2009年04月23日
こんにちは、トム・バイヤーです!
またまた久しぶりの投稿になってしまいました。ごめんなさい!
3月、4月は週末のイベントに加え、僕のサッカースクール、「トムバイヤーアカデミー」の新規入会希望者の対応で大忙しだったんだ。4月は学年の切り替わり時期ということで、その前後は体験の希望者もとても多いんだ。これは5月頃まで続きそうだね、頑張るよ!
さて、前回のブログに書いた僕のDVD、『トムさんの1v1テクニックス』が遂に発売されました!
77分というボリューム満点のDVDがなんと3,000円!
ボールコントロール、フェイント、スピードという3カテゴリで役に立つ練習メニューをいっぱい紹介しているから、是非買ってみてください!
詳しくはトムさんドットコムのDVDページを見てね。
今は『ジュニアサッカーを応援しよう!』のオンラインショップと、アマゾンドットコムで販売されているよ。是非買ってください!
posted by tomsan |13:36 |
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2009年01月30日
こんにちは、トム・バイヤーです!
新年に更新してからあっという間に1ヶ月が経ってしまった。僕が立ち上げた会社も2年目の開始ということで、このところ結構忙しいです!
さて、もうじき日本代表はオーストラリアとワールドカップ予選を戦うことになるけど、今年の最初のビッグマッチになることは間違いないよね!両チームでグループのトップを争っている形だし、すごく重要な試合なはずだ。日本がこの試合に勝てればチーム全体に自信が溢れ、その先の試合や6月のオーストラリアとの再戦に向けて勢いがつくはずだ!僕も2月11日の横浜での試合に足を運ぶつもりだけど、みんなも一緒になって応援しようね!
横浜といえば、それに関連した報告があるんだ。先日、待ちに待ったDVDの撮影を日産スタジアムのすぐ隣、「しんよこフットボールパーク」で終えました!タイトな日程での撮影は結構ハードだったけど、最新の技術を使って最高の作品をみんなに見てもらえるよう頑張ったつもりだよ。これからまだ編集作業が残っているけど、3月には発売できる予定だ。このDVDを持って、3月と4月にはたくさんのイベントに参加する予定だから、楽しみにしててください! DVDに関してはこれからも随時情報を出していくからね!
ところで話は変わるけど、僕の仲の良い友人の1人でもあるなでしこジャパンの澤穂稀選手が日テレベレーザからアメリカのプロリーグのワシントン・フリーダムに移籍することが決まったね!
彼女は日本を4位に導いた北京オリンピックでの活躍が認められて、昨年9月の国際ドラフトで1位に指名されたんだ。北京では6試合に3ゴールを決めた澤だけど、通算では歴代1位となる、なんと144試合で72ゴールも決めているんだって!すごい!
でも、これは彼女にとってはすごく難しい選択だったと思うよ。日本に残って、女子サッカーの振興を手助けするか、アメリカに行って世界トップレベルの中でプレーするか。結局彼女は後者を選んだわけだけど、その理由も良くわかる。
残念なことだけど、日本の女子サッカーはレベルに見合った注目や敬意を得られていないと思う。ほとんどの選手はアマチュアだし、サッカーだけで食べていけない状態だよね。チームも経済的に苦しんでいるところも多く、スポンサーをキープしたり、探したりで奔走している。でも正直なところ、この状況を打開すべきマーケティング戦略やアピールポイントを、協会をはじめ誰もまだ生み出していない。ユースの年代に目を向けてみても、まだほとんど日本に女子選手はいない状況だ。僕は年間1万人くらいの子供たちを指導しているけど、その中で100人女の子がいたらラッキーな年と言えるくらいだよ!女子サッカーを日本に広げるためのプロモーションはちゃんとされているのかな?
ここで、僕からいくつか提案してみよう!
