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タトゥーとスポーツと東京五輪

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清原和博氏のインタービューを受けてのことのようですが、テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、タトゥーについての意見をツイッターで発信したことが先日ニュースになりました。2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピックで来日する観光客がさらに増加すると思われ、またスポーツ・ツーリズムなんて言葉も認知され始めている今日この頃。最近はタトゥーのことが良く取り上げられる傾向にあるようですが、こうしたニュースがこのタイミングで出て来るのも必然なのかもしれません。

タトゥーがどこまで関係するかは議論の余地もあるでしょうけれど、良くも悪くもスポーツと相応以上に関わるものであるのは事実だと思います。また、あこがれの外国人アスリートがまとっているケースもあって、スポーツ好きの皆さんは比較的抵抗が少ない話題なのではないかという印象も持っています。

私自身もそう感じることはありますが、「怖い」などと言った、受け手の感情に大いに左右されるテーマなので、あと3, 4年で適切な着地点を見つけるのは容易ではないのでしょう。結構な期間アメリカに住んでいたこともあり、私自身は無縁であるものの、タトゥーについては複雑な思いもあります。よって今回は、見落としがち(?)な例を幾つか紹介した上で、お読みの皆さんがこの件について考える一助になれば幸いです。

まず、「タトゥーを問題視するのは日本だけ!」という意見も聞きますが、欧米でもタトゥーに対して嫌悪感を持つ人は少なからずいるのが実情です。一例ですと、体操競技においては、試合で着るランニングを盛大にはみ出すタトゥーを入れている選手が複数います。美しさを争う競技で、身体に貼るテーピングの色などについてのルールもありますので、英語のサイトでも反対意見は数多く見られます。

私の経験を紹介するなら、ビジネススクールのスポーツ社会学の授業では、スポーツと教育の関連についての議論で、タトゥーについてクラスを二分した意見交換がなされました。その後、アメリカ生まれアメリカ育ちで白人の教授が、実はタトゥー嫌いであった時は色々と考えさせられました。

日本の暴力団などと同様な分かりやすい例ですと、欧米のギャングやマフィアなどでタトゥーを入れている人たちは、相当に怖い彫り物をしていますね。これがスキンヘッドの頭にあったりすると、その人とは確実に距離を取りますし、アメリカでは囚人の多くがタトゥーを入れているという話も聞きます。

一方で景色を反対側から見てみると、例えば、上記で書いた怖めなタトゥー、実は単なるハーレーダビッドソン(バイク)好きなオジサンのケースだったりすることもある訳です。また、昔ながらの価値観もまだまだ残るアメリカの地方部などに行くと、愛想の良いにこやかなオジサンが愛する子供たちの名前を誇らしげに彫っていたりもします。

スポーツ絡みで言うなら、海外のアスリートはタトゥーを入れている選手が多いですね。確率ですとアメリカのバスケ辺りがトップなのではないかと推測しますが、分かりやすい例で言うなら、サッカー界のスターであるデイビッド・ベッカム氏は大のタトゥー好き。タトゥーについてとやかく言う人も、相手がベッカム氏ならトーンがだいぶ下がるのではないかと想像します。

またまた私の経験談ですが、行きつけの飲み屋のスタッフさんに、腕全部にタトゥーを彫っている人がいます。普段は音楽関係の方のようで、一見怖そうに見えますが礼儀正しい若者ですし、タトゥーもよくよく見ると、アニメだかのカワイイ柄が入っていたりします。第一印象と内面が一致しないケースが世の中に数多くあるのは、皆さんもご存じの通りです。

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