2006年12月31日

移籍報道に踊らされて

 
 年の瀬が迫り、日本の民族大移動が始まった。

 同じ職場の友人達は、まとまった休みが取れるこの時期に一斉に関西や九州、北海道へと帰省してしまい僕はただ1人、大都会に「ぽつん」と取り残されてしまう。地方出身者の集まりと称される大都会東京は、年末年始の期間だけ静寂に包まれるのだ。

 そして、サッカー界においても大移動があるようだ。2007年度シーズンへ向けての移籍市場である。僕を含む熱烈なサポーター達にとっては、この類の知らせに過敏に反応してしまう。その反応をあざ笑うかのように連日、新聞各紙に移籍報道が掲載されているが、今日はFC東京に関する、僕が見た限りの移籍報道についてコメントしてみたい。

 シーズンが終了してからの、移籍報道を以下の通りまとめてみた。

■移籍報道
 ◎エヴァウド(グレミオBRA→)
 △阿部勇樹(千葉→)
 △坂本将貴(千葉→)
 △茶野隆行(磐田→)
 △鈴木慎吾(新潟→)
 ×大久保嘉人(C大阪→)

 ◎発表待ち     80%~90%
 ○移籍の可能性高い 50%~80%
 △移籍の可能性有り 20%~50%
 ×移籍の可能性低い 0%~20%
 
 まずは、先日FC東京オフィシャルホームページで発表された、ワンチョペの加入合意の報には驚かされた。Jリーグにとって、久方ぶりの「大物加入」となったのではないだろうか?思い返せば、原監督の復帰会見の中で大物獲りを匂わせる発言をしていたが、コスタリカの点取り屋に白羽の矢を投じるとは思いもよらなかった。スピード、決定力、高さを兼ね揃えたFWで、サイドやDF裏を狙った攻撃に対応できる。今のFC東京のプレースタイルに合った人材だと思う。また原監督が「日本人FWは外国人FWと切磋琢磨することでレベルを上げた」と言っていた辺りも、平山にとってベストパートナーなのではないだろうか?平山に対する期待度の高さも伺わせる。ワンチョペという渋さに脱帽だ。

 そして、入団報道がささやかれている中で、最も関心が高いのが、名古屋、浦和と共に獲得交渉を続けている「阿部勇樹」だ。一部スポーツ新聞で「浦和優位」と書かれていたが、僕は東京を選ぶ可能性はまだあると思っている。
 「浦和優位」と報道されていた件についてだが、阿部勇樹本人が3チーム中唯一「浦和の練習場を見たい」と言った事、施設見学後「設備が充実している、サポーターとの距離が近い」とコメントした事に起因している。しかし、東京と交渉したのは、名古屋と同日で名古屋の交渉後、つまり名古屋から東京に戻り、夕方から夜にかけて行われたと聞いている。地理的な条件から、名古屋の練習場を見なかった事はマイナス要因のように思えるが、東京の場合練習場が小平にあるのに対し、本社は江東区に位置する。本社で交渉を行ったのなら「練習場はまた別の日に見学する」事は至って妥当な事のように思える。ただ、時間的な都合でそうしただけなのではないだろうか?また、練習場を見学した後の感想についてだが、初めて目にした練習場はどうだったのかコメントを求められ、酷評する人間がいるのだろうか?以上の理由から「浦和優位」と考えるのは、まだ証拠不十分だと考えている。
 阿部勇樹獲得におけるFC東京の強みは、FC東京というチーム自体が発展途上にある事が大きい。作られた場所でプレーするよりも、これから作って行く時に必要とされる、作っていく部分に楽しみを見出す事を阿部勇樹はオシムの元、千葉で経験しているはずだ。その点では、原監督自らが交渉の場に出向いた事もプラス材料だろう。浦和のフロントも「原が相手だとやりにくい」とコメントしているように、彼の人間性は、人を引き付ける何かが備わっているように思える。そして、このタイミングでワンチョペの加入合意を発表できた事は大きいだろう。年明けの動向が気になるところだ。
 それからDF陣はエヴァウド(グレミオ)、茶野(磐田)の名前が上がっている。エヴァウドに関してはブラジルのスポーツ紙で、既に来日の日程も決まっていると報道があったが、後はオフィシャル発表を待つばかりだと思われる。長身DFで、セットプレーから得点を狙える選手だ。一時は欧州のビッグクラブもリストアップしていたと言われている。今シーズン限りで湘南へ移籍となったジャーンの後継として期待している。茶野に関しては、手薄なDF陣のバックアップとして計算するには十分すぎる選手だろう。

