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レアル・マドリーの可能性

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サッカーを見る前に音楽を聴くという習慣があって。
やはりテンションを上げて試合に臨みたいから近所迷惑にならない程度の爆音で聞いている。
最近は、某金属生命体系映画の主題歌にもなったLinkinParkの『Iridescent』という曲がもっぱらだ。

コパクラシコ第2戦。
結果は2-2の引き分け。合計4-3でコパからは姿を消すことになった。
今回もマドリーはバルセロナに勝つことは出来なかった。
負けた事実には心から残念だし、悔しいし、やるせない気持ちになる。

でも、心から楽しんだし、熱狂したし、未来に繋がる好試合だった。


マドリーは、
イケル;アルベロア、ペペ、セルヒオラモス、コエントラン;ラス、アロンソ、エジル、カカ、ロナウド;イグアイン
4-2-3-1の攻撃的なメンツ。

サッカーは前半45分後半45分計90分のスポーツだ。
90分で試合を考えたと匂わせるマドリーをご紹介。

前半のマドリー。
とその前に、この試合の前にもちゃもちゃと監督退団説やロッカー確執説などネガティブキャンペーンの応酬だった。
その作用もあってかマドリーのモチベーションは自然と上がっているように感じた。本来は不健全なことなのだけれども。。。

ペペの起用、しかも第1戦よりも一つ下げたこともあって最初に感じた不安は、全体的に引いて入るんじゃないかということ。
杞憂に終わった。
マドリーは攻撃陣を筆頭に攻撃的な守備を頭から敢行した。
鬼プレスとまでは行かないが、かけるべき時にかけるべき人数がしっかりと出所と受け所をチェックしていた。
特に低い位置、バルセロナの特徴であるCBとGKのやり取りには徹底して圧力をかけていたと思う。
そこで通された場合の中盤の役割はディレイ。これで十分。その間に前線は自陣まで引き、ブロックを形成する。今回もロナウドの戻る意識は高かった。
ここでチャンスを何度か迎えたが、ただ迎えただけで終わってしまったことが残念。。。
バルセロナの組み立てが早々に中盤へと移行する場合はリトリート。
この使い分けもチームとして統一がなされていたと思う。球際ではペペ並みの強さを誇るラスが汚れ役を務めていた。
奪ってからは早い展開でシンプルに前へ。カカのターンが冴えていたり、エジルの中央侵入が決定機を演出したり。
ロナウドは得意の形に固執せずに、深いサイドまで持ち込みそこで勝負を仕掛けていたことには驚きもあり嬉しくもあり。
問題点は、ラインを崩すコエントランのポジショニングとプレスの判断の緩さ。アレクシスに執拗にセルヒオラモスとの間を狙われていたけれど、あまりにもやられすぎだった。
あとは、致し方ないことだけど、時間だ経つにつれて弱まるプレス。30分過ぎ辺りからバルセロナのショータイムを特等席で味わうことになる。
こうなったらまずはバイタルだけでもスペースは与えないとかサイドに限定する初動をチームでとるという連携が欲しかった。

メッシの存在感と視野の広さ、ペドロの落ち着きで先制点を取られ、アウベスのゴラッソで追加点を取られた。
僕が最も嫌がったボールの保持を放棄した戦い方はなく、バルセロナという強敵に正面から向かったマドリー、チャンスはプレゼントではなく自分たちで作り出したマドリーだったが前半は2-0で終えた。


後半のマドリー。
もう本当に開き直るしかないマドリー。
その入り方はというと、まだプレスは出来ていた。そして、グラネロを入れたことでよりボールを大事にという意識をチームへ伝えた。
アロンソは中長距離パスはすこぶるうまいが短いのはそうでもない。
ドリブルとロングパスという駒にショートパスと中盤広範囲の顔出しを加えたグラネロ。奪っても無闇には前線に放ることはしないインテリジェンスを見せたグラネロ。
ボールは大事に。
また、後半になってCBもぐいぐいと組み立てに参加しだした。
アロンソとほぼ並ぶように位置をとり、アロンソからマークをペリッと。
そして、ベンゼマとカジェホンを投入したマドリー。
ベンゼマが入ったことで左右に受け皿が出来るようになった。世に言うベン皿というやつだ。
で、彼が受けて中盤に預けて時間を作れたし、ファールをもらいFKの機会を得ることができた。
また、カジェホン並に裏を狙い、セルヒオラモスやアロンソからのロングボールを呼び込んでいた。
グラネロ、カジェホン、ベンゼマと入ったことでまたプレスが活性化したマドリー。前半同様深い位置までチェックに走っていた。

途中、セルヒオラモスのゴールが取り消しになることがあったのだが、心が折れなかった。
折れずに、ひたすらにプレーしていた。
それが報われたのか、ピントのキックミスからエジルがロナウドに美しいパスを通し、ロナウドはGKをかわし流し込んだ。
それから間もなく、今度はベンゼマがプジョルをかわし同点弾を決めた。

ここからは肉弾戦で泥臭くゴールを狙おうと言う矢先にセルヒオラモスが退場してしまった。無念でならない。
退場の際、モウリーニョ監督は彼になにやら囁いていた。
何と言っていたかを妄想すると、「お疲れ様。君をここで失うことは辛いことだ。これから君の高さと情熱で3点目を奪うのだと確信していたのだから。あとは仲間に託すとしようじゃないか。」的な。
件のやり取りを、試合前に巷を賑わせたセルヒオラモスとモウリーニョ監督の確執をごまかすための芝居という人もいるが、あの状況でそんな芝居をしていたのならオスカーものだよと。
ちなみに今年度はジョージ・クルーニが主演男優賞を獲るんじゃないかなと期待。

結局、3点目をどちらも奪うことなく試合は終了した。
繰り返し言うが、負けたことは純粋に悔しい。
でも、心から楽しんだし、熱狂したし、未来に繋がる好試合だった。


この引き分けは勝ちに相当するものではないが、マドリーが抱えていた何かを価値のあるものに変えたと思う。
次にクラシコを迎える時は今までよりかは楽しさを持って観戦できるかな。
今回のような可能性を感じさせる試合に感謝したい。また、そういうマドリーを取り戻させてくれたのは他ならぬバルセロナということにも感謝したい。
まだまだチャレンジャーとして挑ませていただきます。



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レアル・マドリーの可能性

>APACHEさん

当ブログへの初コメントになります。ありがとうございます!嬉しいです!
マドリー意地を示しましたね。これからリーガクラシコ、もしかしたらCLクラシコもあるかもしれません。
今回の気持ちと姿勢を話すれずにまたチャレンジして欲しいですね。

レアル・マドリーの可能性

負けましたがレアルのプライドを世界中に見せつけられたと思います。

次CLでぶ倒してもらいたいですね。 




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