南米人的日本サッカーへの応援歌

W杯ロシア大会展望。「判断速度」を上げる事が勝機を生む

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W杯本戦の予選リーグ組み合わせが決まりました。 組み合わせポッドが決まった際、日本が勝てる可能性のある第一ポッドの国としては、唯一と言っても過言ではないポーランドと同組になった事は好材料だと思います。 決して「ポーランドには勝てる」という意味では無く、それ以外の国が相手だったら、ほぼ勝つのは不可能だろうという消去法に基づく見解ですが、少なくとも少しは希望が持てる対戦相手だと感じています。レバンドフスキやブワシュチコフスキなどブンデスリーガで主力として活躍する選手がいる為、ブンデス所属選手が主力に多い日本代表にとってはプレイスタイルを把握しやすい側面もあるかも知れません。 とは言え、レバンドフスキを日本の守備陣が止められるのかという不安は残りますが。 予選第三戦となるポーランドが、その前の2試合で決勝トーナメント進出を決めていてくれたなら、主力を温存する可能性もある為、日本にも希望の光が見えてくる事でしょう。 とは言え、決勝トーナメントで対戦する相手であるG組の勝ち抜け順位によっては、ポーランドもH組の1位通過に拘る事態が出てくる為、ポーランド側の出方を加味した星取り計算をしても無意味です。とにかく、相手の状況がどうであろうと勝ちに行くしかないですね。

しかし、当方は第一ポッドよりも第二ポッドの方が難敵であると感じています。 第二ポッドにはペルーかスイスが入れば、日本が予選突破出来る可能性は高まると思っていました。南米勢を苦手とする日本にとって、ペルーは難敵だとは思いますが、ペルー代表チーム内の不協和音や、世代交代の不備については、日本も付け入る隙があると考えていたからです。当方と個人的な繋がりの深いペルーが日本と戦う姿を見るのは複雑な気分ですが、日本が強豪にズタズタにされる姿はもっと見たくない、、、そんな複雑な気持ちでいた為、結論としてはスイスと組めればいいなと願っていました。 スイスに関しても強豪ではありますが、組織力で戦うチームなので、日本もしっかりと組織的戦術を組み立てて対峙すれば、決して敵わない相手では無いからです しかし、ぺケルマン率いるコロンビアが相手となると、順当に考えれば勝機はありませんね。 初戦はどのチームも無謀な戦術は取らず、確実に勝ち点を取れる戦い方をしてくるでしょう。 コロンビアも、格下である日本に対する油断は無いと思います。日本が苦手とする「個人技」を多用する南米チームであり、ハリルジャパンが目指す「デュエルで勝ちきる」という部分が目指すレベルに達していない今の日本代表では、勝てる要素が殆ど思い浮かびません。 それでも、敢えてポジティブな材料を探すとすれば、ハメス・ロドリゲスが所属チームにフィットしてない為、実戦から遠ざかっている事、ファルカオがキャリアのピークを越えている事、日本代表が2014年の敗戦に対するリベンジと位置付けてモチベーションを高く保っていること、などを挙げることが出来るでしょう。 コロンビア戦で日本が引き分け以上に持ち込む事が出来れば、コロンビアは次節以降の本気モードが加速するので、日本の対戦相手でもあるポーランドとセネガルを粉砕してくれる可能性が高まります。 色々な意味で、コロンビア戦は「絶対負けられない戦い」となるでしょうね。

第三ポッドの対戦相手はセネガルでした。個人的にはエジプトかチュニジアになってくれたらいいなと思ってました。北アフリカのチームなら、アフリカ特有の身体能力の高さに悩まされる事は無く、中東勢との戦いに慣れている日本にとって未知の敵ではないからです。 しかし西アフリカの国のセネガル相手だと、アフリカ特有の高い身体能力と対峙しなければならず「デュエル」で劣る日本人には難敵となります。アフリカ特有の脆弱な組織力や規律を欠いたチームマネジメントの不備がチーム内に悪影響を及ぼせば、日本にも勝機が見えてくるでしょうが、アフリカ勢が常にゴタゴタを抱えている訳ではありません。 順当に考えれば日本よりも格上であり、相手の状況次第では粉砕される可能性があるという点ではコロンビア戦と同じ課題を抱えています。

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profile-icontomzoe

2歳から南米で暮らした関係上、サッカーが人生の価値観における基盤となってしまいました。
高校生の時に帰国し、英語圏偏重主義の日本人の「世界観」に猛反発。
大学以降は発展途上国を主戦場に活動する事を誓い、実践して参りました。
これまで住んだ国はペルー、パラグアイ、アメリカ、マレーシア、シンガポール。
上記以外で短期で滞在した国は20カ国以上、人生の半分を海外で暮らして参りました。

2002年大会が自国開催に決定した時は、当時商社のマレーシア駐在員として安定した生活をしておりましたが、周囲の大反対を押し切って帰国。
正社員の立場を捨て、W杯組織委員会の「契約スタッフ」に転職をしてしまいました。
結果的に大会後は
「フリーランス」
という名のプー太郎になるのですが、ナイジェリア、ブラジルなどを担当し、幼少から憧れていた選手の傍で大会を肌で感じ続けることが出来た事を一生の宝物だと割り切って2003年~2006年の貧乏時代を乗り切りました。

2006年ドイツ大会では、失業中にも関わらず、あらゆるコネと駆使してベルリンまで足を運び我が故郷パラグアイの試合を生観戦。
貯金も底をつき、将来を考えると暗雲が立ち込める状況、しかもスタジアムでは7万人のスウェーデンサポーターに囲まれるという超アウェーにも関わらず ARRIVA PARAGUAY と連呼し続け、試合後は周辺にいたスウェーデン人達とマブダチになった事で
「僕もやれば出来る」
と自信を取り戻し、転職活動を再開。
幸いフィンランドの某メーカーに拾ってもらい再び正社員に復帰しました。

生活が安定したのを機に、地域の子供達にサッカーを教えるボランティアコーチを始め、仕事とサッカーの両立を目指して日々格闘中です。

趣味 サッカー・バンド活動(神戸で不定期にライブ活動中)
特技 モノ造り(料理から車まで何でも手作りに拘ります)
弱点 冬(寒さに耐性なさすぎ、、、何せ南半球育ちなので)
自慢 ロベカルやロナウジーニョと食事した事
好きな選手 ロメリート、ロベルト・バッジョ、小野伸二、遠藤保仁、メスト・エジル
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(12月14日現在)

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