 最後に、若い世代の活躍に触れたいと思う。

 まず、Jユースサハラカップ2006 第14回Jリーグユース選手権大会でFC東京U-18が大会準優勝を果たした。そして、高円宮杯第18回全日本ユース(U-15)では、FC東京むさし、FC東京深川が揃って全国のベスト4進出を果たした。FC東京深川が準決勝で、FC東京むさしは決勝で、共にガンバ大阪ジュニアユースに敗れたものの、全国大会の決勝で「FC東京同士の対決が見られるのでは」と期待させた。若い世代は順調に力を付けてきている。

 僕らサポーターにとって「お年玉」のような、胸躍らされる入団発表はあるのだろうか?期待したい。

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posted by tokyo1999_417 |12:16 | FC東京 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2006年12月20日

2006シーズンを振り返る

 FC東京が生活からなくなると、週末が急に寂しくなる。
 シーズン中は、朝起きて、朝食を食べ、身支度をし、仕事へ向かう社会人のように、週末は味の素スタジアムへと足を運ぶ事が当たり前になっていた。生活の一部になっていたものがが急に無くなると、どう過ごしていいものか判らなくなる。定年を迎え、仕事から急に解放された時と似ているのかもしれない。

 今日は、FC東京の2006シーズンを振り返ってみようと思う。

 2006シーズン、FC東京はリーグ戦13位という成績でシーズンを終えた。各年代の日本代表経験者が揃うFC東京にとっては、不本意なシーズンだったと言わざるを得ない。もちろん、サポーターもこの成績に満足する者はいないだろう。2006シーズン、FC東京が有意義なシーズンを迎えられなかった原因は何処にあるのだろうか?

 FC東京は下記の年間順位表の通り、2003シーズンを境に年間順位は下降の一途を辿る。改めて年間別順意表を見ると、今シーズン目に付くのが「引き分け試合の減少」と「失点の増加」だろう。
 2003シーズンと、2004シーズンと比較すると、失点数は倍以上に増ええた。2003シーズンはJ1全チーム中、最も失点が少なかったのに対し、2006シーズンはJ1全チーム中、ワースト3位タイを記録してしまった。2005シーズンからJ1のチーム数が2チーム増え、18チームになったことを考慮しても、特筆すべき数字だろう。

     順位 勝点 試合 勝 分 敗 得 失 差

 2003年  4位  49   30  13 10  7 46 31 15 
 2004年  8位  41   30  10  11  9 40 41 -1 
 2005年 10位  47   34  11 14  9 43 40  3
 2006年 13位  43   34  13  4 17 56 65 -9 

 そして、失点が増えた要因の1つとして、DF陣の相次ぐ怪我が考えられる。去年も同じ事が言えるのだがDFの要である、茂庭が怪我をして、戦線離脱したあたりから連敗が続いてしまった。さらに今年は今野、金沢、ジャーンとDFの選手が相次いで怪我をしてしまい、主力選手が揃う事がほとんど無かった。そうしたことから、守備に安定感を欠き、失点増加につながってしまったと考えられる。
 また引き分け数が減った事も失点数増加が大きく影響していると思われる。序盤から試合のペースを握られ、失点してしまうケースが多かった。そして、1点ビハインドの場面で点を取りに出た所を狙われるという悪循環に陥った感がある。一方で後半巻き返し、試合終了直前の大逆転が多かったことも、それに起因していると思われる。

 そうした事から、来年に向けての戦力補強として、僕はDF陣の整備が急務だと思っている。
 DFのバックアップ要因としては増島や、今年加入した伊野波が上げられる。増島はガーロ監督が積極的に若手選手を起用した事、主力選手に怪我が多かった事から、2006シーズンは出場機会に恵まれていたが、1対1での積極性や、連携面でやや不安が残る。そして伊野波はU-21代表、フル代表にも選出され、様々なポディションをこなせるユーティリティプレイヤーとして1年で東京には無くてはならない存在になった。CB適正もあると思うので緊急時には期待できるが、出来ることならば本来のDMFなどで起用したいところだ。
 そして、長年東京のゴールを守り続けたジャーンが湘南ベルマーレへ移籍する事も踏まえ、即戦力となるCB選手を最低2名は獲得する必要があるのではないかと思う。

