2010年01月29日

無駄遣い

 セレッソ大阪から金甫炅(キムボ・ギョン)をレンタルで獲得した事に対する感想です。

理由は簡単、
W杯が開催される今シーズン、代表クラスの選手は年間を通しての安定した戦力になりえないからです。

大会前は合宿や強化試合でチームを離れることが多いでしょうし、本番でピークに持っていったフィジカルを再び上げていくのは大変なことです。
そんな選手は能力の如何に関わらずせいぜいオプション止まり。戦力の中核に据えようものなら、彼の不在にチームが左右されてしまいます。
にもかかわらず、ファンボは背番号10を与える事で高い期待を寄せているかのようにも見えます。ずっと一緒に戦う日本人よりも不在がちな同国人に信頼を置こうとするあたりに、彼のコミュニケーション能力があまり向上していないという証なのかもしれません。

選手が足りなのであれば、ユースから上げてくればいい。

大分は負債を返済するまで何年も、J1に昇格することは出来ません。
ですが、それは選手のレベルの底上げを、勝ち点に優先して行えるという状況でもあるのです。
これを好機と捉えて若い選手を育て、移籍させて資金を得る。
そういう中長期的な経営方針が今の大分に求められているはず。そんな時に、わざわざ安定してチームに合流できない選手を獲得する必要があるのでしょうか?しかもレンタルで・・・・・・・。

正直、理解に苦しみます。今回の移籍がファンボの個人的な資質や思惑によるものではないか、と邪推したくなるほどです。
レンタル代金がいくらだったかは判りませんが、サポーターの方が必死に展開している募金活動の数日分が支払われたのかもしれない、と思うと非常に残念でなりません。





posted by かん太 |22:25 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2010年01月09日

ただ、それだけ

あけましておめでとうございます。
PCの入院と年末年始の激務で、一月ぶりの更新です。

この間の大分に関するニュースといえば、どれも暗いものばかり。書きたいことも書けずにずっと腹の中に溜め込んできた分、自分なりの結論を纏め上げることもできた時間となりました。

昨年、シーズンパスを購入していた私のところには、継続更新用の申込書が郵送されてきました。
ですが、今のところ私はパスを更新するつもりはありません。


大分トリニータは素晴らしいチームだと思っています。

シャムスカ、ポポヴィッチという優秀な指揮官、日本代表にまで成長した生え抜きの若手選手たち、そして博多の森に5千人近くも乗り込んだ熱心なサポーター。J1に所属するチームとして恥ずかしくないものを持っていたと信じています。

ですが2009年は、それらはフロント次第でいとも簡単に無に帰してしまう、という事を痛感させられた1年になりました。

こんな事は二度と御免なんです。
だからこそ、フロントには変革して欲しいんです。
このままじゃ、例え負債を完済しても、また同じ事を繰り返すだけだと思うんです。

それなのに新経営陣はサポカンを開催することも無く、現実味の無い再建計画で協会からの融資を延期され、事実上解任した筈の前副社長を監督に据えている。きっちりしているのは、負債の総額と正月休みだけ。これでは一体、何が変わったのかさっぱり見当がつきません。

まずは納得がしたいんです。
問題は山積みですが、最大の課題である負債の理由や詳細を公表する事から始めるべきなのではないでしょうか?それもせずに、「支援を」なんて言われても非常識だとしか思えないんです。
それさえ行ってくれれば、喜んで申込書を持ってクラブトリニータに駆け込むつもりでいます。

それができないのであれば、それまでです。
大分トリニータは存続し続ける限り、不透明な経営を行う法人のままでしょう。
そんな事になるくらいならば、いっそ根元の部分から壊して0から創りなおす必要があるのではないか、と思います。

現在、なんとか大分を援けようと懸命に努力されている方々の想いに水を差すような意見だとは承知しています。
ですが、選手のレベルがダウンすることや監督が凡庸である事にはなんとか耐えられますが、トリニータが不正の隠れ蓑にされる事には到底我慢がなりません。




posted by かん太 |00:21 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年12月09日

