2008年07月16日

浦和サポーターの理解と協力なしには実現できない!!日本最高のダービーマッチの実現を願う~9月21日さいたまダービーに向けて~

先日、大宮アルディージャの公式サイトで、ある試合のインフォメーションがリリースされた。9月21日に行われるJリーグ25節大宮-浦和戦(NACK5スタジアム)のチケット購入に関する案内と購入の際の注意に関するインフォメーションであった。

7月9日
9月21日(日)浦和レッズ戦のチケットに関するお知らせの変更と追記について

浦和との対戦は、どのクラブにとってその意味が異なる。何せ、2007年のアジアクラブ王者なのである 。また、日本代表で活躍する選手―闘利王選手や鈴木啓太選手、阿部選手-が在籍しており、その他にも田中達也選手や高原選手、永井選手、エジミウソン選手など、対戦相手のサポーターでさえ、内心は、浦和の選手をライブで見たいと思っているのではないだろうか。どのクラブにとっても浦和レッズとの戦いは、プレミアムマッチである。浦和戦のチケットはホームに迎えるクラブにとってプレミアムチケットとなる。

今回、私がこのインフォメーションを公式サイトでみたとき、大宮アルディージャによるこの異例ともいえる早いタイミングでのチケット案内は、プレミアムマッチである浦和戦への興味を喚起する戦略なのかと思う程度でいた。

今シーズン、4月20日に埼玉スタジアム2002で行われた7節の浦和-大宮戦の今年最初の埼玉ダービーを思いだす。私は仕事のため録画観戦であった。結果はドローであったが、大宮においては間違いなく今シーズンのベストマッチと言える試合であった。そして内容もさることながら、テレビの画面を通しても浦和のホームスタジアム・埼玉スタジアム2002内の雰囲気は素晴らしいものがあった。スタジアム全体が赤一色、大宮のサポーターエリアは南サイドスタンドの一角に帯のように縦長に固まっていただけであった。当日の50,977名の観客人数のうち大宮アルディージャのサポーターは、わずか2,000名だったと聞いている。これは2,000名しか大宮のサポーターが集まらなかったわけではなく、大宮サポーターが購入できるアウェーチケットが、2,000枚のみの販売だったらしい。大宮にとって埼玉スタジアム2002でのアウェーゲームでさえ、対浦和戦はプレミアムチケットだったわけである。私の周りにもチケットが入手できずに泣く泣くテレビ観戦をしたという大宮サポーターが大勢いた。スタジアム中の赤に圧倒されながらも、浦和と対戦する喜びをテレビ観戦ながら感じた。
 4月20日の夜に録画した浦和-大宮戦を観戦しながら、25節大宮が、ホーム「NACK5スタジアム」に浦和を迎えるとき、埼玉スタジアム2002での逆の状況-スタジアムをオレンジ一杯の状況-をつくって大宮を応援することを決意したことを覚えている。ついにその日が2か月余りとなり、チケット販売の告知が始まったわけである。その時には、この浦和戦のチケットに関して何の懸念もなかったのだが、ある大宮サポーターの方のブログを読んで、この早期のチケット発売の告知に、ある「心配」を孕んでいたることに気づかされた。

前略。大宮 浦和レッズ戦の対応は今後の試金石!ホスピタリティを発揮してください
(「前略。大宮アルディージャさま~♪-カテ1より気合をこめて」ー」より)

大宮のホームスタジアムの収容人数は、「15,500人」である。J1クラブで最も小さいホームスタジアムである。このJ1一小さいスタジアムのアウェー席数(ゴール裏)は、4,100席。仮にホームスタンド・バックスタンドのアウェー側を浦和サポーターに開放したとしても恐らく提供できる席数は、約6,000席程度であろう。同じさいたま市をホームタウン(旧浦和市・旧大宮市という違いはある)とするアジアチャンピオン浦和レッズに、割り当てられるアウェー席数が最大提供できて6,000席なのである。8月30日(クラブメンバーズ販売)・9月6日(一般販売)と販売されるさいたまダービーのチケットのインフォメーションがこの時期リリースされるのも頷ける気がする。
 このようなリリースの後、大宮サポーター仲間から色々な話を耳にするようになった。16節磐田戦での試合前の話題は、専らこの25節ホームでの浦和戦の話が中心となった。
浦和サポーターは、観戦チケットが確保しづらい(アウェー席数の少ない)対戦クラブについては、相手クラブのサポーターズクラブにシーズン前から入会してチケットを確保することも多いという。中には、対戦クラブのシーズンチケットを購入している浦和サポーターまでいるそうだ。この話をしてくれた大宮サポーター仲間は、以前浦和サポーターだったこともあり周りの友人には浦和サポーターが多いそうだが、その友人の中にも決して少なくない人数の方が、大宮アルディージャのクラブメンバーズに入会しているということであった。恐るべし、浦和サポーターである。

