2007年01月20日

2007シーズン新体制発表

 明日で2007シーズン新体制が発表されて1週間が経過する。新体制発表の席で「補強は終わらない」としながらも、FC東京の椿原社長は阿部勇樹争奪戦に敗れ現有戦力でシーズンに挑む決意を宣言した。
 
 今シーズンオフの最大の補強は「今野残留」と「ワンチョペ獲得」であろう。
 まず「今野残留」についてだが、一時「横浜Fマリノスが獲得に乗り出す」と噂されたが、来期もFC東京で戦う事が早い段階で決定した。プレースタイルは違うが、デコがバルセロナの心臓と言われるならば、今野はFC東京の心臓だと思っている。守備はもちろん、隙を見て攻め上がるセンスは抜群に素晴らしい。去年も決定的なシーンを何度も演出し、チームを勝利に導くゴールも決めた。今野を失うということは、心臓を失うことであり、万が一FC東京を離れることになれば大きな痛手となったはずだ。
 次にワンチョペ獲得についてだが、こちらは多くを語る必要はないだろう。フィットするのか?、怪我など不安視する声も聞こえるが、記憶に新しいW杯ドイツ大会を見る限り、FC東京に足りない物を2つ持ち合わせていると思っている。
 まずは「高さ」である。FC東京は、中盤を崩して得点するというよりは、両サイドを使ったワイドな攻撃を得意とするチームである。その為、両サイドからのクロスやコーナーキックが多いのだが、ワンチョペやエバウドの高さは、強烈な武器になるだろう。また、ワンチョペは体が強く前線でキープできて、器用な選手という印象がある。ドリブルや飛び出しの得意なルーカスとのコンビは、迫力のある攻撃を期待している。
 そして、もう1つの足りないものは「経験やリーダーシップ」といったメンタル的な部分のである。これまでのFC東京は、失点で下を向く選手や、審判の微妙な判定に戸惑う場面をよく見かけた。ワンチョペはJリーグでもトップクラスの経験を積んできており、若い選手が多いFC東京にとって、この「経験」が大きな刺激となるのではないかと期待している。また、ワンチョペ自身が「若い選手に伝ええていきたい」と語っているように、苦境時にいかに戦う気持ちを持てるのか、そういう部分のメンタル面の強化こそが、ワンチョペに最も求められる部分ではないだろうか?

 そして、2006シーズンの問題点だった「失点増加」を考慮すると、DFの選手が足りていない印象があったが、本日のスポーツ新聞にジュビロ磐田の福西獲得なるニュースが掲載されていて驚いた。
 DF陣は、グレミオから長身DFのエバウドを獲得したが、これはジャーンの後継者なので、プラスにはなっていない。もう1人計算できるCBプレイヤーがいなければ、怪我や累積で試合に出れないケースに対応できない。だから、DMFもCBもこなせる阿部勇樹は、今オフの補強の中でで、最重要であると考えていたし、獲得は至上命題だと思っていた。阿部勇樹獲得に失敗した時点で、今オフの補強は満足の行くものではないと思っていたが、福西獲得となると話が違ってくる。
 福西が獲得できれば、予てから懸念されている「U-22予選で伊野波や梶山が不在になる問題」や「DF少ない問題」も、福西を中盤を置いて、今野がCBとして計算できるので解決できる。さらに、阿部勇樹はオシムジャパンの代表に選出されており、招集される機会が多いが、福西は現状オシムジャパンには招集されていない。疲労や怪我の事を考慮すると、クラブにとってはメリットとして考えられるだろう。さらに今のFC東京には「年齢」より「経験」が必要だと思っている。要するに、若い選手はベテラン選手と比べ、現役で活躍する期間が長いので、クラブとしては若くて有望な選手の方が、長く計算できるメリットがあるが、FC東京にとっては、若い選手を引っ張っていく選手が必要だと思っている。経験という意味においては、W杯やリーグ優勝を体験した福西がまさっているだろう。考えようによっては「阿部勇樹」より「福西」の方がメリットが多いのではないだろうか?

 阿部勇樹獲得に失敗した、今回ばかりは「失敗は成功の元」だと信じようと思う。

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posted by tokyo1999_417 |21:28 | FC東京 | コメント(9) | トラックバック(0)
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