2008年05月09日

2008.05.06J2第12節  水戸ホーリーホックvs湘南ベルマーレ

viersen
 上位対決となったFC東京vs名古屋グランパス戦が行われた5月6日は、ひょんな事から水戸ホーリーホックvs湘南ベルマーレ戦を観戦する事になった。  気付けば、国内ではJFLの試合に足を運んだことはあったものの、Jリーグで東京以外の試合を見るのは今回が初めての事だ。普段、滅多に行くことのないメインスタンドで観戦しようと思っていたが、他チームがどういった応援をするのか興味をそそられ、遠く神奈川から駆け付けた湘南サポーターに圧倒されていた、水戸ホーリーホックサポーターが集まるすぐ脇で観戦する事にした。いつもの街を離れ旅行気分で訪れた笠松競技場は、旅人である我々を暖かく迎え入れてくれた。  試合は、前半0-0で折り返すが、守備に問題を抱える水戸は湘南の攻撃を食い止める事ができず、元FC東京の阿部吉朗と坂本決められ0-2で敗戦。ショートパスを繋ぎ、時折攻め込むものの湘南ディフェンスを崩すには至らず、大和田選手のヘディングシュートがバーに弾かれたシーン以外は、チャンスらしいチャンスを作ることができず苦しいゲームだった。これで水戸は好転する気配を見せずに3連敗。水戸のサポーターは最後まで声を張り上げ応援していたが、最下位脱出は叶わなかった。    試合終了後、一部の水戸のサポーターが挨拶に来た選手に罵声を浴びせていた。 まだ若い水戸の監督が「選手も頑張ってるんだ!」とサポーターに呼びかけた声が我々に届いていたのだから、サポーターの声も選手達に届いていたのだろう。選手にとっては、辛い時間だったに違いない。  気にも留めないチームが負けたとしても大した問題じゃない。愛するクラブだからこそ、文句を言いたくなるものだ。しかし今日の試合に関して言えば、水戸の監督が言う通り、好転する気配は無かったかも知れないが、それでも何とかサポーターに勝利を届けようと気持ちはこもっていたように思う。出口の見えないトンネルを彷徨い、思い悩む仲間に「やめちまえ」と言うよりも、水戸のコールリーダーが言うとおり、信じて応援した方が良い方向に向かって行くのではないだろうか。  ちなみに我らがFC東京はご存じの通り、3連敗でこれ以上負けられない名古屋グランパスの勢いに押され0-1で敗れてしまった…。  2005年第5節、3勝1分得失点の差で首位を行くFC東京はPKを外し、攻め込むもののゴールを割れず名古屋に0-1で敗れたが、奇しくも同じ相手に似た展開の試合となってしまった。ちなみに2005年のこの試合以降、FC東京はリーグ戦11試合勝てず一気に降格圏まで駆け下る事となる。このとき苦境に立たされた東京イレブンをサポーターは変わらず応援し続けた。13試合負け無しでシーズンを終えたのには、サポーターが応援し続けた事と関係していると思う。  観客は少ないかもしれない。しかしチームを思い、応援し続ける人がいて、それぞれの文化が根付いている。チームを作り上げていくのは、選手、フロントだけでは無い。熱いサポーターに囲まれた水戸がJ1に昇格する日を願っている。


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posted by tokyo1999_417 |21:08 | Jリーグ | トラックバック(0)
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2006年12月15日

Jリーグについて考える

 今年でJリーグが開幕して13年が経った。当時、高校生だった僕は、高校を卒業して、世界中を旅し、社会人になった。月日が経つのは早いものだ。

 そして、日本、アジアを取り巻くサッカーの環境も、この13年で大きく成長した。日本代表はワールドカップに出場。Jリーグは2部リーグ制になり、入れ替え戦が開始され、アジアチャンピオンズリーグ(通称ACL)が始まった。
 これから、日本の、アジアの中で、Jリーグはどういった道を辿っていくのだろうか?今後のJリーグの行く末を、希望的観測も含め考えてみたい。

