2008年06月27日

3つの驚きとハッピーエンド

驚きその1
前半滑り出しから、トルコ優勢。
運動量が多く前戦からのプレスでドイツのパスコースを消す、バラックにマンマークをつけ攻撃の起点を作らせない。両サイドからの攻めも多く幾つものシュートチャンスを作る。そして当然とも言えるロジックで先制点。後半こそやや運動量が落ちたが、盛り返したドイツの先制で再び闘志が点火され、見事な個人プレーの連続で86分に同点弾。サッカーの内容では勝っていた。

驚きその2
ドイツが最後に勝利。
トルコの再三の逆転劇とドイツのクロアチア戦の敗北や、ロシアに走り負けたオランダのイメージが重なる。トルコの度々のチャンスに比べ数少ないチャンスを決めるドイツ攻撃陣、この決定率の高さ。
トルコリーグで指揮をしたドイツの監督は20名ほど。レーブもダウムもその中に入る。最後まで決してあきらめないメンタルはドイツ仕込みである。その御本家の最終分の決勝弾。濃い眉毛のフィリップ君が自ら招いた失点のおとしまえをつける。カッコイイナー。

驚きその3
「勝利者のメンタリティーをもって戦った。」
試合後のインタビューに答える勝利監督レォェーブのセリフ。たとえ劣性にたっていても自らの力を信じ、あきらめず勝利を手にするこれが 勝利者のメンタリティー。あれあれ、このセリフよく聞かされたのは、ブンデスリーガーはFCバイエルンミュンヘンの勝ち試合後。内容で劣った試合でも、最後に勝ってしまうチームの言い訳常套句では?これって代表試合では使って欲しくないですね。

ハッピーエンド
「トルコの控え室へ行ったら、みんなが握手してオメデトウと言ってくれたよ、最高の敗者だね」。と、笑顔ポルディーの試合後のインタビュー。シュヴァイニーのインタビューでは、「内容はよくなかったのでは?」との問いに、「正直言わせてもらえば、そんなことどうでも良いよ、今はとんでもなくハッピーさ」。全くもってごもっともなお答え。
確かにこのヨーロ、敢闘賞確実のトルコチーム戦い方も立派だったが、散り方もよかった。トルコ同胞にとっては多いに誇りにしてもいいだろうう。合計百万人と越えるドイツのオープンパーティーの中に混じって、多くのトルコサポーターも共に祝っていたそうな。誰が書いたか知らないが、双方を気遣うハッピーエンド。まことにうまくできたジェットコースターエモーションズ、ゲームだった。

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posted by tooor |18:38 | トーナメント | コメント(0) | トラックバック(0)
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