2008年08月01日

アメリカから帰ってきました!

こんにちは、トム・バイヤーです!

この間のブログでも話していた、サンディエゴで行われていた“サーフカップ(Surf Cup)”も終わって、僕はつい先日日本に帰ってきたよ。僕がコーチした男子チームは予想通りの結果(1分2敗)に終わってしまった。予選で敗退してしまったけど、“予想通り”と言ったのは過去にもそういう結果に終わったからなんだ。

でも悪いことばかりじゃなかったんだよ!子供たちは海を渡ってサーフカップのような大会を経験することによって多くのことを学んだはずだ。僕が何回も言っているように、「勝利こそ全て」ではないんだ。それよりもこの国際遠征で得たものの方が多いんだ。

まず、子供たちはサッカーがいかにフィジカルなスポーツだということを学んだだろう。僕のチームはかなり強いアメリカ人にその面でやられていた。さらに、サンディエゴは多くのメキシコ人が住んでいて、サッカー好きの彼らは子供の頃からよくサッカーをしている。そんな彼らは技術的にもとてもレベルが高く、プロになる意識が強いから、ハングリー精神旺盛なんだ。プレースタイルもアメリカ人と同じくらい積極的で、この点は日本人の子供たちと大きく異なる。日本では多くの審判が少しの接触でもすぐ笛を吹いてしまうけど、海外では少しくらいのコンタクトならプレーを続行させるしね。何年か前もこのことがJリーグでも問題になっていたのを僕は覚えているけど、このようにすぐ笛を吹くことによって、選手たちは消極的なプレーしかしなくなってしまったんだと思う。プロの世界では少しは変わったかもしれないけど、同じ日本でも、子供たちのレベルではあまり変化はみられないよね。

さらに、日本では学年によって振り分けられるカテゴリーが変わってくるけど、アメリカでは基本的に誕生日で振り分けられる。ということは、4月から学校が始まる日本の学校よりも、9月から始まるアメリカの学校の子供たちのほうが学年は同じでも、年が上になることがあるんだ。だから、今回もU13のカテゴリーの大会だったけど、僕のチームの子供たちはほとんど12才で、しかも何人かはまだ11才だった。でも、本来のU12のカテゴリーでプレーしたいと思っても、誕生日の関係でそこに登録できないってわけだ。そうすればさらにチームの年齢も落とさなければならないから、困ったものだ!もちろんアメリカのU13の子供たちのほうが大きく、精神的にも落ち着いているので、僕たちにとっては不利なんだよね。

それでも、このように普段と違った環境でプレーすることは子供たちにとってかけがえのない経験になったはずだよ。プレー以外にも環境は違うことがある。例えば、食べ物や慣れるのに1週間くらい必要な時差。そして、なんといっても言葉も気候も全く違う国にいるんだから、順応しなければならないことが山ほどあるんだ!

アメリカでは信じがたい数の子供たちがサッカーをしている。具体的な数字はわからないけど、聞く人によれば、1000万人近くらしい。ある情報によると、その数字は倍の2000万人といわれているんだよ!この人数の多さの理由としては、アメリカではサッカーをする女の子が多いからだろうね。日本で女の子のサッカー人口は少ないから、これもまた国によって大きく異なる点だよね。

アメリカのU-17代表は世界で唯一その世代のワールドカップに全て出場しているチームなんだ。これはあのブラジルやサッカー強国よりも優れた記録なんだ。

今月開幕するオリンピックでは日米の男女両チームとも同じグループに入っているね!本当に興味深い試合になるだろう!

出場する全てのチームに、Good Luck!

posted by tomsan |00:10 | サッカー指導 | コメント(0) | トラックバック(0)
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