2007年10月14日

中日・荒木雅博の才能

小野俊哉のプロ野球plus!ブログ http://baseballplus.jp/
「1-2番打者の働き・総覧」コラムで12球団の1-2番打者成績を比較。
●「プロ野球データ検索」では「打者を調べる」→「出塁率」などの1-2番区分をクリックしてください。

1-2番打者といえは、どれだけよく出塁するか、の出塁率、あるいは得点の大きさが一般的な指標ですが、短期決戦において大事なのは、ワンチャンスをものにする力。


つまり、出塁しても走塁面が劣れば得点する回数が上がらず、生還率だけ高くても、打撃能力がなければ塁に出られず、アウトを重ねるだけ。クリーンアップの前の得点源にはなれません。

出塁もし、得点もする、という両方の力は、出塁率+生還率という計算のOPRが有効です。生還率とは、得点÷全出塁数の単純な計算。

昨年、44年ぶりに日本一に輝いた北海道日本ハムファイターズ。日本シリーズ4勝1敗とし、中日ドラゴンズをあっという間に退けた5戦における、日本ハムの1番・森本稀哲。

森本は7度先頭出塁し、6度生還。うち5度、2番・田中賢介の犠打で得点圏に進んでいますが、小笠原道大、セギノール、稲葉篤紀のクリーンアップが強いお陰で、1-2番の日本シリーズ5戦におけるOPRは、実に8割9分5厘。森本、田中の活躍は、躍動感にあふれ、日本一の演出効果は満点でした。

今季の9月以降の1-2番打者における生還率に着目してみると、中日の荒木雅博がよく働き、9月以降で生還率が実に5割以上は、荒木雅博ただ一人でした。

<2007年9月以降の1-2番打者・生還率>
※両リーグ50打数以上の20人

順位	選手	球団	試合	生還率
1位	荒木雅博	中日	30	.548
2位	森本稀哲	日本ハム	27	.465
3位	東出輝裕	広島	27	.452
4位	田中賢介	日本ハム	25	.450
5位	仁志敏久	横浜	27	.438
6位	梵英心	広島	13	.421
7位	井端弘和	中日	29	.404
8位	田中浩康	ヤクルト	27	.400
9位	片岡易之	西武	24	.400
10位	渡辺直人	楽天	20	.389


昨日13日、CSの1戦目、初回の先頭出塁から生還し、やはり大事な試合にこそ力を発揮するセンスは、天下一品かもれません。

また、日本ハムの森本稀哲、田中賢介も優勝ラインの4割を軽々と突破。やはり怖い存在です。

ということは?

逆に相手の得点を抑えるには、まず1-2番を出さないこと。これはクリーンアップに対する配球面(走者の有る無し)を考えても大事になってきます。

posted by toshiya-ono |18:10 | 荒木雅博 | コメント(1) |
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この記事に対するコメント一覧
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中日・荒木雅博の才能

9月以降と限定するところが、

すでに結論の先取りのためのサンプル抽出操作あり!

恥ずかしいね~

posted by ドラファン | 2008-03-07 23:28

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