2008年08月04日

大宮的JOMO CUP2008観戦記 不貞腐れながら国立に赴くも、素晴らしい試合が観戦できた新しい「韓日戦」。ただこの試合をオールスター戦とは呼ばない

今日は、JOMO CUPオールスターサッカーを観戦するため国立競技場に訪れた。
今年からJリーグを東西に分けたサポーター投票に基づいたチーム編成で行うオールスター戦から、Jリーグ選抜とKリーグ選抜による対戦という初めての大会形式で行われた。
大会概要が発表されたときに、Jリーグオールスターズに選ばれる人数18名とJ1に所属するチーム数が同じことに考え、1チームに1名選手という淡い期待を持って、チケット販売開始の数日後、Jリーグオールスターズの出場メンバーが決まらないうちからチケットを購入した。

8月2日開催JOMOCUPチケット購入予約~JAPAN ALLSTARSに大宮の選手は選ばれるのか?

しかし、先月、Jリーグオールスターズが発表されたとき、大宮を含む8クラブの選手は選出されなかった(その後大阪、バレーの出場辞退により、市原千葉、巻の選手出場により未選出クラブは7クラブ)。

8月2日JOMOCUP2008 やはりチケット購入は、時期尚早だった??札幌・千葉・柏・東京V・新潟・清水・京都そして大宮の選手は、J-ALLSTARSに選出されず…。JOMOCUP2008出場選手選考員会は、何を基準で出場選手の選考を行ったのか?

大宮サポーターとしては、やはり応援するクラブの選手が出場しないということで観戦意欲は低下した。本当に行くか行かないか迷い、オークションでチケットは出品することも考えたが、高く落札されることはないだろうと思い迷った挙句、試合を観戦することにした。観戦後ブログにどんな愚痴や文句を書いてやろうかと考えながら国立競技場へ向かった。JOMO CUPに大宮の選手が出場しないことも残念であったが、スタジアムに隣接する明治公園にて行われたJ.LEAGUE FAN FESTAにすら大宮の選手が参加してしないことをテーマに書こうと思っているうちに国立競技場の最寄り駅の一つである千駄ヶ谷駅に到着した。

そのままスタジアムに隣接するJ.LEAGUE FAN FESTAが行われる公園に向かった。するとなんと小林大悟選手と江角選手が、コーナーのひとつである3ON3で子供らと汗を流していた。急遽、大宮からも両選手がJ.LEAGUE FAN FESTAに参加することになったようだ。
 未だに練習場に足を運んだことがないので、小林大悟選手や江角選手をこんなに近くで観ることができ感動してしまった。(自分のミーハーさ加減にも甚だ情けなくなるのだが…)3ON3では、大宮の選手だけでなく、市原千葉の坂本・工藤・岡本各選手、F東京の石川・塩田両選手、東京V高木選手たちのプレーを近くで観ることができた。
また、3ON3のコーナー付近では、スカパーJリーグアフターゲームショーでお馴染みの日々野真理氏に遭遇した。
 別のエリアでは、名古屋の藤田選手、東京Vの福西選手、浦和の堀之内選手、川崎の川島選手が、タレントの土田晃之氏の進行でチャリティーオークションをやっていた。私が特設ステージに訪れた時には、堀之内選手のサイン入り練習着(非売)を出品していたところで結局、ナビゲーターの土田氏が2万円で落札していた。どのアイテムも5,000円から15,000円のレンジで落札されており非常に和気合々として雰囲気でイベントが進行されていた。サッカー好きで知られる土田氏の進行も非常に面白かった。敢えて言えば、大宮出身の土田氏にはぜひ大宮アルディージャの応援もしてもらいたいものである。