Last Dance

 タイトルの由来は某バンドのラストツアーです。丁度、似たような心境だったので使わせて頂きました。

この日の試合は、トリニータが15年積み重ねてきたものの最終的な到達地点でした。来季からは負債を返済する為に経営規模やチーム編成を数年分、時計の針を元に戻さなければいけないからです。

これだけのメンバーを揃えて試合が出来るのも今日で最後―――他にもそう思われた方がいたのでしょうか。この日の入場者数は22460人、今季2番目の数字です。大宮を応援に来た人を除いても、2万人を越える人たちが大分の応援に来てくれたのは間違いないはず。

今の大分にとって、彼らの心意気こそが最大の財産であると確信しています。企業スポンサーは結局のところ利害で動かざるを得ません。
不況で厳しい状況にあるのは企業だけではなく、その下で働いている方々も同じ事。それでも少しでも大分の力になれれば、と駆けつけてくれています。

フロントには彼らの想いに応えるべく、利権や保身を廃した再建計画を切に望みます。それと、情報開示を。


大分の布陣は4-4-2。
GK西川、DF右から坪内、菊池、藤田、上本。
MF左右に高橋と清武、ボランチはエジミウソンと家長。
FWに高松とフェルナンジーニョ。
出場停止の金崎以外スタメンの変更は無く、インフルエンザあがりの深谷はベンチスタート、負傷明けの森重はベンチ外。
「勝っている時はスタメンを変えない」というセオリーの為か、来季に向けての布陣か。

対する大宮も4-4-2。
GK江角、DF波戸、片岡、マト、富田。
MF金澤、橋本、土岐田、内田。
FW石原、藤田。
最終ラインをやや引き気味にしつつ、前線から積極的なプレスをかけてカウンター狙いのスタイルで臨んできた。

前半20分過ぎまでは大分の一方的な展開に。
フェルナンジーニョがスペースに顔を出してボールを貰い、比較的少ない手数で前線やサイドに捌いていく。

6分、左サイドでのスローインからのこぼれ玉を高松がシュートするが、GK正面。

9分、今度は右サイドからスローイン。坪内のクロスを高松が頭で合わせるがGKキャッチ。

11分、フェルナンジーニョのスルーパスに高橋が追いついてクロス。中央でエジミウソンがダイレクトでボレーシュートするが綺麗にミートせず、GKがパンチングでクリア。続くコーナーキックを高松がワントラップしてシュートするが、大きく上へ外してしまう。

17分、左サイドで高橋から家長へと繋いでクロス。清武が頭で合わせるが、ゴールの右上へと消える。

20分、フェルナンジーニョのフリーキックを清武がフリーでヘディングシュート。ゴールの僅か右へと逸れる。

20分間で決定的なシュートが6本、大宮はシュート自体ゼロ。この数字だけでも大分の攻勢がどれ程一方的だったか窺えるが、この時間帯に決めきれなかった事が、大分を最後まで苦しめる事になる。

22分、エジミウソンのパスがカットされ、1度FWに当ててから土岐田へと渡してロングシュ-ト。これがゴール右隅に決まってシュート1本目の大宮が先制する。

これで勢いづいた大宮の運動量が増え、フェルナンジーニョへのマークも厳しくなって前線での起点が作れなくなってしまう。更に高松もマトに競り勝てず、攻め手を無くした大分は前半シュートゼロに抑えられてしまう。

後半、CBの菊池をボランチに、家長を右SH、清武をトップ下に置いて3-5-2にシフトする。
FWの2人にボールが収まらないから、その前でワンクッション置きたかったのだろうか?それなら、トップ下はキープ力のある家長の方が適任だったと思うのだが。
逆に、サイドが手薄になって大宮にカウンターの形を作られる結果となり、リズムを取り戻せない。

それでも大分が追いついたのはセットプレーから。
25分、スローインから途中出場の東が1人かわしてシュート。GKが弾いたボールを高橋が押し込んで同点に。

追いつかれた大宮だがプランを変更する事は無く、33分にはカウンターからラファエルが西川と1対1になるが事なきを得、そのまま試合終了。

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posted by かん太 |00:10 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年11月25日

フェル デイ??

