAA			4 2/3	0	-
10月15日	CLE		●	4 2/3	1	-

初回は2三振を奪う立ち上がり。

ですが、2回裏、7番のロフトンに初球先制2ランを浴びてしまいました。ストレートもほとんどが152キロから155キロと申し分なく、スライダー、カーブも交えた投球でしたが、ただ初球だけはずっとストレート。ベテランのロフトンは、おそらくベンチからそれを見抜いていたのでしょう。

そして、味方の援護がないまま、2点ビハインドの状態で迎えた5回。何より、1死1塁から、苦手の1番サイズモアとの対決に四球を与えたことが命取りになった、という印象があります。これが塁を埋め、2番から4番との対戦で2点を失い、降板のきっかけをつくったからです。

左打者のサイズモアに対して、この打席、内角へ投げた3球はすべて低めスライダーのワンバウンドはボール判定。外角へのカットボールを打たせて取る選択なら、ここは内角高めへ速球で押し込んでは、と思ってしまいます。

第1打席の内角低めスライダーは2球とも見逃されてボールになっているのが伏線です。サイズモアも、内角はバットを出す必要がなかったわけです。この日、ストレートは150キロ超の威力があったことを思うと、バリテクとは、まだ「あうんの呼吸」は来季に持ち越した、かもしれません。

または、ひょっとすると、体格の大きなメジャー選手の左打者の内角速球は、どうしても投げにくさを感じているのかもしれません。

しかし目的は、左打者が嫌がること、ですから、ストライクでなくてもボール球でいいはず。右投手の松坂が、左打者を苦手にしない=メジャーでの生き残り、のためにも、この課題は本人もわかっていることでしょう。

さて3回以降。ボール3の打者が多くなり、全体のストライク率も58.4%と6割を割ってしまいました。

結局、4失点はすべて左打者に許したもの。これでポストシーズン2登板の対左打率は、3割4分6厘に上がってしまい、西武時代にはなかった意外な苦手。

何より、夏場こそ強い松坂大輔のはずが、8月以降ポストシーズンを含めた防御率は、何と6.04にまで悪化。

★小野俊哉のプロ野球plus!ブログ http://baseballplus.jp/
「8月以降の防御率が嗚呼6.04!松坂大輔のプレーオフ」

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posted by toshiya-ono |23:56 | 松坂大輔 | コメント(2) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:松坂大輔のプレーオフ

>第1打席の内角低めスライダーは2球とも見逃されてボールになっているのが伏線です。サイズモアも、内角はバットを出す必要がなかったわけです。

思わずコメントしちゃいます。
まさにおっしゃるとおりです!
今日は球が走っていたし、1回のルーゴのファインプレーなどあり、今日はいくか!?
って思ってたのに、、、
ロフトンへの失投も、2回はあの球意外問題なかったのに。。

ほんとふがいないというか、松坂もロッカーで立ち上がれなかったようですが、見ていたわれわれもガッカリでしたよね。。。

インディアンズペースですが、今回の松坂の登板が今季最後にならないことを祈っています。

posted by ジャンポ210 | 2007-10-17 03:52

Re:松坂大輔のプレーオフ

松阪はコントロール悪すぎ。

posted by G | 2007-10-17 11:01

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