 攻撃陣に関しても補強は必要だ。56点を奪った今シーズンは、過去4年間と比較すると、最も多く「東京ブギウギ」を歌ったことになる。(東京サポーターは、ゴールが決まると「東京ブギウギ」の大合唱が始まる)しかし敢えて厳しい見方をすれば、前記した通り序盤からペースを握られ先制される試合が多かった為、後半は相手チームが守備的になりFC東京の攻撃の時間が多かったから、得点が増えたと考えることもできる。そして、2点、3点とリードされ相手チームの集中力が切れた事も要因の1つに挙げられるだろう。
 来年以降、守備が安定すれば相手チームも前線から積極的にボールを奪いに来るだろう。そして、中盤でスペースを確保する事も厳しくなる。ましてや、集中力が切れることもないだろう。現に、シーズン終了直前の2試合は完封試合を演じたが、奪った得点も2試合で1得点のみであった。そういう状況であっても、いかに点を奪うのかは思案しなければなるまい。

 ちなみに、今シーズンの前半に指揮をとったガーロ監督が東京にもたらしたものが2つあると思う。1つがルーカスの覚醒で、もう1つが若手選手が経験を積めたということだ。
 ルーカスは昨シーズン不振に喘ぎシーズンを通じて7点得点に終わったが、今年は18得点をあげた。去年までは4-2-3-1のFWとして出場していたが、ガーロ監督就任後は4-3-1-2のトップ下で起用される事が多くなった。FWの選手とうまく入れ替わる事で、実質的にはFWの役割を担っているように思えたが、1人で局面を打開するタイプではなく、周りの生かして決定的な場面を演出するタイプのFWだと思う。
 来年復帰が決まっている原監督は、会見の中でで「リーグ上位の3チーム、浦和レッズ、川崎フロンターレ、ガンバ大阪は、共通して、日本人である程度ゲームを作り、外国籍選手がゴールを決める」というような事を話していたが、ルーカス+1人で局面を打開できるタイプのFWが加われば、より一層攻撃に厚みがでるのではないだろうか。
 そしと、もう1つ。若手選手が経験を積めたことに関してだが、まずは「若い頃のロベルトカルロスにそっくりだ」と言わしめた鈴木規だ。鈴木規は2006シーズン開幕からSBに抜擢され出場を果たした。本人曰く「SBとして、されたら嫌な事が判った」とコメントしているように、怪我からの復帰後本来の左SMFに戻ったが、ドリブルで仕掛けたり、強烈なミドルシュートを決めるなど活躍した。
 そして、増島は得点能力の高さが際立った。第6節の横浜Fマリノス戦では値千金の同点ゴール、天皇杯4回戦バンディオンセ神戸戦では大量得点に繋がる先制ゴールを決めるなど、存在感は高まったと言えるだろう。DMFなどへの転向も含め、期待したい。そして開幕戦でゴールを決めたリチェーリの爆発的なスピードは一見の価値がある。SMFなどで起用なども見てみたい。そして、ガーロとは接点がないが、若手選手として忘れてはならないのが、オランダのヘラクレスから電撃入団した平山だ。来年は勝負の年になるだろう。奮起を期待したい。
 若い選手の経験が攻撃陣の層をより厚くした事は、来年以降大いに期待できると思う。