 この日は、普段サッカーに興味を持たないカミさんとJr.をつれて行きました。エサは会場周辺で行われていた乗り物のイベント。
昼食はドーム内の屋台で。大した事ではありませんが、ちょっとだけでも借金を完済するための足しになれば、と願います。


大分は前節に続いて4-4-2。
GK西川、DF右から坪内、藤田、菊池、上本。
MF左右に高橋と清武、ボランチはエジミウソンと、何と家長。
FWにフェルナンジーニョと金崎。
深谷がインフルエンザの為に菊池を1列下げたのは判るが、その穴に東でも清武でもなく家長を入れたのは興味深い。エジミウソンの1ボランチかとも思ったが、寧ろ彼は飛び出すエジミウソンのお留守番役。1対1の守備では見るところは無かったが、CBの2人と好く連携の取れた守備を見せていた。

対する川崎も4-4-2。
GK川島、DF井川、菊池、伊藤、村上。
MF横山、谷口、中村、レナチーニョ。
FWにジュニーニョとチョン・テセ。
謹慎解除と報道されていた森はベンチスタートだが、負傷していた中村が何とか間に合ってスタメンに名を連ねた。


前半は完全に大分のペース。
守備ではチョン・テセを藤田が、レナチーニョを上本が抑え込み、ジュニーニョには複数で対応して形を作らせない。
奪ったボールはボランチを経由してサイドやトップに送り、フリーの選手が次々とボールホルダーを追い越していく。
特に金崎のパスの判断の早さ・精度は素晴らしく、味方はスピードを損なうことなくボールを貰う事が出来ていた。
その割りに決定機が少なかったのは、フェルナンジーニョにボールが渡ると、彼が個人での突破に拘ったからである。

11分、エジミウソンが中央から右へスルーパス。フェルナンジーニョのマイナスのパスを金崎が合わせるがGKクリア。跳ね返りのボールを拾って家長のDFの裏へスルーパスが高橋に通ってシュートするが、ポストの僅か左へ外れる。

26分、家長のスルーパスにフェルナンジーニョが反応してシュートするが、GK正面。

川崎のサイドは守備で手一杯、負傷明けの中村もキレはいまひとつでボールが収まらない。大分の中盤でのプレッシャーも厳しく、苦し紛れに2トップへロングボールを放り込むが、精度が低いので有効な形とはならなかった。

後半になっても流れが変わらず、川崎は選手交代で状況の打開を図る。
CBの井川を下げて森を投入。右のSHに置いて、レナチーニョの位置を上げる。
サイドからの攻撃参加を増やすと同時に前方の枚数を増やす意図だったが、結果的にこの采配が失点を招いた。

16分、高橋と森が左タッチライン際での競り合いに藤田がフォローに入ってボールを奪い金崎へパス。金崎はDFをかわしてゴールライン付近まで切れ込んでから、中央にパス。フェルナンジーニョが確実に決めて大分が先制。

33分、フェルナンジーニョのスルーパスでエジミウソンがGKと1対1になり、ループシュートを放つがポストに嫌われる。

終盤には川崎が猛攻を仕掛け、44分、GKのゴールキックがそのまま大分ゴール前まで流れ、田口がシュート。ロスタイムにはジュニーニョが右サイドからクロス。レナチーニョが頭で合わせるが、いずれも枠を捉える事ができずに、そのまま試合終了。

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posted by かん太 |23:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年11月22日

黄金色の残滓

20日ぶりに更新しました。

前々回のブログで「戦力の保持を」と提唱したのですが、それが現実を無視した暴論である事を痛感させられた20日間でした。

その上、現時点で既に再来年のJ1再昇格への可能性すら、事実上閉ざされる事になってしまい鬱々とした日々を過ごしております。


溝畑社長辞任の件については、あまり言及しないつもりでした。
以前より彼は責任取るべきだと述べていたので、辞任が決まった以上、更に追い討ちをかけることも無い。せいぜい、気持ち良く出て行って戴きたいな、と思っていたのです。

が、彼の退任記者会見の質疑応答を読んで気が変わりました。
http://www.oita-trinita.co.jp/information.php?_mode=detail&id=4024
溝畑氏には二度と、大分の空気を吸って欲しくない。
そんな気持ちにさせてくれました。