 余談ではあるが、ささやかな夢の話というものは想像するだけで楽しいものだ。
 例えば、toto Bigで6億円当たったら…、車はレンジローバー(最新のレンジローバーはかっこいい!)でも買おうか、ハーレーダビッドソンに乗ろう、家はヒルズにしようか、はたまたFC東京に寄付してロナウジーニョを招聘する資金に使ってもらおうか(全然足りないが…)などなど、考え出したら止まらなくなってしまう。
 そんな程度の話だと思って、読んでいただきたい。

 まず、Jリーグはアジアサッカー界を牽引するリーグを目指すべきではないだろうか?
 その為には、まずJリーグの外国人枠の見直しが必要だと思う。日本サッカー発展の為に、特にクラブレベルで必要な事として、資金的な面からも、Jリーグはアジアを背負って立つ存在にならなければならないだろう。例えばアジア人枠などを設け、現状の外国人枠以外で韓国や北朝鮮、中国、タイ、イラク、イランの選手が出場できるようになれば、日本人とのポジション争いなども当然あり、双方のレベルアップや、クラブの弱点を補う補強、育成の幅も広がって行く。
 さらに、オランダはW杯でも優勝候補に上げられる程の世界有数のサッカー所として知られるが、思いの外、狭い国である。そこに暮らす人の数も日本の1/10程度だ。にも関わらず、世界中に名を馳せる、有名なフットボーラーを幾人も排出してるのだ。その背景には、有能な指導者やすばらしいサッカー環境、体格など様々な問題もあるだろう。しかし、10億人以上が暮らす中国やインドにはオランダの100倍近く、フットボーラーの原石が眠っている計算になる。
 そしてその原石を、光輝くダイアモンドに育て上げる事ができれば、Jリーグ全体のレベルアップに繋がり、世界のトップリーグに、近づくことになるのではないだろうか?
 しかし東北アジア一帯では、過去の戦争責任の問題や、核保有、拉致問題など、政治的な問題が多く取り残されている。さらに非日本人の受け入れに慎重な姿勢を貫く日本政府は、外国籍選手を受け入れるとは思えないだけに、僕が生きているうちに実現する事は難しいかもしれない…。

 それともう1つ。それは、代表のみならずクラブレベルでの世界大会をより充実させる事にあると思う。例えばアジアチャンピオンズリーグのレギュレーション枠を拡大だ。広大なアジア地域には幾つもの国、サッカークラブが存在する。その為、Jリーグからはリーグチャンピオン、天皇杯優勝チームにしか与えらないACL出場権の枠を拡大してもらいたい。こちらも、スポンサーの問題、過密日程などの、解決しなければならない問題も多く残されていると思うが、実現してもらいたい。そして、もう1つ、ヨーロッパでいうところのUEFA杯のイメージで、環太平洋杯を開催してみるというのはどうだろうか?これはヨーロッパや南米というサッカー所に対抗し、北中米カリブ海、アジア、オセアニア共催のカップ戦だ。
 J1リーグ1位、2位、そして天皇杯優勝チームがアジアチャンピオンズリーグ出場、3位~5位、ナビスコ杯優勝チームが環太平洋杯に出場するできることになるとしよう。リーグ終盤、優勝の望みがなくなり、残留の可能性も無くなったチームが、アジアチャンピオンズリーグや環太平洋杯の出場枠を狙うようになれば、リーグ戦終盤も気の抜けない戦いが持続できる。そして、より多く海外のクラブと対戦する事は、当然日本のレベルアップにも繋がると思う。同様にJ2リーグ下位チームの降格、JFLチームの昇格もあったらおもしろい。
 
 そして僕は、日本のJリーグは、リーガエスパニョーラや、セリエA、プレミアリーグのような、世界屈指の最高峰リーグには、なんとなくだが、なり得ないと思っている。そして、フランスのリーグアンやオランダのエールディビジのように、有望な若手選手の登竜門的なリーグになるとも思っていない。当然のことながら百年近く続いてきた歴史を、埋め合わせる事などできないし、アジアにはアジアなりのサッカーリーグがいいと思っている。Jリーグの行く末はどんなものになるのだろうか?僕は暖かく見守っていきたいと思う。

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posted by tokyo1999_417 |22:43 | Jリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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