 最後は、2007年が素晴らしいシーズンである事を願いつつ、2006年東京アウォーズで締めくくりたいと思う。 

 2006東京ベストイレブン

 FW:ルーカス

 MF:馬場
   :石川
   :鈴木規
   :今野
   :梶山

 DF:藤山
   :伊野波
   :ジャーン
   :徳永

 GK:塩田
  
        ルーカス

    鈴木規 馬場 石川

      今野 梶山

 藤山  伊野波 ジャーン 徳永

          塩田

 MVP:今野
 新人賞:伊野波

 MVPには今野を選出した。守備はもちろんだが、得点機を嗅ぎ分け、攻めあがるタイミングの見極めも素晴らしい。デコがバルサの心臓なのであれば、今野は東京の心臓と言っても過言ではないだろう。移籍話が噂されているが、是非残留してほしいと思う。そして新人賞は伊野波だ。U-21代表、フル代表にも選出され、実りの多いシーズンだったと思う。怪我で苦しい台所事情を掛け持ちで、カバーしてくれた。最も成長した選手の1人だ。
 またベストイレブンはご覧の通り。特に、梶山は去年のようなムラのあるプレーが無くなり、一定して力を出せるようになったと思う。そして今年加入した徳永。シーズン当初は戸惑ったプレーも見受けられたが、隙を見て攻めあがる迫力は、去年まで在籍した加地以上。また石川も大きな怪我から復帰し活躍してくれた。そして、ホーム最終戦となった浦和戦で、衝撃のデビューを飾った塩田は出場したリーグ戦、2試合で完封した。何より、三浦文丈選手引退となった試合で、三浦文丈のユニフォームを着込んだパフォーマンスが感動的だった。期待を込めての選出だ。
 また「何故選出されていないんだ」と思われるかもしれないが、茂庭はFC東京にとって欠かせない選手だからこそ、怪我によりプレーできなかった事を考慮して選出していない。また、ドイツW杯メンバーに選出された土肥も、本来のパフォーマンスが落ちてしまった事が理由で選出しなかった。またレギュラーを奪い返す活躍を期待したい。

 先日、僕にとって1年の終わりを告げる、SOCIO(年間チケット)継続依頼のお手紙を頂戴した。年間チケットの購入は、税金を収めるようなものなのだが、この時期はいつも来シーズンに思いを馳せているように思う。ふと気づけば、僕がSOCIOになってから年間順位が下がり続けているではないか。これ以上下がると言うことは、J2降格を意味するのだが、そろそろ上昇気流に乗ってもいいのではないだろうか?

 来年の今頃はこそは、朗報とともに、また翌年の事をを考えていたいものだ。

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posted by tokyo1999_417 |21:38 | FC東京 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年12月15日

Jリーグについて考える

 今年でJリーグが開幕して13年が経った。当時、高校生だった僕は、高校を卒業して、世界中を旅し、社会人になった。月日が経つのは早いものだ。

 そして、日本、アジアを取り巻くサッカーの環境も、この13年で大きく成長した。日本代表はワールドカップに出場。Jリーグは2部リーグ制になり、入れ替え戦が開始され、アジアチャンピオンズリーグ(通称ACL)が始まった。
 これから、日本の、アジアの中で、Jリーグはどういった道を辿っていくのだろうか?今後のJリーグの行く末を、希望的観測も含め考えてみたい。

 余談ではあるが、ささやかな夢の話というものは想像するだけで楽しいものだ。
 例えば、toto Bigで6億円当たったら…、車はレンジローバー(最新のレンジローバーはかっこいい!)でも買おうか、ハーレーダビッドソンに乗ろう、家はヒルズにしようか、はたまたFC東京に寄付してロナウジーニョを招聘する資金に使ってもらおうか(全然足りないが…)などなど、考え出したら止まらなくなってしまう。
 そんな程度の話だと思って、読んでいただきたい。

 まず、Jリーグはアジアサッカー界を牽引するリーグを目指すべきではないだろうか?
 その為には、まずJリーグの外国人枠の見直しが必要だと思う。日本サッカー発展の為に、特にクラブレベルで必要な事として、資金的な面からも、Jリーグはアジアを背負って立つ存在にならなければならないだろう。例えばアジア人枠などを設け、現状の外国人枠以外で韓国や北朝鮮、中国、タイ、イラク、イランの選手が出場できるようになれば、日本人とのポジション争いなども当然あり、双方のレベルアップや、クラブの弱点を補う補強、育成の幅も広がって行く。
 さらに、オランダはW杯でも優勝候補に上げられる程の世界有数のサッカー所として知られるが、思いの外、狭い国である。そこに暮らす人の数も日本の1/10程度だ。にも関わらず、世界中に名を馳せる、有名なフットボーラーを幾人も排出してるのだ。その背景には、有能な指導者やすばらしいサッカー環境、体格など様々な問題もあるだろう。しかし、10億人以上が暮らす中国やインドにはオランダの100倍近く、フットボーラーの原石が眠っている計算になる。
 そしてその原石を、光輝くダイアモンドに育て上げる事ができれば、Jリーグ全体のレベルアップに繋がり、世界のトップリーグに、近づくことになるのではないだろうか?
 しかし東北アジア一帯では、過去の戦争責任の問題や、核保有、拉致問題など、政治的な問題が多く取り残されている。さらに非日本人の受け入れに慎重な姿勢を貫く日本政府は、外国籍選手を受け入れるとは思えないだけに、僕が生きているうちに実現する事は難しいかもしれない…。