日付が変わって今日、九石ドームで川崎戦が行われます。

最早勝ち点を獲る意義は無く、来シーズンの為の備えすら無価値なものに、そんな状況が数年は続くかもしれないトリニータにとって、2008年は黄金時代と呼ばれる事になるのではないでしょうか。
その黄金時代のメンバーがまだ多く残っているうちに、観客動員数を一つでも増やし、拍手で選手に感謝の気持ちを伝えたい、というのが明日九石ドームまで足を運ぶ理由です。

そんな過去の事に縋れば縋るほど、これから起こる喪失感に耐え難くなるのは重々承知しているのですが、社長から給料を上げた事を後悔しているなんて言われてしまった選手の心理的負担を少しでも軽く出来るのは、会場に来た観客にしかできないと思っています。

posted by かん太 |01:10 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年11月03日

0トップのバランス

 今日の試合での最大の関心事は、残留の為に現実な路線へ若干の路線変更を余儀なくされていたポポヴィッチ体制が、どのくらい修正されるのか?という点でした。

就任直後に敷いた4バックが機能しなかった為に、慣れていた3バックに戻したという経緯もあり、この試合がポポヴィッチ体制の歴史の中での転換点になる試合になるかもしれないという期待はあったのですが、結局はいつも通りの布陣に。

天皇杯は新たな大会として結果を求めにいったのか、或いはこの布陣を基盤として来期に臨むのか?リーグ戦が再開するまでは判断しようがないようです・・・・・。


大分は3-4-2-1。
GK西川、DF右から上本、藤田、深谷。
ボランチにエジミウソンと菊池、左右に高橋と清武。
2シャドーが金崎と東、1トップに前田。

個人的には、清武のキックはボランチよりもサイドの方が生きると思っていたので喜ばしいところだけど、トップの前田は172cm・・・・・・・・勿体無い。

対する千葉は4-4-1-1。
GK岡本、DF和田、福本、ボスナー、アレックス。
ボランチ下村と工藤。左右に米倉、深井。
1トップ巻の後ろに谷澤。

試合は終始、大分はボールを繋いで千葉がカウンターという形に。
8分、米倉が1人でPEまで持ち込んでシュートするが、西川の正面。

15分、相手陣内の中央付近で高橋がミドルシュートを放つがGK辛うじてクリア。

20分頃から、深井と米倉がポジションを入れ替える。

24分、米倉の右からのクロスを巻が頭で合わせるがバーの上へ。

26分、前田がDF2人を引き連れたままシュートするが、GKがファインセーブ。

28分、ゴール付近左からのスローイン。クリアし損ねたボールが中央へふわりと上がると、走り込んだ工藤がダイレクトで決めて千葉が先制。

千葉のカウンターは、巻に合わせるよりも深井・米倉のいる両サイドのスペースに放り込んでくる。その上、大分パスミスを連発して簡単にボールが奪えるので浅い位置から攻撃を組み立てられるので、カウンター狙いのはずの千葉の方がラインの位置が高い、という現象が起きていた。

後半、前田に代わってフェルナンジーニョを投入。
これで前の3人がポジションを流動的に入れ替えるようになるのだが、この3人のバランスが非常に悪い。
誰一人、FWとして機能していないのだ。
フェルナンジーニョはとにかく、後ろに下がってボールを貰いたがるきらいがある。その時にトップにいるのは当然、金崎か東になる訳だが、彼らは位置を上げようとはしない。
象徴的だったのが18分の、攻撃参加した深谷が右からクロスを上げようとした場面だった。
誰も、千葉の最終ライン付近にいない。CBと競り合う訳でもなく、ただDFとMFの中間にいる。結果、クロスを上げる事が出来ずに、中へ短いボールを出して密集地帯でのダイレクトパスで状況を打開しようとする。しかし、現状の大分の成熟度で上手くいくはずもない。千葉のDFも、前方だけを意識していればいいので守りやすい。
結局ボールを奪われてカウンターという悪循環に陥った。

