2008年12月24日

天皇杯準々決勝 FC東京vs清水エスパルス

FC東京vs清水エスパルス
 2009年Jリーグ日程の概要が発表された。  現行の日程から、ナビスコカップのレギュレーションが大きく変更されている。2009年はACLに4チームが出場、ナビスコカップの予選リーグはACL出場チームを除く14チームを2グループに分け、各グループ1回戦総当たりへとなる。  J2は栃木SC、カターレ富山、ファジアーノ岡山が昇格を果たしJ1同じ18チームで争われるが、現行通り3回戦制で争われることになった。  これで来期のナビスコカップ予選リーグは、ホームでしか戦わない、アウェーでしか戦わないという事態が発生する。ホームアドバンテージ、観客数が見込めるクラブとの対戦をホームでやるか、アウェーでやるかで営業収入の面においても差が生じる1回戦制やJ2の3回戦制は、いささか不公平さを感じてしまう。  話変わるが、各クラブチームの強化が日本サッカー界全体の強化に繋がると言われている。そうであれば、天皇杯でしか異なるカテゴリーに在籍するチームと対戦できる機会が無いのは寂しい限りである。J2に在籍するチームはJ1勢との対戦機会を増やす事も必要なのではないだろうか?  公平に克つ強化の観点から、いっそのこと2010年以降J2もナビスコカップへ参加し「J1J2共にホーム&アウェーの2回戦制+現行方式のナビスコカップ参加すれば良いのでは」と、思うのだがどうだろうか?  J1 14チーム(ACL出場チームは除く) + J2 18チーム = 32チームを4チーム8グループに分けて行えば、きれいなトーナメントが描けるのだが…。  そんな、格上と真剣勝負できる貴重な場となっている「天皇杯」は、毎年楽しみにしている大会でもある。普段相まみえる事のないチームとの対戦も楽しみなのだが、J2以下のカテゴリーに在籍するチームはJ1相手に一泡吹かせてやろうと躍起になって挑んでくる気迫を、肌で感じれるのも天皇杯の醍醐味だろう。  J1に在籍するチームを応援する者にとっては、リーグ戦も佳境を迎え冬の訪れを感じさせる11月上旬の4回戦から登場するが、今年の天皇杯は4回戦でJ2のベガルタ仙台を、5回戦はアルビレックス新潟を共に僅差で破り、見事準々決勝進出を果たした。この時期まで応援するチームの対戦に思いを馳せ、元日に予定が入る可能性が残されているというのは、サッカーファンにとって幸せな限りである。    しかし、サッカーファンにとっては幸せだが、サッカーに興味を示さない妻は違うらしい…。FC東京が負けると僕が不機嫌になるから、いつもは東京の勝利を願ってくれているのだが、勝ち進めば進むほど年末年始の予定が立たない天皇杯だけは別なようだ…。それもそのはず、結婚して初めて迎える正月は妻のご親族にも挨拶に出向かなくてはならない。当然良く思っていない節がある…。  しかし、ここまで来たら元日まで身勝手な僕をどうかお許し頂きたい。そして天皇杯を獲った暁には、来年アジア旅行に連れ行ってあげることをここに宣言しよう。  さて、準々決勝の相手は、今年4戦して1分3敗と大きく負け越している清水エスパルスである。終盤戦の勢いは凄まじいものがあり、最終節ではリーグ戦順位も抜かされた因縁の相手である。さらに追い打ちをかけるかのように、FC東京は天皇杯準々決勝の壁を越えられずにいる。  厳しい試合になると思ってはいたが、予想通りかなりの苦戦を強いられた。前半は清水の高木にPKを決められ0-1のまま終了。後半4分に赤嶺がPKを落ち着いて決めると、その1分後には長友のクロスに鈴木達也が折り返し、待ちかまえていた赤嶺が直接蹴り込み2-1と逆転に成功する。その後は前線から積極的にボールを奪いに行き、スピード感溢れる攻撃でチャンスを作るも、試合終盤は清水に押し込まれ苦しい時間が続く。  で、ここからが長かった。  座った位置からオーロラビジョンが見えなかった事にも原因があるのだろう。「あと何分残っているのか?」「ロスタイムは既に表示されたのか?」それを確認できずにいたため、試合終盤の清水の攻撃は何時間にも及んでいたような、そんな気分にさせられた。今か今かと待ちわびた試合終了を告げるホイッスルと共にFC東京の準決勝進出が決定、少しばかり早いクリスマスプレゼントとなった。  清水戦終了から遅れること約3時間後、準決勝の相手が柏レイソルに決まった。5月10日に味の素スタジアムで行われた試合は0-1で敗戦。そして試合開始前に「ゲリラ豪雨」に襲撃された8月28日、日立柏での試合は1-0で勝利している。ただ、ここ数年は大きく負け越しており、なんとなくだが、嫌な相手である。  カップ戦ともなれば、圧倒的に勝ち進むより、苦戦を強いられてもしぶとく勝ち残るチームの方が、良い結果に終わるような気がするのだが、柏レイソルは間違いなくしぶとく勝ち残るチームに分類されるだろう。広島を延長で退け、「元日、石崎監督を胴上げして終わろう」と、チームのモチベーションも高い。  しかし、4回戦はオシム氏に酷評され、5回戦は2点のビハインドをひっくり返し、準々決勝では苦手清水を退けたFC東京もしぶとさでは負けていない。  厳しい試合となるだろうが、元日国立という「お年玉」を手に入れることはできるのだろうか?


