2010年03月08日

The Soccer Magazineの記事(4)

(3)からの続きです。

トムは日本への愛情をクリニックの開催に込めた。ネスレ社長の息子に会う機会を得ると、すぐにネスレの「ミロ」からスポンサーを得ることに成功した。ポール・マリナー(訳注:現イングランド チャンピオンシップ所属プリマス・アーガイル監督)がクーバーコーチング、非常に影響力のあるオランダの指導法で、具体的かつ個々の動き方などの純粋な技術指導方法、をトムに紹介してからは、全てが加速度的に進むことになる。

トム・バイヤーと彼のパートナーが権利を買い取り、世界のクーバーネットワーク内の独立組織として、クーバージャパンを設立し、数多くのアカデミーを全国各地に設置した。また、コーチの養成学校も設立し、毎年25人が卒業し、彼らを派遣する事でクーバーのコンセプトをアジア中に持ち込んだ。結果は目覚ましいものだった。数えきれないほど多くの日本の子供がスクールに集まり、そこで技術を学び、日本サッカー大改革の原動力となった。日本人選手がボールコントロールの巧さで有名なのは周知の通りだろう。

トムの功績は非常に大きい。彼の情熱、高い認知度、特にTV番組『おはスタ』への出演などにより、日本の子供たちにとってサッカーのスキル習得がカッコいい事になったのだ。

「1993年頃から仕事や休暇で日本を訪れるようになった」とポール・マリナーは振り返る。「子供たちはとてもシャイで、ゴールになかなかシュートしなかったのを覚えているよ。日本の子供たちは目立つことを嫌がるんだ。それは欠点でもあり、子供たちの性格でもあった。一方でトムは、子供たちをサッカーに夢中にさせるような性格をもっている。彼は偉大な'先生'だよ」

クーバーコーチングをゼロからスタートし、180人の従業員と80校以上のアカデミーに加え、コーチの養成学校を設立した後、トム・バイヤーは経営に対する考え方の相違により、昨年(訳注:2008年)クーバージャパンから独立した。トムは言う「良いコーチとは素晴らしいパーソナリティーと情熱を持っていなければならない。また、子供を愛し、どのように指導するべきかを熟知していなければならない。さらに、指導法を持ち合わせていなければならない。クーバーは指導方法で、そこにネームバリューのある指導者がつけば、極めて重要なものにもなるんだ。指導方法そのものは既に世界で認められているわけだからね」

(5)に続きます。

posted by tomsan |14:58 | The Soccer Magazine | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL: (表示は許可制となっています)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/tomsan/tb_ping/31
コメントする

「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。

※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
  例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」

※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
  例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」