それ故に、深谷に代えて坪内を投入してサイドからの攻撃を増やしたところで流れが変わる筈が無く、23分のパスミスからのカウンターで米倉にゴールを許してしまったのは、必然とも言える。

それでも、いよいよ危機感を募らせたのか、金崎の位置が前めになる。
32分、千葉のゴールキックの跳ね返りをフェルナンジーニョがノールックでダイレクトでヒールで(苦笑)スルーパス。金崎がDFラインの裏に抜けて、GKとの1対1を冷静に制してゴール。
19分にも、清武のスルーパスから似たような場面があったが、あと1歩のところでGKにセーブされている。その「1歩」の位置取りの差が、ゴールに繋がったのではないだろうか。

37分には上本に代わって森島が投入。実に半年振りの実戦復帰で、会場からは大きな拍手が。そして期待通りに最前線で競り合う事で千葉のラインを押し下げ、以降は大分がペースを握る。

しかし41分、CKで有り得ない様なミスから試合が決まってしまう。
金崎と東の、コーナー上でのやり取り(キッカーの交代だったのか?)がインプレーと見做されてアレックスにボールを奪われてしまう。
そのまま大分陣内まで持ち込んで新居に繋いで西川と1対1に。新居は詰めていた米倉へのパスを選択して決定的な3点目が決まる。

流れを失った大分はそれでも、ロスタイムに金崎が今日2点目を決めるがそこで試合終了。









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posted by かん太 |00:30 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年10月24日

今日からが始まりです

試合が終了しました。
1-1で引き分けた大分は来期、戦いの舞台をJ2に移す事になりました。ですが、これで残りのリーグ戦4試合と天皇杯が消化試合になってしまう訳ではありません。

寧ろ、非常に重要な期間だと思います。

残りの試合、ポポヴィッチは勝ち点を気にする事無くチーム作りに専念する事が可能になったからです。

J2降格による選手の流出が避けられないのならば、それまでにチームの基盤となる戦術を確立させる事ができれば、そのダメージを最小に抑えられる筈です。
しかも、相手は川崎、千葉、大宮と優勝・残留争いを繰り広げている相手揃い。全力で戦ってくれる事でしょう。

大分のフロントに言いたい。J1再昇格への準備は、もう始めなければいけません。悲嘆に暮れている暇は無い筈です。
最近の戦いぶりを見ても判るように、大分は最下位に沈むような戦力ではありませんでした。
それなのに、この様な結果になった最大の理由は、シーズン前の準備不足です。
少しでも責任を感じているのであれば、現在の戦力をなんとしてでも来期にも残す、或いはそれを補えるような選手を獲得する、という形で取ってください。どうせ、辞める気無いんでしょうから。
くれぐれも、「J1昇格する事で責任を果たしたい」などという、現場任せの責任の取り方だけはしないように・・・・・・・・・・・・・

posted by かん太 |21:05 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年10月20日

なんとか未だ崖の上

正直、予想外でした。
少なくとも、勝ち点が34も離れたチームの対戦には見えなかったです。これだから、サッカーって何が起こるか分からないもんですねぇ。
それでも、totoで全試合的中させた人がいるなんて・・・・・・・私ゃ才能無いや。

大分は3-4-2-1。
GK西川、DF右から上本、藤田、深谷。
ボランチはエジミウソンと菊池。左右に高橋と家長。
武蔵野戦で、この2人を入れ替えてから3得点できたからか、このまま清水戦でも使ってきた。
2シャドーが金崎と東、1トップに高松。

清水は4-4-1-1。
GK山本、DF市川、児玉、岩下、太田。
MF枝村、伊東、本田、兵藤。
FWの岡崎とヨンセンが縦の位置で交互に入れ替わっていた。

前半は両チームとも低調な内容。
大分はパスやボールコントロールのミスが多く、清水はヨンセンにボールを当ててから展開しようとするが、サイドのサポートが遅くてボールを持った選手が孤立してしまう場面が多く見られた。