1. 何試合かで良いので、なでしこリーグとJリーグの試合を同じ日に同じ会場で行う試みをしてみる。
2. こちらも何試合かで良いので、男女の日本代表の試合を同じ日に同じ会場で行ってみる。
3. なでしこリーグ内の優秀選手には金銭的なメリットが生まれるようにして、チームに残れるよう援助する。
4. JFA内で、もっと女性にコーチングライセンスを取れる環境を整える。現在日本ではたった1人しかJFAからS級ライセンスを認められた女性がいない。彼女は、なでしこリーグの岡山湯郷Belleというチームで指導している本田美登里さんという僕の友達なんだけど、彼女だって2007年に取ったばかりだ。なんでもっといないんだろう?
5. アメリカの女子サッカーのマーケティングノウハウを研究する。アメリカと日本で、選手やコーチの交流プログラムを作り、アメリカのエキスパートたちを招待して日本に女子サッカーの振興についていくつかアイディアを出してもらう。
こういった活動を通じて、少しずつでもグラスルーツから女子選手を育てていかないと、いつまでたってもワールドカップやオリンピックで優勝できる代表が生まれないと思うよ!是非頑張ってほしいね!
それじゃ!
posted by tomsan |22:43 |
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2009年01月01日
こんにちは、トム・バイヤーです!
あけましておめでとうございます!!
2008年ももう終わってしまったね!僕にとっては自分の会社、T3をスタートさせた大きなチャレンジの年でもあったんだ。長く続けた何かを離れて新しい挑戦をする時は、いつだって色々と乗り越えなければいけない障害が出てくるものだ。僕らが達成しようと思った目標を全て達成できたわけではないけど、今年の見通しは既に明るいんだ!
昨年最後のコーチとしての仕事は12/26~28に千葉県の茂原で行われたイベントだった。これはadidasが主催する「U-12 アディダスフットボールクリニック」の集大成でもある、選抜メンバー64名による合宿だ。クリニックは日本全国、北は北海道から南は沖縄まで、年間を通じて行われたのだけど、各会場で4名の子供たちがこの最終合宿に選抜される。合宿では現日本代表監督の岡田武史さんと一緒に指導にあったのだけど、これは子供たちにとって喜ばしいだけでなく、僕にとってもすごくありがたい機会でもあったんだ。
日本代表監督という、とても忙しい仕事の合間に2日間も子供たちと一緒に過ごしてくれるだけでもすごいことなのに、練習中の岡田さんの情熱や熱心さといったら素晴らしかったよ。子供たちも大きな影響を受けたことは間違いないだろうし、僕もたくさんのことを学んだと思う。結局、64名の参加者の中から6名が選ばれ、来夏のドイツ、バイエルン・ミュンヘンのサマーキャンプに参加する権利を得たんだ。
それにしても今月は岡田監督と縁がある1ヶ月だったよ。まずはクラブW杯で来日していたマンチェスター・ユナイテッドの練習に招待され、二人で見に行ったこと。世界有数のビッグクラブの練習を見ることはすごい勉強になったね。この練習見学の模様は日本テレビのZEROで取り上げられたようで、何人もの友人から電話がかかってきたんだ。サー・アレックス・ファーガソン監督と岡田監督に挟まれて僕もテレビに映っていたんだってね。ビデオを撮ってなかったから僕自身は見てないけど、そんな偉大な二人と並んで映ってたなんて嬉しいね!続いてその練習の翌日、僕らの友人の一人であるマンUのコーチと会って、ユース育成などについて90分程3人でディスカッションをしたんだ。サッカー以外にも色々なトピックが話し合われたけど、内容は内緒!(笑)
さて、2009年は皆さんにとってどんな年になるかな?新しい年も引き続き皆さんとお話したりお会いしたりする機会に恵まれることを今から祈り、楽しみにしています。スポナビブログを読んでくれてどうもありがとう。これからもよろしく!
トム・バイヤー
posted by tomsan |01:07 |
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2008年12月12日
こんにちは、トム・バイヤーです!
クラブワールドカップが遂に始まったね。昨日の試合、僕は副音声で友人のギャリーとポールが実況しているのを聞いていたよ。やっぱり二人とも経験豊富なコメンテーターだけに、聞いていてすごく分かりやすく、面白い実況だったね。みんなも次の試合、是非聞いてみてください。英語の勉強になるかも!?