 それともう1つ。それは、代表のみならずクラブレベルでの世界大会をより充実させる事にあると思う。例えばアジアチャンピオンズリーグのレギュレーション枠を拡大だ。広大なアジア地域には幾つもの国、サッカークラブが存在する。その為、Jリーグからはリーグチャンピオン、天皇杯優勝チームにしか与えらないACL出場権の枠を拡大してもらいたい。こちらも、スポンサーの問題、過密日程などの、解決しなければならない問題も多く残されていると思うが、実現してもらいたい。そして、もう1つ、ヨーロッパでいうところのUEFA杯のイメージで、環太平洋杯を開催してみるというのはどうだろうか?これはヨーロッパや南米というサッカー所に対抗し、北中米カリブ海、アジア、オセアニア共催のカップ戦だ。
 J1リーグ1位、2位、そして天皇杯優勝チームがアジアチャンピオンズリーグ出場、3位~5位、ナビスコ杯優勝チームが環太平洋杯に出場するできることになるとしよう。リーグ終盤、優勝の望みがなくなり、残留の可能性も無くなったチームが、アジアチャンピオンズリーグや環太平洋杯の出場枠を狙うようになれば、リーグ戦終盤も気の抜けない戦いが持続できる。そして、より多く海外のクラブと対戦する事は、当然日本のレベルアップにも繋がると思う。同様にJ2リーグ下位チームの降格、JFLチームの昇格もあったらおもしろい。
 
 そして僕は、日本のJリーグは、リーガエスパニョーラや、セリエA、プレミアリーグのような、世界屈指の最高峰リーグには、なんとなくだが、なり得ないと思っている。そして、フランスのリーグアンやオランダのエールディビジのように、有望な若手選手の登竜門的なリーグになるとも思っていない。当然のことながら百年近く続いてきた歴史を、埋め合わせる事などできないし、アジアにはアジアなりのサッカーリーグがいいと思っている。Jリーグの行く末はどんなものになるのだろうか?僕は暖かく見守っていきたいと思う。

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posted by tokyo1999_417 |22:43 | Jリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2006年12月13日

楽しいサッカーとつまらないサッカー

 
 2006年が開幕してから、数試合が過ぎた頃「試合がつまらない」と思う事があった。正直、スタジアムに足を運ぶ事が億劫になったこともある。

 つまらないと感じたその原因は、試合の「負け方」にあったと思う。 見ている者の心理として、勝てば何でもいいのだが、負けた場合、どんな内容で負けたのかが重要になってくるのだ。お互い紙一重の差で負けた試合や、試合終盤に怒濤の攻撃がを見れた試合はいいが、何も出来ずに負ける試合ほど、辛いものはない。今年の前半は、何もできずに負けてしまう試合が多かったと記憶する。さらに、アウェー開催の試合ならば、帰宅までのがとてつもなく長く、憂鬱な気分にさせられる…。

 
 そもそも、楽しいサッカーとは何だろうか?


 まず、サッカーというスポーツの特性として、サッカーほど点の入りにくいスポーツは無いだろう。攻撃と守備が目まぐるしく入れ替わり、たった一度の、些細なミスが命取りになるケースもある。攻撃側は得点する事が求められ、守備側は得点を取られない事が求められる。同じピッチの上でオフェンス、ディフェンス相反する仕事をこなし、いい仕事を多くこなした物達が勝者となる。

 そして見ている側は、なかなか点が入らないからこそ、得点シーンで盛り上がり、失点シーンにため息を漏らす。つまり攻撃、特に得点シーンこそが、サッカーを見ている側の面白みであり、サッカーの醍醐味なのだ。
 よく人は「攻撃サッカー=楽しい」「守備サッカー=つまらない」と言う。しかし、必ずしも「楽しいサッカー=強い」「守備サッカー=弱い」とならないのが、サッカーというスポーツの奥深さだと思う。

 2006年を振り返ってみよう。

 今年のJ1、J2優勝チームには1つの共通点がある。それは「リーグ最小失点だったチームが優勝した」ということだ。いかに得点させないかが、リーグ優勝を左右すると言う訳だ。そしてドイツで開催されたワールドカップ。ご存知の通り優勝したのは、鉄壁の守備を売りにするイタリア代表だった。
 もちろん「点が多い=攻撃的」「失点が少ない=守備的」と断定できないのだが、大会を通じて失点が少ないという事は、チームのスタイルを表す1つの基準となるのではないだろうか?