10分、左サイドへ切れ込んだ高橋から右後方の菊池へと繋いでクロス。エジミウソンがシュートするが、ブロックされる。

22分、市川からのアーリークロス。岡崎が合わせて中央のヨンセンに流すがオフサイド。

33分、高松がポストになって左の高橋にはたいて、クロス。中の金崎がフリーでヘディングシュートするが、枠を外す。

35分過ぎになって漸く、清水のSBの位置が高くなりだし41分、市川のシュートぎみのボールをヨンセンがスルーして、走り込んだ岡崎がヒールで合わせようとするが、空振り。

後半になってゲームは動く。

5分、兵藤のCKを岩下が頭で合わせて清水が先制。GKほぼ正面のボールだったが、前に居た岡崎がブラインドになって西川の反応が遅れた。

今までならここでガックリと意気消沈する事の多かった大分。
しかし、完全に追い詰められた選手達がここから怒涛の攻勢をかけ出す。

9分、高松のミドルシュートがミートし損ねて、スルーパスの様な形に。金崎が詰めるがシュートできず。

10分、家長のミドルシュートシュートはゴール左上へ逸れる。

13分、金崎が右サイドから低いクロス。中央で高松が足で受けて反転しざまのシュート。ゴール右隅に決まって大分が追いつく。

21分、カウンターから東→金崎と繋いで、1人かわしてからシュート。ボールは枠の上へと消える。

25分には家長がまたミドル。枠を捉えられなかったが、中盤であまりプレッシャーを掛けてこない清水に対して有効な手段だと思う。

清水は後半になったら、またSBの攻撃参加が止んでしまった。
ヨンセンと岡崎のコンビネーションは良く、ヨンセンが競り合いに勝てばスペースにボールが入って、そこに岡崎が走り込む。
ただ、サイドのフォローがとにかく遅いのでそこで手詰まりになってしまう。
17分に兵藤、枝村の両SHを一気に代えたのは長谷川監督の苛立ちもあったのかも知れない。

30分、岡崎が右サイドでDF2人をかわして伊東へと繋いでクロス。
中央に走りこんできた伊東がダイレクトで合わせるが西川が足でクリア。

33分、家長が右サイドで1対1で仕掛けてクロス。中央の高松が頭で合わせて遂に逆転。
この時、清水CBのマークは非常にルーズで、高松のマークに付いていたのは市川一人。G付近に居たのは高松とその後ろの高橋くらいで、人は余っていたけど、完全に足を止めてボールを見ていた。

この後は清水の攻勢に晒されるが、38分藤本のクロスを岡崎が頭で合わせるも地面に叩き付けすぎて枠を外して万事休す。
大分がそのまま2-1で逃げ切った。

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posted by かん太 |01:15 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年10月16日

いつもの5割増し

練習開始前、武蔵野FC側のG裏でスポーツナビのコラムにも載っていた「東京第三勢力」の横断幕と共に、十数人のサポーターが応援を始めた。
松崎しげるの「愛のメモリー」に続いて「慎吾返せ」コール。
調べてみると、鈴木慎吾は'97~'98の2年間、武蔵野FCの前身である横河電気に契約社員として在籍していたそうだ。
そこでの活躍を認められて、再びプロの世界へ返り咲いた彼にとっては、とても感慨深い対戦であったかもしれないが、残念ながらこの日は登録メンバーには入っていなかった。
「そんな扱いだったら、ウチにくれや~」というメッセージも込められていたのかもしれないが、

いや、ほら、ウチも年が明けたら苦しいから。

この後も、武蔵野サポはマーチングを敢行して広いスペースを存分に活用。九石に訪れたJクラブでは見られなかった応援の仕方が新鮮に映った。

大分の布陣は3-4-1-2。
GK下川、DF上本、藤田、深谷。
MF左右に家長と高橋、ボランチは菊池と清武。
前線はフェルナンジーニョ、東、金崎がポジションを入れ替えながら2トップを形成している。
要するに、西川、エジミウソン、高松以外はベストメンバー。
高松不在を懸念してか、この日は2トップを選択してきた。