試合は体のぶつかり合いが多く、迫力のあるものになったね。技術的な部分では少々物足りないと感じた部分もあったけど、ボールを奪いに行く姿勢と気持ちの強さはすごく印象的だったよ。ガンバ大阪はアデレードとまた対戦することになったけど、是非気持ちの面でも負けないで欲しいね!
ところで、ちょっと話はそれるけど、先日僕は友人の伝で、一人の女の子に会いに行ってきたんだ。
僕はこれまでもいくつかチャリティのイベントをこなしたし、トムさんドットコムでは"Dreams Project"という名前で、子供たちの夢をかなえる、という企画を持ったりもした。"Dreams Project"にはたくさんの子供たちが応募してくれて、みんな思い思いに自分の夢を語ってくれたんだ。結局横浜の少年が当選して、僕の個人レッスンを受けて、一緒にJリーグの試合を見にいったりしたんだけど、あれは僕にとってもすごく良い経験になったと思う。
今回の女の子は、めいちゃんといって16歳のトムさん&おはスタファン。そして今は東大病院にいて、アメリカでの心臓移植を待っている状態だ。移植には渡航してコロンビア大学病院に入院し、ドナーが現れるのを待つ必要があるそうだけど、興味深いことにこの大学は、僕の祖父が歯学教授を務めていたところでもあるんだ。
12/6、病院にいってめいちゃんとそのご家族と話をしてきた。彼女はもう6ヶ月近く病院で、人工心臓に頼る生活をしているにも関わらず、精神的な強さを持った子だった。自身の心臓の機能が低下しているため、2つの人工心臓をつけて機械に囲まれて過ごしているという状況の中で家族にもすごく明るく接している彼女を見て、僕は驚かざるを得なかった。
人生の中には困難もたびたび訪れる。僕はこれをサッカーを通じてみんなに伝えようとこれまでずっと努力してきた。困難に直面した時こそ、強い精神力を持たなければいけない。2−0で負けていて後半残り10分、そういった局面であきらめてはいけないんだよ。めいちゃんとそのご家族は、今もまだ移植の成功と回復という”勝利”を信じている。
彼女のこれまでの経過や今後の予定などは、下のウェブサイトで知ることができる。また、現在莫大な手術費用を集めるために募金活動もしているんだ。ここまでの記事を読んで少しでも興味を持ってくれたら、一度見てみてほしい。
http://www.nit-tokyo-th.ed.jp/save-mei
posted by tomsan |18:11 |
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2008年12月05日
こんにちは、トム・バイヤーです!
今日は僕のサッカースクール、「トムバイヤーアカデミー」についてちょっとお知らせです。
トムバイヤーアカデミーでは、現在入会金無料キャンペーンを開催中なんだ。
それに加えて、無料体験ウィーク!と題して、来週と再来週の火曜〜木曜は僕も張り付きで指導にあたるよ。
詳細は以下のとおり。是非みんな、体験に来てね!
1. 入会金無料キャンペーン
12月中に入会した生徒さんはなんと入会金10,500円が無料になります!
2. 無料体験ウィーク
第1弾:12/9(火)〜 12/11(木)
第2弾:12/16(火)〜12/18(木)
U-6(水曜のみ) 15:10〜16:00(50分)
U-8(火・水・木) 16:10〜17:10(60分)
U-10(火・水・木) 17:20〜18:30(70分)
U-12(火・水・木) 18:40〜19:50(70分)
その他、今なら色々特典やサービスがあります。
詳しくはリニューアルしたトムさんドットコムへ!
posted by tomsan |11:30 |
トムバイヤーアカデミー |
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2008年12月03日
こんにちは、トム・バイヤーです!
