ある美なる日々

ワールドカップ開幕戦の日本人審判

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 ブラジルワールドカップが開幕し、開幕戦ブラジル-クロアチア戦の審判を日本人の西村雄一、相樂亨、名木俊幸の三氏が担当しました。

 これは彼らが日本の審判の中て特別に優れているから選ばれた、というよりも、ヨーロッパと南米以外の中立国から審判を選ぶ必要があったからということだと思います。

 もちろん、三氏の技術が劣っているということでないのは当然ですが、さりとて日本で最も優れた審判、というわけではないでしょう。

 このユニットが大変難しい開幕戦を担当するというのは、ヨーロッパ対南米の試合で、きちんとコントロールできる審判として選ばれたということです。だから必要以上に日本人の誇りとか言って、マスコミが持ち上げるのも何か違うような気がします。

 要するに、難しい試合でも、きちんとコントロールできるレベルの審判として、一定の水準に達していると判断されたわけです。

 さて、試合の結果、ブラジルが3-1で勝利し、試合後の記者会見でクロアチアの監督が敗戦の原因として西村主審の「誤審」を上げ、世界中でバッシングを受けるという事態に至ったようです。

 PKの可否については、それぞれの国のリーグで判断基準が異なっているし、厳しいとは思うけれども妥当な判断だったと思います。サッカーにおいて、他国の審判が自国と異なる規準で判断することなどは日常茶飯事です。

 それを記者会見で声高に叫んでいることにどんなメリットがあるのか。それは、自国や世界のマスコミに対して、負けたのは監督や選手のせいではない、すべての責任は未熟な審判のせいである、と思わせようとしているのではないでしょうか。

 敗戦を審判のせいにしているようなチームは、次の試合でも勝利を得ることは難しいでしょう。審判を味方につける、というのも、チームの勝利にとって大事な事なのではないでしょうか。

 いずれにせよ、ワールドカップにおいて、日本人のような、買収されにくく、公平な中立国の審判というのは、あまり多くは居ないため、今後もヨーロッパ対南米の試合には西村氏の登場する場面は多いと思われます。



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