9月21日のNACK5スタジアムで起こりうること

J1として大宮のホーム、NACK5スタジアムに初めて浦和レッズを迎える試合である。大宮サポーターにとって正にプレミアムマッチである。現実問題として、約9割の大宮サポーター(13,500)で1割(1,500人)の浦和レッズのサポーターを囲むのは難しそうであるが、おそらく浦和に提供できる座席数は、6,000(推定)足らず。浦和サポーターにとって、今シーズのリーグ戦において最もチケットの入手困難なゲームになることが予想される。
 そこで想定されるのは、浦和サポーターによるホーム側席(大宮応援エリア)のチケット獲得によって入場するケースである。おそらく今後、浦和サポーターによる大宮のクラブメンバーズとしてチケットを確保したり、Yahoo!オークションやスポンサー企業からの優待券などによりホーム側チケットを確保するケースがままあるだろう。その際、懸念されるのが浦和サポーターの服装に関することである。既に先日、大宮公式サイトでリリースされた前述のチケットに関する案内において下記の注意事項が記されている。

※ご来場の皆様の安全確保のため、ビジターエリア(アウェイゴール裏)以外に浦和レッズの応援グッズおよびそれに類するものを身に付けてのご入場・応援はできません。場内で確認された際は退場していただく場合がございます。予めご了承ください。
(大宮アルディージャ公式ホームページより抜粋)

まず断っておきたいのは、当日懸念されることはホーム側席での浦和サポーターの「服装」に関することであり、決してホーム側席に観戦することを問題視している訳ではないということである。(本当は、応援するクラブ側のエリアで観戦するのが理想であるが…)
 ただ、浦和サポーターがホーム側エリアで観戦する場合は、状況を配慮して頂き浦和の応援グッズおよびそれに類するもの(赤系のもの)を身につけての観戦は遠慮していただきたい。これはぜひともお願いしたい。
これは、「安全確保」という観点であることは言うまでもないが、一サッカーファンとしての願いである。再び、5月17日に埼玉スタジアムに起こってしまったような騒動を起こしたくないのである。

 9月21日当日は、数多くの騒動の種があらゆるところに潜んでいる。最も起こりうること、それは一部の浦和サポーターの方によって、ホームエリアの観戦席を占拠し浦和の応援をすることである。5月17日の騒動についてのエントリの際にも触れたが、浦和サポーターの方々には、ぜひとも「Jリーグを育てる」「埼玉ダービー」を育てる大きな気持ちで9月21日に臨んで頂きたい。浦和サポーターと比べれば、大宮サポーターの数は比べものにならないくらい少ない。ホーム観客席も浦和サポーターで占め、ホームエリアをアウェー席の雰囲気を作ることも可能であろう。しかし浦和サポーターの方々には、ルールを順守した応援を切に願いたい。
そして、あらゆる騒動の種を掻い潜り、素晴らしい埼玉ダービーを実現させたい。そのためには浦和サポーターの方々の協力が是非とも必要なのである。
 私は、多くの浦和サポーターの方々が、素晴らしい方々であることを知っている。幼馴染の両親とその娘夫婦、高校の友人の母親、中学校の後輩の妹、そして昔付き合っていた女性の姉夫婦、大学の友人のお兄さん、サッかーを経験している、経験していないに関わらず、心から浦和レッズを愛している人を大勢知っている。
 ピッチと同様、スタジアムでもルールを順守した、白熱した応援合戦を繰り広げたい。

 大宮サポーターになる前は、埼玉県出身ということもあり、最も贔屓にしていたクラブが浦和レッズである。今でも浦和駅付近のレッズ一色の雰囲気は大好きである。
私がJリーグを初めて観戦したのは、1992年の秋に行われたヤマザキナビスコカップ、浦和レッズ対ジェフユナイデッド市原(当時)の試合だった。奇しくも場所は、当時大宮サッカー場と呼んでいた現在のNACK5スタジアム埼玉(さいたま市大宮公園サッカー場)であった。おそらく浦和サポーターにとってもNACK5スタジアムはある種、意味あるスタジアムなのだと思う。9月21日にはNACK5スタジアムで歴史に残る埼玉ダーピーを両チーム・そしてクラブのサポーターによって実現できることを切に願っている。



大分サポーターの方のブログで、前節大分-浦和戦において大分のホームに5,000人以上の浦和サポーターが駆け付けたことを知った。浦和サポーターの素晴らしさを改めて感じた。大分サポーターの方が浦和戦を特別な試合と位置付けているように9月21日25節浦和戦は、大宮サポーターにとっても2か月も前から意識せずにはいられない特別な試合なのである。

posted by toddocom |12:00 | Jリーグ | コメント(10) | トラックバック(0)
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