 その一方で、攻撃的なチームが優勝できないわけではない。去年Jリーグを制覇したガンバ大阪は、リーグ最多得点で優勝を成し遂げた。
 またFCバルセロナは、攻守両面で圧倒的な強さを誇るチームである。FCバルセロナが「世界で最も優れたチーム」と言われる所以は、そこにあるように思う。

 実力が拮抗してるJリーグでは、「攻撃サッカー」と「守備サッカー」が、何年かごとに繰り返されているように思う。流行のファッションのように、サッカー界においても流行のスタイルというものがあるのではないだろうか?あくまで「おもしろい」「つまらない」というものは個人的な主観によるものだが、勝敗は数字で図ることができてしまう。今年のトレンドは守備的なサッカーだったのかもしれない。

 ※たくさんの方からコメントを頂きました。その中で謝った内容が掲載されていたり、理解しずらい表現があった為、一部加筆修正しました。

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posted by tokyo1999_417 |18:39 | ワールドサッカー | コメント(3) | トラックバック(0)
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2006年12月09日

天皇杯が終了、そしてクラブW杯が開幕

 僕は「サッカーが好き」なのではないのかもしれない。

 一般的にサポーターと言われる人種は、大きく分けて以下の4タイプに分類できる。

 「1 クラブはクラブ、代表は代表だ、と割り切って応援する人」
 「2 頑なにクラブだけしか応援しない人」
 「3 ナショナルチームだけは応援する人」
 「4 選手ありきで応援する人」 
 
 ちなみに僕は2番目の「クラブだけ」に分類される。何度か代表戦を見に行った事があるが、味の素スタジアムで、いつもブーイングする選手の名前を連呼するのに違和感を感じるし、いつもと違う応援は、居心地の悪さを感じたりもする。もちろん、スペインリーグのまね事をしようなどとは、思っていない。ただ、寛大な心を持ち合わせていないだけなのだろう…。それか、適応能力に欠けているのかもしれない…。
 だから、世界中で注目され、世界最高峰のクラブチームが世界一の称号賭けて本気で戦い、毎試合地上波で生放送され、ゲストにかわいい女の子を呼ぶぐらい大騒ぎの、クラブW杯が開幕するというのに、僕は岡山県の桃太郎スタジアムで行われる、録画ですらテレビで放映されない試合の方が、はるかに気になるのである。
 僕は「サッカーが好き」なのではなく、単に「FC東京が好き」なだけなのかもしれない。
 
 しかし、今年のクラブW杯で注目しているチームがある。それはACLを勝ち抜いて出場を果たした「全北現代モータース」だ。ACLグループリーグではJリーグのガンバ大阪と対戦した事でも知られている。興味深いのは、カップ戦では強いのに、韓国のKリーグでは思うような結果が残せていないところだ。かなり強引かもしれないが、はまった時だけ強いFC東京に似て無くもない。
 去年のクラブW杯はアジア代表としてサウジアラビアのアルイテハドが出場した。東アジアで無敵だった、中国、韓国のクラブチームを決勝トーナメントで一方的に退け、アジアの頂点に立った。広大なアジアではグループリーグを突破しないと東側と西側、いわゆる東アジア地域と中東地域の対戦は行われない。去年の結果を見る限り、東アジア地域と中東地域は、途方もない力の差があるように感じた。よく考えてみれば、中東地域のクラブには、かつてFC東京でプレーしたケリーや、元浦和レッズのエメルソンが在籍しているし、過去にはアルゼンチンのバティストゥータ、スペインのグラディオラなど、一時代を築いた世界の一流選手もプレーしていたはずだ。弱い訳がない。
 だからクラブW杯というものは、手の届かない大会だと思っていた。しかし、今回はJリーグのガンバ大阪とグループリーグで対戦したチームが、世界の強豪を相手にする訳だから、アルイテハドが出場した去年より、FC東京の実力が、世界を相手にした時にいかほどなのか、計る絶好の機会になる。是非「全北現代モータース」は初戦のクラブアメリカに勝利して、FCバルセロナと対戦してもらいたいと思う。

 そして桃太郎スタジアムで行われた天皇杯5回戦は、FC東京が清水エスパルスに敗れ、2006年の全ての日程が終了した。ロスタイムに追いつかれ、逆転。今年を締めくくる試合もまた、派手な試合だったようだ。
 来年の元旦をどう過ごすか決めなければならない。

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posted by tokyo1999_417 |22:32 | FC東京 | コメント(2) | トラックバック(0)
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