JOMOCUP
小林大悟選手と江角選手 そしてJ.LEAGUE FAN FESTAにいって何よりもうれしかったのは、予想以上に、オレンジネイビーを身に纏った大宮サポーターの姿を目にしたことである。私も大宮アルディージャのキャップを被っていたこともあり、大宮サポーターとすれ違うたびに会釈をした。その会釈の中には、 「大宮の選手は、このJOMOCUPは参加できなかったが、オールスターなんだからサポーターは堂々とこのイベントに参加しよう!」 という思いを伝えた。おそらく会釈をし合った大宮サポーターも同じ気持ちで会釈をしていたと思う。
JOMOCUP2
スカパー加入の際の抽選で手に入れたユニフォームを着て観戦 大会のコンセプトと、観戦にきたサポーターの観たいもの(ウォンツ)のギャップ スタジアムに入場すると色々なユニフォームを着たサポーターが観戦にきていた。試合に出場する選手が所属するクラブのユニフォームを着たサポーターから、東京Vや新潟、清水などのユニフォームを着たサポーターも見かけた。サポーターは例年通り、「祭典」としてのJOMO CUPを観にきているようであった。いつもは、スタジアムを隔てて対峙するサポーターがオールスターという祭りでは、一緒に肩を並べて応援しようという雰囲気があった。 Kリーグを応援するビジター席に目を向けると観戦席は閑散としていた。最終的な観客動員は、27,629名だったそうだが、2007年のJOMOCUPの動員が30,941名(エコバスタジアム)2006年が32,975名(カシマスタジアム)、2005年33,549名(大分スタジアム:当時)、2004年が40,460名(新潟スタジアム:当時)、2003年が34,669名(札幌スタジアム)を考えると興行としても、例年になく厳しいイベントになったのではないだろうか。 過去6年のJOMOCUPの観客動員数 2007年 30,941名(エコバスタジアム) 2006年 32,975名(カシマスタジアム) 2005年 33,549名(大分スタジアム:当時) 2004年 40,460名(新潟スタジアム:当時) 2003年 34,669名(札幌スタジアム) 2006年 57,496年(さいたまスタジアム2002)
JOMOCUP3
試合が始まると、Jリーグ・Kリーグ各リーグの選抜チームということもあり、見ていても面白い試合となった。私は、バックスタンド上段での観戦であったので、ピッチ全体を見ることができた。先日来日したアルゼンチン五輪代表の選手のような一人ひとりの個人技術で観客を唸らせるプレーは少なかったが、あの空いたスペースを使えばチャンスになると思ったところに選手が走り込み、タイミングよくパスが供給するような戦術眼に優れた選手のプレーに何度も唸った。その中でも突出していたのは、Jリーグ選抜の小笠原選手だった。また個人技で目立つ選手は少なかったと述べたが、Jリーグ選抜の金崎選手は、トラップ一つで観客席を魅了するように異彩を放っていた。試合全体を通した感想は、もう一歩、決定的なチャンスを作れなかったJリーグ選抜と、数少ないチャンスを確実にものにしたKリーグ選抜といったところだろうか。
JOMOCUP4
また、ビジター側の観客席の方は、人数は少ないながらも非常に盛り上がっていたようで、サポーターの人数はだいぶ差があったが、声援に関しては韓日互角。むしろKリーグ選抜サポーターの方が勝っていた。 これは、スタジアムに挑む韓日サポーターの意識の差だったようにも思う。大会のコンセプトが変わったと言いながらもJOMOCUPを「祭典」と位置付けていたJリーグ選抜サポーターに対して、各国リーグ選抜の「勝敗の決する場」と認識していたKリーグ選抜サポーターとのJOMOCUPへの意識の違いであったと推測する。  オールスター戦という文化が韓国Kリーグにあるのか不明であるが、日本におけるオールスター戦と言えば、アメリカのMLBに由来するプロ野球のオールスター戦であり、ファン投票と監督推薦による出場選手の選出と東西二つの分けた混成チームの対戦が定番である。これらの2つが、オールスター戦をオールスター戦たらしめる要素と考えるならば、今回のJOMOCUPをオールスター戦と呼んだのが、このイベントの最大の過ちだったのかもしれない?  私は、Kリーグ・Jリーグの両リーグが親交を深めることに関しては、賛成である。もっと日本でKリーグが観戦をしたいし、Kリーグに所属する選手の情報が日本で収集できようにあってほしいと思う。 ただリーグの祭典としてのオールスター戦と、両リーグの親交を深めるという二つの異なったコンセプトを1つのイベントで満たそうと試みた今回のJOMOCUPが成功だったのか問われれば、成功だったとは言えないのではないか。  既に来年のJOMOCUPについても、韓国にて行われることが決まっているらしい。来年のJOMOCUPは更に盛り上がることを願っている。そのためにも、大会名からオールスターという表記は外し、大会のコンセプトをより明確にしてもらいたい。 例年の「祭典」としてのオールスター戦を期待して国立競技場に訪れた各クラブのサポーターが素晴らしい試合を観戦できたにも関わらず、何ともやりきれない思いをして帰宅する姿はもう見たくない。
JOMOCUP5


posted by toddocom |22:35 | サッカーその他 | コメント(7) | トラックバック(0)
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