対する武蔵野は4-4-2。
8人で2本のラインを、高めの位置に作っていた。

ちなみに選手紹介の際、スピーカーの調子が悪くてよく聞き取れなかった。こういう部分でも、九石での運営がいかに快適なものだったかを実感させられた。

序盤は圧倒的に大分ペース。
武蔵野は大分のスピードに翻弄されてプレスがズレまくり、家長・フェルナンジーニョらからボールを奪えない。
しかし、大分のゴール前での無駄なパス回しや精度の低いクロスといった拙攻に助けられているうちに身体が慣れ始め、激しいボディコンタクトでボールを奪ってカウンター、という形で次第に試合の流れを呼び寄せていく。

16分、ボールを奪ってカウンター。左からのクロスを15番長沼が頭で合わせるがバーの上へ。

23分、やはりカウンターから左サイドからのクロスを11番関野が頭で折り返したところを長沼がシュートするが、ミスキック。

34分、右サイド中央でボールを受けた8番池上がそのまま攻め上がり、上本をかわしてシュート。ボールはバーの上を越えた。

前半の武蔵野の決定機は3本。ボールの支配権は大分に持たせつつ、激しいプレスでボールを奪ったら両SHに素早くボールを預けて中に放り込む、という形がよく機能していた。

それに比べて大分の中盤はプレスが全く機能せず、武蔵野のカウンターを止められない。
攻撃でも武蔵野の激しいプレスにリズムを狂わされて判断力が鈍り、足元へのパスを繰り返して決定機を作れず、完全に武蔵野の術中に嵌まった前半だったと言える。

後半に入っても流れは変わらず5分、左サイドからのロングボールを、池上が見事なトラップで上本をかわしてシュート。ボールはネットに突き刺さり武蔵野が先制。

大分は7分に温存していた高松、14分に菊池を下げて宮沢を投入してボランチを総入れ替えするが17分、ゴール前で武蔵野のFK。関野のFKはポストに跳ね返されるが、詰めて来た金守が頭で押し込んで武蔵野が追加点。

いよいよ追い詰められた大分は、高橋と家長のポジションを入れ替えるという策に出る。その結果、運動量の有る金守を高橋が抑え、家永の居る右サイドにボールを集めて、右SHの林を守備に奔走させる事になり、加えて大分の選手も漸く目が覚めたかのようにボールへの寄せが早くなり、大分がペースを握りだす。

21分、金崎が右サイドからクロス。高松が合わせるがGKがセ-ブ。

24分、上本OUT梅田IN。2バックになって家長が更に1列前でプレーするようになる。

31分、高橋の左からのクロスを高松が頭で合わせてゴール。正直、高橋の左での仕事では、あまりクロスは期待してなかったが、武蔵野としは意識せざるを得なくなったのではないだろうか。

その後も大分が押しまくるが、武蔵野は関野のワントップにシフトし、MF2人とDF1人を代えて中盤に厚みを持たせ、更にGK飯塚の好守もあって逃げ切りを図る。

しかしロスタイム、CKをニアの深谷が頭で流し、詰めた金崎が押し込んでついに同点。試合は延長戦に縺れこんだ。

延長戦は一方的に大分ペース。

1分、高松のスルーパスに反応した家長がフリーでシュートを打つが、大きく上へ外してしまう。

9分、高松が左サイドへロングパス。受けた家長がマイナスのグラウンダーのクロスを出し、走り込んだ東がダイレクトでシュート。大分がこの試合遂にリードを奪う。

武蔵野は後半途中から明らかに攻撃の形が作れなくなっていた。
両SHの運動量が落ちたので関野にボールを当てるのだか、藤田との競り合いではいい勝負をするものの、足元でボールを納められない。
途中で入ったMF2人も、守備に追われてFWとの距離が開いてしまっている。

後半は入っても流れは変わらなかったが、武蔵野DF陣必死の防戦によってスコアは動かず、逆に大分の1つのミスを確実にものにした。

7分、藤田と関野が競り合ってこぼれたボールを梅田がクリアしようとする。関野も追いかけてこなかったので別に慌てるような局面でもなかったのだが、梅田のクリアはゴールラインを割ってしまう。
それで得た武蔵野のCKは、2番小山が頭で合わせて武蔵野が同点に追いつく。

