2008年07月26日
アメリカからです!
こんにちは、トム・バイヤーです! 今、アメリカにいます! カリフォルニアのサンディエゴというところにいるんだけど、ここで”サーフカップ (Surf Cup)”という数百チームが集まるすごく大きなサッカー大会に出る準備をしているんだ。出るっていっても僕が出るんじゃないよ!これは少年少女のサッカー大会で、僕はキヤノンカップの選抜チームのコーチとして、U-12の男子チームと女子チームと一緒にいるんだ。もうキヤノンカップに関わってから10年、ずっとこうしてアメリカの大会に参加してるんだよ。 僕は男子チームのコーチなんだけど、大会がスタートする前にこの選抜チームで4試合の練習試合を戦ったんだ。最初の試合は鹿島アントラーズU-12を相手に鹿島で、ちょうどアメリカに出発する日の朝にやったんだ。結果はなんと1−0の勝利!これはすごいことだよ!!だって過去10年見てきたけど、僕らはあくまで選抜チーム、つまり選手たちは今まで一緒にプレーしたことがないわけだから、個人個人の能力は高くてもやっぱりチームとしてはうまく機能しないことが多いんだよね。男女のチームの総監督として帯同している木村和司さんといつもこの問題に頭を悩ませていたんだ。それが今回は勝利したということで、すごく嬉しかったです! 2試合目と3試合目はサンディエゴに到着してから。相手は地元の強豪チームで、残念ながら上に書いた”チーム力の差”でどちらの試合も負けてしまった。でも毎日僕らのチームはうまくなってると思う。明日から始まる大会を前に、今日やった練習試合には勝利したんだ!アメリカ到着後の初勝利、だね!チームとして日々まとまりが出てきたように思うよ。あとは大会が始まってからもさらに良くなることを願って、そして男女ともに良い結果を得られるといいなと思ってます! さて、ここまで勝つとか負けるとか書いてきたけど、今日のブログで伝えたいことはここにあるんだ。日本ではちょっと、みんな勝敗にこだわりすぎてるように見える、という話。最初に日本のチームをアメリカに連れて行ったのは1994年の時で、僕はその時同じような”落とし穴”に足を踏み入れていたんだ。 僕はなんとかして、”勝利こそ全てだ!”というような雰囲気をチームに持たせようとしていた。子供たちはそのおかげで、ひどくプレッシャーを感じてしまったんだ。「日本を代表してきているんだから、自分のため、国のために勝たなきゃ!」とね。そして試合が終わり、負けて戻ってくる子供たちを見て、僕は子供たちがひどく打ちのめされていたことに気づいたんだ。特に選抜チームのような、そもそもチームとして出来上がっていないチームに対してこういうプレッシャーをかけてしまうと、その時点で勝利から遠のいてしまうということも知った。当時チームには選手のケアをするスタッフが十分な数いた上、遠征の模様をビデオ撮影するスタッフやサッカーマガジンのカメラマンと記者の方々も帯同していて、なにか空気がプロのクラブみたいだったんだ。みんな、勝つことばかり考えていた。でも思えば、11〜12歳の子供たちに何を馬鹿げたプレッシャーをかけていたんだ!と思うよ。 アメリカの子供たちはもう、すごくサッカーを楽しんでる。勝とうが負けようが試合後には笑顔が見える。そしてアメリカのサッカーを取り巻く環境は”カラフル”だ。ユニフォームの色やクラブのピンバッヂ、それから各チーム必ずと言っていい程持っている色とりどりのTシャツ。すごく”子供らしい”よね。見れば感じられると思うけど、そこには子供たち、保護者、コーチのプライドが現れているんだ。 子供たちは子供たちのまま、らしくあればいいじゃないか!保護者やコーチはそうさせてあげるべきだよ。勝ち負けにこだわりすぎず、結果がどうであれ子供たちが楽しめる環境作り。”勝利至上主義”なんてナンセンスだ。 というように、僕はこのアメリカ遠征を始めた頃、すごく多くのことを学んだんだ。それも子供たちからね。だから今は「全試合勝つんだ!」なんてことは思わない。勝たなきゃいけない、なんていうプレッシャーだってかけない。そのかわり僕は、出来る限りこの貴重な経験を楽しむこと、そして楽しむことこそが一番大切なことだ、ということを伝えようとしている。もちろん、その上で試合に勝ったらもっと楽しいよね! 僕のこの選抜チームへの期待は「一人一人が全力を出すこと」で、それ以外はあまり求めない。彼らが子供らしくあって欲しい、あんまり急いで大人になろうとしないで欲しい、とも思ってる。なぜなら大人になれば色々な事を考えて”楽しむこと”をおろそかにしちゃうでしょ?子供のうちは、ただ笑い、学び、そしてばかばかしいことだって言っていられるからね! 【告知】 僕の初めてのサッカースクール、トムバイヤーアカデミー GLOBO校が9月1日にオープンします!リンク先で僕のスタッフが色々と書いているから、是非見てみてください!
posted by tomsan |16:06 |
サッカー指導 |
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キヤノンカップから無事帰国しました 【世田谷的コーチング日記】
うちの17番が無事帰国して、たくさんのおみやげ話を聞かせてくれました。 アメリカの思いではどうも遊んだこととショッピングがメイン? チームとしてお互いにいたわれるほどの完成度はやはり短期間では難しかったようですね、話を聞く限りでは。 当たり前ですがアメリカのホテルには大浴場はないんですね。 あと、対戦チームやトムさんから羽根木の評価を間接的に聞けました。 子どもを抱いているコーチがいたとか、サッカーがおもしろいとか、次やったら絶対負けないから兵庫まで来いとか、3番のディフェンスが固いとか、4番うまか...
2008-08-02 17:07 | 続きを読む


