2008年07月07日
松坂大輔がオールスター前10勝を飾るには?
日本時間7月8日火曜、レッドソックスの松坂大輔が15試合目の先発。本拠地の、ミネソタ・ツインズ戦に登板する。その勝利のためのポイントを3点。 その1:2番アレクシー・カシーヤの出塁、4番ジャスティン・モルノーの長打には警戒したい。6番ながらヤングの一発にも要注意だ。 その2:ツインズ打線の得点パターンの「2巡り目ないし3巡り目」をしっかり封じたい。 その3:味方打線のこれまで通りの序盤援護に期待。今季の松坂大輔の防御率3.12に対して、援護率は6.12と約2倍。これが今季の9勝1敗と勝率9割を支えている。 ◆ ツインズ戦に勝利して球宴前10勝は、20勝への足掛かり 今季の松坂は、肩の不調を訴え初の故障者リスト(DL)入りを経験したものの、ここまで9勝1敗、防御率3.12と好成績を維持。この登板でオールスター前に10勝を確定させることで、西武ライオンズ時代を含めても自身初の20勝への足掛かり。 というのも、ミネソタ・ツインズ戦は、これまで2試合に先発し2勝。8回、7回を投げ防御率2.40と、お得意様にしている相手(昨年9月、今年5月)。松坂の昨年は15勝(12敗)。西武時代の最高は、2006年の17勝(5敗)である。 ◆ツインズのチーム打率は・358? しかし、ここのところツインズは最も波に乗っているチームであり、コツコツ当ててくる厄介なチーム。 7月7日(日本時間)の勝利で、ツインズは5連勝。アメリカン・リーグ中部地区の2位。最近1週間(6試合)のチーム打率は・358を誇り、これは当然ながら30球団のトップと打ちまくっているチームなのだ。長打は少なく、それよりも安打、出塁から、相手先発を細かく打ち崩し、チーム出塁率・426も、両リーグ唯一の4割越え。四球が多いダイスケにとっては、イヤな相手だろう。 ツインズの10試合(8勝2敗の成績)を追うと、初回、2回の得点はそうでもないが、3-6回の中盤で、40得点を細かく重ねており、打線が2巡り目ないし3巡り目で先発投手をじわじわと追い詰めている様子。相手先発を、1勝6敗の防御率6.50と崩している。 ◆ツインズの弱点とは? 松坂の2先発2勝を見ると、4番の左打者ジャスティン・モルノーは抑えたい相手。松坂に対して6打数3安打1本塁打。今季の松坂は、4番の左打者に打率4割以上を許しており、警戒を要する。 また2番のアレクシー・カシーヤ(両打ち)は、初対戦の相手。最近1週間の打率が・409は、ツインズで最も当たっている打者だ。松坂が最も本塁打を打たれている打順は2番の3発(今季)ということもある。 とにかく、ツインズの1週間打率は、打率3割5分以上が5人。松坂大輔が勝利投手になり、10勝目を挙げるには、ここは味方の援護に期待するべきなのだ。 一方、ツインズの先発投手を最近10試合で調べると、チーム8勝2敗のうち、先発が7勝1敗、QS率70%と一見好調。しかし先発防御率は4.02でしかなく、それ程でもない。投げ合う予定のスコット・ベイカーは、今季の防御率が3.65、QS率58%。 レッドソックス打線に、援護を期待出来るかもしれない。 大ちゃん、この試合で10勝目いくかどうか。皆さんの楽しい意見をお聞かせください。 (スポーツ・アナリスト小野俊哉) プロ野球プラスHP:http://baseballplus.jp/は他のコラムや、プロ野球データ検索などお楽しみください。
posted by スポーツ・アナリスト小野俊哉 |15:21 |
松坂大輔 |
コメント(2) |
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松坂大輔がオールスター前10勝を飾るには?
松坂は、もともとの制球の悪さもあるが、出来るだけ長いイニングを投げようと、ペース配分を考えているようにも見える(先発投手としては当たり前だが)。
でも、いっそのこと、最初っから飛ばして、行けるところまで行くようにしたら、フラストレーションが残らないのでは……。どうせ、5回か6回で、球数が増え、余力を残して代えられるよりは、最初から全力で投げて、6回で息切れして代わったほうがサッパリしている。
でも、かえってそれぐらいから、本来の尻上がりの投球が出来て、結局8回くらいまで投げれるかも。いや、昨日は、パベルボンが打たれたから、完投して欲しい!
次の登板、期待してます。
posted by ミミ | 2008-07-07 20:47
松坂大輔がオールスター前10勝を飾るには?
ミミさん僕も松坂大輔の完投こそ見たいと思っています。9回もマウンドに登り、ファンのスタンディングを浴びて投球モーションに入る・・。これこそ、奪三振の数を競うより、ダイスケ本人が理想とする自分の姿のはず。
そのためには、今までのピッチングから何かブレークが必要なのは明らか。そして明らかを、どう実施していくのか。しかしダイスケの性格から想像すると、今年はあまり変わらないでしょう。それでも味方が強く援護。9勝1敗なのですから、暖かく見守りましょう。
posted by スポーツ・アナリスト小野俊哉 | 2008-07-08 06:56