今月の11日からクラブワールドカップが開幕し、それに伴い世界で一番有名といってもいいマンチェスター・ユナイテッドが来日するんだ。彼らは世界のどこで戦ってもスタンドが満員になることは間違いないよね。それにしても、僕はこの大会を20年も見ていることになるよ。でもね、今年の大会は少しだけ特別なんだ。僕の大親友で、兄のような存在でもあるポール・マリナーが日本テレビの国際中継の解説者として来日するんだ。知ってる人もいるかもしれないけど、彼は82年のワールドカップでも活躍した元イングランド代表のストライカーなんだ。そして、もう1人の僕の親友であるジェリー・ハリソンも、ポールと一緒にコメンテーターとして日本に来るんだ。ジェリーは多分、世界で一番のサッカー番組プロデューサーだと思うんだけど、彼とはかれこれ15年間の付き合いにもなるんだ。この二人に任せておけば、世界有数の分析的な解説になることを保証するよ!
ここで、もうちょっとポール・マリナーの話をしたいと思う。彼こそが、何年も前に僕がアメリカにいた頃、クーバーコーチングを紹介してくれた人なんだ。だから日本でクーバーが設立されたのは、彼のおかげでもあるんだよ。というのも、1993年にポールは来日して、クーバーのプログラムを日本に持ってくるための契約をまとめたんだ。そして、プログラムが設立された後も彼はとても重要な役割を担ってくれた。ポールは日本で始めて行われた御殿場のクーバーコーチングキャンプに参加してくれて、それ以来10年近くプレミアゲストとしてキャンプに来てくれたんだ。
ポールは現在アメリカMLSのニューイングランド・レヴォリューションでコーチをしている。現役時代は才能あふれるストライカーで、未だに彼の代表での記録である「6試合連続ゴール」は破られていないんだ!そして、僕が今執筆中で、日本での生活を書いた本にもポールは登場している。この本は、クーバーコーチングがどのように日本のサッカービジネスに馴染んでいったかを、ユニークな視点から伝えているんだ。
話をまたポールに戻すけど、彼はここ20年間アメリカに住んでいて、アメリカでは結構有名なんだ。もちろんイングランド人には大人気。ポールは日本が大好きだから、また来日してくれるのが楽しみだよ。そして、彼が世界一のクラブ大会の解説をすることをとても誇りに思うよ!
みんなもクラブワールドカップで世界の技を間近で見よう!
posted by tomsan |21:41 |
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2008年11月06日
こんにちは、トム・バイヤーです!
今シーズンの大分トリニータの躍進は特筆に値すると思うんだ。昨シーズンは14位で終わったのに対して、今季はナビスコカップも優勝して、リーグでは首位に数ポイント差で追っている。僕にとって興味深いのは、いかに外国人の監督が日本のチームにインパクトを与えることができるか、ということ。大分はその良い例で、短い期間で弱小と呼ばれるチームからタイトルを狙えるチームにしてしまうということは、すごく面白いところだ。しかも、今回の大分の戦力を見ればかなり厳しかったことがわかるよね。浦和に梅崎を放出し、更に入れ替わりでガンバから加入した家長も膝の故障でシーズンを棒に振っている。この状況でしかも昨シーズンは60もの失点があったんだ。でもそんな状況であっても、今シーズンのすばらしいパフォーマンスがあるのは、きっと精神的な強さがあったからじゃないかなと思う。僕もことあるごとにサッカーの精神面の大切さと子供たちにとっての意味合いを語っているけど、大分のシャムスカ監督もそういった部分を大切にしているみたいなんだ。
シャムスカ監督はあるインタビューで今シーズンの強さの理由として、「選手間の友情や結束力、さらには選手とチームスタッフのコミュニケーションから生まれるポジティブな雰囲気」を挙げていた。彼はさらに、「ディフェンダーの素晴らしいマーキングの半分はコミュニケーションによって完成したもの」だとも言っていた。僕自身もコミュニケーションは大事だと思うし、特にディフェンスの面では欠かせないものだと思う。だからコミュニケーションに長けた若い選手を育てる必要があると思うんだ。さらに、ユースレベルでの選手とコーチの間のコミュニケーションもとても重要で、チームと個人のパフォーマンスにとって重要な影響があることは、既に色々なケースで現れているとも言われている。