2009年06月28日

15節 ジェフ-大宮戦 チャンサッカーが変わった!?シーズン前に思い描いていたサッカーに近づきつつある

定期的に大宮の観戦レビューを書かなくなってから大宮アルディージャとの距離が遠くなるなか、14節京都戦、15節ジェフ戦をテレビ観戦した。
週末は、少年団の指導者として校庭を子どもたちと一緒に走りまわっており、なかなかスタジアムに足を運べなくなりつつある。それでも昨シーズンは、2、3度少年団の練習を休みNACK5スタジアムに行っていたが、今年はどうもそういう気になれなくなっていた。

14節の京都戦、15節のジェフ戦の勝利によって、以前のような大宮への熱が蘇った訳ではないが、この2連勝はチームにとってとても意味ある勝利となっただろう。
特に15節ジェフ戦は、勝利という結果もさることながら、試合内容についても今シーズン最高の出来とも言える試合内容に、選手、フロント、サポーターとクラブ全体でよい雰囲気をもたらしたのではないだろうか。

樋口サッカー+α(チャンサッカー)の理想的なサッカー

このジェフ戦の大宮のサッカーは、今シーズンが始まる前にイメージしていた大宮のサッカーに近いものだった。
ベースにあるのは、樋口前大宮監督が標榜していたサッカーである。
相手がボールを保有している時には、ゴールを守るのではなく、ボールを奪う守備からショートカウンターをくり出すサッカー、大宮がボールを保有時にはポゼッションをしながら相手最終ラインに中盤の選手が飛び込むサッカーである。
昨日のジェフ戦の大宮のサッカーは正に昨シーズン樋口元監督が目指していたサッカーであった。
少なくとも開幕からチャン監督がやってきたサッカーとは大きく異なっていた。
リーグの中断前から大宮のサッカーには、修正が加えられていた。
サポーターの中には、この大宮サッカーの修正を「チャン監督の戦術への揺らぎ」と評する人もいたが、ヤマザキナビスコ杯での大敗を通して、リーグ戦再開までに修正してきたと考えてよいだろう。
修正した方向は間違っていないと思う。ただこれからどのようにサッカーを完成させるかはチャン監督の手腕にかかっている。
次の横浜FM戦は、チャン監督の新しいサッカーの今後を占う試合になるだろう。
もし、横浜FM戦でもジェフ戦と同じようなサッカーをし、勝利をすることができたのなら、「一桁順位で終える」という私がチームに勝ってに課した目標どころか、チャン監督が自ら課したACL出場権獲得も、あながち夢の話ではなくなるように思う。
次の試合は、勝敗もさることながら、試合内容をじっくり観たいと思う。

posted by toddocom |23:32 | 大宮アルディージャ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年06月13日

大宮アルディージャ説明会開催-何のための説明会なのか-開催目的が見えない会合程、無意味な会合はない

私は、6月7日にNACK5スタジアムに行かなかったし、録画した試合を未だ観れずにいる。
だから横浜FM戦で、大宮がどんな試合をして敗れ、また居残ったサポーターが何を要求したのか、また渡邉社長を始めとした大宮フロントが何を語ったのか詳しく知らない。
ただ渡邊社長は、その場で結城テクニカルディレクターとチャン監督の続投と明言したらしい。

数日後、大宮の公式ホームページで説明会の開催を発表した。

ファン・サポーターの皆様への説明会開催および事前質問受付のお知らせ

結城TDとチャン監督の続投を明言しておいて、大宮のフロント陣は、どんな質問に答えようとしているのだろうか。
また、結城TDとチャン監督の続投が決まっているのに、サポーターはどんな質問を渡邉社長と結城TDにしようとしているのか

そもそもこの説明会の「目的」はなんなのだろうか?
この問に答えられる大宮サポーターの方はぜひ答えていただきたい。

目的の見えない会合程、無意味なものはない。
もし17日の説明会を有意義にしたいならば、目的を明確にするべきである。

大宮サポーターの不満の原因は明らかである。
それは、大宮が面白味のないサッカーをしていること、また試合に勝利できないことである。

今の大宮のチーム状態を飲食店に例えるなら、ズバリ料理が「まずい」のである。
料理がまずい理由としては、食材(選手)が悪いか料理人(監督)の腕が悪いかどちらが考えられる(若しくは両方)。
それ以外に理由があったらぜひ教えてほしい。

渡邉社長は、説明会を前にして「結城TDおよびチャン監督の続投を明言」したということは、サポーターの「サッカーがつまらない」「勝てる試合が観たい」という本質的な不満に耳を傾ける前から、劇的にサッカーの内容が改善される可能性があった監督交代という選択肢を放棄したことになる。
本質的な問題に対して真摯に取り組むことができない、監督交代という有効な選択肢を放棄した今の大宮フロントに聞くことはない。
 本当にサポーターの不満解消に真剣に取り組むのであれば、監督交代というカードは残しておくべきだったと思う。

結局、美味しい料理(サッカー)を提供するという店(チーム)の本質は、店側(チーム)の努力でしか改善されない。
味以外のサービスの部分や、ホスピタリティー向上に目指すために客(サポーター)の声に耳を傾けることは有効なのかもしれないが、本質的な部分-料理の味(サッカー)-で改めて客(サポーター)を集めて「まずい」と不満を言わせ意見を聞いても料理(サッカー)の味は絶対に変わらない。
また、店(チーム)の料理(サッカー)がまずいことを、客(サポーター)を集めて、まずい理由を説明する会合に何の意味があるのか。
それとも、客(サポーター)に、どうずれば料理(サッカー)が上手くなるのか意見を聞こうというのか。

