2008年03月10日
爆勝の週末
スタジアムに近づくに連れて、ふつう路上に捨てられたビールの空瓶が多くなるのだが、今日は誰が持ってきたのか要所要所にスーパーのワゴンが置いてあり、中は既に空き瓶で一杯になっている。(注--空き缶ではなく空き瓶)ここはそう路上生活者でもきちっとしてる、秩序の国ドイッチュランドなのだ。 慣例のスタジアムの隣にある警察詰め所のスタンドでビールを飲む、3ユーロ。ここ以外で飲んだときはこの間のチャンピオンリーグ、リオン戦といい、ベルリン戦といい、良い結果が出ない故の縁起担ぎ。ついでに言っておくとソーセージは赤も白も2.8ユーロ。トンテキが4ユーロ。どれも丸っこパン付き。このグリルの臭いは週末の臭い、サッカーの臭い。さてスタジアムをぐるっと回ってメインスタジアム隣の3階のカーブ席へ。この席の利点はファンカーブ全体を真下に見下ろせるわけで、ウルトラズがウジャウジャと動き叫んでいるのを見るのは実際壮観であるし、応援歌がドンと昇ってくるサウンド効果抜群なところ。短所はプレーの距離感がつかみにくい所。実は昨年まで座っていた記者席隣の正面スタンド真ん中は、長所として全体を見晴らせ、オフサイドラインが見られるのは良かったが、短所は値段が高いのと、観客が燃えない点。特に負け試合はしけていた。えてしてお金持ちの年輩者も多くウェーブがおこると素早く立てない人もいた。 試合開始前20分程、選手紹介の後、You’ll never walk aloneをみんなで合唱。しかし数年前に初めて合唱して、感動のあまり涙があふれたこの曲も、いまや完全にマンネリ。続くロビーウイルアムスのライブもマンネリ。できれば、2年毎ぐらいでの曲を変えて欲しいよと思っていると、優勝した前シーズンからの新しい応援歌、「マイスターシュツットガルト」これはドイツ語だけれどまあまあですな。じーんとくるまでには至らず。 やっと主審の笛が鳴り試合が始まる。ディフェンスがもたついているなと観ていると開始8分でブレーメンにあれよあれよの最初のゴール。ポルトガル人のアルメーダがゴール前ほぼフリーでキーパーの逆突きヘディングゴール。あまりのあっけない失点に場内どよめく。中盤の1対1でも負けが目立ち、寄り切られそうなおっとっと状況が続く。しかしながら我々にはゴメスがいる。我らがゴメスの2チャンス2ゴールで前半を2-1で押し返す。 早くも後半58分にブレーメンが守備MFをFWに変えて勝負に出てくる。これは点取り合戦になるぞという予感。どちらに転ぶか分からないが、両チームの最近の対戦成績を観ても大漁、間違いなし。応援団の方も空気を察して大音量の声援歌。「立ち上がれ、シュワーベンなら、立ち上がれ、シュワーベンなら」、の合唱で僕も起立。(我がシュツットガルトはシュワーベン地方にあるのだ) 結局この試合結果からいうと、何と6-3というスコアで我らがシュツットガルトの爆勝。NOガードの打ち合いになったというよりはブレーメンのディフェンスがラインを上げ過ぎカウンターを6発も食らってしまい、一方3点取られたシュツットガルトにしても、ディフェンスは穴だらけで、後2点ぐらい献上しても文句は言えなかった。それにしても前年度リーガーベストプレーヤーに選ばれたゴメスの3ゴールは技ありというよりは、届かない所を届いてしまう勢いとリーチの長さのゴールであり、17試合で14ゴールという驚異的高効率でリーグトップである。大事なときに決めてくれるストライカー、真に頼もしい限りである、このまま行けばクローゼとのコンビで欧州カップをドイツ代表で世界デビューすることになるだろうが、大変楽しみであり我らがシュツットガルトとしても鼻が高い。それにしても1試合で6発というと点が入るたびに両隣とハイタッチするわけで12回のハイタッチというのもこれからもそうそうあるまい。
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posted by tooor |17:40 |
スタジアムにて |
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