前にも言ったけど、日本ではチームを強くすることが強調されていて、個人を育成することは二の次だという風潮があるんじゃないかと思うことがある。選手間でのコミュニケーションを取ることもあまり重要視されていない気がする。だから日本におけるコミュニケーションの仕方に対する見方は、少し欧米のそれとは異なるのかもしれないよね。例えば、アメリカでは子供たちに幼い頃から質問をするように言われている。僕も昔からよく、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と言われていたものだよ。日本でもこういう言い回しがあるとは聞くけど、質問をする習慣がないように見える。だから子供たちはコミュニケーションスキルを磨く機会があまりなくなってしまうんじゃないかな。コミュニケーションといっても、口頭で行うものだったり、顔や体で表現するものがあるよね。両方とも大事だけど、それがまだまだ日本の子供には足りないと思うよ。
最後に、日本のユースレベルでは、練習に長い時間をかけることが習慣になっているようなところもあるよね。高校選手権も体力が一番あるチームが優勝する。甲子園だってそうかもしれない。僕がよくみるU12の全国大会だってそうなんだ。どの大会も勝つことが重要視されすぎて、選手に負担がかかりすぎていると思うんだ。サッカーの大会では毎日試合があったり、甲子園に至ってはエースが何日と関係無しに連投をするしね。このような過酷なシステムは僕が知る限り欧米では採用されてないし、全国規模の大会ですら聞いたことがない。こうして見てみると、やっぱり欧米では選手の精神面や感情を伸ばすことが重視されていることが改めてわかるんだ。彼らにとっては勝つことよりも、子供たちのコミュニケーション能力を成長させることや、楽しむことが重視されているんだ。こういった比較を僕が指摘することで皆さんの間でも議論するトピックになればと思っているよ。
コーチの方々は意見があれば是非コメントください!
posted by tomsan |14:01 |
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2008年10月20日
こんにちは、トム・バイヤーです!
先日10月13日に、蘇我のトム・バイヤー・アカデミー(以下TBA)で初めてのコーチ向け講習会を行ったんだ。この講習会の目的はTBAを取り囲んでいるコーチたちを支援することだったんだ。今回のイベントは40人に限定したんだけど、あっという間にこの枠は埋まってしまったんだ!TBAの哲学というのは、選手だけでなく、地域のコーチやチームを支援することでもあるんだ。日本には数多くのサッカースクールがあって、千葉県には特にいっぱいあるよね。でも、そのほとんどが選手個人を育てることを重視しているんだ。これはとても大事なことだけれども、TBAはそれ以上にコミュニティ指向なんだ。地域のコーチやチームと緊密な関係を築き、全体のレベルを上げることによって、個々の選手のレベルも上げていきたいと思っているんだ。
コーチはコーチ向けの知識を学習する必要があるけれど、グラスルーツのコーチが国内の協会からそのようなサポートを受けるのはどうしても優先度が低くなってしまうんだ。こういったコーチには色々な人がいるよね。以前選手としてプレーした経験があったり、元々コーチだった人もいるし、サッカーをしたことも教えたこともない人だっているんだ。でも、彼らに共通しているのはほとんどのコーチがボランティアだということ。僕はクーバーでディレクターをしていたから、コーチの教育をアジアの様々な協会やチームにしてきたことがあるんだ。そして、この経験からわかったのはU12のコーチは情報に飢えているということ。カリキュラムを求めていて、それはつまり練習方法を知りたいっていうことなんだ。要するに、彼らは子供たちの年齢とレベルに合った練習メニューを計画する助けを求めているんだ。
話は戻るけど、先日の講習会は約75分間のセッションを実施したんだ。そのなかで僕ならどのように9歳から10歳の子供たちのチームとトレーニングをするか見せたんだ。具体的にはこのようにやったのさ:
ウォーミングアップ: 10分
スピード: 5分
ボールコントロール: 10分
1対1: 10分
テクニック: 15分
ミニゲーム: 25分
と、そんな感じにセッションをチャレンジングで選手をやる気にさせるようにしたんだ。練習はいつも競争意識があると同時に楽しくなくちゃいけないからね!
