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【陸上競技部】駅伝チーム特別連載① 村澤明伸(前編)

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新チーム始動!!
  新主将 上原を中心に新生東海がスタートを切る
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「東海大 箱根駅伝予選会敗退」 10月20日に行われた箱根駅伝予選会。その直後から何度となく、この言葉が報道された。40年連続で本戦に出場していた伝統は途切れ、11月4日の全日本大学駅伝でも12位と苦汁を飲んだ。「力不足としか言えません」。両角速駅伝監督(体育学部准教授)の答えは常に一つだった。そして言葉を続ける。 「今年の結果をどう生かしていくかに懸かっている。大きな飛躍を遂げるためには沈む度合が大きい方が良い。いつまでも下を向かずにこの悔しさを成長の糧にしたい」 tokaisports-365001.jpgその言葉を体現するように、上原将平(体3・写真最上部)を主将に据えた新チームはすでに来年度に向けて走り始めた。新チームのテーマは〝初心~原点回帰~〟。上原は「予選会、全日本での悔しさは自分たちの原点。この気持ちを忘れないようにという思いを込めた。あらためて自分たちはなぜ走るのかを考えたときに出てきた、競技をすることができる喜びや楽しさ、そういう初心を常に意識して練習しようと思った」と理由を話す。 12月2日、3日に行われた日本体育大学記録会には、自己ベスト更新を目指し、22選手が出場。小林巧(体1・写真左)が5千㍍、1万㍍の両種目で。さらに18選手が目標を達成するなど、新チームは上々の滑り出しを見せた。途中から降り出した雨や気温の低下の影響を受け、早川翼(理4)や石川裕之(工2)は記録に届かなかったが、「寒さで体が動かなかったが、考えていたよりも走れて感覚は良かった」と石川。悪条件でも手応えを感じた様子だった。 チームは12月9日に行われる東海大記録会を経て、鍛練期へと移行する。まずは2月、3月に行われるロードレースでの飛躍を目指し、来季の箱根駅伝出場、そしてシード権獲得へ。一度どん底を味わったチームは“箱根無き冬”を実りあるものにすべく、泥臭く徹底的に走り込む。(野瀬) 東海スポーツではそんなチームをさらに盛り上げるべく、新連載をスタートさせます。1人の選手をピックアップし、今季の振り返るとともに来期のチームへの思いを記事にしていきます。第1回は村澤明伸選手(前編)です。 ☆記事は続きを読むへ→




特別連載① 村澤明伸(前編)
「少しでもチームの力になりたかった」
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夢の実現まであと一歩のところに迫った6月の日本選手権大会(詳細:http://www.plus-blog.sportsnavi.com/tokaisports/article/804)の翌日。校内記録会が行われる湘南校舎の競技場に「ここから上げていこう。いけるぞ」と仲間を鼓舞し続ける村澤明伸(体4・写真上)の姿があった。自身もロンドン五輪に出場できないことへの気持ちにまだ整理がついていなかった。それでも「個人の走りについて考える時間が長かったので、みんなが走る姿をあらためて見た。チームとしての意識を再認識するきっかけになった」。 tokaisports-365003.jpg駅伝シーズンでの快走を目指し、仲間とともに再び走り始めた村澤。しかし、走り込みを続けていた紋別市(北海道)での夏合宿中に左足アキレス腱を痛めてしまう。日本選手権の2日前にも、同じ箇所に「痛みや違和感と呼ぶほどでもない感覚があった」だけに長期間の療養が必要となった。このけがの影響で夏合宿はおろか、その先の駅伝シーズンでも走ることができなくなってしまう。選手として戦うことができなくなったことで、村澤は一つの決意を固めた。 「1年時から走らせてもらっていたので、サポートに回る機会が少なかった。それにもかかわらず自分は4年間チームに貢献することができなかった。さらには最後の最後で走ることすらできない。だからこそ、自分にできるサポートで恩返ししようと決めた」  tokaisports-365004.jpgルーキーイヤーから箱根駅伝予選会で個人トップ、本戦でも花の2区で10人抜き。2年時では同大会の2区で17人抜きの快走を見せ、MVP(金栗四三杯)を獲得するなど常に東海大を牽引してきた。それでもチームに貢献できたという思いはない。「個人でいい走りをしてもチームが優勝していないのであれば、まだまだ自分にできることがあったということ」と4年間常に口にしてきた。だからこそ走れない今、違った形でチームに貢献しようと考えた。 箱根予選会をはじめ、高島平ロードレースなど仲間が走るすべてのレースで荷物運びなどのサポートに回った。最後の駅伝となる全日本大学駅伝でも、その姿勢は変わらなかった。最後の全日本、チームが出場するにもかかわらず、自身が走らない初めての大学駅伝。「冷静に今の東海大を見ることができました。もっと長い時間応援していたいと感じていましたね。このレースが終わったらチームでの戦いは終わってしまうので」 tokaisports-365005.jpg2年時、3年時とアンカーとして駆け抜けたゴール。今年はその裏で4年間ともに競い合い、支え合った早川翼(理4・写真右=左)を迎え入れる立場となった。「もうすぐ自分たちの大学駅伝は終わってしまう。欲を言えば走りたかった」。そんな未練を感じつつ、ゴールに駆け込んできた相方を迎えた。 すべてのレースを終えても、すぐに実感が沸くことはなかった。そんな中ふとしたできごとが“学生ランナーの終焉”そして“新天地に旅立つ”という実感を与えることになった――。 (続きは後日掲載いたします)


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