一方、客(サポーター)も、店の料理がまずいことに不満を文句を言ってもその料理の味は変わらないことを理解すべきである。
まして今回は説明会を開催する前から料理長(監督)の交代はないのである、劇的な味の改善は見込めないだろう。
 客は料理がまずければ、店に行かないという選択肢も持たなければ、店に本当の危機感は生まれない。
 確かに、中長期的にチームとサポーターが説明し、意見を交わす場があってもよいと思う。
しかし、今回のサポーターの不満の本質を解決する手段として説明会開催は適当だとは思わない。更なる混乱を招くのではないだろうか。

大宮フロントが今すべきは、説明会の開催より、チーム強化をすることだ。
今更、チームがフロント説明することでもないし、サポーターがわざわざ説明会を開催し説明を受ける必要もない。

大宮フロントは、説明会を開催し、サポーターから質問を受けるまでもなく、チームをどのように強化するのかすべてのサポーターに説明するべきである。
それをせずに100人規模の説明会することは、今回の説明会がサポーターの不満のガス抜きと指摘されてもしかたがない。


そろそろ浦和戦観戦のために準備をしようと思う。
ファンサポーターへの説明会開催の前に、ピッチで「面白いサッカー」を見せてほしい。
何より私たちサポーターが求めているのは面白いサッカーと勝利なのだから。

posted by toddocom |08:20 | 大宮アルディージャ | コメント(22) | トラックバック(0)
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2009年06月04日

小林慶行 柏への期限付移籍~日本家屋を作ってきた職人に、急に洋館をつくれといっても無理な話だ~

大宮のキャプテン小林慶行選手が柏へ期限付移籍をすることになった。

小林 慶行選手、柏レイソルへ期限付き移籍のお知らせ

数日前からまことしやかに囁かれていた噂が現実になった。
ただ、この移籍話を聞いた時、憤りの感情が全く起きなかった。

慶行選手は、大宮にとって貴重な戦力であり、何よりチームをまとめるキャプテンなのである。大宮にとって移籍してよいという選手では断じてない。
本来であれば、慶行選手を放出したチームの方針に対して憤りを覚えるところである。
しかし、私はこの移籍話を聞いた時、むしろほっとした。
なぜなら、小林慶行選手が不憫でならなかったからだ。

確かにこの移籍の発端は、サッカースタイルが合わなかったことによるチャン監督との確執なのは確かだが、移籍自体は決してチャン監督に粛清されたのではなく、活躍の場を求めた慶行選手に対して、チームが慶行選手に配慮してすすめた移籍だと感じたからだ。

慶行選手も今年で32歳、10代や20代そこそこの選手たちとは、同じ1シーズンでも、その重みは全く異なる。
慶行選手にとっては、限られた選手生活の貴重な1シーズンなのである。
監督と、志向するサッカースタイル不一致というカタチで、その貴重なシーズンでの出場機会を失ってしまった。
チャン監督のサッカーの良し悪しは別として、監督を選べない選手としては、自分がやってきたサッカーと全く異なるサッカーを標榜する監督の下でサッカーをやるのは不運以外の何物でもない。
慶行選手もこれまでチャン監督の目指すサッカーに従おうと努力をしたに違いない。
しかしあまりにチャン監督のサッカーと慶行選手がイメージするサッカーにギャップがあった。
極端な言い方をすれば、慶行選手からすれば、チャン監督のサッカーは「サッカーであってサッカーでない」のだ。
大宮FC-桐蔭高校-(駒沢大学)-東京V、そして大宮とサッカーのキャリアを積む中で、チャン監督が志向するようなサッカーをする慶行選手を私は知らない。
※駒沢大学での慶行選手のプレーは見たことがありません。
「職人」小林慶行選手にとって、チャン監督のサッカーは彼のサッカーの美学に反しているのであろう。

なぜこのような不幸が起こったのか。
それは大宮というチームにビジョンがないからだ。
この2シーズン、大宮の応援をしてきたが、どんなサッカーを志向するチームを作っていくのか全くみえない。
単年でみれば、昨シーズンと今シーズン、それぞれ目指すサッカーは明確である。
しかし、クラブの根底にあるべき「大宮のサッカー」を構築するに至っていない。

そのクラブの根底にあるべき「大宮のサッカー」があって初めて、監督の人選、チームの編成に根拠が生まれるのである。

以前、私はチームづくりを、家づくりにたとえたことがある。
例えるなら、監督は棟梁、GM(TD)が設計士。
今の大宮は、設計図のないなか、大工(選手)たちのもとに、これまで大工たちとは全く違う様式の家を建築してきた棟梁(監督)が突然現れ指示をだし、現場を混乱させているような状況である。
これではどんなに素晴らしい棟梁(監督)であっても素晴らしい家(チーム)をつくることはできない。
 このような状況に陥った一番の問題は、建築家や設計士(TD:テクニカルディレクター)どんな家を作るのかイメージし具体的な設計の部分まで落としこめていないことである。

今年は「J1残留」をノルマにし、どんな家(チーム)を作るのかじっくり再設計するシーズンにすべきではないか。
ただ今の状況を考えれば、その作業の責任者が、結城テクニカルマネージャーでいいとは、到底思えない。

監督が棟梁なら、GMは設計士、大宮にとって大切なのは、どうやってチームをつくるかではなく、どのようなチームをつくるかだ

私と同い年の小林慶行選手には、今シーズンの残りの試合は柏でぜひとも活躍してほしい。
そして職人小林慶行を使いこなせなかったチャン監督を見返してやれ!

posted by toddocom |00:34 | 大宮アルディージャ | コメント(8) | トラックバック(0)
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