コーチの教育に関する質問があればいつでも問い合わせてください。
info@tomsan.com
posted by tomsan |17:35 |
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2008年09月24日
こんにちは、トム・バイヤーです!
今年は例年以上に子供たち、親御さん、そしてコーチの方々に向けてイベントを行ってきた。イベントに参加する子供たちの人数も毎回のように増えて、僕をゲストとして招待してくれる大会なんかもどんどん増えてきてるんだ。そんな中でも驚くのが多くの4-6才の子供たちは僕のことを「おはスタ」を通して知ってくれているってことなんだ。
僕が1998年に「おはスタ」に出演するようになってから僕はたくさんの子供たちに知ってもらうことができた。今ではたぶん、下は4才の子供から上は22歳くらいの大人まで、僕が誰なのかが分かるんじゃないかな。そして、今でも1998年の4月から「おはスタ」に出演できていることに感謝している。でも、僕がどうやってこの番組に巡り合えたか知ってる人は少ないでしょ?今日はこの始まりについて話したいと思ったんだ。
1998年のある日、僕の親友で当時「おはスタ」に出演していたレイモンド・ジョンソンに番組に出演してみないか、と声をかけられた。彼は番組のプロデューサーたちが番組内にサッカーコーナーを始めたいという話をしていた時、そのコーナーに僕を使えるかもしれないということを伝えたんだ。そして、僕がニューヨークに戻っていた1998年の1月にレイモンドから電話がかかってきたってわけさ。でもその時、僕は正直なんの話かさっぱりわからなかったんだよね!その後僕がオフでニューヨークにいる間、レイモンドは東京にある僕のオフィスから履歴書を入手して番組のプロデューサーたちに渡し、“トムをサッカーコーナーに使ってくれ”と彼らに説得したのさ。今でもこのコーナーがどのように始まったか色々な説を聞くけど、どれも正確じゃない。中にはばかばかしい話も耳にしたことがあるくらいだよ!話の膨らみ方ってのはすごいもんだとつくづく思うよ。
今僕は、僕自身が日本でのやってきたことの全てを本にしようとしているんだ。これまでの日本での人生では、僕に手を差し伸べてくれた人も、そうでなかった人もたくさんいたよ。今書いているこの本にはある程度具体的な話も盛り込もうと思っているから、見方によっては一種の暴露本みたいなものになるかもしれない。ただ、単なる暴露本ではなくて、記録に残すということを第一に考えている。そして読者のみんなに楽しんでもらうために、多くの興味深い話も書き込んでいくつもりだよ!
日本にいる20年間、僕は約2,000ものイベントをおよそ500,000人の子供、親、そしてコーチの方々に向けて行ってきた。だからこそ47都道府県の全てに強いネットワークを築くことができたと思っている。この場を借りてみんなの心強い応援に対して感謝したい。本当にありがとう!
posted by tomsan |23:09 |
トムさんについて |
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2008年09月11日
こんにちは、トム・バイヤーです!
僕が最初にサッカーを始めたのは8才くらいの時だった。きっかけはというと、僕の親友のお兄ちゃんがとても上手だったからなんだ。その頃は練習や試合をするためのチームもなかったから、ほとんどの場合近所の野球場の外野の芝のあるところで何人か友達を集めてプレーしてたんだ。僕はそのフィールドまでうちから3キロほど歩かなきゃいけなかったし、球場に入るにはいつも外野のフェンスを飛び越える必要があった。それでも僕らはサッカーに熱中していたんだ。そういえばあの頃の僕らはいつも外で遊んでいたんだ。今の子供達と比べるとホントにいっぱい自由時間があったから、というのも一つの理由かもしれないね。
日本の子供達はいつも忙しいスケジュールの中で、様々な物事に囲まれているよね。日中は学校に行って、その後はスポーツのチームやクラブに参加したり、塾へいったり・・・全てのスケジュールが分単位で決められていてとても構造的で規律のある環境にある。また、親の意向でこうした様々な活動に参加している子も多いみたいだ。今やもう、子供が子供でいられる時間はないね!