この後も大分が一方的に押し込むがそのまま終了。
PK戦での決着となるが、高松、フェルナンジーニョが続けて失敗。下川が3本止めて大分がかろうじて勝利した。

試合終了後、バックスタンド側に挨拶に来た武蔵野の選手には、120分間自分達の戦いをやり抜いた満足感に満たされた笑顔が。そんな彼らに送られた拍手は、大分の選手のそれよりも大きかった。
そのまま大分のG裏までやってきた選手達に、大分サポから盛大な武蔵野コール、そしてプレゼント(ユニフォーム?)。

返礼とばかりに、武蔵野サポからもトリニータコール。
こういう光景は普段のリーグ戦では見られない、天皇杯ならではのものだな、と感慨に耽っていたら、その後「慎吾返せ」コール。

オチはつけんでいいじゃない(笑)


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posted by かん太 |01:05 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年10月11日

色々と忘れてました

 行ってきました、天皇杯2回戦。

はっきり言って、今の大分には天皇杯なんてとても微妙な意義しか見出せない大会に思えます。
J2降格がほぼ確定しているとはいえ、それでもリーグ戦の方に重きを起きたい所。でも、主力を休ませたら犬カイチョーが五月蝿いし。
万が一、優勝したところでJ1に残留させてもらえる訳でもないどころか、ACL出場権なんか与えられて、J1より過酷なJ2で戦っていく上での足枷にしかならないし。かといって、どちらにも均等に力入れないとやっぱり犬カイチョーに怒られるし。

それでも、今日会場に足を運んだ理由は、来シーズンに向けてのチーム作りの形を、少しでもいいから見出したいからでした。

選手ありきのチーム作りではなく、チームの戦術と選手の役割を明確にし、それに適応できるように選手を育成・獲得していく―――今期終了後に主力級選手の流出が避けられない大分の、最善の選択だと信じています。
もう、来期の為の準備は始まっているんです。だから今の大分は1試合でも多く実戦をこなす必要が有る、と思っています。
特に、ここ数試合は本来のスタイルよりもカウンターサッカーの傾向が高まりつつあるのに、いざゴール前では消極的になっている大分にとって、格下との試合で少し余裕を取り戻して原点を見つめ直して欲しい。今思えば、私もちょっと相手を舐めてかかっていたのかもしれません。

そんな思惑を懐きつつ、市営陸上競技場に行くのなんて大分がJ2にいた時以来だから、何年前だったか覚えてなかったので、後で調べてみたら2002年以前。最後に観た試合も何だったか思い出せないくらいだから、市陸での観戦自体もどんなだったか、すっかり忘れてしまってた有様でした。
購入したチケットのカテゴリーは自由席。いつもの習慣で、バックスタンドの真ん中で観戦する予定。入場ゲートを潜ってピッチを望んだ感想は、
「近っ!」
こんなに近かったっけ?と考えつつ、最近は九石以外の球場は随分と御無沙汰だったので、あの距離感にすっかり馴染んでしまっていたんだなぁ、とちょっと反省。最後に行ったのは博多の森での福岡対大分の、J1唯一の九州ダービーの時だったから・・・・・・何年前だっけ?

自由席は芝生席で、丁度昼食時だった事もあって皆ビニールシートを広げて思い思いに食事を取っている。晴天に恵まれた事もあって、何やらピクニックの様な牧歌的な気分。そう思いながら、目当てのバックスタンド中央に向かってみると・・・・・・・そこにはでっかい烽火台。勿論、覚えてない。
仕方なく、その近辺の、なんとか視界を確保できる場所を見つけて腰を下ろす。改めてピッチ周辺を見渡して、九石との差をしみじみと実感しました。
大画面モニターなんてモノは当然無く、電光掲示板すら無い。監督・選手達のベンチはテントにパイプ椅子なのは施設の設備上、仕方ないとしても、バックスタンドからは、スコアボード、時計、選手表も見えないのは、ちょっと困りものでした。

昔からそうだったはずなのに、何一つ覚えてないのは当時はあまり気にならなかったから?だとしたら随分、サッカーに口煩くなったもんだと心で述壊しつつ、この時期の芝生席では、虫除けスプレーは必須であった事は、やっと思い出せたのでした。





posted by かん太 |23:54 | コメント(2) | トラックバック(0)
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