posted by tokyo1999_417 |16:20 | FC東京 | トラックバック(0)
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2008年12月15日

2008.12.13クラブワールドカップ アルアハリvsパチューカ

アルアハリvsパチューカ
 また、職場の知人から声をかけられた。  「明日、クラブワールドカップにいかない?」  聞けば、再びクラブワールドカップのチケットを譲り受けたらしいのだが、多忙極める知人は都合がつなかいようだ。  週末にFC東京の試合が無いと暇だということを見透かされているのだろう。まぁ、何度も見れるものでは無い。かくして、世界規模で行われる国際試合デビューを果たしたばかりだが、中1日で再び国立競技場に行くことと相成った。  さて、本日の対戦カードは、2年振り3度目の出場となるアフリカ王者アルアハリ(エジプト)と2年連続出場の北中米カリブ海王者パチューカ(メキシコ)の対戦である。  アリアハリは2回目の出場となったクラブワールドカップ2006年大会で3位入賞。今年はそれ以上の成績を目標に掲げている。2006年大会インテルナシオナル戦で同点ゴールを挙げたフラビオやアフリカのジダンと称されるアブドレイカも健在。侮れないチームである。  一方のパチューカは昨年、アフリカ王者として出場したエトワールサヘルに0-1で惜敗。今年に賭ける意気込みは高い。9日に来日、翌10日はFC東京との練習試合が行われた。非公開試合の為内容については触れられていないが、壮絶な打ち合いの末4-4の引き分けに終わっている。  南米王者含め、こちらのブロックは実力が拮抗したチーム同士の対戦となると予想、好ゲームを期待しつつ国立競技場を目指した。  ショートパスを繋ぎチャンスを伺うパチューカに対してカウンターを狙うアルアハリ。試合開始直後は牽制し合うも、徐々に互いの持ち味が色濃くなってくる。迎えた前半28分、アルアハリのアブドレイカが左サイドでボールを奪うとそのまま独走。左足で低いクロスを送ると、ボールはパチューカDFに当たりそのままゴールへ吸い込まれアルアハリが先制。さらに前半終了間際、再びアブドレイカが右サイドを抜け出し、攻め上がっていたバラカトがグラウンダーのクロス。中央で待ちかまえていたフラビオが豪快にゴールへたたき込み2-0。パチューカペースの試合かと思いきや、鋭いカウンターから2点を連取したアルアハリがリードして前半を終える。  後半は、2人入れ替え2点を追うパチューカが攻勢を仕掛ける。後半2分、右サイドからのFKを得たパチューカは、後半から入ったモンテスが低いクロスを送る。これが誰にも触れられず、そのままゴールへと吸い込まれ2-1。後半28分にはゴール前で得たFKのチャンスをヒメネスが決めてパチューカが同点に追いつく。アルアハリは、カウンターをケアされチャンスらしいチャンスを作れぬまま延長戦へと突入した。  「2点リードし、追いつかれる」つい先日こういった試合展開を見た気がするのだが、追いついたパチューカの勢いは、あの日の千葉のように止めることはできなかった。延長前半8分、ゴール前でカルデナスが胸で落としたボールを、上がってきたアルバレスが右足で決め2-3、延長後半5分にはマリオニからのパスをペナルティーエリアに走り込んだヒメネスが左足でゴールを決め2-4。パチューカが前回大会の雪辱を晴らし、見事準決勝へと駒を進めた。  存分に持ち味を出し切った両者だったが、終わってみれば2-4。内容を見る限り妥当な結果だったと思う。人もボールもよく動く今日のパチューカの試合運びは、FC東京の目指すべきサッカーだったのではなかろうか?    最後に…、  話は変わるがスタジアムの入場口でリーフレットが配布されていた。そこには  「この大会の楽しさ、素晴らしさは、世界最高レベルの試合が見られることだけでなく、世界中からやってくるサポーターと国際交流ができるところです。  是非、積極的に話しかけてみてください。  言葉は片言しか通じなくても、この大会がお互いにとって、  素晴らしい思い出になると思います。」  とあり、自己紹介や挨拶など、出場する各国の母国語で書かれている。この日の国立競技場にはパチューカサポーターやアルアハリサポーターも詰めかけ声援を送っていた。今日観戦に訪れた人々に新たな出会いもあったのだろう。  しかし、空席も目立っていた。  ご存じの通り、全身のTOYOTAカップ含め1980年大会以降日本で開催されて来たが、来年、再来年のクラブワールドカップはUAEで行われる事が決まっている。この大会を世界各国持ち回りで開催し、世界中のサッカーファンを魅了する大会であって欲しいと願いたいが、日本で見れなくなる寂しい気持ちもある。  お近くで開催される方は、休みの日は家族で、平日なら職場仲間と、一度見に行ってみるのも良いのではないだろうか?