一方、南米やヨーロッパではストリートサッカーというものが盛んに行われている。みんなも聞いた事があるよね?これはたいていが貧しい国で、両親が二人とも生活のために働いていて、そして子供達にはほかにあまり多くの選択肢がない場所で行われていることなんだ。
このように、スポーツをする子供達は大体一つか二つの理由でモチベーションが芽生える。“何かに刺激されて”か、“何かに飢えて”だ!
一つ目の何かに刺激を与えられることで生まれるモチベーションという点で、トップアスリートには大きな責任がある。僕の母国アメリカでは、アスリートは社会に貢献する責任があり、彼らを尊敬する子供達にとって模範とならなければならない。だから、国民とメディアはプロのアスリートを高い水準で扱い、そうした模範となるべき部分を維持しているんだ。例えば、アメリカのプロアスリート達は子供達に悪影響なアルコールなどのイメージキャラクターにはならない、というようにね。さらに、アメリカでは多くのプロアスリートが子供達に対する慈善活動でボランティアに参加している。また、メディアのインタビューでの応対もすごくうまくやっているケースがほとんどだ。ともすればネガティブにもなり得ないメディアの取り扱いを、彼らは子供達や世間にポジティブなメッセージを送るためにうまく利用しているんだ。
一方で日本のプロアスリートはどうだろう。彼らは必ずしもメディアに対して上手く話せているとは言いがたいよね。メディアに出演して子供達を“刺激する”ようなインタビューをする、ということに慣れていないせいもあるだろう。僕も日本代表やJリーグの一流選手達とイベントで一緒になることがあるけど、残念なことに子供達と上手くコミュニケーションを取れる選手はそう多くはない。
子供達は憧れの選手を目の前にして、何を聞きたいだろうか。きっと刺激を受けるような素晴らしいストーリーを聞きたいはずさ!その選手のようになるためにもっと努力しようと思うような、ね。でもなかなかそういう選手はいないのが実情で、日本のスター選手の多くはシャイで謙虚なんだ。相撲のような伝統的な競技で良く見られるようにね!
でも、子供達にはもっと刺激が必要なんだ!スター達に、彼らも昔は普通の子供だったって話してもらいたいんだ。そして、そこから献身、規律、努力、決断力を積み重ねて、今の自分になれたってことを教えてほしいはずだ!
そしてもう一点、何かに飢えることでモチベーションが芽生えると言ったけど、これについては日本とアメリカは同じような環境が出来上がっている。それは、世界で最も裕福な国という点だ。こういった環境はスポーツ(特にサッカー)において色々な問題を巻き起こす。貧しい国では、子供達やその家族はサッカーやスポーツを利用して、自分たちの地位を高めようとする。そう、“プロになって家族を養う”という夢を持っているんだ。だけど、アメリカではサッカーは裕福な人たちのスポーツで、そういった子供達が郊外でサッカーをする環境が出来上がっている。そして、日本の子供たちと同じように、アメリカの子供達にもスポーツから気をそらすようなものがいっぱいあるんだよね。部屋にはコンピューター、スケートボード、自転車、iPod、テレビ、DVDプレーヤーといったようなものが必ず揃っている。日本ではほとんどみんな携帯電話を持っていて、冒頭に話したように、とにかく忙しくしているよね!
僕は、コーチングがサッカー強国を築くための全てであるとは思ってない。もちろん、コーチングはすごく大事な要素だけどね。でもこれまで話したように、その国の文化、教育、社会や経済といった様々な要素が、どれだけ良い選手やチームを育てられるかという点において重要なんだと思う。
みんなで少しこういったことについて考えてみるのはどうだろう?
posted by tomsan |16:05 |
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