posted by tokyo1999_417 |11:54 | ワールドサッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年12月12日

2008.12.11クラブワールドカップ アデレードvsワイタケレ

アデレードvsワイタケレ
 突然職場の知人から声をかけられた。  「今日のクラブワールドカップにいかない?」  聞けば、クラブワールドカップのチケットを譲り受けたのだが、自分の分を除いてもまだ余っているらしい。新潟戦、千葉戦共に日中行われたにも関わらず、底冷えする寒さに風邪をこじらせてしまった僕は、軽装で来てしまった事を深く後悔しつつ、かくにも生まれて初めて世界規模で行われる国際試合を急遽観戦することになった。  さっさと仕事を片付け国立競技場に着いたのは、オープニングセレモニーが始まったばかりであった。照明は落とされスポットライトが、ピッチ中央の優勝カップに見立てたモニュメントを映し出している。幻想的な空気に包まれ、出場する7チームが紹介される。MCが出場するチームを読み上げるとチームカラーに併せて電飾が色鮮やかにピッチを染めた。南米から出場するリガ・デ・キトはFC東京と同じ青と赤を基調としたチームカラーらしい。いつの日か東京の青と赤が国立競技場を染める日が来ることに夢を抱きつつ、開始のホイッスルを待った。  試合はアデレードが圧倒。時折カウンターで自陣に攻め込まれる場面もあったが、ほとんどがワイタケレ陣内で時間が過ぎていった。しかし、攻めながらなかなか決められないとサッカーは思わぬ方向へ転がる事がある。右サイドの遠い位置からFKのチャンスを得たワイタケレは、アデレードGKガレコビッチがファンブルしたボールをシーマンが押し込みゴール。予想に反し劣勢にたたされていたワイタケレが先制する。しかし、これで自陣ゴール前を固めたかったワイタケレだが、すぐCKからアデレードに同点とされ、1-1のまま前半終了。  後半も変わらずアデレードが圧倒的に試合を支配。自陣ゴール前を固めたワイタケレがアデレードの攻撃を跳ね返し続ける。しかし、延長戦も気になり始めた後半38分。右サイドでFKのチャンスを得たアデレードは速いクロスをゴール前に送る。これをアデレードMFドッドが合わせゴール左隅へと流し込み、勝負あり。試合終盤ワイタケレは積極的にボールを奪い攻め立てる。会場を沸かせたが、そのままタイムアップとなった。    わずか2年前まで同じオセアニアで凌ぎを削ったオーストラリアとニュージーランド。観光大国、文化、言語、先住民、ラグビーなど共通点も多く、両国に抱くイメージにさほど大きな違いは無かったが、サッカーに至っては大きな「差」があることを改めて知る結果となった。  ワールドカップの出場枠の問題や、唯一のライバルと言って良いニュージーランドとの力の差がここまで開いているとオーストラリアがAFCへ移籍した理由にも解らなくもない。しかし、日本がアジアを牽引していくことを目指すように、オセアニアを牽引するにはオーストラリアの存在は必要不可欠だったようにも思う。  ドイツワールドカップでベスト16に勝ち進んだオーストラリアがAFCに移籍したことで、各大陸に目を向けると明らかに強弱の格差は広がってしまったのだ。余計な事かも知れないが、このままオセアニアだけが太平洋の端っこに置き去りにされてしまうのでは無いかと、心配になった開幕戦であった。


posted by tokyo1999_417 |17:00 | ワールドサッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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